簿記3級無料講座

IMGP7134.jpg 今月はじめ、早稲田の西門通りを歩いていたら、資格予備校がポケットティッシュやらクリアファイルを配っている毎度の光景に出くわしました。

 で、いままでは、もらった中身はあんまり見ていなかったんですが、

「早大生限定 無 料 日商簿記3級対策オリジナル講座」
「さらに! 簿記2級対策講座も 無 料 」

ん? 簿記3級?


 そういえば勤務先で、簿記は取っておくとよい、3級でいい、みたいなことを言っている人がいましたっけ。

 予備校側は、簿記講座は無料でもその先の公認会計士講座で代金を回収してやっていけるんでしょうから、あんまりうさんくさいものでもなさそうです。

 科目等履修生とはいえ、いちおう現役早大生です。

 さっそく予備校(ここ)へ行ってみると、学生アルバイトのような受付係が淡々と手続きを続ける横で、正社員のような人が「学部はどちらですか?」等々、あんた本当に学生? みたいな顔つきで聞いてきましたが学生証の提示は求められませんでした。(←早大生じゃなくてもいいんじゃないか!)


 毎週火曜日か金曜日の6・7限の時間(=コマ割りは大学と同じ)に授業があるようで、火曜日なら休みを申し込んで大学に来るのでそのまま授業を受けられますが、金曜日は来れるとは限りません。

 が、後日DVDで授業を受けることもできるそうで。


 さっそく1回目をDVDで受けたら、板書を写したノートを受付でくれました。

 板書は写さなくていいし、おまけに居眠りしようと、PHSのメールを見ようと気兼ねが要らず、むしろこっちのほうが楽なのでは。。。。(ぇ

 ……というか、ノートパソコンを持ち込めば、DVDのバックアップを取って持って帰れちゃいますよね?(←やめておけ)


 1回目は半分がオリエンテーションで、公認会計士の仕事について解説がありました。

 中学・高校での鉄研の同級生が私より3年早く大阪にある同業他社に入社したのに、私が社会人になったと思ったら公認会計士に転じて結婚してしまったときは腹立たしく思っていましたが、なるほど(金銭的に)おいしい職業のようです。

 ……ヘタすりゃ私と同世代で、私の勤務先の社長より年収多いんじゃないですか?

 30歳代前半までに今の勤務先で一生働くのと同じくらいの収入を得たら、あとは好きなことをやって過ごすのも悪くなかったかなぁ………なんて30歳になって思ったって遅いです。

 まぁ、現実的には上記の知人を見て、彼が同業他社を辞めた選択は有意義だったのか? と思っているのも確かですし。(心当たりのある人すみません)


 とにかく私は簿記の知識が得られればよいので、公認会計士講座で予備校にお金を落としている人たちのおこぼれにあずかろうと思います。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

海外派遣報告会

 今年の浦安市青少年海外派遣の報告会に、派遣生OBということで行ってきました。

 …以前は、(言ってしまえば)仲間内で適当に発表しておしまい、という感じだったのに、5分ほど遅れて文化会館の会議室に入ったら市長やら教育長やら来賓がずらりといたのでびっくりしてしまいました。


 私のときは夏休み期間中の12日間派遣でしたが、いまは春休みを使った派遣に変わっており、期間は10日間と少し短くなりました。

 それと、中学生の派遣生は公募ではなく市立各中学校からの推薦になっています。

 私のころは中学生も公募で、結果として平成5年(1993年)の派遣生で中学生6人のうち市立中生は半分の3人(確か入船中と富岡中と美浜中)しかいませんでしたが、現在は市立中学8校から1人ずつ参加して帰国後に各中学校で報告会を開いているそうです。

 「浦安市と姉妹都市の交流」を考えれば、私立中の生徒を行かせても帰国後の浦安市民全体への波及効果はあまり見込めませんから、費用対効果を考えれば妥当な施策でしょう。


 公募の高校生は7人で、今回は15人の応募があったとか。

 え? 15人? 倍率2倍って少なくない?? と思わなくはないものの、おそらく中学で私立校生を排除したことから「(私立中学によくある)学校の海外研修プログラムで行かせるより安価」という動機で応募する親御さんがグッと減ったということなんでしょうか。
(分かりませんが)


