けん引二種取得にかかった費用

 けん引二種の取得にかかったのは、

・貸車手数料+受験手数料(1回目)=4600円
・貸車手数料+受験手数料(2回目)=4600円
・免許証発行手数料=2100円

合計=11300円

でした。

 たったこれだけです。

(一万円超の金額がなぜ「たったこれだけ」なのかは後述)


 もちろん、まさか練習もしないで試験を受けに行く人なんかいませんから、練習所の料金が別にかかることになります。


 けん引は、普通や大型と違って一種と二種で試験車両・試験課題はまったく一緒です。
(車両は教習所や試験場によってメーカーや車種の細かな違いの有無はともかく、大型一種=トラック、大型二種=バスほどの違いではない)

 すでに他車種の二種免許を持っていれば学科試験も要らないので、技能試験の合格ラインが70点か80点かが違うだけです。


 そんなわけで、私はけん引一種を教習所で取得して、ペーパードライバーにならないうちに幕張で二種を受けることにしました。

 けん引一種の教習所卒業には12万9250円かかりましたが、けん引一種の練習、それからけん引二種の練習にそれぞれ6万円程度かけたと思えば、それはそれでありかなぁ、、、ってそんなことありませんかね。


 ちなみに今回はじめて知ったのは、免許センターの技能試験料金って教習所の卒業検定料より恐ろしく安い、という事実です!


 私がけん引一種を取得した教習所は、教習を終えて最後の卒業検定(=免許センターの技能試験に相当)の料金が

14700円

だったんです。

 私は一回で受かりましたが、検定に受からなければ、次の検定料がまたかかります。
(おまけに再度受けるには技能教習の補習が1コマ必要なので、教習料金1コマ分も加算)


 教習がすべて終わったら卒業検定をすっぽかして免許センターの技能試験を受けに行ったほうがよいのでは? と思えるほどです。


 その辺は、教習で使っていた車両と教習コースと顔なじみの検定員(=指導員がやる教習所がほとんどのはず)で検定を受けられる、教習所ならではの利点がまずあります。

 プレッシャーとか(無用の)緊張感とかいうものが全然違います。

#私の勤務先で言えば、2年前に取得させてもらった国家資格の技能試験を、初めて操縦する場所と装置でやるようなもので、この業界のあの資格ではありえない話です。
(社内に養成所がない事業者でも、監督官庁の試験官が職場へ来て試験をする)


 それと、教習所は免許センターと違って土日も営業しているところが多いので、仕事を休まずに検定を受けられるというメリットもあります。(平日の休みがある人は関係ありませんが)


 けん引・大型特殊に限れば、一種の卒業検定(@教習所)は二種の技能試験(@免許センター)のちょっとしたリハーサルも兼ねられる、という点もあります。

#普通車・大型車は一種と二種で技能試験の課題が違います


 ちなみに、普通車(一種)は教習所に通わずに免許センターの技能試験をパスしても、応急救護講習・高速教習・危険予測の合計7コマは教習所へ受けに行って受講証明書をもらわないと免許交付になりません。

 すべての教習を終えたあとに卒業しないで技能試験を通過した人に教習所が受講証明書を発行してくれるかどうか、そこで中退手数料だの請求する教習所もありそうな気がします。
……調べていないので分かりませんが。
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けん引二種合格しました

IMGP8229.jpg 「じゃぁ、指示があるまで待合室で待ってな!」


 ええっ!?

 合格でいいんですか?


