我が家の御用邸(3回目)

 栃木県の「エピナール那須」に家族と義理の両親の5人で2泊してきました。

 エピナール那須は2022年、2023年に続いて3回目で、「我が家の御用邸」のような様相です。(本当は会員制リゾートだけれど、まだ会員にはなっていない)

●バイキングがおいしい(特に野菜類)
 エピナール那須の魅力といったら何といっても夕食と朝食のバイキングです。

 特に、野菜類がおいしいです。サラダとか、野菜を使った料理とか。餃子までおいしいのは、きっとキャベツがおいしいからじゃないだろうかと妻と話しています。

 朝食は(なぜか)岩泉ヨーグルトが供されているほか、自家製バターもあって、ついつい食べ過ぎてしまいます。

●プールが無料
 去年行った「あてま高原リゾートベルナティオ」はプール別料金ですが、こちらは宿泊費に含まれています。

 そのぶん混んでいるのですが、その日のチェックアウト客が帰ってからその日のチェックイン客がやってくるまでの11時〜13時ごろと、夕食後の18時半ごろからがすいています。

 酒気帯びだと利用できないので、2泊目の夕食はお酒なしにしましたよ。

 コンプレッサーつきの空気入れがプールサイドにあるので、大人用の大きな浮き輪を持って行ってもあっという間に膨らませられます。

 「リゾートのプールは浮かぶもの」と思っているので、2時間くらいプカプカ浮いて、ハンモックのようにゆらゆらしながら天井を眺めてボケーっとするのは、疲れたおじさんサラリーマンにとって至福の時間です。

 天井はただのジプトーンなんですが、天井が高いだけでもぼんやり過ごすには十分です。

●食べて、寝て、風呂に入って、寝て、食べて、寝て、プールに浮かんで、寝て
 2泊3日の滞在中、ほとんど部屋で寝ていました。

 寝るだけだったら家でもできる休みの過ごし方ですが、ベッドの寝心地がいいからか、ちょっと横になると気がつけば寝てしまっていました。

 でも、ふと目を覚ますと目の前に見えるのは三本槍岳(だと思う)に連なる山々とふもとに広がる緑で、とっても贅沢な昼寝です。

 おいしいバイキング料理を食べて風呂とプールを楽しむなら、千葉の三日月でもできるんじゃないか、という気もしますが、この山々の景色は千葉にないです。

●そのほか備忘録
・フェイスタオルは使い放題
 プールでは受付時に1枚貸してくれ、お風呂では取り放題です。
 ただ、部屋に備え付けのフェイスタオルとは違って、薄手の使い心地はあまりよくないものです。

 しかし、連泊時の掃除を省略すると館内利用券をくれるeco割は、タオル交換もなしにすれば500円分多く館内利用券をくれます。

 風呂やプール以外でタオルを使う機会は部屋で手を洗ったときくらいなので、風呂で体を拭くのを風呂のフェイスタオルで済ませてしまえば、部屋のタオル交換もいらなかったかなという気がします。

 僕の体や頭を拭くのにフェイスタオルは2枚いるので、プールで1枚だと足りないです。僕はセームタオルを持参しましたが、そうでなければ部屋のタオルを持参することになるでしょう。

・部屋に冷水筒がある
 リゾートに2泊以上するときは家から2Lの天然水ペットボトルを持参して
冷蔵庫に入れておくのですが、今回は部屋に冷水筒が備え付けられていました。

 3階おきに冷水器があるので、それを汲んで冷蔵庫に置いておけばよいしくみです。

・21時からのミニコンサートは「ベルナティオ」でもやっている人が出ている
 なんかどこかで見たなぁ、前回エピナールに来たときに見たんだろうか、と思ったら、ベルナティオでも出ている方でした。

 ベルナティオとエピナールのミニコンサート予定表を見比べると、この方は日月火はベルナティオ、木土をエピナールでやっていて、水金はお休みのようです。

 栃木県那須町から新潟県十日町市への行き来は新幹線なら大宮まで南下しないといけないですし、北関東道経由か何かのクルマなら運転も大変です。

 私は勝手に、ホテルで夕食後に数十分間やっているコンサートの類で演じる方は昼はホテルのスタッフで働くなどして生活費を得ているのだろうと思っていましたが、この方は2か所のリゾートを週2往復しながらコンサートだけで移動費と生活費まで稼いでいるんだろうか……。そんなに潤沢なギャラが出ているとは思えないのですが。
author by よんなん
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Magical Journey Shinkansen で夢の国へ

