「どこかにマイル」で広島へ(1日目)

 3年前に大学の後輩(留学生)の結婚式で中国の桂林へ行ったときのおよそ1,800マイルが期限を迎えるとメールが届きました。

 その後JALカードSuicaを作って(そのときの記事)せっせと貯めたショッピングマイルを足して出かけることにします。

 JALの「どこかにマイル」で岡山・熊本・広島・徳島のどこか、とのことで申し込んで引き当てたのが広島でした。


DSC_5102.JPG 最寄駅4:56発の始発から2番目の電車に乗り、秋葉原・浜松町と乗り継いで羽田空港へ向かいます。……浜松町駅のモノレール乗り換え改札は以前は一度改札外に出る構造だったのが、改札一つでモノレールとJRを行き来できるようになっていましたよ。(自分はJRとそれ以外を乗るSuicaを分けているので、昔からの階段を降りたり昇ったりするほうへ…)

 ここ何年か国内線はLCCに乗ってばかりで、レガシーキャリアの国内線に乗るのはなんと大分空港のホーバーフェリーに乗りに行った(当時の記事)とき以来10年ぶりで、搭乗券はLCCみたいなスーパーのレシート状のものになり、搭乗口では搭乗券とJALカードSuicaが紐づけられていてカードをタッチすればよいしくみに、なんかもう時代が変わってました。

 羽田6:50発のJL253便は15分遅れで離陸して広島空港へ。8:10着予定→8:30発または8:45発のバスへ乗り継ぐつもりだったので少しはらはらしましたが、国内線の地方空港は飛行機を降りてから外へ出るのがあっという間なので、荷物さえ預けなければ難なく乗り継げました。

DSC_5129.jpg 白市駅9:10発の岩国ゆきに乗って岩国駅には少し遅れて10:55着。いったんSuicaで改札を出て、有人窓口に「錦川清流線昼得きっぷ」を予約したタカハシですと名乗って改札を通してもらい、錦町行きの運転士から往復1,000円の切符を買います。

 岩国・川西駅間のJR線部分(往復380円)も含めて、岩国・錦町間往復1,000円でよいというのですから、JR改札での手間賃もJRに取られるのでしょうし(推測)いったい錦川鉄道の手元に残るのはいくらなんだろうかとも思いますが、あらかじめ予約して決められた列車に乗ればその値段でよいというのですから使わない手はありません。

DSC05048.JPG 錦町駅からは岩日北線の未成線跡を走る「とことこトレイン」で雙津峡温泉を往復して、再び錦川清流線で引き返します。錦町駅から乗って雙津峡温泉で降りてよい乗り物ですが、未成線跡が「岩日北線記念公園」でその公園内の遊具という扱いみたいです。

 国鉄〜JR線で「○○北線」という路線は「○○ほくせん」と読むところがほとんどですが、とことこトレイン車内での案内では「がんにちきたせん」と言っていて、Wikipediaによるとほかにもそう読ませている資料があるのだとか。

DSC05132.JPG 帰りの錦川清流線は清流新岩国駅で降りて、徒歩10分の新岩国駅から新幹線で広島に戻ります。……新花巻駅の新幹線と釜石線のような位置関係で、連絡通路まであるのですが、山陽新幹線が開業したとき国鉄岩日線の御庄駅だったこの駅はなぜか新岩国駅とはならず、そのまま岩日線が廃止されて第三セクターになり、現在の駅名になったのは2013年のことです。……錦川清流線昼得きっぷは「下車前途無効」で、岩国まで戻らなくても使えました。

DSC_5177.JPG 広島駅では駅ビルのお好み焼き屋で「ウニホーレン」を履修して、可部線に乗ります。可部以北は三段峡まであったころに一度乗っていますが、あき亀山までの「新線」は未履修だったのをのりつぶしました。

 帰りの可部線は大町駅で降りてアストラムラインを乗りつぶすことにして、広域公園前へ行って本通へ戻ります。

DSC_5205.JPG 本通からは平和記念公園を通って土橋まで歩き、テレビドラマ版「ワカコ酒」に出たお店で府中焼きを食べて、路面電車で広島駅前へ戻り、22時ごろ宿に入りました。