 発表会後の懇親会も含めて感じたのは、プログラムが私のころより充実したのと、派遣生のモチベーションが高い、ということでしょうか。

 たとえば、春休みの派遣に変わったので、日本の学校は年度変わりで休みでもアメリカの学校は授業をやっています。

……私たちは夏休みで誰もいない学校を見学して終わりでしたが、いまは中学ではまる一日、高校でも数コマの授業を一緒に受けて、姉妹都市の同世代の生徒がどんなふうに勉強しているのか肌で知ることができます。
(そのほか、日本でいう学童クラブのような施設にも顔を出している)


 派遣生の自己紹介も、「どうしても行きたかった」「去年だめだったので今年もう一度応募して云々」という熱意あふれる人が多かったように思います。

 また、派遣生がみんな周囲を巻き込んだりキャラを補い合ったりして(いい意味で)個性的なんですよ。

 引率した浦安市こども部の職員さんは相当苦労されたような顔つきでしたが、彼らを推薦した各中学校の先生方の見識には頭が下がります。
(特に富岡中学校)


 公立校の「ゆとり教育」「個性を伸ばす教育」と聞くと、私でもマユをしかめるイメージを持っていたものの、彼らを見れば少しは考え方が変わるんじゃないでしょうか。

(とはいえ、何千人といる市立中の生徒から選りすぐった人たちなので、逆に私はよい部分しか見ていないのかもしれませんが)



 むこうでやった日本文化の紹介の中に「アニメーションの紹介」という言葉があり、え、まさか浦安市当局公認でアキバ文化を……と思って派遣生に聞いたら、さすがにドラえもんやらポケモンといった作品の概要を、しかも上映ではなく(おそらく市販の)お面持参で彼らが体を張って紹介したそうです。(通じたのか??)(それ以前にそれってアニメーションなのか?)

 あと、「ソーラン節」と聞いて「YOSAKOIソーラン」を連想していたら、いまどきの浦安の市立中学では「ロックソーラン」なるものを踊っていて、それをやったんだとか。へー。

 私が小学生のころ学校で踊っていたのは「ジンギスカン」でしたかね。…ドイツ語の楽曲ですから国際交流向きではなさそうですけど。
(余談ながら、最近踊ってみたいと思うものの踊り方がまったく思い出せない)

 別に、外国の楽曲でも「Do Me」(=ヒゲダンスのテーマ)のように、この曲を聴くと“日本人だけ”が特定の仕草を始めてしまうような代物なら立派な日本文化だと思いますが……とはいっても21世紀の中学生や高校生はヒゲダンスを知らないでしょう。きっと。


 今年は浦安市とオーランド市の姉妹都市20周年だとかで、帰ってきて報告会をやっておしまい、ではなくいろいろなイベントに引っ張りだこになるようです。

 それと、メールの普及で、電話と手紙しかなかった私のころと違って帰国後にもホストファミリーだとか派遣生どうしだとかのやり取りが途絶えにくい、というのはよいことだと思います。

 携帯電話を中学・高校生から取り上げるほうがよいのかどうかは、一概には決められないかもしれません。(←よい結果を生んでいるケースしか見ないでこんなこと言う人)


 …にしても、派遣生15人中男子生徒が3人しかいないって、どうなんでしょう?

 まぁ、彼らを見ていると(特に)活動的なのは全員女子生徒でしたから、そういうのを選抜したら結果的にそうなった、ということなんだろうなと思いますが。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

新宿の鉄飲みスポット

IMGP7119.jpg 神宮球場でいつも顔を合わせる皆さんには(なぜか)鉄道マニアが多く、今日はその面々でゲストをお招きした飲み会がありました。

 ……場所は、新宿西口の天狗。(ここ

 予約の際、幹事の方がわざわざ「線路の見える席で」と言ったらしく、席からの眺めは写真の通りです。


 新しいユニクロ(=さくらやの跡)が入っているビルの7階です。

 オープンしたばかりのユニクロが大賑わいで、混雑対策なのか階段をのぼってくると500円の割引券をくれたそうですが、私はその案内に気づかずエレベータで来てしまいました。。。orz


