職場を活用した「通勤訓練」

 が、今日から始まりました。

 勤務ではありません。東京障害者職業センターのプログラムで、会社には職場を使わせてもらう協力を得て行います。

 前にも書きましたが、勤務先には育児目的でしか時短勤務の制度がありません。

 病み上がりの身で突然フルタイムの勤務を始めるのは非現実的なので、休職期間中に時短勤務に見立てた「訓練」をしておくことになります。

 電車賃は自分持ちです。(……とはいえ、病気休職中で給料出ない=傷病手当金は引き続きもらえるので、その中から支出します)


 勤務ではないので、職場で階段から転げ落ちても、職場への行き帰りの途上で何か事故や事件に巻き込まれても、労働災害(業務災害・通勤災害)の対象外ですが、障害者職業センターのプログラムとして通うので、そちらに補償制度あるとのことです。
(どの程度の補償が受けられるのか具体的には知らされてませんが)


 さて、一昨年の夏、ある日突然すべての仕事を放り出して休み始めてしまった手前、どのツラ下げて行ったものか……という不安は大きかったですが、予想外に職場のみなさんが温かく迎えてくれました。


 業務ではないので、会社側から作業の指示は基本的にありません。

 その代わり、障害者職業センターから「休職中を振り返る資料」を作るよう言われています。


 パソコンを立ち上げると、昨年の1月に私物を取りに来たついでにメールチェックをして以来の、2604通ものメールが溜まってましたよ。。。

 回覧物もあり、当面はそれらに目を通すので終わりそうです。


 きょうは、9:20〜11:00の1時間40分を難なく過ごし、午後は上野の障害者職業センターへ向かいました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

産業医の直接診断

 が、きょうありました。

 こういう日だというのに、気分は最悪、とてもとてもしゃべれる状態ではありません……。
(この日記を書いているのは1/22)


 13時半に、自分・家族(結婚していれば配偶者のところ、未婚なので親)・上司が品川区にある会社施設にいったん集められ、産業医の先生と個別に面談です。

 自分は40分ほど、両親は1時間以上かかり、その間、上司は2時間も待たされていました……「呼んでおいて待たせる」あたりがいかにも我が勤務先らしいというか、、、

 残業代が出る職級ならこんなにおいしい話はないですが、私の上司は管理職です。。。


 40分ほど、と、思ったよりお話しする時間がありましたが、「何か言っておきたいことはありますか?」と尋ねられても思い当たらず……。精神科の先生だからある程度のことは観察できる専門家とはいっても、テレパシーが使えるわけじゃないですから、言わなきゃ伝わらない部分のほうが大きいに違いないのですが。。。

 産業医(精神科)の先生には先月に一度お会いしており、きょう引き出せなかった部分は、そのときペラペラしゃべったお話を元にコトが進むでしょう。


 それにしても、33歳にもなって、会社に親を呼ばれるとは思ってなかった……。orz
(たいていは母親が来るらしいのだけど、今回は両親が来た…)
author by よんなん
- | trackbacks (0)

増える酒ストック

DSC01951.jpg 服薬中ということもあって、お酒は飲み会でお付き合い程度に飲むだけで、家では本当に飲まなくなりました。

 以前は月1〜2回程度のペースで缶ビールを何本か飲むくらいにはたしなんでいたんですけれども。

 そんななか、きのうの船橋稲門会新年会の福引で本格焼酎2本セットを引き当ててしまいました。(写真の左側2本)


 昨年秋には、同人誌即売会終了後のジャンケン大会で日本酒も当てています。(写真右)


 飲みたい人は遊びに来てください。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

船橋市内の宴会場事情

DSC01947.jpg 船橋稲門会の新年会に行ってきました。

 以前は参加者30人くらいで居酒屋を使っていたそうですが、年々参加者が増えて(今回は61人)、西船橋駅近くの結婚式場「フローラ西船」での開催です。

 意外なことに、人口60万人超の中核市でもある船橋市では、こういう大規模宴会というかバンケットを開ける宴会場の選択肢がほとんどないのが実情のようです。

 船橋市内でこういう集まりが開けるのは(割烹を別にすれば)

・フローラ西船
・船橋グランドホテル
・東魁楼
・三井ガーデンホテル船橋ららぽーと(2011年秋に閉館)

