大阪って思ったより近かった

DSC01416.jpg 今回の大阪往復は、行きも帰りも夜行バスの「青春エコドリーム号」でした。

 これまで大阪って「遠い」というイメージがありました。新幹線の運賃と所要時間です。

 新幹線だと「のぞみ号」の回数券を都内のチケットショップで買っても12950円、1往復しただけで私の月給のン割以上が飛んでいく計算です。orz

 速さには目をつぶって「こだま号」を利用する旅行商品「ぷらっとこだま」で行くと11500円でグリーン車に乗れますが、東京から新大阪まで4時間かかります。

 自費で行くにはあんまりホイホイ行ける場所じゃないよなぁ……というイメージでした。
 

 それが、夜行バスだとグッスリ寝ている間に東京と大阪を行き来できちゃうんだから素敵です。

 座席夜行で眠れるの? という心配もあるといえばありますが、現在は諸般の事情で睡眠薬を処方されているおかげでその点は何の不便も感じませんでした。

 運賃も、今回は週末だったので多少割高でしたが、9月以来何度か乗ってポイントが溜まっていることもあり、行きが4470円、帰りが4190円で、新幹線の片道代でお釣りが出ましたよ。

 火曜日に大阪から帰るのに乗ったときに至っては、たった3260円(!)でした。

 「青春エコドリーム号」って「エコノミー」の「エコ」なんですね。たぶん。
(乗合とはいえ自動車の時点でエコロジーのエコではないはず)


 まぁ、このくらいなら比較的気軽に大阪へ行けそうです。


 復職したら、月1回くらい金曜に有給休暇を取って木曜夜に出発(=月〜木発なら平日料金)して金・土はぷらぷら電車にでも乗って、在阪の知人と何かおいしいものでも食べて、日曜朝に帰ってきて日曜日はお疲れ休み、というリフレッシュも悪くないんじゃないかと思いました。

 写真は10月30日の朝、東京駅日本橋口に着いた「青春エコドリーム20号」。
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はんかいさんが通る

 さて、金曜夜の夜行バスに乗って再び大阪に来ました。

 午前中の都市対抗野球第一試合、仙台市(JR東日本東北)−大垣市(西濃運輸)を見たあと、第三試合までの間、阪堺電車を履修することにします。

 大正駅から環状線で新今宮駅へ移動、隣接する阪堺電車の南霞町駅きっぷうりばで「てくてくきっぷ」(=一日乗車券・600円)を購入。

DSC01323.jpg さっそく来た電車で一駅、始発駅の恵美須町駅へ行ってみると、なんと、モ161キター!!

 貸切運行でもちろん私は乗れませんが、これに出くわすとは、なんという引きの強さ!!!

 形式としての161形は「昭和40年代復元車」のモ161のほかに8両が現役で、非冷房車のため真夏の土休日は運行されないものの、10月となればバリバリ走っているようでこのあと何度か乗る機会がありました。


DSC01376.jpg この貸切車が出た後の、あびこ道行き(=途中駅止まり)に乗り、途中住吉で降りて住吉公園までの支線を履修したのち(実は住吉鳥居前で降りて徒歩で住吉公園駅へ向かい、電車で住吉へ戻ってきたほうがよかった)、浜寺駅前行きに乗り継ぎます。

 浜寺駅前駅(←「浜寺駅前」という名の駅)では、先に出た貸切車が駅に停車中で、なんと駅手前でドアが開いて「ここが終点です」と降ろされましたよ。

 まぁ路面電車ですからステップがあって降りるのに差し障りはないんですが。

 驚いたのはこの先で、場内信号機が停止現示なのに、何らかの誘導があるようにも見えなかったのに、乗客を降ろした電車が停車中の貸切車の手前まで移動していって、一般の乗客を乗せて折り返したことです!

 ポイントはどうせスプリングポイントでしょうから切り換える必要はなく、ぶつからなきゃなんでもあり……のはずはなく、無線で何らかの指示を得ていたのか、、、と考え始めると疲れてしまうのでやめました。


 この鉄道会社は南海電鉄系列で、駅名標などは南海電車の駅で見かけるものと同じ仕様で、制服にも南海のマークが入っています。

DSC01370.jpg ただ、経営は決して順調ではない様子で、堺市の支援を受けて全線均一200円の実験中の由。

 「RACDA大阪・堺」って、元は「阪堺線存続検討ワーキンググループ」なんだそうで、「存続検討」の文字が切迫感を感じさせます。

 まちづくりや交通システムとしての路面電車を勉強してて「RACDA」というNPOを知らなかったらモグリというくらい有名ですが、有効に機能しているのって岡山くらいしか知らなかったので、こんなところにもあったのか(失礼)という思いです。


DSC01399.jpg さて、乗りつぶしの過程で、うわー大阪! と思ったのが、沿線にあった「スーパー玉出」。

 この毒々しい色合いの看板といい、雰囲気がいかにも。。。

 新今宮にも店があるらしいんですけど、行ったことはないです。


DSC01406.jpg 限られた時間で「とりあえず完乗はした」という程度の履修でしたが、天王寺駅前で電車を降りるとき、

「顔なじみ 今日も乗ってる 阪堺電車」

というキャッチコピーが印象的でありました。
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そのほか気になる鉄道諸設備

DSC01193.jpg 普段乗らないような新幹線や関西の電車に乗ったので、鉄道マニアの視点で気になったものを……。

 まず1枚目の写真は新大阪駅で。在来線の中継信号機と同じ形状の信号機が置いてありました。

 新幹線は運転席に信号機がありますから、在来線のように「カーブや駅ホーム屋根の先の信号機が手前から見えないので中継信号機を建てる」という発想はないはずです。

 ただし、駅構内の入換運転のための信号機には在来線の入換標識と同形状の地上信号機があるので、その中継、ということでしょうか。……と思ったら、Wikipediaの「日本の鉄道信号」にその旨の記述がありました。

