娘の初フライト(2)

(続きです)

DSC_2383.JPG 昼食は結局13時過ぎになり、海鮮丼を食べようと目星をつけていた「きくよ食堂」にて、僕は「うにいくら丼」(2,950円)、娘にはお子様メニューの「チャイル丼」(720円)を。

 「チャイル丼」はカニ・イクラ・鮭フレークから好きなのを組み合わせられるのですが、残念ながら娘はまだイクラやカニが食べられないので、事実上の鮭フレーク丼になりました。

 サービスの玉子焼きも気に入ったようで、おかわりをせがまれて困りましたが、なんとか食べ終えて会計。(丼はちょっと残したので僕が食べました)

DSC07622.JPG 国際線ターミナルへ向かう途中にあるエリアへ行くと、ロイズチョコレートワールドの工場にちょっと興味を示したものの、ドラえもんやハローキティにはほとんど興味を示しませんでした。(キャラクターものはアンパンマンやしまじろうくらいしか知らない)

 そうこうしているうちに15時近くなり、これも目星をつけていた「きのとや」のソフトクリームをめざします。

 フードコートのような飲食できるテーブルがちょうど空いたのでリュックサックやパーカーを脱いで確保して列に並び、特製牛乳ソフト(410円)を2つ購入。

DSC_2393.jpg マスカルポーネチーズ入りだとかで結構濃い目の味でおいしく、娘は一口食べるたびに「ん〜! おいしい〜〜!」と連呼してだいぶ気に入ったようです。

 割と大きめなので、1つ買って娘が食べ残したのを僕が食べるのでもいいかなと思いましたが、娘は(1つまるまるは食べ切れなくても)かなり食べたので、2つ買って正解でした。

 16時発の便を予約しているのに娘が「いらない」と食べ終えるのを待っていたら15時半になってしまい、急いで片付けて国内線乗り場へ向かって、羽田と同じように特別デスクでバギーを預けてチェックインして保安検査を抜けます。

 バギーを預けた際「赤い袋に入れて優先的に降ろすようにします」と言われ、往路ではなんで赤い袋に入れるんだろうと思っていましたが、そういう意味だと知ります。
(それなのに何も知らずに往路では最後に受け取った)

 復路は満席で、あいにく窓際の席も取れませんでしたが、娘は離陸すると僕の膝の上で寝てしまいました。

 隣の席が使えないとなると、クラスJを取った甲斐があったかもしれません。

 羽田には少し遅れて17:45ごろ着いて、娘は隣のおじいさんや(なぜか離れて座っていた)おばあさんに「お行儀がよかったね」と褒められていましたよ。(確かに、周囲からは子供の泣き声があちこちから聞こえたけど、娘は目を覚ましてからも静かにしていた)

 それからCAさんにグッズをもらったりして最後に降機して、さらに娘が動く歩道を端から端まで乗ったりして、だいぶ時間をかけたのですが、来たときとは逆に手荷物受取場にはまだ荷物が出てきていません。

 ようやくコンベアーが動き始めて、確かにスーツケース数個(たぶんファーストクラスの客のだと思う)に続いてベビーカーがいくつも出てきて、そのなかから娘のバギーを見つけてピックアップ。

 もう18時を過ぎていて、さて夕飯をどうするか、妻には済ませて帰ると言ってあるけれど、空港のなかは高いから下総中山に帰ってからにしようかと考えつつエレベーターを探して(娘がバギーに乗りたがったのでエスカレーターに乗れない)モノレール乗り場がある地下1階に降りたところで面倒になって、通りかかったリンガーハットに入店。

 娘の「ラーメンたべたい」というリクエストとは少し違いますが、ちゃんぽんを取り分けて食べさせて、モノレールと山手線と総武線を乗り継いで帰ったら、帰宅は当初の予定(19時ごろ)を大幅に過ぎて20時半を過ぎてしまいました。

 外では機嫌がよかった娘は、家に帰ると猛烈なパパイヤが始まってしまい、風呂に入れるにも苦労して寝かせたのは22時をまわってしまいました。

 復路は15時の便が取れずに16時の便になり、こうして遅くなってしまいましたが、新千歳空港から出なくても最後にソフトクリームを食べるころは結構忙しかったです。

 飛行機に乗って、モノレールに乗って、(僕は)海鮮丼を食べて、おいしいソフトクリームも食べて、娘には結構いい経験をさせられたかなと思いますし、娘の世話は大変でしたが楽しんでいる様子の娘を見ていると自分も楽しかったです。

 次は船にでも乗せましょうか。
author by よんなん
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娘の初フライト(1)