 東北新幹線の「Magical Journey Shinkansen」が来月までなので、乗ってきました。

 毎晩22時以降に翌日の運行予定が公式サイトに載るので昨夜の退勤途上にチェックすると、東京10:11発→仙台12:26着の「やまびこ207号」で走ることが分かりました。

 午前中の下り新幹線なら東京近郊から乗りに行くのにちょうどよいです。
 しかも「やまびこ号」は自由席があるので、指定券がなくても乗れます。

 妻は「乗り鉄」の気持ちが理解できないようで、仙台までとんぼ返りは嫌、とのことで、仙台に着いたら八木山ベニーランドで少し遊んで帰ることにしましたよ。

 夕刻の上り「Magical Journey Shinkansen」は仙台18:12発→東京20:44着の「やまびこ218号」で、これだと5歳児連れには遅いのと、妻も帰りまで乗る気はないようなので、仙台17:22発の「はやぶさ110号」の指定券を取りました。


 週末、しかも東京近郊から乗るには早すぎず遅すぎない時間の新幹線に充当されたので、ディズニー好きな人がそれなりに乗りに来るだろうかと東京駅で2号車の列に並びましたが、それほどではなかったです。

 妻曰く「昨年から走っているので、注目している人はもう乗ってしまったのではないか」とか。

DSC05994.JPG 外観のラッピングは、号車ごとに「アナ雪」「ピーターパン」「塔の上のラプンツェル」の3種類。車内は各車同じで、カーテンに貼られたシールも「アナ雪」「ピーターパン」「ラプンツェル」の3種類が3列ごとの繰り返しでしたよ。

 車内アナウンス時のチャイムは「Let It Go」をアレンジしたもの1種類。

 今回は白石蔵王以外全駅に停まる「やまびこ号」だったのでこのチャイムを何度も聴けました。……「はやぶさ号」だったら、同じ仙台までの間に東京、上野、大宮、仙台でしか流れないです。

 家を出るときは「いやだ」「出かけたくない」「おうちにいる」と言い張っていた娘も、東京駅でラッピング新幹線にお目見えするやすっかり喜んでいて、連れてきたかいがありました。

 仙台では回送で発車するまで15分くらいホームで記念撮影に興じたあと、地下鉄に八木山動物公園駅まで乗って八木山ベニーランドへ。

DSC06030.JPG 八木山動物公園駅を降りると写真のようなベニーランドの広告が出ていて、夢の国とは「Magical Journey Shinkansen」でやってくるにふさわしいじゃないですか。(違)

 滞在3時間程度なのでフリーパスではなく入園券で入って乗り物券を別に買うことにしたら、結局5,000円ほど乗り物券に使いました。3人分のフリーパスを買っていたら入園代+9,000円なのでまだお得でしたが、だいぶお金を落としたなぁ。

 娘は観覧車よりジェットコースターのほうが気に入ったようで、300円で乗れる一番小さなコースターに2回乗ってました。5歳だともう絶叫マシーンのほうが楽しくなってしまうんですねぇ。

IMG_20250510_155950.jpg 職場へのばらまき土産を買って、地下鉄で仙台駅へ戻り、駅ビル1階にある「トライアングル」のスープスパで遅めの昼食兼早めの夕食にします。

 旧国鉄の直営店が系列会社へ運営を移しつつ現在も続いている数少ない店なのですが、実は初履修。これまで仙台へ来るといつも半田屋とか伊達の牛たんとか立ちそば「杜」のから揚げそばばかり食べていました。

IMG_20250510_172217.jpg 例によってずんだ茶寮のずんだシェイクを買ってから新幹線の改札を入って、上り「はやぶさ号」車中の人に。……娘がひざの上ならタダなのは今年度までなので、帰りは大人2人でグリーン車にしました。