 ちなみに宿はカラオケ館がやっているカプセルホテル「広島のお宿」で、パセラがやっている「安心お宿」と名前が似ていますが、カラオケ屋さんがやっているカプセルホテル、という点が共通です。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

スパバレー保存鉄道とかフィッシュアンドチップスとか

 イギリス旅行2日目です。

DSC_3657.JPG 8時すぎにホテルを出て、駅までの途中にあったマクドナルドで朝食にします。……日本の朝マックはマフィン中心ですが、こちらはそのほかにもあって、ベーグルを食べました。

 店の入口からレジまでの間にデジタルサイネージみたいな端末がいくつもあって、そこで画面をタッチしながらセルフサービスで注文できてカウンターからレシートの番号で呼ばれるのは、TOEIC300点台の私には非常にありがたいシステムでした。(レジで対面で注文することもできる)

DSC03188.JPG きょうから有効の「ブリットレイルパス」(紙のチケットではなくスマホ画面に表示させて自動改札ではQRコードを読ませる)を持っているので、イーリングブロードウェイ駅8:48発の在来線で出発、パディントンで一度地下鉄ベーカールーラインに乗り換えてウォータールー駅へ。……ロンドンの公共交通はオイスターカードのほかにコンタクトレスカードも使えて、現地の交通系ICカードを持たなくても自分が持ってきた楽天銀行VISAデビットを地下鉄の改札機にタッチすればそのまま乗れるのすごいです。ただ、Suicaに比べると決済に時間がかかり、一度改札機で立ち止まらないといけないレベルです。

DSC_3664.JPG ウォータールー駅からウォータールーイースト駅へ徒歩連絡して、サウスイースト鉄道の9:48発の電車に乗り、ターンブリッジウェル駅を目指します。10:51着でおよそ1時間くらいです。

 イギリスには廃線跡を使った保存鉄道がかなりたくさんあるのですが、シーズンオフの2月でもやっているロンドン近郊のを探すとこの「スパバレー保存鉄道」一択でした。

 駅から歩いて10分ほどの場所に「ターンブリッジウェルウエスト」駅があって、キップを買います。いかにもボランティアなおじいさんがキップを売ってくれます。券面はリターンチケットになってますが、パンフレットを見ると1日乗り放題みたいです。

 駅舎の中に展示スペースがあって、この保存鉄道の成り立ちが書いてあるのを見ると、もともと現役の線路で先ほどロンドンから乗ってきた列車を降りたターンブリッジウェルズ駅まで線路がつながっていた由です。

DSC03301.JPG 行きはSL、帰りはディーゼル機関車で、運転士も車掌もみんなボランティアですが、途中の踏切には踏切警手までいて、そんなボランティアまであるのかと考えると、鉄道マニアの世界もすごいもんです。

 車掌さんはリタイア世代のおじいさんのほかに若い人もいて、どこかの高校の鉄道研究部の方ですか? みたいないかにもマニアな風貌です。……実際に走らせるとなると、愛好家として研究の対象にするだけのとはたとえば安全に関する教育なども必要でしょうし、どういう教育システムがあるのかとても気になります。

 なにしろ、反対側のエリッジ駅は現役の駅と接続していて、一部単線並列で並走しているので、万が一の事故のときには現役の列車に危害が及ばないように併発事故の防止措置も知っていないといけないはずです。

 ……にしても、廃線が朽ち果てていくのでなくこうして週末だけとはいえ列車がのんびり走っているのですから、(我ながら語彙力の少なさを感じますが)すごいです。日本でも廃線跡に愛好家で車両を走らせようという人がいたのは知っていますが、駅構内がせいぜいで駅と駅を結ぶようなプロジェクトはまだないです。嵯峨野観光鉄道は廃線を活用した鉄道ですが、保存鉄道ではないです。

DSC03416.JPG ターンブリッジウェルズの街もなかなかよい雰囲気で、ちょっとした行楽にもよさそうです。……駅に戻る途中のパブでUディレクターは昼食、私は先ほどのスパバレー鉄道の売店でサンドイッチを買って食べていたので、軽くおやつとハーフパイントのビールをいただき、再びロンドン市街に戻ります。