くらいなもので、グランドへは昨年11月に行ったのですでに2つ履修したことになりますが、どちらも、お世辞にも満足できる施設ではなかったです。(ごめんなさい)


 というのも、出身地の浦安が、国内屈指のリゾートがある土地柄もあってリゾートホテルを中心に宴会場には事欠かない環境だったからです。

 ホテル同士の競争も盛んで、料理の質、眺望、リゾート直営でキャラの着ぐるみが来るとか来ないとか、等々、浦安市内の団体が何かこういう集まりを開くにはもう少し選択の幅があるのとは対照的です。


 今後の見通しでは、2015年に船橋駅の新駅ビルが開業して「ビジネスホテル」が入居するようです(JR千葉支社プレスリリース)が、ビジネスホテルでは宴会場に期待できるか未知数です。

 JR東日本系列のビジネスホテル「ホテルメッツ」で宴会場を併設しているところはほとんどないのが実情で(津田沼のホテルメッツにもそんなものはない)、これから詳細が決まるなかでどうなるか注目でしょうか。


 船橋市内の大規模な飲食店ではサッポロビールの千葉ビール園なんてのもありますが、個室の宴会場はないし、なによりアクセスが不便だしな……。


 ないものねだりをしても仕方がなく、逆に浦安では日本料理店(割烹)で満足な宴会を開けるような店が思い当たらないので、船橋の「玉川」「稲荷屋」「なべ三」(いずれも未履修)や、あと冒頭に挙げたなかで東魁楼(中華料理)が未履修なので、残る期待をかけてみたいと思います。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

最後の半ドン

DSC01943.jpg 10月から東京障害者職業センターの「職場復帰支援プログラム」を利用してきました。

 最初は、午前中の2時間を2週間通い続けただけでヘトヘトでしたが、徐々に時間も延びてきて、今月は基本的に午前も午後も2時間ずつ利用しています。

 ただ、センターの都合で午後は使えない日があるので、そういう日は昼で終わりです。


 で、そんな日々を過ごしてきたわけですが、会社の手続きが順調に進み、どうやら2月に職場復帰になりそうな見通しになってきました。(まだ決まりではありません)

 勤務先は育児以外の理由では時短勤務が認められず、病気休職からの復帰場面では「ある日突然フルタイムでの勤務を要求される」ので、復職に先立って「障害者職業センターのプログラムとして」来週から職場へ通い始めることになりました。(18時が定時終業のところ16時まで)

#「職場はリハビリ施設ではない」という意見もあるように承知していますが、現職場は利用を認めてくれているので、ここではその是非はひとまず置いておきます。


 職場には「センターの都合で午後は使えない日」がありません。

 本当に復帰したあとは「午後半休」を取得しても2時からなので、「昼で終わる」というのは今日が最後です。


 「昼休み1時間で元の場所へ戻らなければならない」というしばりがないので、さっそく上野で時間制限のない寿司食べ放題(1050円)の店へ。

 といっても滞在時間は1時間ほどで、食べ放題の店へ入ったわりには短時間で出てきましたが、センターの昼休み(1時間)では無理です。ありがたいです。

 帰りは「肉の大山」でウインナーフライ(写真・1本50円×2)を買って、行儀悪く食べながらぶらぶらと御徒町まで歩いて帰りました。


 1150円でこんなに至福になれるなんて、安上がりな人間だなぁ。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

障害者手帳はもらえないらしい

 主治医の先生から「アスペルガー症候群」という診断名をもらいましたが、発達障害には障害者手帳がありません。

 二次障害として「うつ病」を発症したので、精神障害者の手帳をもらおうと主治医の先生に診断書を書いてもらい、申請書とともに保健所に提出しました。


 が、保健所から先生に照会があったらしく、「精神障害を認めるが、日常生活及び社会生活は普通にできる」程度では手帳は発給できない、とか。

 実際、会社で仕事ができなくて傷病手当金で生活している状態なのは事実ですし「精神障害を認め、日常生活又は社会生活に一定の制限を受ける」程度ではないかという気もしますが、