 最近の私にしてはめずらしくつい飲みすぎてしまい、翌日は軽い二日酔いでずっとテンションが低かったです。。。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

∩パーキング日高

IMGP7111.jpg 先日、日本中央バスの夜行バスに乗ったら、停留所案内に「∩パーキング日高」とあるのを見つけました。

(「かつパーキング」ではなく、なぜか「エヌパーキング」と読むらしい)

 どうやらパーク&バスライド停留所みたいです。

 「パーク&ライド」というと、新しい交通利用体系の一環として紹介されることが多く、どれだけ先進的な停留所なんだと思うわけです。


 …どこにあるんだろう、と思っていましたが、よく考えたら自動車教習所への行き帰りに「高速バスのりば」の看板を掲げたみすぼらしい(失礼)駐車場がありましたっけ。

 きのう、教習所からの帰りに寄ってみたら、まさしくそこが「∩パーキング日高」でした。(えー)


 私のいる寮は高崎バスセンターから徒歩10分ほどなので、朝5時台にバスが着いても帰れますが、そうでない場所に住んでいるとせっかく朝早く高崎に着いても早朝の電車の運転間隔はまばらですし、家に戻るのはもっと後、ということになります。

 頼んでおけば日本中央のタクシーが待っていてくれるものの、京都から高崎まで8800円、高崎バスセンターから家まで2〜3000円、というのもあほらしいというものです。


 駐車料金は24時間300円(……500円だっけ?)。

 新幹線の本庄早稲田駅も実態としてはパーク&ライド駅(本当はあの田んぼにできるはずの「本庄新都心」へのアクセス駅らしい…)ですし、公共の乗り物も、郊外に駐車場併設で駅なり停留所を作るのが手っ取り早い集客方法なのかもしれません。


 ちなみにJR線新駅設置はいくらかかるかというと、ともに2004年に開業した在来線の高崎問屋町駅は16億円、新幹線の本庄早稲田駅は115億円だったそうです。

 ……そんなにかかるの? という気もする一方で、カインズモールの新規出店費用が30億円とか(参照)、イオンモールは150〜200億円、とかいう(後者は本当かどうか分からない)話を耳にすると、判断は人それぞれになりそうな気がします。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

豆乳を飲むようになった

IMGP7115.jpg 今の職場は、ヤクルトレディや牛乳屋さんが行商にやって来ます。

 私の部署では当番の人が3人分まとめて買う慣習になっていて、私自身に飲み物を買って飲む習慣がなくても、残り2人分は買わねばなりませんし、逆に買ってもらわなければ私が当番の日の分は持ち出しになってしまいます。

(当番はほぼ順番なので、長期的に見れば自分の分を自分で買うのと同じような負担になる計算)

 最初はコーヒーやらそんなのを買ったり買ってもらっては、結局飲まずに持ち帰って冷蔵庫の肥やしになっていましたが、せっかくなので豆乳飲料を飲むことにしました。


 とはいえ、いままで牛乳代わりの感覚で豆乳を飲もうとすると「まずい」という印象しかありませんでした。
(スターバックスでは+50円で牛乳ではなく豆乳でドリンクを作ってくれますけど、、、私はとても飲めません)

 が、近頃はいろいろ種類があるようで、とりあえず抹茶豆乳を飲んでみたら何の抵抗感もありませんでした。

 スーパーへ行ってみると(牛乳屋さんが持ってこない)バナナ味やらイチゴ味やら、え、こんなに……というほどバリエーションがあるのに驚きです。


 最近はもっぱら無調整豆乳です。

 …牛乳代わり、と思うからいけないんで、「にがりを足せば豆腐になるモノ」と考えれば、まったく違和感なく飲めます。(調整豆乳は却って苦手)

 4月10日付の日経MJによれば、製法もだいぶ改良されたようです。


 ただ、なぜか行商の牛乳屋さんは「味ついてないよ?」「いいの?」といつも渋るんですよ。
(それでいて、無調整豆乳は紀文とカゴメの2種類を扱っている)

 ……勧めないんだったら持ってこなければいいのに、、、と思うものの、自分自身は満足して飲んでいます。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