DSC03485.JPG チャリングクロス駅からロンドンの交通博物館が近いので歩いて向かい、16時半ごろから1時間半くらいかけて中を見ます。ここの目当てはグッズショップで、前に来たときにしこたま買い込んだ「MINDS THE GAP」の消しゴムをまた買って職場でばらまこうと思っていたら、どうやら廃番になってしまったのか見当たりません。……残念でしたが、自分用に「ピカデリーライン」のマグカップを買って、Uディレクターはポスターを買って博物館をあとにします。

DSC_3676.JPG 19時近くで、Mさんと夕飯でも、とピカデリーサーカスからMさんが住むパットニーブリッジ駅へ向かいますが、残念ながらご主人が寝込んでいるとのことでおすすめのフィッシュアンドチップスの店でUディレクターと2人で食べてホテルへ戻りました。

 ホテルへ戻ったのは21時半ごろで、チャリングクロスに戻ったのは16時くらいだったのに、なんだかんだと時間がかかりました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

機内〜ヒースロー着〜イーリング

DSC03117.JPG 機内食を終えたら睡眠薬を飲んでさっさと寝ます。……時差ぼけ対策は「とにかく機内で寝ること」と中学生の時にアメリカへ行ったときに引率の先生に教わりました。

 メンタルクリニックにかかって医師が処方するような睡眠薬を飲まないとまったく眠れなかった時期も5年くらい前にひとまず卒業して、いまは市販の睡眠補助薬(ドリエルの類)でもしこたま眠れてしまうのですが、当時もらっていた睡眠薬の飲み残しが若干あったので1錠を半分に割って持ってきました。……半分に割ったのは、それだけ(いまの私には)効き目が強いからです。

 そうしたら、スコーンと眠れたのは最初の1時間だけで、エンジンの「ゴー」という音で目を覚ましてしまいました。……買ってあった耳栓を着用したのちも眠れたのは断続的で、トータルで4〜5時間くらいだったでしょうか。やっぱり家のフトンで寝るには半錠で十分でも、エコノミークラスで座りながら寝るのなら1錠飲んでおいたほうがよかったのかな。。。


 一度目の機内食から7時間くらいたって二度目の機内食(軽食でした)があり、ヒースローには16時半ごろ着きました。……日本のAmazonで買っておいた現地SIMに機内で入れ替えておいたスマホはさっそくつながりました! いわゆるドコモのSIMロック解除端末なので、SIMロック解除してあるとはいえ本当に使えるのか不安でしたがトラブルなくつながってよかったです。

DSC_3631.JPG 着いたのはターミナル5といういうかなり新しめのターミナルで、ボーディングブリッジを降りたらそのままエスカレーターで地下へ降りてゆりかもめと札幌の地下鉄を足して2で割ったような乗り物でターミナルビルへ移動し、そこで預けたスーツケースを受け取って入国審査を受けます。

 入国審査の列で順番が回ってきたら、列の係に「Together?」と言われてYesと言ったら家族でもないのにUディレクターと一緒に審査を受けられましたが、同性パートナーか何かだと思われたかな……。(ダイソーで買ったスーツケースベルトがよりによってレインボーカラーだったからなおのこと)

 滞在は→6デイズ、何しに来た→サイトシーイング、どこを観光する……あたりは定番の質問ですが、そこで(ヨークの)レールウェイミュージアム、などと一番遠い目的地をとっさに答えてしまい、なぜだ→ウィアーレールウェイエンスージャスト、ヨークの鉄道博物館が目的なのに(数百キロ離れた)ロンドンにホテルを取るのはどういうことか、と質問が発展して、アワフレンドリブジンロンドン、ウィーステイロンドン、サイトシーイングアラウンドロンドン、アンドビジットレールウェイミュージアム……等々いろいろめんどくさかったです。

 係官は平易な英語で訊いてくれるので何を言われているのかはまぁまぁ分かったものの、英語圏に来るのはほんと15年以上ぶりなので(ブログを書いている今では簡単な英語しかしゃべってなかったのが丸出しですがそれすら)どう説明すればよいやら本当にしどろもどろでした。

