レーザーシミ取りやってきた

 自分の顔には、それなりに濃いシミが何個もあります。

 以前、皮膚科で「老人性色素斑」と診断をもらい、一部は保険診療で取ってもらいましたが、ほとんどは保険適用外と言われてそのままになっていました。

 さて、娘がまもなく3歳になり、秋には七五三です。

 写真館を予約した妻から「そのシミ、コンシーラーで隠すかどうにかしてちょうだい」と言われてしまいました。

 そのしばらく前に、電車内の広告で湘南美容クリニックの「シミ取りレーザー10 26,000円」というのを妻とともに見て気になってはいました。

 この際だから……と自費診療で取ってしまうことにしました。

 湘南美容クリニックのWebサイトを見ると、全店舗で取り扱っている「シミ取りレーザー10」(大きさにかかわらず10個まで取ってくれる)と、一部の店舗で扱っている「ピコスポットシミ取り放題」(63,000円)があるようです。

 さらに「ピコスポットシミ取り放題」でGoogle検索すると、3万円台で提供している美容クリニックもありましたが、いろいろ調べるのも面倒で、松戸の湘南美容クリニックを予約しました。(船橋にもあるけど「取り放題」を扱ってない)

 11時半の予約で行ってみると、混んではいるようでしたがさほど待たずに診察室へ呼ばれ、医師の簡単な問診で「取り放題」をやることが決定。

 別室でカウンセラーからオプションの説明を受けて、“飲む日焼け止め”とやらのサプリを半年分(31,200円)、あと何か塗るのを一つ(10,780円)買うことになりました。

 会計を済ませると、施術は午後からだそうでいったん外出して昼食。

 12:45に戻り、看護助手にまずは洗面台がある部屋に案内されて顔を洗います。……特にメイクの習慣もなく日焼け止め以外に顔に塗っているものはないのですぐ終わります。

 そうしたら次は看護助手に「麻酔クリーム」を塗られてサランラップをかぶせて20分ほど放置。……この麻酔が別料金で3,300円取られています。
 看護助手に促されてまた顔を洗うと、爪を立てても痛くないくらいに効いています。

 そして施術室に案内されて、診察台に横になっていると問診のときの先生がやってきて、目にゴーグルを当てられ、さらに目を閉じているように言われます。医療脱毛だと看護師が施術すると聞きますが、シミ取りは医師が行うようです。

 さっそく始まると、痛いのなんの。麻酔を塗ったの何だったの、というくらい痛いです。そして焦げ臭い。

 歯をくいしばり、おなかの上で組んだ手をぎゅっと握って耐えます。早く終わってくれ。

 でも、シミは顔じゅうにあるので、一向に終わりません。……ヤクザの入れ墨というのも痛いのだそうですが、もし同じように痛いのなら背中じゅうに絵が描いてあるおじさんはそりゃぁ根性あるだろうなぁと思うほど痛いです。

 目の近くに打ったときは、ゴーグルをしてさらに目を閉じているのに閃光が視界に入ります。すごいのを当てているようです。

 泣きそうになってきたところでようやく終わり、ゴーグルを取られて先生から鏡を渡され「気になるところやまだ(レーザーを)打っておきたいところはありますか」と聞かれます。「取り放題」なので今言えばいくらでも打ってくれるのでしょうが、もう勘弁とばかりに終わりにしてもらいました。

 先生と入れ違いに看護師さんが入ってきて、「痛かったでしょう?」と語りかけながらステロイドの軟膏を塗ってくれます。

 湘南美容クリニック公式チャンネルの動画でもこんなに痛いなんて言ってなかったのに、いまごろ言うか。。

 そこで、きょう以降、朝晩の洗顔後にステロイドの軟膏を塗ることと施術後1週間は日焼け止めも塗ってはいけないことを告げられ、ただし3日後から塗れる日焼け止め効果もあるハイドロキノンのクリームを売っていると言われます。……商売うまいなぁと思いつつ、それも買って帰ることにしました。

 帰りの電車のなかでは顔中ひりひりさせていました。つらい。

 以前に保険診療でシミを取ったときに皮膚科の先生から「日焼け止めを欠かさないように」と言われてもあんまりまじめにやってきませんでしたが、11万円も取られて、しかもこんなに痛い思いをするなら、今後はせっせと日焼け止めを塗ろうと思ったのでした。

 レーザーを打った跡は真っ黒に、さらにところどころ血がにじんだかのように赤くなっています。シミが余計に濃くなったように見えますが、これが数週間経つと取れて新しい肌におきかわるようです。さてどうなりますか。
author by よんなん
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雹害と県民共済

 6月3日に雹が降りました。

 我が家のクルマも屋根がぼこぼこになってしょんぼりしていたのですが、貸家の管理会社から「先日の雹で雨どいや壁が壊れたので修理見積もりを送ります、保険会社にも連絡してください」と電話。

 自分が貸家で入っているのは県民共済の「新型火災共済」で、「しおり」をよく読むと、雹を含む風水害は損害の全額が出るわけではないようです。

 一部損壊の場合、損害額が20万円を超えれば加入額の1%、50万円を超えれば加入額の2%……という具合です。貸家の場合840万円で加入しているので、1%なら84,000円、2%なら168,000円ということになります。

 で、管理会社から送られてきた見積もりを開封したら「503,000円」と、50万円を境に共済金が倍違うのを知っているかのように、50万円をわずかに上回る見積もりを出してきました。

 これじゃぁ、多少値切ってもそれ以上に共済金が減るので、値切る意味がありません。
(後でよくよく考えたら、この見積書をもとに共済金をもらい施工時に値切る、ということもできなくはないですが)

 管理会社もうまい商売するなぁ……と思いつつ、さっそく県民共済から振り込まれた16万8,000円を差し引いた残りの33万5,000円は持ち出しなので、やっぱりつくづく貸家はもうからないなぁと思うばかりです。
author by よんなん
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