新しい「ほっと三方六」

DSC01375.JPG 帯広の菓子店「柳月」のカフェ「トスカチーナ」だけで供されていた「ほっと三方六」がメニューから姿を消して久しかったですが、今回の渡道を前にもう一度公式サイトを見たらメニューに復活していました。

 前回食べたときの感激が忘れられなくて、帯広駅からバスに乗って訪れました。


 バームクーヘンを温めて上にアイスクリームを載せただけのものが、なんでこんなにほっぺが落ちるほどうまいの! というのを期待していたのですが、ちょっと違う食べ物になっていました。


 卓上のアンケート用紙にその旨書いて出したら、会計のときに「遠くからお越しいただきましたのに…」とレジ係の方に謝られてしまってちょっと申し訳なかったです。


 それはさておきここの喫茶室は人気店なので、11時の開店とほぼ同時に入ったのは正解でした。……12時に出るころには順番待ちがすごかったです。
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釧路「まつりや」

DSC01346.JPG 「北海道の回転寿司はうまいよ、海が近いもん」

 ……と、海なし県の職場で大先輩が語るのを、ふーんと聞きつつ、先輩からそうやって教わっておきながら行きませんでした、というわけにもいかないな、、、というわけで、釧路の回転寿司です。

 根室なら「花まる」、釧路なら「まつりや」「なごやか亭」とgoogle先生や前夜の宿のオーナーに教えてもらい、食べログなど見比べて「まつりや」へ行ってみることにしました。

 JRの駅に近い店はなくて、釧路駅付近から歩いていくと30分くらいかかるようなのですが、くしろバスのWebサイトをくびっぴきで調べると、どうやらバスで行けるようだということが分かります。

 ……こういうときに正縮尺の路線図がないのは、バス停が本当に目当ての飲食店(=グルメサイトなどでほぼ正確な位置が分かる)に近いのか分からなくって、旅行者泣かせです。

 「まつりや」の公式サイトでも、マイカーでの来店しか想定していないようで、行き方の案内にも最寄りバス停が乗っていないです。。。

 調べたバス路線が実は遠回りだったことが後で分かる(○○バス停へ行きますか? と運転手さんに聞いたら怪訝な顔をされた理由が分かった)のですが、とにかくJRで北海道を旅行するとこういう時困ります。


 さて、(行き方を調べるのに)苦労してたどり着いた「まつりや」は、千葉でよく行く回転寿司「銚子丸」より安いのにはるか上を行くおいしさで、満腹になってもまだ食べ続けて、16皿3523円などと散財してしまいました。


 「銀座で3万円の寿司が根室なら100円」というたとえ話も聞くので、次は根室で時間を作って「花まる」へ行ってみましょうか。
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エスカロップを食べてみた

DSC01206.JPG 根室には「エスカロップ」という食べ物があるらしいと知りました。

 前夜の宿のオーナーによれば、この地域で肉を食べたいときに食べるもので、たいしておいしいものではないから根室で食べるなら鮨のほうがおすすめ、というお話でした。

 が、鮨はこのあと釧路で行こうと思っていたので、予定通りエスカロップを履修することにしましたよ。

 エスカロップを食べられるお店としては「ニューモンブラン」と「どりあん」が有名らしいですが、食べログやらあれこれ見比べて「薔薇」というお店で「ミックスエスカ」(950円)を履修。

 駅から坂をずっと下って意外と距離があったのと、注文してから出てくるまで15分くらいかかって、根室滞在56分の間に食べ終えるのに大急ぎでかき込みました…。


 おいしかったかというと……ゆっくり食べられなかったからということもあったのかもですが、前夜の宿のオーナーがおっしゃっていたことが真実だと思い至りました。。。
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初田牛駅で降りてみた

DSC01178.JPG きょうは花咲線を行ったりきたりして釧路へ戻る以外に予定を立てていなくて、「カジカの宿」のオーナーから薦められた初田牛駅へ行ってみました。

 「秘境駅」というわりには、駅の裏側(=駅から直接出る道はない)に立派な道道が走ってはいるのですが、駅の正面を出ても、あるのは無人の公民館や無人の神社のような祠くらいで、人が住んでいる気配がほとんどありません。

 雪が多く降るエリアだと、駅のホームがラッセル車のじゃまになるとかどうとかで、利用者が皆無に近い駅は廃止になる傾向にあるのですが、花咲線沿線はそれほど雪が降らないので廃止にする理由も特にないのでしょうか。

 しばらく歩くと、根室湾側の海が見える場所に来ました。


 駅へ引きかえしたあとは、次の列車が来るまで待合室やホームでのんびり過ごしました。

 こういう時間のすごし方は、とってもぜいたくな気がします。
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釧路湿原半日ツアー