……もちろん、受かるつもりで受けに来たとはいえ、そう思わずにはいられない試験でした。

 前回は最初の課題である方向変換で4回切り返しをしてその場で試験中止でしたが、今回は一応完走しました。


 試験官は前回の無口な若い方と違って、初老の割と気さくな方。

「今日は1コースだからね、右バックだ」
「1コースは初めてです」
「なぁに、右バックか左バックかの違いだよ。けん引1種はここで取ったんだろう?」
「いえ、教習所でとりました」
「そうかぁ、いつ取ったの?」
「1ヶ月前です」
「じゃぁ教わったとおりにやればいいや、ここじゃ教えられないけどな、ハッハッハ」


、、、そんな会話で慣らし区間を終えて試験区間へ。

 さっそく方向変換で、前回の反省からあんまり前へ出さずにバックを始めると、あ、しまった、前へ出さなすぎた、、、どうしよ、、、と思った瞬間

「バックで入れるだけならいいけど、『方向変換』だからね、それじゃ出られないよ」

 切り返し1回目。

 今度はもう少し前からバックを始め、凹部に無事押し込んでもう少し下げようかと思ったところで

「ん、前と後ろが真っ直ぐになればいいんだよ、これでいいの。サイド引いて意志表示して」

、、、切り返し1回は減点なしですが、慣らし区間での「ここじゃ教えられないけどな」という言葉が引っかかります。

 その後も、踏切で窓を開けて列車が来ないか音で確認したあと

「きょう暑いから窓閉めなくていいよ」

に続いてS字の進入で (教習所とは逆に左折で進入=実質的にクランク状態)

「窓開いてるんだから前輪の場所よく見て。ほら、あんなに右側開いてるじゃない。コースはギリギリに造ってあるからね。バックしてやり直して」


 ほかにも、交差点を徐行で右左折したつもりでいると

「ここは見通しがいいんだから、クルマが来てなきゃどんどん行く! 円滑な走行だよ!」
「見通しいいのに何度も確認して『発進手間取り』取られる人多いんだから!」

おまけに、最後の停止で左ウィンカーを出すのを失念したところ

「教習所じゃウィンカー出さなかったのかい?」


 私の頭の中では完全に、「完走はさせてくれたものの合格ラインは下回っていて、だから次回へ向けたアドバイスをたくさんくれたのだ」と思って試験を終えたのです。

 そこへ、冒頭の言葉が試験官から来たもんで、耳を疑いました。
(前回はワンポイントアドバイスのあと「次回の予約をしてお帰りください」だった)


 確かに、前段はあるにはありました。

 慣らし区間の会話のほかにも

「大型二種はここで取ったんでしょ?」
「それも教習所で取りました」
「うわぁ、けん引一種も大型二種も教習所で取ったなんて、高橋さんはお金持ちだねぇ」
「、、、そ、そのぶん、みっちり教えてもらいました。。。」

「けん引の教習車はメーカーどこだった?」
「ええっ!? そこまでは見てなかったです」
「いすゞとか日産とか日野とかあるでしょう、エンブレムを外している教習所もあるかもしれないけどさ」
「大型二種はいすゞだったんですけれども、、、」


 いわゆる一般的な(?)免許マニアは教習所で取れる免許も一発試験で取得していて、けん引二種を受ける頃にはコースにも車両にも慣れているところ、私は試験場のコースも2回目(しかも前回は方向変換の途中で試験中止)なら、けん引試験車も勝手が違うハンデを考慮してくれたのでしょうか?

IMGP8231.jpg S字の進入で指摘を受けてはじめて気づきましたが、教習車と試験車で前輪の位置が微妙に違う(ような気がする)んです。

 試験車は教習車より少し後ろに前輪があるので、教習所の検定と同じように進入したのでは“寄せ”が足りないわけです。
(逆に、試験車の感覚で教習所の卒業検定を受ければ、確実に脱輪する…はず)


 方向変換、S字ともに、やり直すよう指示されてからは一発で決まったことからも、最初の失敗は単に試験車・試験コースに不慣れなだけと受け取ってもらえたのかもしれません。


 それと、最後のウィンカーは、もし失念したままでも「合図不履行」で減点は5点です。……方向変換とS字が切り返し1回=減点なしでしたから、合否には影響なかったのかもしれません。