 グリーン料金はこどもも大人と同じなので、娘が小学校に上がったら同じことをいまのようにはできなくなります。
author by よんなん
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いいやま雪まつりとかまくらの里

 JRのニュースリリースで冬の臨時列車を見ていたら

「雪のおいこっと(いいやま雪まつり号) 運転日2/8.9」

という列車を見つけました。

 飯山でも雪まつりをやっているのかぁ、といろいろ調べていると、飯山には「かまくらの里」という、かまくらで鍋料理を楽しめる場所もあることが分かりました。

 かまくらで夕食を食べて花火を見る宿泊プランは残念ながら売り切れで、昼のプランなら日帰りを考えていたら、妻から長野での前泊を提案され、仰せのとおり長野で前泊をしてホテル発9時のシャトルバスで出発しました。

 長野駅9:32発の新幹線に乗れば次の飯山まで所要11分。9:43に着きました。
(この新幹線に東京から乗ると7:52発なので、日帰りでも早起きをがんばれば乗れる)

 野沢温泉へ行くであろうスキー客でごった返す駅構内をかき分けて観光案内所で雪まつりのパンフレットをもらいます。……係の方が言うには「(駅に近い)『なちゅら』会場は建物の中なのですが、城址公園会場はこの雪ですのでどうなっているか……」とのことで、ひとまず「なちゅら」(飯山市文化交流館)へ向かいます。

DSC05387.JPG 館内のステージで仮面ライダーショーをやっているようですが、建物の外では雪だるまづくりや、雪のすべり台で遊べるようになっていて、大学生のボランティアのお兄さんお姉さん方が娘の相手をしてくれました。

 ボランティアの大学生の話では、城址公園会場にはもっと大きなスノースライダーがある、ということなので、路線バスで向かいます。

 Googleマップでルートを調べると、見知らぬ町の路線バスの停留所やバスの時間も出てくるので、この機能は非常に助かりました。

 城址公園会場には雪像もあるのですが、降り続く雪にすっかり埋もれてしまって、なんの像だかほとんど分からないありさまです。

 スノースライダーは受付で住所と名前を書かされ、そのとき視界に入ったほかのお客さんの住所はほとんど県内でした。……さきほどの「なちゅら」会場でもボランティアの方に「千葉から来た」と言ったら「どうやって雪まつりを知ったんですか」とたいそう不思議がられましたし、そもそも域外から人を集めようというイベントではないのかもしれないです。

 まぁまぁ並んでいたのでスノースライダーは1回滑らせて終わりにして、雪遊びができるスペースで娘と雪合戦のまねごとに転じます。

 きのうの善光寺境内も、さきほどの「なちゅら」会場もそうでしたが、雪はちょっと握るとすぐに玉になって、ちょっと転がせばすぐに大きくなります。

 上越新幹線沿線の雪ではなかなかこうなった経験がないのですが、降り積もったばかりの雪だからなのか、やはり信州は雪質が違うのか、20年近く前に野沢温泉へスキーに来たときはあまり雪質の違いには気づかなかったので、よく分からないです。

DSC05393.JPG そんな折に雪中神輿が通りかかり、餅まきが始まりました。

 実際にばら撒かれたのは個包装のお菓子で、娘もいくつか手にしていましたよ。


 「かまくらの里」へ向かうバスの時間が近づいたので餅まきが終わったところで会場を後にしてバス停へ向かいます。……やはりこのGoogelマップの機能は便利です。

 かまくらの里へ向かう路線バスは「急行戸狩野沢温泉スキー場線」というのだそうで、「急行」の文字でてっきり飯山駅で行列ができていた「野沢温泉ライナー」のことかと思って、駅で満員になってしまって途中から乗れないのではないだろうかとバス停で待っていたら、見事に「野沢温泉ライナー」が通過して行ってしまい少し不安になっていると、はたして何の変哲もない路線バスが「急行」の表示を出してやってきました。