コマ大の襲撃

 例によって、火曜日のきょうは昼過ぎに鉄研の部室へ立ち寄ってから4限(14:45〜)の「教職研究IV(生涯教育)」の講義に出ました。

 で、部室で現役会員3人とともにのんびりしていたらテレビ局の人がやってきて、これから収録で数学の問題を解いていただくんですがいいですか? ○○さん(←よく聞き取れなかったがタレントの名前らしい)も下で待ってますんで…なんていい始めます。

 一同が、え、テレビ取材なんてたまたま部室にいた我々の一存ではOKしかねる……と思っていたら「昨日来たときにいた人からはOKもらってるんですけど」と言われます。

 ……それが本当のことなのかは分からないものの、現役諸君が「そういうことなら」と言うので、単なるOBの私は異論は挟みません。


 で、テレビ局の人は「もし問題が解けなくてギブアップするとき、鉄道ならではの用語を使っていだだけると嬉しいんですけど、何かありませんかね? 考えておいてください」と言って出て行きました。


 「あきらめる」というネガティブな言葉は早大鉄研会員の辞書に載っていないようで(私が学生だった頃もなかったように思う)、一同で悩んでしまいます。

 ……私の場合、鉄研用語と勤務先での部内用語は(なぜか)大変よく似ているので、テレビ放映されたのを勤務先の人が見ても問題にならない表現を選ばねばならない、という足かせもあります。


 そんなこんなしているうちに、テレビカメラ2台とともに、エンジ色のジャージを着たタレントさんが4人、にぎやかに入ってきます。

 えーっと、この顔見たことあるな…たしかたけし軍団の…誰だっけ? と思うものの、名前が思い出せません。(後で調べたら「ダンカン」だった)


 昼下がりでテンションの低い我々を前にして、問題の前に簡単なトークがあって「好きな形式はあるか」と聞かれ、そこには「115系とか103系」「力強く走る感じがいい」などと心にもないことをマニアっぽくしゃべっている自分がいました。
(↑普段思っていることと全然違う)

 ぜんぜん気分が乗らない私たち素人と絡んでも場を持たせてしまうのは、さすがプロの芸人さんだなと感心してしまいます。

 さらに編集スタッフの腕によって、きっとテレビ放映しても視聴者は全然しらけた気分にならないようなVTRに仕上がるのでしょう。


 で、問題は

約数が28個ある最小の自然数nを求めよ

 ………はい?


 てっきり、平成教育委員会レベルの問題だと思っていたのに。。。orz

 去年の早稲田大学商学部の入試問題だそうですが、こんな問題まともな受験生なら捨てるだろっ!(=この問題が解けなくても早稲田大学には受かる)

 結局「ギブアップ宣言」のうまい表現もできずに終わりましたが、最後にテレビ局の人が


「『この問題を解いてくれそうなサークルはありますか?』と聞きますから、君(=私)が『アニメーション研究会』と言って下さい」


と言って再びカメラが回ります。

 アニ研? そんなサークル早稲田にあったっけ? 少なくとも早大鉄研とは交流ないぞ? と思いつつ、「アニ研さんはどうですかねー」と収録されました。


 彼らが部屋を出て行くときまでカメラは回っており、結局何一つとして鉄道っぽい表現は思いつきませんでした。

 ……まぁ私が学生だった頃も、典型的なマニア像を想像してやってくるテレビ局の皆さんには「そんなマニアいません」と断っていましたし、本当にいかにもな感じのマニアが(あんまり)いないのは今も同じなんでしょう。

#TVチャンピオンの「鉄道王選手権」には慶大鉄研会員が出演した一方で、早稲田からは鉄研ではなく汽車旅愛好会の方が出てました(←98年3月分を参照)し、からくりテレビで一回だけあった「からくり同好会」(第一回目は鉄道がテーマだった)も結局出演しませんでした。


 ただ、収録が終わってから、ああいうふうに言えば当たり障りがなかったかなとか、色々思い浮かぶんだから困ったものです。。。

 収録中にポンポン思いついてしゃべってれば、テレビ局的にはおいしい存在に違いなかったのに! ……とは思ったものの、勤務先にとってどうなのかは下々の私には分からないわけで、やっぱり思いつかなくて正解だったのかもしれません。