 それでも、試験官の言葉は「試験官補助」に当たらないのかなぁ…と待合室で1時間ほど待たされている間ずっと思っていたわけです。

 「試験官補助」は、補助ブレーキや補助ハンドルはもちろん、「口頭でこれに代わる指示を行った場合」もそうなのですよ。

 むむむ。。。


 とにもかくにも、何の縁もゆかりもコネもない試験官のもとで合格したことは事実です。

 今日は自衛隊の人が制服で受けに来ていましたけど、こういう人や、バス会社の人が社用で受けに来ていれば、やっぱり採点が厳しすぎることはないんだろうなぁと推測するわけです。

#ああいう人たちは一般人とは違い、免許を手にして自衛隊やバス会社に戻ったあとも引き続き訓練を受けることが分かっていますから。


 自衛隊の制服でも、バス会社の制服でもなく、私服で受験して無事受かったからには、堂々と胸を張っていればよいのですよ。ねぇ。

 出発点に戻る直前の障害物回避のあたりで言われた、「さすが教習所を出てるだけあってスジがいいねぇ」という言葉を信じたいと思います。
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けん引二種技能試験 (1)

IMGP8199.jpg (1)ということは、次回があるということです。

 前職場での勤務上で平日休みだった今日に、幕張での技能試験を入れてしまったので、異動早々に有給休暇を取得してやってきました。

 けん引・大型特殊は、一種は教習所で取得できますが、二種は教習所では取れないので免許試験場での「一発試験」しかありません。


 ……というか、現在、日本国内に道路交通法上で「けん引二種」「大型特殊二種」を必要とする旅客運送車は実在しないんですね。

#連接バスは(法律上は)大型二種で運転可能のところ、バス会社が社内基準で課しているだけ


 なので、試験車両・コースはけん引一種と同じで、大型二種のようにバス型で試験をするわけではありません。

 違いは、二種は合格ラインが80点になるのと、採点が少々厳しくなる(らしい)という点だけです。


 受付が8時半から始まるところ、7:45頃に試験場に着いてコースを下見します。(幕張の下見時間は8:50までと、12:00〜13:20だけ)

 群馬県で通っていた教習所も広かったですが、ここの外周はもっと広くてすごいです。


 頭の中で 妄想 シミュレーションしながらコースを歩き、8時半になって受付。……「初めてですか?」と聞かれて「はい」と答えると、試験前に適性検査(視力検査)とのことで、さっそく受けたら、今回は深視力が機械でもOKでした。

#大型二種、けん引一種のときは、機械ではOKが出ずに別室でアナログなやり方で測ってようやくOKだった

 今回の結果は半年間有効とのこと。「初めてですか?」と聞かれたのは、2回目以降は検査が要らないからなんですね。


 受付番号は201番で、けん引では1番目です。

 さっそくけん引車が乗降場に来たので、一周して乗り込みます。


 最初の100mほどは採点対象外(=車両に慣れる)ですが、教習所の車両と違って初めて乗る車両でギアの切り替えがうまくいかず、まごつきます。

 試験区間に入り、どうにかスムーズに交差点を右折・直進して、試験官のペンも動かないままさっそく方向変換。……左バックです。


 って、あれ、、、思ったより早くトレーラーが折れるんですけど?? ありゃ、、、切り返し1回目。

 じゃぁ今度はハンドルを切るのを遅く……って、え、勝手にトレーラーが折れてゆく?? んんん??? 切り返し2回目。

 ああ、、やっぱり勝手に曲がってくよ! 直線バックってどうやるんだっけ、、切り返し3回目。

 そうだ、曲がったのを直すときは「曲がった方向にハンドル切る」んだった……で、凹部の手前でトレーラーが接輪することはなかったものの、逆にトレーラーを折るのが完全に遅れ、右前輪が接輪。


 も の の 5 分 と 経 た ず に 試 験 中 止 。


 あああー、せっかくの有給休暇が〜! 平日休みが〜!!

 試験官のワンポイントアドバイスは「安全確認に難がありますね。外の道路は刻々と状況が変わりますから、2回目以降もきちんとやりましょう」

……安全確認に難ありって、自分の本業的にどうなの!!!