 ブリティッシュミュージアム(大英博物館)など、ロンドンにあるけどまともに見ると数日かかるような著名観光施設の名前を適当に言っておけばよかった……


 ホテルは、現地長期出張の経験が豊富なUディレクターにおまかせしてイーリングという場所のビジネスホテルを取ってもらってあります。イーリングはパディントンより手前なので、地下鉄で行くかヒースローコネクトで行くことになります。

(蛇足)ヒースローの鉄道アクセスは、パディントンまでノンストップのヒースローエクスプレスか、いわゆる在来線のヒースローコネクトか、地下鉄の3通りです。

 ヒースローコネクトはターミナル5駅から出てないので、ターミナル2・3駅へ移動しますが、このターミナル間の移動にヒースローエクスプレスにタダで乗れるのがすごいです。羽田も国内線・国際線ターミナル間の移動で京急電鉄や東京モノレールにタダで乗れますが、航空券の提示を求められたりハードルが高いです。

DSC03142.JPG で、ヒースローエクスプレスの券売機でターミナル間のタダ券(紙)をセルフサービスで発券してターミナル5駅の改札を抜けてヒースローエクスプレスに乗りましたが、ターミナル2・3駅で降りてみると同じホームにヒースローコネクトも来るうえ、改札を出て入りなおそうにも、改札っぽい柵があるだけでタダ券を入れるところもなければカードをタッチするところもなさそうです。……ロンドンは地下鉄も在来線もオイスターカードやコンタクトレスカード(非接触対応のVISAカード類)で乗れるはずなのですが、どこにタッチすればよいのやら……?

 日本と違ってヨーロッパは無札乗車の罰金がすごいので「よく分からないうちにターミナル間のタダ券でヒースローコネクトに乗ってしまった」は通用しないはずです。

DSC03146.JPG 券売機はあったので、結局、イーリングブロードウェイ駅までの紙のきっぷをクレジットカードで買ってホームへ行きました。……ホームにはオレンジの安全チョッキ(工事現場で着るような光るベスト)を着た駅員さんが多数いて、スーツケースをゴロゴロさせた人に話しかけてはヒースローエクスプレスは1本見送った次の電車、みたいに案内しています。……我々も声を掛けられてイーリングブロードウェイならこんどの電車だと言われた瞬間、キップ持ってるか、と聞かれました。さっき買ったキップを提示できてよかったですが、いやはや無札だったら危なかったです。


 飛行機を降りたときはまだ外が明るかったですが、ヒースローコネクトがトンネルから地上に出ると時計は18時でももう真っ暗です。

DSC03151.JPG イーリングブロードウェイ駅で降りて、改札にさっき買った紙のきっぷが入らず有人通路を通る(きっぷは回収されなかった)できごともありつつ、Uディレクターについていって「プレミアイン」というチェーンのホテルにチェックインです。Uディレクターいわく「イギリスの東横インみたいなホテル」だそうで、スーパーホテルみたいなチェックイン機があって英会話ができなくても画面にタッチしていけばチェックインができるのは便利です。(でもカードキーは係から受け取りました)

 ツインで予約しましたが、部屋にはダブルベッド+エキストラベッド。ダブルベッドはUディレクターに譲ってエキストラベッドに陣取ります。


DSC_3650.JPG 荷を解いてロンドン駐在のMさんに連絡を取ると、きょうイーリングへ行って会ってもよいし明日でもよい、という返事があって、結構くたびれていましたが20時半にイーリングブロードウェイ駅でMさんと合流して、Uディレクターが「出張で来ていた頃に使っていた」というイタリア料理の店で夕飯にしました。

 ホテルには23時近くに戻って寝る段になって、機内で4〜5時間寝たとはいえ疲労感もあり睡眠補助薬に頼らなくても朝まで寝られそうだ……と眠りにつきましたが、Mさんが言っていた通り2時ぴったりに目を覚ましてしまい、1時間半たって3時半を過ぎてももう眠れなかったので、起きてこうしてブログをつけています。

