測量の立ち合い
2025.09.13 Saturday | よんなん的大家 > 物件C
我が家の墓がある新潟県内に、50万円で売られていた古家付き土地を昨年暮れに買いました。
50万円といっても辺鄙な場所ではなく、特急「いなほ」号が停まる城下町の中心駅から徒歩20分の中心市街地です。
3月に市内の建築事務所を呼んで現地で打ち合わせをしたところ、隣地とを区切っている高さ2メートル以上のブロック塀や、庭の隅に生えている木が誰のものか分からないと手を出せない、という話でした。
現状有姿、公募売買、境界非明示で買ったので、測量をしないといけません。
別の物件の購入でお世話になった市内の不動産屋さんを通じて土地家屋調査士の先生に依頼したところ、隣地の持ち主と私が全員集合することになりました。
隣地は3区画あって、3人とも市内にお住まいではありますが隣地に住んでいるわけではないのでわざわざお越しいただいたことになります。
3人が口を揃えて言うのは、前の持ち主(世田谷区に住む相続人)が草刈りや植木の剪定をまったくしないで、市役所を通じて連絡してようやくやってもらう繰り返しで迷惑していた、あなた(=私)も遠くに住んでいるのにこんな家を買ってどうするのか、ということでした。
市内に我が家の墓があるので来たときに寄れる家が欲しいと思っている、とはお話をしましたが、市内で暮らしていたのは父の代までで、自分は祖母を訪ねて来たことしかないというところで3人の中で私のよそ者認定が確定してしまったようで、信頼を得るのには時間がかかりそうです。
(叔母2人が現在も市内や近隣市に住んでいることも言えばよかっただろうか…)
しかも建物が接している1軒の持ち主は、あなた(=私)の買った家が傾いて私の家に寄りかかっている、さらに土地家屋調査士からの立ち合い依頼文書も上から目線だ、こんな紙切れで呼びつけてどういうつもりか、年寄りだと思って云々……、とあからさまに不満げです。
(土地家屋調査士が隣地所有者へ立ち合いを依頼した方法は関知していなかったです)
そんなやり取りがありつつも土地家屋調査士の先生が、この塀のところでようございますね、と地面に蛍光チョークでしるしを書いていきます。後で鋲を打つのでしょう。
唯一、今回私が買った家と長屋状に壁を共有している1軒との間でカギ状に曲がっている(ように公図に描かれている)箇所は特定できませんでしたが、実は曲がっていないのかもしれないし、仮に曲がっていたとしても建物の中だろう、という話で終わりました。
この日は不動産屋さんもやってきていて、あわよくば(使っているように見えない)隣地の売買を仲介したい様子でしたが、3人とも私には売る気がないようで、「全員が集まる測量立ち合いは売買の話がまとまりやすいのですが…」とがっかりされていました。
なんにせよ、壊したいと思っていた塀も、切りたいと思っていた木も私のものだとの話になりましたので、書面や境界杭などで境界が確定したら、いよいよ荒れ放題の庭や家に手を入れていこうと思います。
50万円といっても辺鄙な場所ではなく、特急「いなほ」号が停まる城下町の中心駅から徒歩20分の中心市街地です。
3月に市内の建築事務所を呼んで現地で打ち合わせをしたところ、隣地とを区切っている高さ2メートル以上のブロック塀や、庭の隅に生えている木が誰のものか分からないと手を出せない、という話でした。
現状有姿、公募売買、境界非明示で買ったので、測量をしないといけません。
別の物件の購入でお世話になった市内の不動産屋さんを通じて土地家屋調査士の先生に依頼したところ、隣地の持ち主と私が全員集合することになりました。
隣地は3区画あって、3人とも市内にお住まいではありますが隣地に住んでいるわけではないのでわざわざお越しいただいたことになります。
3人が口を揃えて言うのは、前の持ち主(世田谷区に住む相続人)が草刈りや植木の剪定をまったくしないで、市役所を通じて連絡してようやくやってもらう繰り返しで迷惑していた、あなた(=私)も遠くに住んでいるのにこんな家を買ってどうするのか、ということでした。
市内に我が家の墓があるので来たときに寄れる家が欲しいと思っている、とはお話をしましたが、市内で暮らしていたのは父の代までで、自分は祖母を訪ねて来たことしかないというところで3人の中で私のよそ者認定が確定してしまったようで、信頼を得るのには時間がかかりそうです。
(叔母2人が現在も市内や近隣市に住んでいることも言えばよかっただろうか…)
しかも建物が接している1軒の持ち主は、あなた(=私)の買った家が傾いて私の家に寄りかかっている、さらに土地家屋調査士からの立ち合い依頼文書も上から目線だ、こんな紙切れで呼びつけてどういうつもりか、年寄りだと思って云々……、とあからさまに不満げです。
(土地家屋調査士が隣地所有者へ立ち合いを依頼した方法は関知していなかったです)
そんなやり取りがありつつも土地家屋調査士の先生が、この塀のところでようございますね、と地面に蛍光チョークでしるしを書いていきます。後で鋲を打つのでしょう。
唯一、今回私が買った家と長屋状に壁を共有している1軒との間でカギ状に曲がっている(ように公図に描かれている)箇所は特定できませんでしたが、実は曲がっていないのかもしれないし、仮に曲がっていたとしても建物の中だろう、という話で終わりました。
この日は不動産屋さんもやってきていて、あわよくば(使っているように見えない)隣地の売買を仲介したい様子でしたが、3人とも私には売る気がないようで、「全員が集まる測量立ち合いは売買の話がまとまりやすいのですが…」とがっかりされていました。
なんにせよ、壊したいと思っていた塀も、切りたいと思っていた木も私のものだとの話になりましたので、書面や境界杭などで境界が確定したら、いよいよ荒れ放題の庭や家に手を入れていこうと思います。