 教習所のコースは、ハンドルを切らないのにトレーラーが曲がるなんていう路面のクセがなかったので、とにかく戸惑うばかりでした。

 そうか、、、幕張のコースはこんなクセがあるなら、凹部を通り過ぎたらあんまり前に出さないほうがよいようです。

 とりあえず、来週、もともと平日休みだったところにもう1日有給休暇を取得してあったので、そこへ予約を入れて帰途につきました。

 早く終わったので、浦安の部屋を片付けるのにちょうどよい時間ができました。orz
author by よんなん
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規定時間で終わりました

 けん引の卒業検定を無事終えました。

 ……前回、きょう落ちると次回受けられる日は12月と書きましたけど、よく考えたら、9月1日に入所して教習期限が3か月、ということは12月では教習期限(=11月30日)に間に合わないことになります

 じゃぁ、今日落ちるわけにいかないんじゃないか! と気がついたのは、教習所の待合室で待っている間で、急にオドオドしてしまいます。


 大型二種のときは修了検定(=仮免許)も卒業検定も1人で受けましたが、今日は2人。

 …しかも、もう1人は1回落ちて今日2回目なのだとか。


 さて、検定を受ける教習生と検定員のほかにもう一人立ち会いが必要で、受検者が複数いれば受検者どうしで、大型二種のときの私のように他にいなければ教習所の人がもう一人乗ります。

 きょうは2人いるので、指導員以外の人の運転が見られる…とちょっと楽しみにしていたら、けん引は後部座席がないので立会いは物理的に不要なのだとか。。。(がっかり)


 検定の順番は、もう一人が先、私が後です。

 2回目だという人の検定の様子を見ていましたが、、、、方向変換で切り返しを1回、、、2回、、、、3回、、、、、4回。。。

 方向変換で4回以上切り返しをすると検定中止のはずですが、一応その後のS字、踏切も一通りやって戻ってきました。


 さて私の番です。

 まずは外周一周で指定速度50km/h。

 …外周へ出る左折でちょっと大回り気味になってしまいます。むぅ。


 交差点の通過をこなし、問題の方向変換。今日は右バックです。

 ハンドルを固定してそのままスッと入れるのはやめて、折って伸ばして折って伸ばして……とそのとき、


ポォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!


教習所の真横を走っている上越線に「SLみなかみ号」が気笛を盛大に鳴らして走ってくるじゃないですか!

 そういえば今日は土曜日だった! 気が散ってしょうがないよ!!


 どうにかこうにか1回で入りましたが、左折で出るにはどうにも左側の隙間に余裕がありません。。。

 さてどうしたものかと思いつつ「入りました」と告げると「ん、トラクターとトレーラーがまっすぐになってないね、直してください」。

 えー、すごい微妙にしか曲がってないよ、と思いつつ右へハンドルを切りながら一旦前へ出して、直線バックで収めます。

 これでついでに左側の隙間も作れました。


 無事、方向変換を終えてこんどはS字ですが、やはり緊張しているのか、接輪を(私が気づいただけで)2か所。

 そしてS字を出て踏切へ向かうのに一旦外周へ出るとき、片側2車線あるうちの右側に入ってしまいました。

 ……あれ、ここは右側でよかったんだっけかな、と非常に不安になりながらも、とりあえずスタート地点に戻りました。


 検定員のワンポイントアドバイスは「左折大回りが2回、S字での接輪」を指摘されました。


 自己採点すると、左折大回りが5点×2回=10点、接輪(脱輪・小)は5点×2回=10点、、そして右側車線通行で10点、これですでに合格ラインの70点です。
(方向変換の切り返し1回目は減点なし)