DSC01004.JPG とうろユースのツアーに参加しました。

 オーナー夫妻のご主人がガイドです。所要3時間のツアーで費用は5400円。……参加者は私1人。。。


 釧路湿原は学生時代にこの辺りをレンタカーで通ったときに、どこかの展望台でちょびっと眺めて通り過ぎた記憶しかなく、もうちょっとゆっくり見たい、、、とは思ったものの、3時間ではとても歩いての散策までは無理で、オーナーのクルマで展望台を何か所か連れて行ってもらいました。

DSC00965.JPG さて、昨晩にツアーの打ち合わせをしたとき、無謀にも「ちょっと歩いてみたい」と言ってみたところ、早朝の散歩を勧められて出かけてみたのがサルボ展望台。

 時間的に釧網本線の列車が湿原の中をカタンカタンと1両で走ってゆくのを釧路行きと網走行きの2回眺めることができました。

 風景もさることながら列車が走るのを見られたのもよかったです。……湿原のなかにあからさまな人工物が登場しながら、それがいいと思うとは、われながら鉄道が好きなんだなーなんて。


DSC00970.JPG で、行き帰りにとっても気になったのがこの道。

 国道から分かれて原野に入ってゆく4ケタ道道、入っていきたくなって仕方がありません。……でも今回はJRと徒歩の旅なので次回(いつ来るかわからないけど)にレンタカーで来るしかなさそうです。

 ……と思っていたら、ツアーで細岡展望台からいったん塘路へ戻ってきてこの道へ入っていくじゃないですか!

 しばらくするとダートになってまさに「心ぴょんぴょん」です。

(帰宅してGoogleマップを見たら、なんとストリートビューが入っててもっとびっくりでした)

DSC00996.JPG タンチョウも見ます? と、その道道を抜けて鶴居村を走るとトウモロコシ畑にタンチョウがいるわいるわ。

 こうやってごっそり群れているのは、冬の給餌場のほかは、こうして収穫後のトウモロコシ畑にこぼれた実を目当てに集まってくる程度なのだとか。


 その後、コッタロ第一展望台と、特に案内があるわけではない「二本松展望台」から湿原を眺めて、駅に戻って解散でした。(冒頭の写真は「二本松展望台」)

 昨晩、3時間ですとクルマで展望台を何か所かまわるツアーがよいと思います、と提案されて、えー、クルマでなら自分でレンタカーでも行けるじゃん、と思っていましたが、見る場所によって全然風景が変わる湿原をガイドつきで見せてもらえて、タンチョウもこれでもかと見ましたし、とっても充実したまま終わりました。

 今回は道東のJRに乗るのが主目的の旅行だったので、3時間ツアーが限度でしたが、またの機会には何泊かしてカヌーなんかもやってみたくなりました。


<備忘録> 今回のツアーのコース

 とうろユース〜細岡展望台〜道道1060号クチョロ原野塘路線〜鶴居村〜再び道道1060号〜コッタロ第一展望台〜二本松展望台〜塘路駅(解散)
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14年ぶりのとうろユース

DSC00936.JPG 今晩の宿は、塘路駅前にある「釧路湿原とうろユースホステル」です。

 学生時代に一度だけ来たなぁ……というのだけは覚えていましたが、談話室にアルバムがあって、日々撮っている宿泊者の集合写真が(ほぼ)全部残っているというではないですか。

 そういう話を聞くと、「前回来たときの自分」を探したくなるというものです。


 とはいったものの「学生時代に来た」ことしか覚えていなくて、夏休みだったか春休みだったかも定かではありません。

 最初は、夏休みだったかな……と探したものの、ありません。

 雪の季節だったっけ、、、と探し始めるも、(夏もそうですけど)大学に6年間もいたので、1998年度から2003年度まで全部探すわけです。


 見逃しちゃってるんじゃないの? とも思うものの、知り合いの顔ばかりは何人も見つかるので、知り合いの顔が分かって自分の顔が分からないとは思えません。


 夕飯を食べ終えてから探すこと1時間半ほどでしょうか、オーナーから、そろそろおしまいにしては……と言われかけたそのときです。


 「2000年2月29日」の日めくりカレンダーを持っている自分を見つけました!!


 我ながら若い……というか、宿泊者で賑わっています。オーナーのお話ではこの頃はヘルパーもいたそうです。

 今晩は私のほかに1人(♂)だけで、ユースホステルに同性2人が泊まっているのに相部屋ではなく、私は3人部屋(ロフトもあるのでもしかすると4人部屋)を1人で使わせてもらえました。
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足湯めぐり号

DSC00906.JPG 時刻表には「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」という毎日運転の臨時列車として載っていて、パッと見は観光列車かと思うわけですが、実際はヘッドマークがついているだけでそれ以外は冬期運休の単なるローカル列車でした。

 時刻表を見ると、緑〜摩周で途切れている網走〜緑と摩周〜釧路の定期列車を直通運行させている形で、定期列車の時刻を動かさずに緑〜摩周を設定しているからか途中の待ち時間が長い+川湯温泉駅と摩周駅に足湯があるのでかような列車名をつけただけのようで、車内では特に観光案内などもありませんでした。