 GWは5月2日(月)と6日(金)に休暇や代休を入れて、4月29日(金)〜5月7日(土)の9連休です。(残念ながら8日(日)は仕事)

 妻から「どこか出かけてくれば?」と言われ、JALカードSuicaでたまっているマイルがそろそろ期限切れをむかえるのと、娘がタダで飛行機に乗れるのは2歳のうちなのとで、娘を連れて特典航空券で出かけることにしました。

 娘と2人で泊まりがけはハードルが高いので、日帰りをすることにして、空港から出なくても楽しめる場所……ということで新千歳空港への特典航空券を予約しました。娘をひざに乗せるので普通席より広そうなクラスJにしました。

 連休中だというのに出勤する日と同じ5時に起きて、6時過ぎに娘を起こして着替えさせ、7時27分の電車で出発です。……保育園には7時18分の電車で出かけているので、ほぼ同じです。

DSC07600.jpg 秋葉原と浜松町で電車を乗り換えて(娘はモノレールも初体験)羽田空港第1ターミナルに8時31分着。

 折り畳みのバギーが機内持ち込みできるか係の人に聞いたら、持ち込めないサイズなので、と子供連れなどが対象の特別カウンターを案内され、そこでバギーを預けて、同時にチェックイン。

 保安検査を抜けて、24番搭乗口(一番端だった)へ向かう途中の動く歩道を娘は気に入ったようで「わーいわーい」と口に出してはしゃいでいます。

DSC_2371.JPG 飛行機や、外を行きかういろんな「はたらくくるま」を眺めたあと、子ども連れは優先搭乗なので搭乗が始まったらさっさと乗ります。

 9時30分発の飛行機ですが、アテンダントさんは娘を「朝早くがんばりましたね〜」と出迎えてくれました。……確かに、空港に1時間前に着くように逆算して連休中なのに6時には娘を起こしたわけですから、その通りです。

 予約した窓際の席に座ったら、アテンダントさんがやってきてお手伝いできることがありましたら……と声をかけられ、娘は飛行機に乗るのが初めてなので耳抜きができないかもしれないとお伝えします。隣の席は空いているので離着陸時以外は使ってよいと言ってくれました。

 せっかくの窓際席でしたが、離陸したあと娘はあまり窓の外には興味を示さず、離陸後の機内サービスで供されたりんごジュースに夢中です。

 僕はスカイタイム(もも&ぶどう)を飲んでいたら娘も飲みたがってお願いしましたが、娘は1口飲んで「いらない」とのこと。
(帰宅後に妻に「もものジュースにがかった」と言ってた)

DSC_2388.jpg GW中ですが結構すいていて、アテンダントさんは写真を撮ってくれたり、娘のりんごジュースのおかわりにも応じてくれたり、最後にはメッセージ入りのグッズをくれたり、サービス満点でした。

 おむつ交換に最後方のトイレへ往復したら、普通席はもっとすいていて、隣席が空いていて使わせてもらえるのならクラスJじゃなくてもよかったかな……と思ったのは内緒です。

 ベルトサインがついて新千歳へ降下が始まり雲の中に入るとだいぶ揺れて、娘が「おなかいたい」と言い出すので何だろうかと思っているうちに少し吐いてしまうアクシデント(揺れで酔ってしまった模様)や、着陸のやり直しなどがありつつ、新千歳空港には20分くらい遅れて到着。

 降機の際の機内アナウンスでは、初めてのフライトとなる子が乗客にいたことに触れていただき、最後まで至れり尽くせりでした。

 降りてさっそくトイレへ行き汚したズボンを履き替えさせ(着替えを持ってきておいてよかった!)ているうちに、手荷物受取場へ行ったらとっくにコンベアーは止まっていて娘のバギーがぽつんと残されていました。

 さて、11時半を過ぎて昼食にちょうどよい時間ですが、自分も軽く酔ってしまったようで食事というより外の風に当たりたい気分です。

DSC07618.JPG 娘をバギーに乗せてざっとターミナルビル内を一巡して展望デッキに出ました。

 午前中は雨でそのあとくもりの予報でしたが、ありがたいことに天気予報が外れて晴れです。……予想最高気温は16℃でしたが寒くもなく、持参した娘のフリースの出番もなさそうです。

 自分はベンチに腰かけて娘をバギーから降ろして“放牧”すると、そこらを走り回ったり、離陸する飛行機に向かって「ひこうき、ばいばーい」と手を振ったりすっかり楽しんでいる様子です。

 「ごはん食べに行こうよ」と誘ってもイヤイヤして遊びまわるほどでしたが、とりあえず楽しんでくれてなによりです。(続く)
author by よんなん
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