家賃滞納その(4) 原告になった
2023.06.27 Tuesday | よんなん的大家
貸家の家賃滞納のその後です。(その(3))
家賃保証会社が手配してくれた弁護士事務所から訴状の写しが届きました。
家賃未納につき賃貸契約は解除したので建物を明け渡せ、という内容です。原告は私で、先だって事務所所属の先生方への委任状を書きました。
家賃保証会社の担当者に連絡すると、入居者に電話をするとその場では分かったような返事をするのだがまったく動きを見せない、生活保護を受け始めて市役所のケースワーカーからも転居指導があるがやはり返事ばかりで実際には行動を起こさない様子だ、とか。
いちおう電話をすれば出るので、しばらく催促は控えて判決が出たあと危機感を持ってくれることを期待する、という方針だそうです。
その間の家賃(に相当するお金)は家賃保証会社が(管理会社経由で)私に払ってくれるので、大家の私はこの件が長引いたからといって困ることはありません。
しかし「これで危機感を持って(住宅扶助の範囲で住める家への転居を)行動してくれたら……」という話は、3月に家賃を催促する内容証明郵便を送ったときも家賃保証会社の担当者から聞いた覚えがあるので、もしかしたら判決が出たくらいで入居者が腰を上げることはなく強制執行まで見届けることになるのかもしれないです。
さて、せっかく原告になったのですから法廷の原告席に一度は座ってみたいと思い、弁護士の先生に連絡を取ったら「もしも入居者が出廷したとき、その場に大家がいるとトラブルの元なので、仮に法廷に来るとしても傍聴席にいてください」とのことでした。
おまけに、入居者は訴状を受け取っていないそうで、これから休日送達、付郵便送達を経るとすると、裁判の期日はだいぶ先になると見込みの由です。
入居者は働いていないのですから、毎日家にいるはずなのに休日送達をしても同様に受け取らないことは想像がつき、おそらく付郵便送達(書留を発送した時点で被告は受け取ったとみなされて裁判が始まる)まで行くことになるのでしょう。
多少は長引きそうですが、そうはいっても遠からず判決が出て(仮執行宣言がつけば仮に控訴されても)強制執行となると、裁判所の執行官がやってきてその場で入居者を排除したうえで鍵を交換することになります。
追い出された入居者と家族はその日の晩からどうするのだろう、とGoogle先生に聞いてみても、ヒットするのは「強制執行に大家が同行したが入居者はすでに退去していた」というような体験談ばかりです。
土曜日に貸家の様子を見に行くと窓が開いていて洗濯物や布団も干してあって、引き続き住んでいることは分かりました。
訴状の写しに添付されていた入金記録によれば、1月の入金を最後に以後一切の入金がありません。生活保護の住宅扶助で我が貸家の家賃にはとても足りないといったって、1円も入金していないということは、住宅扶助の額をそのままフトコロに入れて生活しているのでしょうか。
独居なら強制執行で路頭に迷おうが好きにすればいいと思いますが、家族やペットは退去したその日からどうするつもりなのでしょう。
転居指導や催促はその道の専門家に任せることにして私は静観するものの、仕事が見つからなくて生活保護を受けているのなら毎日が日曜日のはずで、次の住まいを探す時間はいくらでもあるだろうになと思います。
家賃保証会社が手配してくれた弁護士事務所から訴状の写しが届きました。
家賃未納につき賃貸契約は解除したので建物を明け渡せ、という内容です。原告は私で、先だって事務所所属の先生方への委任状を書きました。
家賃保証会社の担当者に連絡すると、入居者に電話をするとその場では分かったような返事をするのだがまったく動きを見せない、生活保護を受け始めて市役所のケースワーカーからも転居指導があるがやはり返事ばかりで実際には行動を起こさない様子だ、とか。
いちおう電話をすれば出るので、しばらく催促は控えて判決が出たあと危機感を持ってくれることを期待する、という方針だそうです。
その間の家賃(に相当するお金)は家賃保証会社が(管理会社経由で)私に払ってくれるので、大家の私はこの件が長引いたからといって困ることはありません。
しかし「これで危機感を持って(住宅扶助の範囲で住める家への転居を)行動してくれたら……」という話は、3月に家賃を催促する内容証明郵便を送ったときも家賃保証会社の担当者から聞いた覚えがあるので、もしかしたら判決が出たくらいで入居者が腰を上げることはなく強制執行まで見届けることになるのかもしれないです。
さて、せっかく原告になったのですから法廷の原告席に一度は座ってみたいと思い、弁護士の先生に連絡を取ったら「もしも入居者が出廷したとき、その場に大家がいるとトラブルの元なので、仮に法廷に来るとしても傍聴席にいてください」とのことでした。
おまけに、入居者は訴状を受け取っていないそうで、これから休日送達、付郵便送達を経るとすると、裁判の期日はだいぶ先になると見込みの由です。
入居者は働いていないのですから、毎日家にいるはずなのに休日送達をしても同様に受け取らないことは想像がつき、おそらく付郵便送達(書留を発送した時点で被告は受け取ったとみなされて裁判が始まる)まで行くことになるのでしょう。
多少は長引きそうですが、そうはいっても遠からず判決が出て(仮執行宣言がつけば仮に控訴されても)強制執行となると、裁判所の執行官がやってきてその場で入居者を排除したうえで鍵を交換することになります。
追い出された入居者と家族はその日の晩からどうするのだろう、とGoogle先生に聞いてみても、ヒットするのは「強制執行に大家が同行したが入居者はすでに退去していた」というような体験談ばかりです。
土曜日に貸家の様子を見に行くと窓が開いていて洗濯物や布団も干してあって、引き続き住んでいることは分かりました。
訴状の写しに添付されていた入金記録によれば、1月の入金を最後に以後一切の入金がありません。生活保護の住宅扶助で我が貸家の家賃にはとても足りないといったって、1円も入金していないということは、住宅扶助の額をそのままフトコロに入れて生活しているのでしょうか。
独居なら強制執行で路頭に迷おうが好きにすればいいと思いますが、家族やペットは退去したその日からどうするつもりなのでしょう。
転居指導や催促はその道の専門家に任せることにして私は静観するものの、仕事が見つからなくて生活保護を受けているのなら毎日が日曜日のはずで、次の住まいを探す時間はいくらでもあるだろうになと思います。