新発田暮らし希望

IMGP1166_2.jpg 今回の旅行の目的は、実は「新潟の祖母宅へ墓参りに行く」ことでした。

 ……北海道にいる間に家族や親戚から電話がかかってきて「いまどこにいるのか」と聞かれて「新潟へ向かっている途中」と言ってましたからね。

 北海道にいるなんて答えたら、その後が面倒です。


 さて、墓参りをしたら、草がぼうぼう。(当然草取りした)

 それでいて、父親は祖母の遺品のアレやコレをクルマに積んで持って帰ってきてくれ……って、積むには積めるけど、そうしたら自分のカバンが積めなくなっちゃうよ!!

 じゃぁ送るかー、とローソンへ持って行ったら「170サイズ以上のものを引き受けたら郵便局に怒られちゃいます」。

 すぐ隣が新発田郵便局なのでそっちへ再度持ち込んだら、一目見るなり「3辺の合計が170cmを超えるものは引き受けられません」。


 こーのーやーろー! 荷物運んで商売する気あるのか!

 郵便事業会社の支店併設郵便局だったら、「ペリカン便」を「ゆうパック」に統合したのと交換に日通の「アロー便」くらい取り次いだらどうなんだ!


 こうなったら「ヤマト便」(≠宅急便)しかない、と集荷を依頼して来てもらったら、こんどは「こんな時間(=18時過ぎ)に依頼されても、もうトラックがいっぱいで今日は受け付けられません」だって!

 だったら来るなよ!! 期待しちゃうじゃないか!!!

#最寄の支店は新潟市内なので自分で持ち込むには遠すぎる


 もうね、父親・母親(自分の祖父・祖母)の墓は草ぼうぼうで放ったらかしにするわ、クルマで行くなんていういいカモを見つければあれ持ってこいこれ持ってこいだなんて、ふざけてんのかウチの父親!

 もう知るか! 何か欲しければ自分で取りに来い!

 むかむかむかむか。


 というか、最初にゆうパック独特の「複数口割引」のほかに「持込割引」まであてにして、サイズの上限も調べずに持って行った自分がバカだったんですけどね。

#後で調べたら日通が新発田市内に支店を設けていたので、そこへ持っていけばよかった


 写真は、午後行ったイオン新発田ショッピングセンター。

 イオンモールにしては珍しく、鉄道の駅前にあります。……といっても新発田駅ではなくひとつとなりの無人駅で、郊外に違いはないです。


 まぁ、自分が新潟へ転勤するのが、空き家や墓を手入れするのに手っ取り早いんですが。

 ……ときどき希望は出しているんですけど、私の勤務先は「先祖の墓を捨ててまで広域異動に応じた」大勢の大先輩方が社業を発展させてきた歴史があるので、そんな理由で転勤は叶わないでしょう。たぶん。

 自分も船橋市内に新居を買っちゃいましたし。
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さらば北海道

IMGP1141.jpg きのう、小樽19:30発のフェリーに乗る(=集合時間は18:00)のに、サッポロビール園を18:00に出ました。(ぇ

 とはいえ、札樽自動車道に乗ってしまえば30分ほどで到着。……高速代も、軽自動車のETC割引で500円。


 離島航路とは違って出港時にデッキへ出てみても、見送る人も見送られる人もいない寂しいものですが、船上からは小樽の夜景を独り占めです。ぬっふっふ。


 船内に戻ってひと風呂浴び、売店で缶ビールのサッポロクラシックを購入。……先ほどビール園で飲めなかった分をここで飲みました。


 このフェリーには、飛行機の機内上映のようにビデオ上映があって、帰りの1本目は「釣りバカ日誌20ファイナル」だというので見に行ったら、つまらないことつまらないこと。

 最初は面白かったんですけどね。……途中、ひっじょーに憂鬱になるシーンがあって、この後かならず楽しく終わるはずだから、、と思ってたらそのまま終わっちゃいましたよ。

 期待した自分がバカでした。

 こりゃ、終わって当然です。


 って、旅行記というより映画評みたいですが。
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10年ぶりのサッポロビール園

IMGP1120.jpg ちょっとしたアクシデントもありましたが、札幌で早大鉄研の同期2人と無事合流しました。

 向かった先はサッポロビール園


 ここへ来たのは、我々が幹部学年だった2000年の早大鉄研夏合宿以来です。


 で、当然2人はビール(しかもサッポロクラシック)なわけですが、自分はクルマなのでビールテイスト飲料……と思ったら、飲み放題メニューに入ってないの!?