 車内はかなり人が立っていましたが、乗るには乗れて信濃平バス停まで10分ほど。バス停は「かまくらの里」の目の前でした。

 受付に予約した旨を伝えると、14番のかまくらをあてがわれ、15分ほど待つと鍋料理とおにぎり、野沢菜がやってきました。

IMG_20250209_131148.jpg かまくらには、ベンチとテーブル、テーブルの上に卓上カセットコンロがあるだけで、特に暖房器具の類はありません。

 鍋を火にかけると暖かくなるのだろうか……と思ったら意外とそうではなく、妻や娘は震えながら食べてましたよ。

 鍋は地元特産の豚肉や野菜が入っているようでしたが、言ってしまえば何の変哲もない鍋で、1人6,000円(+未就学児のおにぎり代230円)は事実上かまくらのレンタル代でありましょう。

 鍋を食べてもたいして温まらないことが分かり、かまくらには1時間半滞在できるので、娘を広場で遊ばせることにします。いいやま雪まつり期間中は、かまくらの里も「かまくら祭り」を開催中でしたが、物販のほかのメインはスタンプラリーのようで、そちらには参加せずに雪山で遊ばせ……たところ、そり遊びがしたいと言い出して、そりを100円で借りました。

 帰りのバスは信濃平バス停特発が1台用意されていて、バスの時間の10分ほど前にバス停へ行ったらちょうど回送車が扉を開けるところで座ることができました。

 ほどなくして待合室で待っていた方々が気づいて乗ってくるとあっという間に席は埋まり、発車の時刻になると車内は来た時のバスと同じくらいに立ち客もあり、野沢温泉からのバスが通過したあと、それを追うように発車します。

IMG_20250209_161016.jpg 飯山駅に着いたら駅前の県内スーパー「つるや」で買い物をしてから新幹線で帰途につきました。

 昼のかまくらは真っ白けで夜に来たほうが風情があってよさそうだと思った以外は、僕の満足度はまぁまぁ高かったです。

 しかし、寒いのが苦手な妻は終始機嫌が悪かった(特に、かまくらの中が暖かくなかったのがとどめだった様子)ので、残念ながら次はなさそうです……。
author by よんなん
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えちごスノーワールド

 国営越後丘陵公園の冬営業「えちごスノーワールド」に昨年娘を連れて行ったところ、また行きたいとのことで、今年は妻も連れて家族3人で出かけました。

 民間のスキー場で雪遊びをしようとすると一人数千円単位でお金を取られますが、この国営公園はソリのレンタル代(600円)で遊べます。今年から駐車場代も取るようになりましたが、我々は公共交通機関(長岡駅からバス)で行くので関係ないです。コインロッカーも100円リターンで無料です。
(平日はソリのレンタルも駐車場もタダです)

 その代わり東京近郊から行くにはやや遠くて、東京駅から長岡駅まで新幹線で1時間40分、さらにバスで35分、おまけに徒歩10分で、東京駅から片道2時間半、我が家からではさらにプラス1時間かかりますから、片道3時間半、往復7時間かかります。

 路線バスは4月〜11月は公園のエントランスまで乗り入れていて、冬も除雪はしてあるので乗り入れてくれれば徒歩10分がバスで2分で済むのにと思いますが、行きも帰りもバスに乗っていたのは我々しかいなかったので、公共の乗り物で来る人はほとんどいないのでしょう。

 そうして往復7時間かけて行って滞在時間は4時間ほどなので、妻の感想も「遠い」でした。

 子供は新幹線に乗るだけでも楽しそうなので、行き帰りの乗り物も楽しめているならまぁいいかと思っています。

 朝の往路は路線バスが1時間に1本あるのですが、午後の復路は最寄りバス停15:12発の次が17:02までないので、未就学児を連れて家に帰り着く時間を考えると復路は15:12発一択です。

 長岡駅からの路線バスは片道440円で、大人2人が往復すると1,760円かかりますので(回数券を買えばよかった)、もう1,000円くらい足せば格安レンタカーを借りてバスの時間を気にせずに楽しめそうです。(この日はニコニコレンタカーに空きがなかった)

 ソリ遊びがなくてもよいなら、長岡駅よりも手前の浦佐駅から徒歩15分の場所に新潟県立の八色の森公園があるのですが、娘曰く「ソリ遊びが楽しい」とのことなのでまたここまで来ることになりそうです。
author by よんなん
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