 あとで三品食堂へ行ったら、ここにも収録に来たそうです。

 「たけしのコマ大数学科」というフジテレビで木曜深夜にやっている番組だそうで、三品のおじさんは見ているとか。……きょう収録したのがいつ放映されるかは、聞きそびれたそうで。


 さて、先週休講だった講義ですが、冒頭で先生が謝って

「前日にエビフライを作ったんですけど、暖かくなってきたのに冷蔵庫にしまわずに翌朝食べてしまいまして……」

かっ、、、、かわいい! (ぇ

 それでも1限の講義はやっていたそうで、休講掲示は本当に直前の昼ごろに出たんだそうです。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

日本中央バス「シルクライナー」

IMGP7106.jpg 京都からの帰りに利用したのが、前橋に本社がある日本中央バスの夜行「シルクライナー」。

 この便の始発は大阪(なんば)で、京都でも乗車ができて群馬県内では富岡・藤岡・高崎・日高パーキング(=前橋市内)・前橋、と乗客を降ろしていきます。

 シルクライナーは他に4便あり(=合計5往復)、それぞれ関西圏での停留所と群馬・栃木県側の停留所が違って、たいていの群馬県内〜関西圏の夜行需要には対応しています。


 今週、関西を2往復して、

「プレミアムドリーム号」(プレミアムシート)
「サンライズ瀬戸・出雲号」(ノビノビ座席)
「ぷらっとこだま」(グリーン車)

と利用して、あーだのこーだの、家で横になって寝るのと比べて不満を述べましたが……


も 、 、 、 申 し 訳 あ り ま せ ん で し た ァ ッ


 あらためてスタンダードな夜行バスを利用してみると、こんなに窮屈だったっけ? と思い知らされます。

 初めて夜行バス「ドリーム号」に乗ったときは、鉄道の座席夜行(「ムーンライトえちご」とか急行「能登」とか)と比べてはるかに楽だと思ったんですけどね。


 座ると、シートピッチ(=前後の座席間隔)は鉄道のほうが広いですし、リクライニングも新幹線「MAX」の普通車のほうが倒れるのでは…という気がします。

 というかですね、発車後の車内アナウンスで「背もたれを目いっぱい倒しますと後ろの方のひざに当たりますのでおやめください」って、夜行バスでリクライニングを目いっぱい倒さなくてどうするんだー!!!

 あと、「禁酒禁煙」の旨アナウンスがあり、禁煙は分かるものの禁酒は公共の乗り物ではあんまり耳にしないですね。……ましてや夜行バスです。


 鉄道と違ってレッグレストはあるんですけど、脚が載るほど伸ばせませんし、結局使いませんでした。


 逆に鉄道と違ってよいところは、

・大きなフットレストがある(靴が脱げる)
・カーテンの遮光性が高く、照明も足元灯だけなのでほぼ真っ暗で眠れる
・毛布が備え付けられている
・シートベルトで体を座席にしばりつけるので、寝ている間に体勢が崩れにくい

…でしょうか。


 もともと疲れていたこともあって、断続的に目を覚ましはしたものの途中休憩も気づかず眠れましたが、翌日はやはり少々疲れが残っていました。


 ところで、JRの夜行バスは三ヶ日に営業所があって交代の乗務員が待機している(仮眠している?)のでワンマン運行ですが、日本中央バスは途中に拠点がないのでツーマン運行で交代しながら運転するんですね。

 運転しない乗務員は、ただの便乗者なのか、車掌扱いなのか、どうなんでしょう?