 そこは仕方なくあきらめて、食べ飲み放題3人分と、それとは別にサッポロスーパークリア、と注文したら「お車でしたら飲み放題は2人分だけで大丈夫です」とのこと。おおお!!

 いまはサッポロクラシックも飲み放題メニューに入ってるんだなぁ。うらやましいぞ2人とも。


 飲み放題メニューの充実もそうですが、ジンギスカンも確実においしくなってます。

 以前は、札幌も船橋も川口も、「よーしガンガン食うぞー」という意気込みとは裏腹に30分もすればイヤになっていたものですが、100分の制限時間ギリギリまで食べて食べて食べて食べまくってました。

 しかも、ロール肉(←自分はこっちが好き)も生ラムも両方食べ放題という太っ腹ですよ。


 船橋のサッポロビール園はおそらく唯一の工場併設なので、また行きますかねぇ。

#現在、なんと札幌市内にサッポロビールの工場はなく、アサヒビールの工場しかありません

 ……それにしても、ロール肉を「トラディショナルタイプ」とはよく言ったものですな。
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クルマが落ちたー!

IMGP1109.jpg 「アッー!」

 ……と思ったときにはもう遅かったです。

 ガタンガタン……ドスン……プシュ〜。。。

#写真では分かりづらいですが、右後輪が浮いてます


 北海道在住の知人が、自損事故を起こしたときに「クルマを落とした」と言っていましたが、まさに「落ちた」という表現がピッタリだと実感しました。。



 札幌へ出る途中、少し時間に余裕があったので、上砂川駅の跡を見に行ったんです。

 上砂川駅は中学3年の春休みに、まだ鉄道として営業していた頃に列車で行って以来、訪れていなかったので「ちょっと行ってみるか」程度の気分でした。


 この駅はテレビドラマ「昨日、悲別で」の撮影に使われたとかで、駅舎が保存されているとのこと。

 とはいえ“上砂川線”の廃止は、道路拡幅のための駅移転を上砂川町からJR北海道へ打診したことがきっかけだったはずなので、元の場所にはないだろうな……と、上砂川町の中心部をソロリソロリとクルマを進めたら、、、進行左側に、あった!

 ちょうどいい空地(というか駐車場)があったので、そこを経由してUターンしようとしたら、、、空地の出口ではない場所に突っ込んでしまったのでした。。。
(空地は道路と平面だと思っていたら……出口以外の場所は一段高かった)


 幸い、上砂川町の中心部、という人が住んでいるエリアだったのと、日曜日にも関わらず向かい側の商店が営業していたので、そこへ駆け込んで助けを求めました。

 クルマそのものは、商店主のおじさんの軽トラで引っぱり上げてもらえましたが、「プシュ〜」の嫌な音で予感したとおり、左前輪がパンクしてしまっています。。。orz


 早大鉄研在籍当時、脱力したときに「プシュ〜」という擬音語がよく使われましたが、そうか、この音だったのか……。。。


 商店主のおじさんによれば、砂川方面へ向かってすぐガソリンスタンドがあるからそこで直してもらいな、とのことです。


IMGP1116.jpg 自損事故まがいのことをやっておいてなんですが、強運が重なっていました。

 まず、出発前に冬タイヤへの交換を自分でやっていたので、タイヤ交換はもはやお手のもの。スペアタイヤへの交換は5分とかからずに終わりました。

 そして、レンタカーではなかったこと。……レンタカーでこんなことやったら即レッカー車で返却+レッカー代その他を求められるでしょう。

 さらに、ボディー(というか前バンパー)には一切キズがつかなかったのです。……パンクした冬タイヤは、リース品ではなく自分で買った私物です。


 それから、上にも書きましたが、とにもかくにも人が住んでいる地域でよかったです。

 ……これがもし築別炭鉱だったらと思うと、、、ぞっとします。


 コスモ石油に持っていったら、タイヤの側面から何かが刺さったような穴が見事にあいていましたよ。……本当にクルマのタイヤは側面が弱いです。。orz

 ホイールのヘコミは直すとしてタイヤは丸ごと新品に交換ですね〜、と言うガソリンスタンドの人を、あと500km走れればよいので中のチューブ交換だけにしてほしい、と説き伏せることに成功。