 ……睡眠薬持参のUディレクターはすごいいびきで、自分がライティングデスクの電気をつけようがキーボードをカタカタ叩こうが起きる気配がないので、やっぱり自分も科学の力は活用するべきだったと思いました。。。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

自宅〜成田〜出発

DSC_3621.JPG 下総中山8:25発の総武線各駅停車と船橋8:34発の快速電車を乗り継いで成田空港へ向かいます。

 船橋駅の乗り継ぎが4分しかないので1本早いので行こうと駅へ着いたら、その前は2本続けて西船橋止まりというタイミング。

 しょうがない待つか〜、とベンチに腰掛けて乗換案内で再度調べたら、いま目の前で行ってしまった西船橋止まりに乗れば、西船橋で東西線から直通の津田沼行きに乗り継げたことが判明。orz

 行ってしまったものはしょうがないので、予定の8:25発に乗り、船橋駅では長蛇の列のエスカレーターを横目にスーツケースをもって階段を降りてどうにか乗り継げました。……京成なら20分おきくらいに成田空港行きの特急(料金不要)があるのですけども、JRの快速電車は1時間おきなので、行ってしまうと次は1時間後なのです。

 とはいえ乗ってしまえばこちらのもので、車内でスマホを取り出し、飛行機のチェックインをします。

 なんと引き当てた席は非常口の前(=足元が広い)と非常に運がよかったです。……事前に座席指定すると追加料金が必要な席なのでオフシーズン(=格安ツアーで席を埋める時期)だと逆に最後まで残ってしまい、間際にチェックインするとあてがう席はむしろそこしかないような席なのかもしれないです。

 JRの快速電車が四街道に着いたころ、同行のUディレクターから「いまスカイライナーで日暮里を出た」と連絡が入りました。

 ……空港第2ビル駅に着くのはいま四街道を出た快速電車よりスカイライナーのほうが早いのに、いま日暮里を出発!? スカイライナーが速い(+ショートカットしている)というのもあるでしょうけど、いくらなんでも千葉より成田に近い場所から向かうより遅く出られるなんてどういうこと……と愕然とします。

 それも道理、千葉から先は東千葉以外全部停まるうえ、佐倉で「成田エクスプレス」の通過待ちをしたあげく、成田駅では7分も停まり、2018年3月のダイヤ改正で「エアポート成田」の愛称を返上してただの成田空港行き快速電車になっただけあります。……完全に成田線の20分に1本の各駅停車のひとつでしかない列車です。

 5分ほど早くスカイライナーで着いていたUディレクターと改札付近で合流します。

 成田空港では、買い忘れていたMお姉さまへのお土産を調達します。「シュガーバターサンドの木」が大宮駅とか東京駅では入手しやすい品でまぁ無難と思うわりにたまにとても喜んでくれる方がいるのでよく買うのですが、成田空港でも銘菓売り場のわりと目立つところにあって無事入手できました。

 手荷物も預け終わってまだ10時です。搭乗時間は11:55なので2時間くらいあります。

 まずは、確か4階北展望デッキの近くに「電車でGO!」があるはずだ、と向かいますが、たしかこの辺のはず……影も形もありません。南側じゃぁなかったと思いつつ一応行ってみますがそこにもありません。

DSC_3622.JPG 4階にある伊東屋成田空港店の公式ツイッターが「電車でGO!」の存在を2017年にツイートしていたのを見つけ、伊東屋で訊いてみると、残念ながら2〜3か月ほど前に撤去されてしまった由でした。

 そうするともうやることもないので手荷物検査を受けて出国審査を抜けます。

 免税エリアは愛煙家には「メビウス」が「わかば」並みの値段で買える場所(帰国時は1人1カートンまで持ち込み可)ですが、職場で特に御用聞きもしなかったのでスルーします。……それに成田空港は帰国場面の免税エリアにも店ができたと聞いています。

 そういえばカイロを持ってくるのを忘れた、とドラッグストアへ行くも、1枚70円10枚入600円と法外な値段だったのであきらめました。(市中のドラッグストアなら10枚入り200円未満で買える…)

