コミックマーケット105おつかれさまでした

 いわゆるコロナ禍が明けて初めて行ったコミケでした。

 未就学児が家にいるとおいそれと出かけられるイベントではないのですが、5歳になってそれなりの距離を歩けるようになりましたから連れて歩きましたよ。

 午後入場のリストバンドを買ったのでビッグサイトに着くのは13時ごろでよく、娘のごきげんを取るのにまずは子供向け謎解きキット「ヤマノテクエスト」(←夏のイベントでしたが期間外になっても楽しい)でやり残していた新橋駅へ行って、それから「ゆりかもめ」の後ろ展望席(と言うのかな)に乗って、「冬休みにしかやっていない本屋さん」(と娘に言って家を出てきた)へ向かいました。

 ビッグサイトへ行くのに新橋駅からゆりかもめだとレインボーブリッジを渡り終えてからが遠回りで、あんまり実用的な乗り物だとは思っていないのですが、無人運転で乗務員室がないのでそのスペースに座れればアトラクションとして楽しいです。
(娘もきょうの行程で一番楽しかったと言ってました)

 10時半ごろ家を出てそうやってまわって東京ビッグサイト駅に着いたのは13時過ぎでした。

 コロナ禍前のコミケでも12時前後にはフリー入場(入場するのに列に並ばなくてよい)になってましたし、行ってなかった間の人が少ないコミケの様子を聞くに、すぐに入れるのだろうと思っていたら、ゆりかもめの駅を降りたら(ビッグサイトは右手にあるのに)左側へ誘導されて、ベローチェの前から並ばされましたよ。……えっなにこの人出。

 とはいえ、列そのものは動き続けていたので入場までそれほど時間はかからなかったです。

 入場したら東館へ向かって東5・4・3・2・1の順にまわり始めたところ、東5の時点で娘が「つかれた」「かえりたい」などと言い出したものの、がんばって歩いてもらいました。

 東1なんてほぼエロ本しかなかったんですが、大学の同期がサークル参加していたので顔を出しに……行ったのに撤収後でしたよ。

 終了後に準備会が発表したところでは1日15万人の参加だったそうで、コロナ禍前のコミケ(4日間で75万人)の1日平均に比べて2割少ないのですが、でもあの人出を見れば、次回は何か書いてサークル参加すれば手に取ってくれる人はいるかもなぁと思えるようになりました。

 子供がいる身には、椅子に座れるスペースがあった方がお父さんはあれこれ見て回れますし。

 ビッグサイトを後にして、仕方がないからまっすぐ帰るか……と東京駅行きの都バスではなくりんかい線の駅に出てホームのベンチに座って新木場行きの電車を10分くらい待っていたら、娘が「ヤマノテクエストの続きやる!」と復活宣言をして、ちょうどやってきた大崎行きは空席もあって座れたので大井町駅へ転進して東京駅へ寄ってから帰りました。

 後で気がついたのですが、東京駅へ出るなら都バスもよいですがJRバス関東の350円で乗れる座席定員制バスがあったんだと思ったら、今はコミケだからと言って臨時便は出していないそうで1日2往復しかないんですね……。(コミケ帰りに使えるのは15:26発のみ)
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鎌ケ谷市 古家つき土地 220万円

 10月末に購入しました。

 もともとの目的は、物置が欲しいと考えて我が家から電車で乗り換え1回以内で行ける、駅徒歩圏の物件を探していたものです。

 売主が相続後14年くらい空き家にしていた物件で、屋根に穴があいている箇所があるなど状態が悪いことで「中古戸建」ではなく「古家つき土地」としての販売でした。

 扉や窓の開け閉めは問題なく、傾いてはいないようなので、屋根は補修すればよいだろうと購入に踏み切りましたが、購入後にリフォーム会社数社や市役所の耐震調査などを呼んだところ、ほとんどは

「これ直すんですか…?」

という反応で、どうやら大変なものを買ってしまったようです……。

 修繕に思ったより大きなお金がかかるようなら、収益化を考えたほうがよさそうです。

 「athome」に物件を出していた売主側の仲介不動産屋はまったくやる気がなくて、問い合わせのメールを送っても電話をしてもほとんど音沙汰なし。
(まったく反応がないわけではないものの、メールの返事は遅く、電話には出ない)

 一度別の物件で問い合わせをしたことがあった(このとき)別の不動産屋さんに相談したところ、買主側の仲介を引き受けてくれることになり、難儀な売主側仲介会社が相手でしたが、どうにか売買にこぎつけてもらいました。

 不思議だったのは、当初の売り出し価格300万円で指値を入れたのに、その後220万円に値下げしたこと。

 こちらはありがたいですが、売主側の仲介会社は購入申込書を見てなかったのかな。

 もう一つ不思議だったのは売主から私が買うのでなく、売主側仲介会社が売主からいったん購入して登記せずすぐに私へ販売する「第三者のためにする契約」(「さんため」と言うらしい)だったこと。
(なので、厳密には私への売主は売主側仲介会社)