1.適切な食事摂取 →自発的にできる
2.身辺の清潔保持・規則正しい生活 →自発的にできる
3.金銭管理と買い物 →適切にできる
4.通院と服薬 →適切にできる
5.他人との意思伝達・対人関係 →おおむねできるが援助が必要
6.身辺の安全保持・危機対応 →適切にできる
7.社会手続や公共施設の利用 →適切にできる
8.趣味・娯楽への関心、文化的社会活動への参加 →適切にできる

1〜8のなかで、「5」以外に「おおむねできるが援助が必要」「援助があればできる」「できない」に該当するものがありません。

 強いて言えば「2」……といっても、鼻毛を手入れする習慣がないとか寝ぐせがそのままとか私服のセンスが悪いとか休みの日は生活リズムがgdgdとかその程度で、「援助が必要」にマルはつきません。


 当てはまるレベルなら障害を隠さず堂々と手帳をもらって、会社から必要なサポートを受けたり、税金の障害者控除や市中の障害者割引サービスの恩恵にあずかるつもりでしたが、当てはまらないのに診断書を細工してまでもらうつもりはなく、診断書の内容に変更はないと返事してもらうことにしました。

 ……まぁ、精神障害者の手帳を持っていると、新しい運転免許証を取るのに医師の診断書が必要だったり資格マニアには面倒なところもあったりして(いずれ二輪の免許は取りたいと思っている)、メリットばかりではないのも事実です。。


 とはいえ、手帳もらえないレベルなら気の持ちようだ、健常者と同じように扱うから、サポートはしない、自分でがんばって空気読め、対人コミュニケーションでトラブル起こすな、と言われるようなら心外なのですが……。

 発達障害者支援法に基づく手帳がなくて、かといって精神障害者には該当しない、というだけで、中長期的な対人関係をうまく築けないことが多くて困っているのは確かです。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

職場内コミュニケーション講座1 「会話について」

 東京障害者職業センターの職場復帰支援プログラム(←戻る職場がある人向け)を利用していますが、職業準備支援プログラム(←これから就職する人向け)の講座に参加させてもらうことになりました。

 全4回の講座で、参加者は自分を含めて3人。数十人規模の講座が多い職場復帰支援と違って少人数の講座です。


 きょうは会話について。「ビジネス会話」と「雑談」。

 ビジネス会話は、その辺の話し方講座・アナウンススクールなどでやるのと同じ「結論を先に言って、あとで説明」という、自分が学生時代に散々叩き込まれたものですが、これができない。orz

 結論は言えるのですが、説明ができない。o....rz

 なので、「タカハシは何を考えてるのか分からない奴」ということになってしまいます。


 とりあえず「好きな食べ物と、それがどんなものか3点挙げて説明してください」という課題が与えられましたが、食べ物のメニューは言えても、どんな食べ物かがうまく説明できないッ!!


「私が好きなのは、センターの近くにある弁当屋『紅や』の『メンチ唐揚げ弁当』です」


 結論は言えた。では説明を!!

 って、おかずはメンチカツ1つと鶏の唐揚げ2つ、そして日替わりの副菜にタルタルソース、このタルタルソースを唐揚げにつけて食べるのが好き……なんだけど、「紅や」の特徴ある唐揚げの大きさは何に例えれば通じる?? 線路の小石? こぶしの半分くらい? 話はどこで分けて3つにする???

 先生が「あの、どこからが2つ目ですか?」と聞くほどで、恥ずかしくなるくらいgdgdでした。


 他の二人は、大手チェーン店の味噌ラーメンと、ホッケの塩焼きでした。

 特に、ホッケの塩焼きの話はうまくて、聞いている自分が今度スーパーで買ってきて焼いてみたくなるほどです。。。


 続いて「雑談」。

 ビジネス会話と違って他愛のない、結論を出す必要がない内容で、他人の価値観に関わる話題は避けること。天気や食べ物、お店、テレビ、スポーツなどがよい、とのこと。


 あの〜、価値観に触れないといっても、紅やの弁当がうまいのまずいの、って話はどうなんでしょう、と恐る恐る聞いてみると、「否定されたら、同じ質問を返してみましょう」。なるほど。

A「タカハシはどの弁当が好き?」
T「紅やの唐揚げが大好きです♪」
A「えー、よくあんなの食べられるね」
T「そうですか……orz」

自分はここで会話が終了して、そのときの気分によっては「Aさんは自分を受け入れてくれない」と思ってしまうのですが、

T「Aさんはどんなお弁当が好きですか?」
A「俺はオリジンの自分で詰める弁当が好きだなぁ」

と持っていけばいい、というわけです。ふむふむ。


 それにしても、初対面のよく知らない人と会話を終了させずに続けることが、こんなにパワーを必要とすることだとは!!