 さらに自分で気づかなかったミスがあれば、70点を下回って不合格になってしまいます。


 待つことしばし、「けん引の○○さん、高橋さん」とカウンターに呼ばれ

「○○さん、残念でした。検定員からアドバイスがありますのであちらへどうぞ。 高橋さん、合格です。書類をお作りしますのでお待ちください」

よかったよかった。


 大型一種の検定で合格した人と一緒に書類をもらいましたが、大型の人はB5、私の書類はA4です。

 「高橋さんは他県での申請になりますので、所定のA4で書類をお作りしています。群馬県で申請される方は群馬県警の都合でB5で作成しています」

へー。大型二種のときは1人で卒業したので気づきませんでした。

 それと、大型の人は教習所で申請書も作ってもらっていました。

 申請書といったって、免許センターに置いてある用紙に自分で簡単に記入できる代物ではありますが、そういえば大型二種の学科試験を受けに行ったとき、周りの人はワープロ打ちの申請書の人が多かったのが気になっていました。

 卒業時に教習所がサービスで作ってくれたわけですね。


 けん引は学科試験がないので、これで1年以内に幕張免許センターへ行けば自動的に免許が交付される段取りになりました。

 幕張は午後の受付もあるので、平日休みでなくても泊まり勤務明けで行けばよさそうです。
author by よんなん
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とりあえず規定時間で「みきわめ」

IMGP6294.jpg 今日の休みは上京の予定だったのをとりやめて、午後から教習所へ行きました。

 けん引教習最後の3コマです。

 1コマ目で初めて当たる指導員に担当され、今までの指導員とはまた違ったアドバイスを受けます。

 おお、折ったり伸ばしたりしないでも、一発で入りますよ!


 1時間の休憩があって、いつもの指導員と「みきわめ」のかかった最後の2コマ。

 こんどは、日が暮れて調子が狂います。

 さっきの時間は失敗しなかったのに、こんどは入ったり入らなかったり。

「一発で入れようとするからだよ、入らないと思ったら折ったり伸ばしたりしなきゃ」
「これが検定なら『はい、今日の検定はこれで中止です』だよ」


 ……まぁ、「みきわめ」をもらってからも検定までの間は「自由練習」という教習を受けられるそうなので、それ含みでみきわめをもらったような雰囲気でした。


 24日(土)の検定を予約しましたが、それで落ちると当分、検定がある火・木・土でなおかつ予定のない休みがないのでどうにかして受からねば……。
(ヘタすると次回は12月!)

 が、明日(17日)〜21日まで教習所が5連休、22日・23日は私が出張なので、検定までに自由練習に行ける日もないんですよね。。。


 写真は、指定場所以外禁煙の掲示ですが、この教習所を経営している交通安全協会って警察の外郭団体ですよねぇ?

 この種のキャラクターも一般の市民権を得つつあるということなんでしょうか。
author by よんなん
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自動車運転はスポーツだ!

 おとといの教習で、果たして終わるのか? と思っていた、けん引の方向変換ですが、どうにか3回に2回くらい入るようになりました。

 折って、伸ばして、押し込んで、また折って、伸ばして、最後に車体が曲がっていたら頭を振って…の感覚もなんとなく分かってきました。

 検定を一発で通過するには、練習で10回中12回入るくらいのレベル(!?)じゃないと厳しいのかもしれませんが、残り3コマあればどうにかなりそうな。


 予約担当の事務の方に配慮をいただき、明日、まとめて3コマ予約できました。

 明日で教習は一気に終わりにしようという魂胆です。


 それはそうと、方向変換はずっと半クラッチ+体をよじって後ろを向いている+片手でハンドルを右へ左へガンガン回すので、2コマの教習が終わると体のあちこちが痛いです。

 そういえば、出身大学には「自動車部」という競技スポーツセンター(=他大での「体育会」に相当)の運動部がありましたっけ。

 しかも体育科目にも「自動車」があって、担当教授は私の大学院時代の指導教授(自動車工学)だったんですけど、講義要綱に「ワセダ式運転法を体得する」とあるのがずっと謎でした。

 研究室の学生としてはできが悪かった私は、ついに教授から「ワセダ式運転法」について聞きだすことができないまま大学を出てしまいましたが、どんな運転なのやら……。。。
author by よんなん
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規定時間で終わらせるかどうか