DSC03109.JPG 成田空港は通路に写真のようなレッグレストつきのベンチがあって、なかなか快適です。

 ようやく機内の人になって機内モードにしたスマホを取り出すと……残念ながら機内wi-fiがない便でした。orz

 定刻12:35のところ13時過ぎに離陸してベルトサインが消えた後、機内コンテンツもあまりたいしたものがなく、パソコンを広げてオフラインでテキストエディタを広げてこのブログ記事を書いています。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

そうだ ロンドン行こう

 いちかわエフエム時代のボランティアスタッフ(パーソナリティ)+担当ディレクターでいまでもたまに集まります。

 昨年(2018年)9月、ロンドンに赴任中のMお姉様が一時帰国してU(元)ディレクターと私と妻と4人ででごはんを食べたときに、なんとなしに「Mさんがロンドンいる間に一度ロンドンで集まりたいですね〜」と口をすべらせたところ、

「みんな『Mちゃんがロンドンいる間に行く行く〜』とか言いながら誰も来やしないのよ」

と言われてしまいました。

 私たちまで「行く行く詐欺」の犯人一味にされるのもどうにも癪な気がしてきて、私とU(元)ディレクターで「じゃぁ航空券が安い2月に行きましょう」と話が急に具体化しました。
(さすがに妻は行かないとのことでした)


 2人以上のグループで行くのなら、航空券やホテルの手配は旅行パックも選択肢に入ってきますが、いろいろ迷った末、飛行機は英国航空ウェブサイトからの直接予約で成田からのヒースロー往復10万8,000円、ホテルは現地のビジネスホテルチェーン「プレミアイン」をホテル公式サイトから押さえました。

 旅行会社を通した格安航空券じゃなくても、この値段で直行便が使えるなんて素敵な時代です。

 日程は日本のカレンダーだと3連休をはさんだ金曜出発〜木曜帰着ですが、特にずば抜けて高くなるということもありませんでした。

 イギリスの冬はオフシーズンらしいです。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

松之山温泉合宿

 大学の鉄道研究会時代の後輩諸君が毎年この時期に雪深い温泉に行く企画をしてくれます。

 今回は新潟県の松之山温泉ということで妻と出かけました。

 松之山温泉の最寄りはほくほく線のまつだい駅で、まつだい駅といえば11月に北越急行の「鉄分ほっくほくツアー」に妻と参加して、上越新幹線とほくほく線で行ったばかりです。

 同じルートじゃ面白くないし、たまには飯山線も乗りたいなぁ、と11/12(土)東京駅11:24発のはくたか号に乗りました。

DSC02885.JPG はくたか号しか停まらない新幹線の駅なんてそんなに降りる人もいないだろうと思いきや、飯山駅は外国人観光客で大賑わいです。

 ただ、そんな彼らは飯山駅からバスで野沢温泉へ行くようで、飯山線はがらがらでした。

 ……それでも、桑名川駅で突然外国人2人が降りていって、改札にいた出迎えの人も外国人でしたし、ほんとどこでどうやって調べてこんなローカル線の無人駅に外国人がやってくるのか不思議です。

DSC02890.JPG 妻は「新幹線を降りてさらに1時間半も乗るなんて聞いてなかった、だまされた」と言いつつ、ローカル線での過ごし方がサマになっているあたり見どころがあります。

 十日町駅で乗り換えたほくほく線は、まつだい駅まで1駅ですがほぼ直線のトンネルをビューンとかっ飛ばして、飯山線ののろのろ度合いと対照的です。……まつだい駅には宿の迎えの車が来ていて、松之山温泉を目指します。

DSC02897.JPG 妻との参加なので2人部屋を割り当てられ、飲み部屋とは別なのはありがたかったです。……この手の合宿では、高確率で飲み部屋に割り当てられて温泉でのんびり過ごすはずがなかなか寝られなくてしんどいのです。

 次回は、同じ日に同じ旅館を別に2人で予約して行こうかな……と考える程度には協調性のない自分です。


DSC03027.JPG 帰りは宿のクルマで送ってもらったまつだい駅からほくほく線で越後湯沢駅に出て、そこで妻には新幹線で先に帰ってもらい、自分は只見線に乗って郡山から新幹線で帰りました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析