 大型二種の教習所に通って初めて知ったんですが、バスに車掌が乗っていると、バックするときや警報機のない踏切を通過するのに車掌の誘導が「義務」なんですね。
(↑観光地の駐車場でバスガイドが笛を吹きながら誘導するのをよく見るのはこのため)

 まぁ、高速道路のSAで大型バスが駐車するのにバックが必要なところもないでしょうし、ましてや踏切、しかも警報機もない踏切を夜行高速バスが通過することもないのでしょうが。


 あと、路線バスは早発禁止が交通法規で決まっている(←これも大型二種の学科教習で初めて知った)んですが、降車専用バス停はどうやら早発OKなのか、富岡・藤岡…とどんどん早く発車して、高崎バスセンターには6:20着のところ5:45には着いてしまいました。
(早発不可なら、群馬県側最初の富岡で所定の時刻まで時間調整するはず)

 しかも、京都を発車した時点で、順調に走ると早着することと、各停留所の早着見込み時刻もアナウンスしていて度肝を抜かれました。


 ……降車側停留所は、到着のたびに室内灯を点けて車内アナウンスもするので、6時過ぎまでグースカ寝ている算段だったのが5時過ぎには起こされてしまい、その後再びウトウトしても停留所の都度起こされてしまいました。orz

 東京などの大都市発着ではない以上、こうしてこまめに需要を拾っていかないといけないわけで、分かるとはいえつらいです。

IMGP7108.jpg 一方、日本中央はタクシーもやっている(というか、もともとタクシー会社)ので、頼んでおくと降車側停留所では早朝でもタクシーを確保して待っていてくれるんですね。

 ようやく朝早くから明るくなる季節になりましたが、まだ薄暗い時期は、人通りの少ない道を歩いて帰るのに抵抗がある人にとってありがたいサービスでしょう。きっと。


 それはそうと、大阪・京都から群馬まで、てっきり東名道〜関越道かと思いきや、名古屋から中央道〜長野道〜上信越道経由だったんですね。

 在りし日の急行「ちくま」から長野新幹線に乗り継いで帰るルートですか。
(↑鉄道に置き換えないと分からない人)

 シルクライナーには京都始発〜金沢・富山経由(京都駅18:00発→高崎駅4:55着)もあって、鉄道で言えば京都から特急「サンダーバード」に乗って金沢で急行「能登」に乗り換えるようなもの(京都19:54発→高崎4:05着)です。

 東京近郊で育った身には、高崎も「東京駅から所要1時間の場所」という認識で、どこへ行くにも(どこから戻るにも)東京を経由するもの…という頭しかなかったりすると、群馬に本拠地があるバス会社が取るルートは新鮮です。
author by よんなん
- | trackbacks (1)

「おけいはん」になる一日

IMGP6933.jpg 「スルッとKANSAI2daysチケット」の残り1日分は、京阪電車を乗り歩いて使いました。

 1日分1900円ですが、月曜日の南海電車+山陽電車でおそらく3800円分の元は取ったはずで、のんびり乗り歩きました。


 京阪の車掌は、関西では珍しくドアが開くとホームに降りるのが所定です。

 ……そのほかは南海の6両以上とほぼ同じで、車掌スイッチも下に引っ張って開け、上に押し上げて閉めるタイプです。

 運転士側のドアは、助士側と同じものがついていて開ける向きが逆なのも、南海と同じです。
(10000系などの新型だと、よく見るとまったく同じではなく落とし窓の取っ手の場所が違う、という素敵なこだわりがありました)

 旧型車だと乗務員室ドアの上に車掌スイッチがあって、ドアを閉めるときの体勢はなかなか面白いです。

 写真の「車掌知らせ灯」って、あんまりよく観察してませんでしたが、「運転士知らせ灯」と同じランプなんですかね? ……最長でも8両編成だしホームに降りて側灯を見るなら特に要らないのでは、、、という気もしますが、


 そのほかたまげたのは、ほとんどの駅で停車中のブレーキシリンダ圧が「0」だということです。

 運転士さんのほうを観察していても、やはりブレーキ弁ハンドルは緩め位置です。……ブレーキなしで電車は転がっていかないんですかね??

