W-ZERO3 ad[es]からスマホへ電話帳の引っ越し

 PHSのサービス終了(2020年7月)まで残り1年になりました。

 PHS+データ通信専用スマホの2台持ちが経済的だったのも今は昔、格安スマホも通話プランが多彩になり、MNPまでできるというのですから、1台にまとめることにしました。

 さて、W-ZERO3を手放す段になって困ったのは電話帳の引っ越しです。

 初めて使ったスマホには赤外線通信機能がついていたのですが、今どきのスマホにはそんな機能ないんですね。

 ……自分がスマホを使い始めたころはスマホに連絡先を入れておくとFacebookアプリやLINEアプリが持ち主の知らぬところであれこれしそうな気がして、電話帳をスマホにコピーしないまま、初代スマホはいつしか起動しなくなって物言わぬ希少金属の塊になってしまいました。

 もともとW-ZERO3はWindowsPCと連携できて、Outlookの連絡先と同期できる機能があって、Outlookに吸い出せればそのあとはCSVで出力してGoogleの連絡先に取り込むことができます。

 しかし、さすが12年前の新機種だけあって、Google先生に訊いてみるとOutlook2013では同期できないそうで、このページでは、WindowsXP+Outlook2003で吸い出していました。

 そこで、Linuxを入れて遊んだあと放置していた古いノートパソコンにWindows2000とOffice2003とActiveSyncを入れようとしたらインストール中にブルースクリーンから進まなくなってしまったり、いろいろやった末に3年前に現在のモバイルノートに買い替え(当時の記事)て以来ずっと放ったらかしだった3代目のモバイルPC(WindowsVista機)にOutlook2003とWindowsMobileデバイスセンターを入れてようやく吸い出しました。

 Windows2000やWindowsVistaなんてとっくにサポートが終わっているのに、それ用のActivesyncとかWindowsモバイルセンターをマイクロソフト公式サイトがまだ配布しているのには助かりました。

 普段使っていないOutlookと連絡先を同期しようとすると、Outlookの使っていない真っ白な連絡先のほうが新しいと認識されて、以前W-ZERO3の連絡先が空白の連絡先で上書きされて全部消えてしまったことがありました。……そのときはW-SIMにバックアップしてあった連絡先を移して事なきを得たのですが、今回は久々に引っ張り出して充電からやり直したVista機の時計が「2005年1月1日」になっていて、無事にW-ZERO3の連絡先をOutlookの連絡先に上書きすることができました。

 Outlookに入ってしまえば、あとはCSVでエクスポートしてUSBメモリ経由でメインPCに取り込み、Google連絡先にUPするだけです。Google連絡先に取り込まれるとスマホにも自動的に反映されます。

 ad[es]のメーラーは宛先を連絡先から一斉に選択ができなくて、1人1人選択しなければいけないのですが、連絡先をCSVでパソコンに取り込んだのでメアドの列をコピーしてメモ帳に貼りつけ→カンマ区切りのメアドの羅列をテキストファイルに保存→PHSのメアドに添付ファイルで送信→テキストファイルをad[es]で開いてメールの宛先欄にコピペ、で楽ができました。
(ad[es]のメーラーは宛先を1通につき56までしか入れられないの知らなかった!)

 ……自分は「メアド変わります」というメールを受け取っても返信をしないのですが、今回は4人からお返事をいただきました。

 うち1人は大学にいた6年間はよくごはんを食べたりしていた(そういえば飲みに行ったことはなかった)ものの大学を出てからはほとんど連絡が取れないでいた方で、15年以上ぶりにごはんを食べに行くことになった、というおまけがついてきました。
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異動しました

 7月1日に、さいたま市内のホワイトカラー職場へ異動しました。

 ……前職場には2013年9月に異動してから6年近くいて、異動が多い6月になっても特になにもなく、どうせ育児休職しようがしまいが異動なんかないんだろう、と思っていた矢先だったので、異動の話があったときはびっくりしました。

 新しい職場は入社以来希望していた部門だったので、かならずしも希望分野に進めない人も多い総合職の世界にあって、なおのことびっくりでした。

 7月に異動して9月から育児休職なんてできるのかしらと不安でしたが、その点は新しい上司から「家庭優先でお願いします」と言われ、ありがたい限りです。


 業務内容は群馬在勤時の業務と共通項が多く、職場の先輩方は東京でその分野の業務にあたってきた方ばかりで、私にとっては2009年に群馬から東京(の別部門)へ転勤して以来10年かかって戻ってきたようなあんばいです。

 前の週まで庶務担当だったので、実際に赴任してみると(もともと希望していたとはいえ)それまでと180度どころか540度くらい違う業務にいきなりあたることになった印象で、不安も大きかったですが、職場の人数としてはプラス1になったこともあってか職場の先輩方は10年のブランクを踏まえて指導をしてくださり、いまのところどうにかスタートできています。

 ……前職場には私と入れ違いで赴任された庶務担当未経験の方に丸ごと業務を引き継いできた(=未経験でも今月からバリバリと成果を出してもらわないといけない)ので、私のほうはこんな好待遇でいいんでしょうか、というくらいです。

 仕事では専用のシステムを使うのですが、群馬で使っていたシステムに使い方がよく似ているので、その点はとっつきやすくてよかったです。


 川越市内の前職場より通勤時間は片道30分ほど短くなりましたが、実作業時間は20分のびて1日あたり7時間40分になったので、いまのところ家を出る時間が20分ほど遅くなって家に帰るのは前職場(で月10〜15時間ほど残業していたの)と同じくらいというあんばいです。

 ただ、それだと日々45分ずつ超勤時間がたまって月15時間くらいの残業になるので、フレックスタイム制も活用して、日によって18時より早く退勤したり、逆に朝10時ごろにエクストリーム出社したり、少しずつやってみようと思います。
author by よんなん
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