 というかですね、川湯温泉駅の足湯は冷たくてとても入れなかったよ……。。。


 緑〜摩周では乗客は6人程度で冬期運休も納得ですが、これがないと札幌から特急「オホーツク1号」に乗ってきても、釧路方面へ乗り継ぐ列車が3時間以上なくて宿の夕飯までに目的地へたどり着けないので、ありがたい臨時列車です。


DSC00905.JPG さて、緑駅では網走方面の「足湯めぐり号」とすれ違ったのですが、定期運行ならば網走から走ってきて緑駅で折り返す列車がこのまま釧路へ直通するので、その折り返し相当に充当するのに釧路から直通してきているあんばいでしょうか。

 少し驚いたのは、乗務員(運転士)は直通せずに折り返す運用になっているらしく、網走ゆきがやってきたら列車を降りて乗り移っていってしまったことです。

 逆に網走ゆきから釧路へ引き返す運転士が移ってくるまで運転席は無人で、いわゆる“短時間での運転台の交換”に当たるんだろうとは思いますが、それを交換列車とやるケースは初めて見た気がします。
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北浜駅

DSC00871.JPG 網走から乗り継いだ釧網本線はこの先乗って行っても途中駅どまりで、きょうの目的地には1本あとの列車で着くことになるので、北浜駅で降りてみました。

 学生時代だったかに一度「駅ネ」をしたような記憶がありますが、列車で降りるのはそれ以来でしょうか?

 前に来た時に、待合室中に貼られている(使用済み)定期券やら名刺やらにまじって持ってきた定期券を貼った記憶がありますが、窓際に貼られたそれと思しきプラスチック片は長年の直射日光の影響かすっかり色が飛んで真っ白になっており、判別不能になっていました。。。

 天井に貼ってあるものは、平成ひとケタ台の定期券が文字もくっきり残っているので、日光が当たる当たらないは大きいようです……にしても天井に貼るなて大きな脚立を持ってくるか複数人で肩車でもしないとできないよな。。。


 さて、網走駅にあった温度計は8℃で、持ってきたユニクロのダウンジャケットを羽織ったものの、手袋を持ってこなかったことに気づき、近くのセイコーマートでその場しのぎに軍手を買いました。。
(作業用以外の手袋は売ってなかった)


 郵便局やコンビニから戻ると、バスが停まっていて外国語を話す団体客でごったがえしていましたよ。

 写真を撮るだけ撮って再びバスで去ってゆきました。

 ……まぁ、自分なんかもレンタカーなどで道内をまわるときは、JRにお金を落とさず同じことをするわけですが。


 そうそう、オフシーズンの平日の昼に列車で北浜駅に降りるなんて自分くらいかと思っていたら、同じような人がもう1人いたので意外です。
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特急5時間26分の旅

DSC00821.JPG ホテルの朝食が7時からのところ、6時半にチェックアウトして札幌駅へ歩きます。

 札幌7:21発の特急「オホーツク1号」です。

 キハ183系の旭川までの走りっぷりやら、上川〜白滝間の廃駅・信号場群やら、見どころは多々ありましたが、遠軽駅の「のりば案内」が神がかっていました。

 年季が入っていそうだったのでもしかして……と目を凝らすと、行灯に「紋別・名寄方面」の欄が残っているのが見えるじゃないですか!

 名寄本線は平成元年に廃止されたので25年間そのままということです。

 電照式なので点灯させなければ差し支えないわけで、こういうのは私のようなマニアは喜んでしまいます。


 それはそれとして、終点網走に着いたのは12:57。……実に5時間26分かかりました。そりゃ新千歳から女満別へ飛行機が飛ぶわけです。

 昼の特急で5時間以上乗りっぱなし、というのは久しぶりです。


 もちろん、きょうはこれで終わりではなく、引き続き釧網本線へ乗り継いで旅を続けます。
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「サンライズ」の寝台に乗る

DSC00389.JPG 「やくも」号をほぼ1日乗り歩いた帰りは、米子駅から「サンライズ出雲」号にしました。

 「サンライズ瀬戸・出雲」号は、「ノビノビ座席」は利用したことがありますが、寝台利用ははじめてです。


 1人用で一番安い「ソロ」は、過去に「あけぼの」号で室内の特に天地方向が狭くて着替えなどに難儀した記憶がありましたが、「サンライズ」は車端部(台車の上)の平屋部分なら同じ料金でも天井が高いと聞いて、そこを押さえました。


 ですが、実際に乗ってみると、台車の上は(考えてみれば当たり前ですが)終始ガタンゴトンとうるさいことこの上なくて、着替えが楽だという点を除けばそもそも夜行列車として根本的な部分で快適とはいえない場所でした…。orz


 次に乗る機会があれば、着替えが不便だろうが2階建て部分の「ソロ」を選ぶか、もっと大枚をはたいて上位のクラスを押さえるか……でしょうか。


 1回で懲りずに何回か乗って快適な場所を見つけようなんて思うあたり、我ながらマニアとか愛好家とか呼ばれる部類なんだなーと思いました。
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