誘導対策の課題

IMGP5132.jpg 勤務先の試合があったので、先輩方と試合開始2時間前に東京ドームへ行って順番待ちをしました。

 ……都市対抗の応援席って、先頭に並ぶとハズレくじを引いちゃうんですよ。
 これってどうにかならないんでしょうか。


 アマチュア野球の応援席(高校野球でいう「アルプス席」の場所)は、中央に応援団があがる指揮台が置かれて、その指揮台とその前の観客席1ブロックを、吹奏楽団を含めた応援団が使います。


 で、大学野球は、入場列の先頭を吹奏楽団の隣のブロック(内野寄り)から入れます。

 社会人野球は、先頭は吹奏楽団の後ろのブロック(応援席の中央は中央ですが)から入れるんです。


 応援マニアにとって吹奏楽団の後ろのブロックは、グラウンド(=試合)も見えますし、指揮台(=応援団)も見えますから、極上の席といえるんですけど、都市対抗野球だと話が違ってきます。


 ドラムと大太鼓とスーザフォンで、グラウンドはおろか指揮台も見えないんです!

 写真はJR東日本の試合を見に行ったときのもので、同様に先頭集団で誘導された場所からのスナップですが、指揮台はほぼ完全に見えませんし、グラウンドも、マウンドなど内野の肝腎な場所がちょうど隠れています。



 都市対抗の応援席は、ドラムと大太鼓が数段高い場所に設営されて、階段状になっている観客席でも後ろに座っている観客の視線を支障します。


 で、入場列のほぼ先頭でこんな場所へ誘導されて、後から入ってきた人たちは吹奏楽団の両脇に誘導されているわけです。

 経験値が豊富なら、ちょうど吹奏楽団の脇に誘導されそうな順番を見計らって列につけるのかどうか知りませんが、決勝まで勝ち残ったとしても1年に5試合しかない(途中で敗退すればもっと少ない)のにさすがにその方法論を身につけるのは難しそうです。


 これは、誘導対策責任者(が社会人の応援団にいるのか知りませんが)にもうちょっと考えてもらいたい問題だと思うんですけど、いかがでしょう。
author by よんなん
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