 あと、関西の電鉄は運転士も駅停車中のホーム看視をするんですけど、京阪はそのとき車掌スイッチにカギを挿すんですね。……危ないと思ったら運転士側でもドアを開けたりするんでしょうか。 
author by よんなん
- | trackbacks (0)

造幣局「桜の通り抜け」

IMGP6917.jpg 私が早大鉄研の幹事長だった年に慶大鉄研の代表だった方が在阪の同業他社にお勤めなので、久々にお会いすることにしました。

 京阪電車の天満橋駅で20時半ごろに待ち合わせをすると、まず連れて行ってくれたのが橋を渡った先にある造幣局。

 造幣局の「桜の通り抜け」はきのう(15日)から始まったとか。

 ……え、桜って東京都内はもちろん高崎・前橋でもとっくに散ったのに? と思ったら、八重桜なんですね。


 東京の上野公園だと酔っ払いの巣窟と化していますが、こちらは「通り抜け」の名のとおり、立ち止まってはいけないルールです。
(東京ミレナリオと同じ)

 公式サイトに

>日没後にぼんぼりなどでライトアップします。

とあって、ぼんぼりでぼや〜っとほのかに照らしているかと思いきや、ぼんぼり「など」と書いてある通り、ほんぼりではなく強烈な水銀灯で真っ白けになっちゃってたのが少々残念ではありました。


IMGP7021.jpg このあと京橋の「餃子の王将」で食事をして、帰り際に「ぜひ昼も通り抜けてみてくださいよ」と言われ、翌日の午後にもう一度通ってみました。

 桜といえばソメイヨシノしか頭にありませんでしたが、こうしてぽかぽか陽気のなかを歩いていると、この時期にきてよかったと思えます。

 ……ちなみに、後ろに写っているマンションは官舎だそうです。


 敷地の外では屋台(←祭のときに出るようなの)が軒を連ねており、「はしまき」(←お好み焼きのようなのが箸にクルクル巻いてある)とか「おたますくい」(←金魚ではなくオタマジャクシ)とか関東では見ないようなのがいくつかあって、こういうのを見るのも楽しいですね。

 「関東煮」という文字も見えましたが、いまでも関西では「おでん」のことを「かんとだき(関東煮)」なんて一般的に通じるんですかね?

 とはいいつつ屋台では何も買わず、昼食は枚方市のモスバーガーでした。(えー)
author by よんなん
- | trackbacks (0)

電車で缶ビールを飲む

IMGP6894.jpg 基本的に外では缶ビールを飲む機会ってありません。

 ただ、「ぷらっとこだま」で東海道新幹線に乗ると350mlの缶ビールが1本サービスなので、それで飲むことがあります。

 外で缶ビールを飲むときの難点は、「グラスやコップに注いで飲むことが難しい」ことです。


 プレミアムモルツのCMでもビールは注いで飲むのが推奨されていて、注ぎ方まで紹介してますよね。


 今回は「NEWDAYS」で写真のプラスチックのカップを売ってたので、それを買いましたけど、4個入りなんですね。

 1個あれば十分です。

 まさか、残りを旅行中に持ち歩いて家へ帰るなんてマネはしないので、新幹線を降りるときに捨ててきちゃうことになります。


 東京駅「グランスタ」の「はせがわ酒店」は、日本酒を買った人向けにオチョコ大の(本当に)小さなカップはサービスしてくれますが、ビール用の大きさのはありませんでした。

 店員さん曰く「無料サービスなので…」とのことでしたが、写真の4個入りは175円で売っているので、40〜50円くらいで1個ずつバラ売りしてくれれば私は買いますよ。


 あるいは、マクドナルドなどでM(R)〜Lサイズの飲み物に使われる紙コップなら、タダ同然でサービスできるんじゃないかなぁ、という気もします。

(ただし紙コップは、ビールを「3度注ぎ」するときに泡の加減が見えない難点があるんですが)


 というかですね、今回は(余分な4個入りとはいえ)東京駅構内の「NEWDAYS」で入手できましたが、先月名古屋から「ぷらっとこだま」で東京へ向かったときは、名古屋駅構内のコンビニはおろか、駅を出た外にある一般コンビニ(?)でもこの透明カップを扱ってなかったんですよ!

 ……あのとき結局入手できたのは、紙コップは紙コップでも、病院で検査に使いそうな小さな紙コップです。

 わびしいったらありゃしませんでした。
(それでも缶から直接飲むよりマシ)


 せめて、400〜500mlサイズの使い捨てグラスが、駅構内の売店で気軽に手に入れられたら……と思うんですけど、そういう人ってあんまりいないんですかね?
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析