IMGP7935.jpg けん引の第一段階教習が終わり、第二段階に入りました。

 第二段階は「狭路の通行」から「踏切の通過」までの10項目と「方向変換」の11項目(+みきわめ1項目)なのですが、実際は方向変換ばっかり7時限やるようです。

 ……前回は第一段階の見きわめのはずが、実際には大型用の大きい方向変換コースを使って方向変換の予習でしたし。

(方向変換は第一段階にはない)


 あ、そうそう、第一段階は規定の5時限で終わりました。

 …普通車も、大型二種も、規定時間では終わらなかったので人生初記録(のはず)です。

#私が普通車を取った1998年当時は所内2段階+路上2段階の合計4段階もあったので、どれか1段階くらいは規定どおり終わっていたかもしれません。。。


 今日は2コマあるうちの1コマ目は大型用の広い方向変換コース、2コマ目はけん引用の狭いコースで、ひたすら方向変換ばかりやりました。

 特に2コマ目で狭いコースに移ってからは、とにかく右バックの練習。


 2コマ目の指導員は、よくも悪くもアドバイスを次々とくれる人で、「あーそこでハンドル切っちゃだめ!」「ここはどんどん回す!」「もう入りません、前へ出て最初からやり直しましょう」等々、結局、一度も脱輪やポール接触がなかった代わりに、一度もアドバイスなしに凹部に入りませんでした。o..rz

 最後のほうは、どちらへハンドルを切ってよいのか自分では分からなくなり、指導員にあきれられる始末。


#教習中なんだから、してもいい失敗はさせてくれたっていいじゃないか!


「規定の7時限は残り5コマだけど、5コマしかないと思うか、5コマあると思うかはあなた次第です、オーバーしてもいいと思うのも結構、ただしお金はどんどんかかりますからね。きょう仕事帰りですか?(←私がネクタイをしていたので)ああ、それじゃぁ頭はスッキリしてないでしょう。効果的に教習を受けてくださいね」


 ……ごもっともではあります。。。
author by よんなん
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やはりペースは遅いらしい

IMGP7725.jpg けん引教習3コマ目です。

 …前回から9日経っており、前回と同じ指導員から「もうあれから何回か乗ったんかい」と聞かれ「いえ、あの時の次が今回です」と答えると、少々あきれられた様子です。

 後退は次回らしいですが、教習車が止めてあるスペースから出すのにバックで出しました。
(「車庫」というには程遠いものの、教習コース脇のスペースに頭から突っ込んで止めてある)

 トレーラーがどう動いているのかわけも分からず、指導員に言われるままハンドルを回して出しました。


 今日は1コマだけで、「外周8の字」(外周とその真ん中を横切る道を「8の字」に走り、外回りと内回りと右左折の練習)を繰り返し、最後の15分間でS字とクランクをやりました。

 クランクは大型二種(バス)にはなかったので、11年前に普通車の教習を受けたとき以来ですが、歩くよりも遅くソロソロ通過してどうにかいけました。

 トラックは普通車と違ってボンネットがないので、ポールに当たりやすい部分はサイドミラー、と、運転席の目の前にあるぶん却って普通車よりやりやすいかもしれません。

 S字はバス用の大きなS字コースではなく、普通車用の狭いコースでやるのでヒヤヒヤしましたが、やはり、脱輪しやすい場所は運転席から見えるのでそのまま通過できました。


 要注意なのは、S字を出て外周に戻るとき、すっかり安心してハンドルを切るとトレーラーがS字からまだ抜けていないのでそこで脱輪してしまうことですね。(一回やってしまった)

 次回、直線後退をやるらしいです。

 規定どおり進んでいれば、次回で第1段階の教習は終了……の見込みです。


 ところで、写真でクリアファイルに入っているのは教習原簿。

 原簿にはすでに持っている免許がハンコで目立つように押されるのですが、「大型二種」のハンコがないらしく、「<二種」と手で書き加えられています。。。

 いかにも、大型二種を取ってから別の免許を取る物好きはお前くらいだ、と言われているかのようです。
author by よんなん
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けん引入所しました