 修理代は、チューブ代2500円、工賃1000円、それに消費税で3675円。


 最後の最後に、プレオ君にはいい経験をさせてもらいました。。。
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「明日萌駅」その後

IMGP1093.jpg 留萌から札幌へ出る途中、JR留萌本線の恵比島駅へ立ち寄りました。

 1999年のNHK朝ドラ「すずらん」で「明日萌駅」として撮影に使われた駅です。

 当時は少し賑わっていましたが、テレビ番組としての「すずらん」も朝から流すには内容がシリアス過ぎて、観光名所としてはあんまり長続きしなかったように思います。……SL「すずらん号」は2006年まで走ってたんですけれども。


 一応、撮影当時のままのセットが残っていますが、「明日萌」駅舎を含めてどの建物もカギがかかって入れません。

 「中村旅館」の建物を使った食堂も「商い中」の看板とは裏腹に、誰一人としていません。

 ……トイレを借りるか、、と、屋外の(おそらく)公衆トイレに入ろうとしたら、ここにもカギかかってるよ!!


 それよりなにより、写真撮影用と思われるボードが「平成11年」のまま(写真)っていうのはどうなんですかね。。。

 主演の遠野凪子も、5年前にフジテレビの昼ドラ(あの「ごきげんよう」の後のドロドロしたメロドラマ枠)で久しぶりに見たっきり(←上州弁)だなぁ、と思ったら、今年になって芸名を「遠野なぎこ」に変えたんだそうで。

 はぁ。そうですか。
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萌え萌え「留萌市」

IMGP1072.jpg いわゆる「萌えブーム」はとっくに過ぎ去った感がありますが、留萌市は市名に「萌」の字が入っているのをよいことに、いろいろあやかろうとしているみたいです。

 まず、留萌市のコミュニティFM局が「FMもえる」……漢字を当てないだけマシという気もしますが。

 昨晩の17〜18時台に聴いていたら、ひたすらファミコン音楽と声優の話題の番組……思いっきりオタク狙いだ!

 って、ファミコンのビープ音ってどこでどうやって著作権処理済の音源を取ってきたのか気になります。(そこかよ)


IMGP1073_2.jpg そして、留萌駅前にある留萌観光協会のお土産屋さんがズバリ


「萌」


……さすがに萌えグッズを売っているわけではなさそうですが。。。


IMGP1339.jpg それよりなにより一番ひどい(←ほめ言葉)のが、留萌地域で営業しているバス会社、沿岸バスです。

 公式サイトのトップページで、まずぶっ飛びます。……これが本当に交通企業のWebサイトかと。

 しかも、4月1日にはしっかりとエイプリルフール企画やりますからね、この会社。(……今年は、トップページの女の子が実は女装だったと称して「オトコの娘フリーきっぷ」を発売するという告知だった)

#(蛇足)「オトコの娘」と書いて「おとこのこ」と読みます。。。


 で、この会社が走らせている旧国鉄羽幌線代替バスと周辺の路線バスのフリーきっぷが


萌えっ子フリーきっぷ


……きのう、遠別の沿岸バス営業所で3枚とも買っちゃったよ!(写真)

 別に今回の旅行で使わなくても、来年の4月30日までのいずれか1日(2日券は連続する2日)有効だから、今回はそのまま持って帰っても損じゃないもん……。。。
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北海道の「軍艦島」その2 築別炭鉱

IMGP0982.jpg さぁ、やってまいりました、今回の北海道旅行最大のメインイベントです!