 不動産屋が手にする仲介手数料の上限は、今年(2024年)7月から800万円未満の物件は税抜30万円までに引き上げられました。……それまでは400万円未満の物件は4%+2万円=220万円の物件なら約11万円しか取れなかったので、それなら不動産屋がいったん購入して仲介手数料以上の差額をつけて転売したほうが不動産屋に得だったと思いますが、7月からは手数料で30万円取ってよいのでメリットがなさそうに思うんです。

 ちなみに買主側仲介会社の手数料は税込10万円でした。……33万円取られても文句を言えないところなので、お気持ちを包んでおきました。


 そうして晴れて私のものになったものの、とりあえず残置物が多いので、一人で運び出せる大きさのものは少しずつ片付けています。
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インプットの時間とインプットの量

 サラリーマンをやっていると、平日は出勤から退勤までの拘束が9〜10時間くらい、家に帰って寝ているのが7時間くらい、家事をしたり入浴をしたりするのに4時間くらいで、1日の残り時間は3時間です。
(仕事の拘束時間が1日9〜10時間で済んでいるのか、って話ですが一度病気休職した身ですし5歳児も育でているので許してください)

 プライベートのメールを書いたりブログを書いたり(今の時期なら年賀状を書いたり)するアウトプットの時間は朝起きてから6時までの1時間をあてているので(高橋さんからのメールはすごい早朝に届きますね、と言われる)、何かを読むなどインプットに使える残りの時間は2時間……要は通勤時間です。

 通勤時間には歩いている時間もあるので、実質的に電車に乗っている往路35分、復路35分が何かを読むのに使える時間です。しかも途中で乗り換えがあるので24分と11分に分断があります。

 往路の24分は朝刊を読むのに使い、残り11分は疲れて呆けています。……朝6時前から活動しているのですから、9時半過ぎに職場へ着く直前の10分くらい、電車で座れたら瞑想とか黙想の時間にあてたっていいじゃないですか。

 帰りの電車では、ほとんど「LINEマンガ」を読んでしまいます。
 (ついマンガを読んでしまうことの考察は後述)

 そうすると当然「積ん読」が増えていくわけです。

 新聞は日刊一般紙の朝刊は朝の電車で読んでしまいますが、隔日刊の専門紙は一般紙と違って縦2つ折りにしたときに記事が表と裏にまたがってしまう(一般紙は折っても表と裏を行き来せずに読めるようレイアウトされている)ので、電車内では読みづらく、当然溜まります。

 定期購読している月刊誌1誌も、通勤のカバンにはしのばせているのですが、帰路ではついLINEマンガを読んじゃうんですよね。(だめじゃん)

 ツイッターすら見ないことが増えました。

 こんなありさまなので、本なんか買ったって読みやしないわけです。

 LINEマンガは読む=帰りの電車でスマホは取り出しているので、電子書籍なら読むんだろうか、と思って楽天証券のサービスで読める月替わりの電子書籍に何冊か手を出してみたものの続きませんでした。

 やっぱり1日8時間とか9時間とか机に向かったあとなので、情報が主に絵で目に入ってくるメディアのほうがとっつきやすいのかもしれないです。

 そうすると、1日4時間かかっている家事の時間から生み出すことになりますが、それができたら世の中の兼業主婦(夫)は苦労しないんだよくそったれ。
(すでに乾燥機つき洗濯機、食器洗い乾燥機は導入しているし、ロボット掃除機は子供が散らかした部屋では使えない)

 残るは早朝に1時間を費やしているアウトプットの時間をインプットに分け与えることですが、すでにこの中には「メールチェック」というインプットの時間が含まれています。

 たまにツイッターのタイムラインをパソコンの画面で追うと、スマホなんかより断然見やすいのですけれど、メールチェックとツイッターを見るので時間が終わってしまって、あああ、年賀状を書く(アウトプットする)時間がぁ……ツイッターなんか見るんじゃなかったと思った日が今月いくつあったやら。

 録画したテレビ番組も溜まる一方です。

 社会人としてこれでいいんだろうか……いちおう日々の朝刊に目を通すだけえらいよ自分……とは思うようにしているものの、ちょっと改善したいです。でも手詰まりです。
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見知らぬ家庭の 母の愛

 購入した中古住宅の残置物を片付けています。

 とある箱を開けると、通知表や卒業証書などがまとめて入っていました。

 名前は売主のもので、幼稚園の卒園証書から小学校、中学校の通知表、専門学校の卒業証書まできれいにまとめられています。

 売主の思い出の品なんじゃないのかな、送ってあげたほうがいいかなと思ったものの、箱には宅配便伝票が貼ってあって、売主の現住所からこの物件の住所のお母様あてになっていました。

 ご本人も要らなくて親に送り付けたのでしょうか。

 通知表を見ると、お世辞にも成績のよい方ではなかったようで、4以上の評点は見当たらず、先生のコメントも「まじめに授業を受けましょう」のようなものが目立ちます。

 売主は積極的に思い出す必要がなかったのでしょうが、宅配便でこれを受け取ったお母様は後生大事にしまっていたわけです。

 私が高校生のころ、数学のM本先生が「母の愛は海よりも深い」というようなことをおっしゃっていたのを思い出しました。


 売買契約には「契約日現在、多くの残置物がありますが、引渡日以降に残置されたものに関しては、売主が所有権を放棄し、無償で買主に譲渡します」とありましたので、これらは焼却処分することにしました。
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