IMGP7711.jpg 「卒業後1ヶ月以内に別免許で入所すると教習料金21000円引き」などという甘言にのせられ、けん引で教習所に再入所してしまいました。

 今月1日が一種の入所日だったので手続きに行くと、21000円引きのほか、入所時の適性検査は1月に大型二種で入所したときに受けたものが使える、とのことで適性検査料金(2940円)も教習料から差し引かれました。


 入所時の配布物に教本がなかったので窓口で聞くと、けん引は教本がないのだそうです。

 いろいろ調べると、どうやら大型一種の技能教本にけん引について記述があるようなのですが、8t中型(旧普通)から大型二種を直接取ってしまったので手元にありません。

 書店では流通してない本で、教本の発行元から直接購入できるようです(こちら)が、個人購入するには送料や手数料を含めると2000円以上かかりそう(しかも、けん引ではなく大型一種がメインの教本)だったので、市販の参考書を購入しました。

 それと、模型があるとトレーラー独特の動きが分かりやすいと聞いて、先日池袋へ行ったときにビックカメラのおもちゃ売り場でトミカを購入。(写真)

 ……教習車と違ってトレーラーが長いので、あんまり参考にはなりそうもないですが。。。

 連接バスに至っては、車体が曲がりもしませんし…。。

#連接バスは道路交通法上は大型二種で運転でき、バス会社が社内基準として「けん引二種」を所持する運転手に限定して乗務させているだけだそうですが。


 さて、入所したはよいものの、技能予約がなかなか取れず、今日が第1回目でした。

 バスとトラック(しかもけん引)では車体感覚などに微妙な違いはあるものの、普通車と大型車ほどの違いではありませんし、なによりコースは大型二種の教習で散々走ったのと同じ所内ですし、直進する分には特に差し支えありません。

#けん引は路上教習がありません

 大型二種のときは「復習項目」(=ハンコもらえない、というやつ)の嵐でしたが、今日は1コマ目で「1〜3」、2コマ目で「4、5」の教習項目を終了しました。


 大型二種(バス)との最大の違いは、教習項目1「車の乗り降りと運転姿勢」。

 …車の乗り降り、ってバカにしてんのか、と最初思いましたが、バスは乗客と同じドアから乗るので歩道側から乗っていたんですよ。

 しかもバスは車内に階段状のステップがある(中古路線バスで2ステップ車だった)ので特に難儀しないんですが、トラックは車道側から高い位置にある運転席に直接「ハシゴ乗り」をするんですね。

 あらかじめ読んできた参考書では「ドアを運転者が乗れる程度静かに開ける」「片手でドアを押さえながら素早く車に乗り込む」という話だったんですが、「ハシゴ乗り」をするのに手で持つのはドアではなく車内の取っ手です。

 指導員も、ドアをパカーンとあけて乗り降りしてますし……。。。

 降りるときも、道路側に背中を向けて「ハシゴ降り」をするのが、本のイラストと違うところでした。


 あとは、1コマ目も2コマ目も、外周を左回り・右回り、右折・左折を繰り返して終わりました。

 思った以上にハンドルをガンガン回してトラクター部分を曲げないと、トレーラーがカーブや曲がり角についてこないんですね。

 1コマ目では何度か縁石に乗り上げたり、逆に外側にふくらみ過ぎたりしていましたが、2コマ目になると次第に感覚もつかめてきました。


 指導員からは「直進は問題ないね、でも、けん引の後退は話に聞いてるとは思うけど訳わかんねーぞ」と(上州では普通の言葉遣いで)言われて終了。

 第一段階は所定5時限で、10個ある教習項目の残り5項目も

6.時機をとらえた発進と加速
7.目標に合わせた停止
8.カーブや曲がり角の通行
9.後退
10.教習効果の確認(みきわめ)

なので、残り3時限の大半は「9.後退」に費やされるのでしょう。
author by よんなん
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