 築別炭鉱、それは北海道の山奥に眠る廃墟中の廃墟といえるのではないでしょうか!

 厳密には、羽幌炭鉱に3つあった「羽幌抗」「築別抗」「上羽幌抗」のひとつですが、地名が「築別炭鉱」なのでこう呼ぶことにします。


 築別炭鉱には10年前に名羽線跡をたどるついでに一度来ていたのですが、9月の築別炭鉱はバッタが大量に飛び交って窓も満足に開けられない状況で、早々に引き返したのでした……。


 11月になってムシの心配はないですが、冬眠前のクマの心配と、何より人が住んでいない地域なので道路がすでに冬期通行止めになっている心配がありました。

 ……が、築別から道道356号に入るところの看板には「築別炭鉱築別(停)線 全区開通 通行注意」の文字! よしきた!!


 とはいえ、この時期の北海道は16時半には真っ暗になるというのに、時計はすでに15時半を過ぎています。

 脇目も振らずに築別炭鉱を目指しました。


 さて、築別炭鉱と羽幌炭鉱鉄道は会社そのものが消滅したので、全て放置されたままです。

 なんと言ってもメインは、写真の社宅と思われる住宅団地跡。

 ……鉄筋コンクリート5階建てのアパート(というかマンション)が6棟(くらい)あります。


 クマが怖くて、STVラジオ「日高晤郎ショー」を音量最大でカーラジオから放ちながら、クルマを降りて住宅団地へ足を踏み入れます。……頼みますよ晤郎さん。。

IMGP0992.jpg 築年は不明ですが、ダストシュートがあるほか、入口から少し中をのぞくと集合ポストもそのままです。

 中にほんの少しだけ足を踏み入れると、トイレは水洗です。……台所がどのあたりだったか、風呂はあったのかは不明ですが、トイレが水洗という時点でかなり文化的に思えます。

#というか、集合住宅で水洗ではないトイレというのも考えにくいですが

 東京の明治公園わきにある、都営霞ヶ丘アパートに非常によく似ている気がします。

 おそらく、40年前の1970年に閉山してから放置されっぱなしだと思うのですが、躯体はいまなおしっかりしているように感じました。


IMGP0998.jpg アパート群から見た、消防署跡と、火力発電所跡の煙突。

 16時が近づくにつれて辺りは日暮れ感が次第に増す一方で、本当は、診療所の跡や小学校の跡など、見どころは満載なんですけれども、本来なら複数人で来るべきところへ一人で来ている時点で危険です。

 このままクルマへ戻って、来た道を引き返すことにしました。


IMGP1000.jpg 道道はちょうど診療所のところ(団地跡や消防署跡への曲がり角があるところ)で通行止めになっていました。

 誰も住んでいないんだし、なにしろ自分みたいな人が興味本位にやってきて危険なんだから、もっと手前にゲートを置くべきでは、、、と思うものの、一部のサイトの記述によれば、診療所跡や消防署跡を地元の方が農機具等の倉庫に活用している模様で、その関係でここまで道路をあけてあるのでしょう。


 ……と、ここで、一台のクルマがやってきてすれ違います。

 二人以上揃えば、単独では危険なところにも行くことができるじゃないですか!


 あわててクルマをUターンして診療所付近へ戻ると、向こうもさっそく引き返してきました。…窓を開けると、なんと向こうは外国人!

「Lost town?」
「Yes, ghost town.」

思わず「ゴーストタウン」と言ってしまいましたが、確かに先方は「ロストタウン」と言ってたんだよなぁ……どちらにしろ意味は合ってる(はず)と思いますが。

 そのまま外国人さんは行ってしまい、自分が再び取り残されてしまいました。

 そうか……外国人にまで知られているのか、、って、一人で右ハンドルのクルマを平気で左側通行で運転している時点で、おそらく北大あたりの留学生じゃないかという気がしますが。


IMGP1026.jpg ついでに、築別からの道道の沿線には、羽幌炭鉱鉄道跡の鉄橋がそのまま残っています。

 築別炭鉱への道を曙という集落から分かれて別の方向へ行くと、国鉄名羽線の未成線跡があります。

 ……名羽線跡のほうは、簡単に行けるところは撤去がほぼ済んでおり、営林署から林道の鍵を借りてクマ対策も万全に行かねばならないようなところにドーンと立派なコンクリート橋やトンネル群が残っているそうです。