 2時間の講座が終わる頃にはすっかりクタクタでした。。。


 これが、本当に就職活動のときNHKのアナウンサー採用で最終選考まで残った(←過去の栄光)人間の末路なんだろうか……。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

心理検査

 先月、主治医の先生から「復職可能」の診断書をいただき、それを受けてこんどは会社側の診断を受けます。

 きょうは朝から会社の施設へ出かけ、臨床心理士さんのもとで心理検査を受けました。

 9時に始まり、昼食をはさんで終わったのは15時。実働5時間でしたが疲れました。


 やったのは、

・内田クレペリン
・MMPI(ミネソタ多面人格目録)
<昼休み>
・三宅式記銘力検査
・WAIS-III(ウェクスラー成人知能検査)

の4つ。


 WAIS-IIIは大人の知的能力(IQ)を測るもので、いくつかある課題のうち幼稚園の頃に遊んだ9つの赤白のブロックで図形を作るものがあり(同じブロックがウチにあった!)、これは楽しんでやれました。(←まるで子ども)

 結構しんどかったのは、口頭で算数の文章題を読み上げられて暗算で回答するものや、数字や五十音がランダムに読み上げられたら順番を並び替えて回答するもの(メモは使えない)など。


 健康診断の結果は教えてもらえますが、こういう心理検査の結果は教えてくれるのか、あるいは会社の「えんま帳」にこっそり書かれるだけなのか、どうなんでしょう。

 MMPIは人格検査でもあり、結果を本人が知ることなく会社が一方的に把握するとしたら少々不気味な気もします。

 って、google先生に聞けばこれらの検査は市中の医療機関で健康保険を使って受けることもできるようなので、気になるなら自分で受ければいいんですが。


 それはそうと、昼食は隣接する勤務先の工場の社員食堂で食べました。

 かなり規模の大きい工場なので食堂も広くて、かつて自分が着ていたのと同じ作業着姿の方々に混じって食べるごはんはおいしかったです。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

「案ずるより東北が易し」

DSC01912.jpg 去年の秋ごろにJR東日本がキャッチコピーにしていた言葉です。

 なぜか早々に引っ込められ、「行くぜ、東北。」キャンペーンに代わりましたが。

 来てみれば、福島県といっても浅草から東武線の直通電車があるような場所で、浅草から午前中に出ている快速電車に乗れば会津高原尾瀬口駅まで3時間少々です。……電車賃は東武鉄道+野岩鉄道で2540円。

 鬼怒川温泉までの特急に乗れば(土曜休日料金1400円)3時間足らずです。


 帰りは特急料金を払わずに延々と東武動物公園まで各駅に停まる区間快速を使った(快速の設定は朝しかない)ので、北千住で降りる頃にはいいかげんに疲れましたが、その気になればいつでもひょいと来れそうな場所でした。

 自分は何も用意してなくて東武線区間は普通運賃(1500円)を支払いましたが、同行者は東武の株主優待券(全線1回有効の乗車券)をチケットショップで730円で買ったそうで、それなら金銭的にもっと気軽に来れることになります。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

檜枝岐温泉三日目

DSC01880.jpg 「湯治修行」三日目です。

 大半のメンバーは9:05発のバスで帰って行きましたが、特に急いで帰ってもやることがあるわけじゃありませんし、12:50発のバスまで檜枝岐で過ごすことにします。

 10時ごろに旅館をあとにして、昨日と同じく「燧(ひうち)の湯」へ。……外気温は氷点下なので、露天風呂は何時間いてものぼせることはなく、飽きません。

 それにしても、年末・正月休みの直後とはいえ、3連休だというのにほとんどの時間、独り占めでした。

 カレンダーとは関係のない仕事が長く、平日休みのメリットを享受していた身には、カレンダー通りの休みは旅行好きにとって負け組と思ってましたが、どこへ行くかによるのでしょうか。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析