鋳物のフライパンを買ってみた

 去年だったかにテレビで「魔法のフライパン」を見て、そんなにおいしく焼けるのなら鉄のフライパンが欲しいと思うようになりました。

 鉄のフライパンなら実家にもあったな……と帰ったときに親に聞いてみたものの、残念ながら記憶違いだったみたいです。


 買うのだったらその「魔法のフライパン」にしてみようかと思いつつ、社長一人でせっせと作っている品で納期がかかると聞いたので、さてどのくらいだろうと公式サイトを見たら納期4年だって! 次のオリンピックまで待たなきゃなんですか!

 似たような違う品はないのだろうか……とGoogle先生に聞いてみると、


・鉄のフライパンには鉄板をプレス成型したものと、型にドロドロのを流し込んで作る鋳物がある
・鋳物でも薄いフライパンは火にかけても局所的に熱くなるだけで鋳物の特性を発揮できない(という説もあるらしい)
・鋳物の長所はアルミフライパンも同様らしい(アサヒ軽金属がそれ)


だいたいそんなようなことが分かりました。

 鉄のフライパンならなんでもよいのかというとそうではなく、鋳物がよいようです。……そういえば10年以上前に「100スキ」という100円ショップで売っていたスキレットがいいという話を聞いたことがありましたが、その「スキレット」が鋳物のフライパンのことのようです。

 「魔法のフライパン」は、鋳物でも薄く作ることで軽く使いやすくした商品なので、2番目の説はどこまで合っているのかはよく分からないです。


 Google先生にあれこれ聞いて、候補を2つに絞りました。

・愛知ドビー(バーミキュラ)のフライパン(これ
 ……鋳物フライパンをホーロー加工。重さ1.1kg(魔法のフライパンと同じ重さ)
・三条特殊鋳工所(ユニロイ)のフライパン(これ
 ……少し厚い鋳物フライパン。重さ1.3kg

 バーミキュラは、ホーロー加工のほうが水分が素早く蒸発するのでおいしく焼けるとアピールしています。

 ただ、ホーロー加工はいまいち自分もよく分かっていなくて、タカラのホーローキッチンみたいにワイヤーブラシでゴシゴシやってもキズひとつつかないのと、妻が持っているホーロー鍋みたいに金属のスプーンで底をさらっただけで傷がついてしまう(のでシリコンのお玉やヘラしか使えない)のと、さてどちらなのやら。

 ユニロイのフライパンは厚さ2.5mmですが、厚さ2mmの自社製品と比べても均一に火が通ると公式サイトに書いています。……やはり厚さはそれなりにあった方がよいのでしょうか。


 鋳物ホーローフライパンは発売されて間もないからなのかどうか、Google先生に聞いてもあまり情報が得られなかったので、ユニロイの重さ1.3kgの鋳物フライパンをポチりました。


 届いてみると妻は「重い」と言って使いません。……「魔法のフライパン」より200g重いだけですが、これまで使っていたテフロン加工のアルミフライパンが500gを切る軽さなのですから、重いのは確かです。

 さっそくフレンチトーストやら、モヤシ炒めやら、ステーキやらを焼いてみます。


 テフロン加工のフライパンとの違いは、私や妻の舌では残念ながら「こころなしかパリッと焼けておいしい……ような気がする」くらいしか分からなかったのですが、分かる人にはそれが大きな違いに感じられるのでしょう。

 手入れは、テフロン加工のフライパンはスポンジで拭えばきれいになったので我が家には焦げ取りスポンジの類がなかったのですが、逆に鉄のフライパンは固いものでガリガリやってOKなので100円ショップでステンレスたわしを買ってきてガシガシ洗っています。

 調理後に水を入れて5分ほど沸かすのは、テフロン加工のフライパンも同じなので、そのあたりの手間は変わりません。

 説明書には「洗剤で洗ってはいけない」と書いてあるのですが、ステンレスたわしでゴシゴシやったあと、軽く泡立てたスポンジで洗っています。
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顔にクリームを塗るなど

 乳幼児のアトピー性皮膚炎予防には日々の保湿が大切なんだそうで、娘を風呂に入れたあとは妻に「全身ベッタベタにして!」と命じられて赤ちゃん用のボディクリームを顔も含めて全身に塗っています。

 赤ちゃんはもともとそうなのか、日々クリームでベッタベタにしているからなのか分からないのですが、確かに生後7か月になって目立った肌荒れもなく、その辺を連れて歩いたら赤ちゃんモデルにスカウトされてしまうんではないか……くらいの見た目です。(親ばかもいいところです)


 ひるがえって自分はどうかというと、スキンケアなどとは無縁の暮らしを40年以上してきて、昨今は妻から毎日のように「肌が疲れている」と言われ、娘の100日参りやハーフバースデーで写真館へ行って撮った写真に写っているのはシミだらけの顔です。

 半年以上クリームを塗りたくり続けた娘の様子を見て、自分もそんなようなものを塗ってみようかと思い立ちました。


 ひとまず妻に勧められてニベアクリームを寝る前と起床時の洗顔後の顔に塗ってみることにしました。……自分で買ったものではないのですが、169gの大缶が500円程度で売られていて、コスパもよいようです。

 寝る前のはともかく、朝は顔に塗っても昼頃にはウエットティッシュで顔を拭いてしまうのですが、それでも塗り始めて半月ほど経って気が付いたのは、ニキビができにくくなったことです。

 中学生のころ以来、ニキビができては我慢できずにつぶし続けてかれこれ30年近くになりますが、なぜもっと早くやらなかったのかと思うことしきりです。


 シミだらけの顔は、ニベアクリームではどうしようもありませんが、こちらもいつぞやに皮膚科で勧められた化粧品(はクリニック専売品なのでハイドロキノンを含む市販品)を買って塗ってみることにします。
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生協の宅配

 娘が生まれ、妻が生協の宅配を使い始めました。
 私が飲み食いする牛乳や卵に米のほか、台所で使う液体石けん(生協のPB)も一緒に買ってもらっています。
(0歳児のいる家庭は1年間宅配料が無料です)

 我が家から徒歩5分ほどのところに生協の大型店舗もあるのですが、家まで持ってきてくれるのはありがたいです。

 ただ、不満もないわけではありません。


 宅配は週1回なので、牛乳は生協の宅配だけではまかなえません。

 生協の店舗で売っている商品でも、宅配では取り扱っていないものが意外とあります。
(逆に宅配専売の品もあるようです)

 さらに、毎週同じ商品を扱っているのではなく「台所用の液体石けんが減ってきた」と買い足しを思い立っても、次回の取り扱いは1か月くらい先ということもあります。


 おまけに、昨今の事情で品薄なのは理解するものの、1週間前に注文を締め切っておきながら、配達されて初めて品切れだったことが分かる、というのには面食らいました。

 生協の注文は基本的には宅配の時に配達員さんに渡す注文用紙なので、我が家はネットで注文をしていても、生協ではネット注文から先にリアルタイムで在庫を割り当ててゆくのではなく、紙ベースの注文も含めて全部集約してから在庫の割り当てを決めるのでしょう。


 いろいろ不満はありつつ、商品はよいものが多いですし、生協へ買い物に外出する回数は減らすことができているので、引き続き使うことになると思います……。
author by よんなん
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