 築別炭鉱ともども、いずれもう一度、日帰りではなく腰を据えて見に行きたいところです。
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「最北の料金所」と「最北のインターチェンジ」

IMGP0513.jpg 現在、高速道路としての道央自動車道は士別剣淵ICまでで、ここの料金所には「日本最北の料金所」という看板があります。

 ……が、道央自動車道そのものは稚内方面を目指して着々と工事が進んでおり、部分的に完成した区間は順次

・「国道40号線 名寄バイパス」
・「国道40号線 幌富バイパス〜豊富バイパス」(区間は連続)

として無料供用されています。


IMGP0947.jpg きょう、豊富バイパスの豊富北ICから幌富バイパスの幌延ICまで乗ったら、看板類は思いっきり高速道路仕様です。

 キロポストの数字は、どこが起点なのかなぁ…と思ったら、「200.0」のところにドーンと

「旭川まで200km」

の大看板……って、これ、旭川起点のキロポストじゃんよ!


 士別剣淵までの道央道を延ばして来る気満々だよ!!


IMGP0955.jpg 高速道路料金を無料にするのしないの、東京の国会で政権与党や野党のセンセイ方があーだこーだ騒いでいるじゃないですか。

 その一方で、新規区間は北海道の最北の地で着々と「国道のバイパス」と称して建設・供用が進んでいるんだってさ!

 この写真、見てくださいよ。幌富バイパスの起点(幌延IC)で「198.4」キロポストですよ?

 NEXCO東日本の公式ページでは「NEXCO東日本以外の道路 建設中路線」とされている区間(のさらに先)ですよ??

 これ、何かの高等なギャグ・笑い話以外に、何だというのでしょう。


 だって、「新直轄方式」の区間ですらないんですから。

 というか、小泉内閣当時の「道路公団分割民営化」って、何だったんでしょうね。

 もう面倒だから全部直轄にしてガソリン税値上げしちゃえよ。
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「喫茶お天気屋」初履修

IMGP0913.jpg 稚内の「喫茶お天気屋」は、存在は前から耳にしていたものの、まだ行ったことがありませんでした。

 稚内駅・稚内フェリーターミナルに近く、利尻・礼文島へ渡る旅人が多く立ち寄る店です。


 今回、島へは行きませんが、お店は履修してみるべくナビをセットして向かいました。


 名物という「リシリアンカレー」は、利尻富士をかたどったキーマカレー。

 店主は鉄道がお好きなようで、店内には途中で挫折したという天北線(=平成元年廃止)各駅の駅舎模型や、数々のHO鉄道模型が飾ってあります。


IMGP0911.jpg 店主曰く「運がいいね、明日で店を閉める予定だったんだ」……って、なんだってー!

 店仕舞いではなく、大家さんの都合で引越をする由。


 大家さんの急な体調悪化で早めに資産を整理したいという都合も都合であんまり立ち退き料をゴネられなかったらしく、店主と昨晩の宿のオーナーとで少しずつ引越をするので、再開は1月になるのでは、とのこと。

 あと数日ずれていたら来ても空振りだったばかりか、仮に再開していてもカーナビではたどり着けないところでした! なんという強運!


 ここで運を使い果たした、なんてことのありませんように……ナムナム。
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宗谷岬バス待合所の悲劇

IMGP0900.jpg 兜沼の宿を後にして、豊富温泉、大規模草地牧場を通って一路宗谷岬を目指します。

 ……宗谷岬といえば、あのバス待合所の落書き。


 10年前に書いた天井の落書きは……もし残ってたらその上から今の名刺貼ってやる、とワクワクしていたら


 きれいになってるーーー!!!


 まぁ、バスにも乗らずにレンタカーやマイカーで来た挙句に落書きして帰っておいて、文句言えた立場ではありませんが。

 せっかく来たのにな。。。
author by よんなん
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