 在来線では入換信号機の中継信号機の例は聞いたことがない(京浜急行の品川駅で係員が入換信号機を中継している例はある)ので、興味深いものです。


DSC01212.jpg 2枚目の写真は大阪環状線の天王寺駅で。

 赤白のシマシマで囲われた表示灯はおそらく特殊信号(→非常の場合の停止信号)でしょう。

 同じJRでも、東日本の駅ホームに設置されている特殊信号発光機は上下2灯なので対照的です。

 1灯しかないのは大阪のケチケチ文化かしら? と要らんことを推測してみたり。

 やはりWikipedia「日本の鉄道信号」の項目で「発光信号」を見ると、「赤色灯の明滅により停止信号を現示するもの」としか定義されていないようです。

 たしかに実際の形状は、ほかにも5角形に並んだ5灯の赤色灯がクルクル点滅するものとか、トウモロコシのような縦長のものがパカパカ光ったりとか、バリエーション豊富です。


 もう一つ、その右にある長方形の電光表示器は、たぶんJR東日本の駅でときどき「抑止」とか「延発」とかの文字がピカピカ光ってるアレのJR西日本版でしょうか。(推測)

 仮にそうだとすれば、ダイヤが乱れないと使われている様子を見ることができないので、ときどき関西へ行く程度ではお目にかかることはないでしょう。たぶん。
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どうしたJR九州応援団

DSC01204.jpg 個人的にすっかり魅了されているJR九州の応援団ですが、今年は様子が違いました。

 まずこのチアリーダーがブログを更新してません。(配布された「選手名鑑」に応援団として名前は載ってたので応援席には来てたのかもしれないけど)

 そのほか……
・オウエン隊という妙な踊り(よさこい?)チームが出現
・応援曲から(コールとは別の)歌詞が消えた
・東京大学応援部が来てない

 東大応援部がいないのはしょうがないです。今年の都市対抗は東京開催じゃないですから。

 オウエン隊の演舞は、攻撃中に試合の流れと関係なく延々とやってたので引いてしまいました(しかも演舞中にどんどん凡退してたし……)。守備中のパフォーマンスだったら楽しく見られたと思うんですけど、、、

 そして、応援曲から歌詞が消えたのはマニアにとって痛いです。

 JR九州の応援席は観客がコール、応援団がマイクで別の歌詞を歌う、という独特のスタイルで、応援マニアとしては歌詞のほうを覚えてしまう楽しみがあったんですけれども。

<例>スパカリ (○○はバッターの名前)
(応援団)JR九州 ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)ヒーロー○○ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)天下無敵だ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)今こそ一本 北九州
(観客)・・・・・・・・

We are No.1! 北九! わっしょい!
We are No.1! 北九! わっしょい!

#今年は応援団がマイクで歌う部分がなくなった

 東大がJR九州から“逆輸入”したスパカリの「いまこそ一本ぶちかませ」というコールの元は、JR九州での「いまこそ一本JR(都市対抗だと「北九州」)」という歌詞のほうだったので、寂しい限りです。


 あと、例年新幹線のバルーンに合わせてウエーブをやるのが、今年は「祝!九州」の曲と新幹線バルーンに合わせてやる、というあのCMになぞらえたもので、あの大震災後にCMを見て目から汗を流した東日本住民としては歓喜モノでしたが、応援席の盛り上がりはいまひとつ。。。

 オウエン隊といい、今年のJR九州応援団はすべってばっかりでした。

 試合も、3-1で5年ぶりに出場してきたJR東海にあっさり負けてしまいました。……去年は都市対抗も日本選手権も決勝まで残って準優勝したのに、、、


 なぜか先発投手は米藤ではなく、沖データコンピュータ学院から補強の一岡が先発3回2失点で負け投手になってましたし。。。

#なんとこの一岡が2日後のドラフト会議で巨人から3位指名されたのにはびっくりしましたよ


 かつて毎年初戦で負け続けていた頃は、毎年一試合しかなかったからかグッズも結構よいものをくれた(つばめ号の扇子をくれた年もあった)んですが、今年はスティックバルーンだけ。。。

#去年どうだったっけ……と昨年のブログを読み返してみても、決勝まで毎試合行ったのにグッズについては何も書き残しておらず、家にもグッズが残ってないのでやっぱりバルーンだけだったのでしょうか。


 それにしてもオウエン隊ってなんだったんだよ、、、と思ってましたが、試合後、コスチュームに「櫻燕隊」と書いてあるのが目に入り、あー、九州新幹線「さくら号」と「つばめ号」に由来するのか、とようやく納得。

 試合後、あすの「出勤」にそなえて大阪駅から夜行バスで帰途につきました。
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1枚あたりの値段より安いバラ売り回数券

DSC01662.jpg 今回使った「新幹線回数券20」は上野のチケットショップで1枚12950円でバラ売りされていました。

 1枚あたり13240円の回数券をそれ以下で売ってチケットショップに利ざやが残る、しかも商品を安定的に調達できている、というのは不思議なものです。(個人から一枚一枚買い取っているだけでは絶対ムリ)

 券面記載の発行箇所はJR東日本の東京提携販売センター。法人向けの営業窓口です。

 かつて鉄道マニアの間では、きっぷを発売した正規の代理店へJRから支払われる手数料率(5%が標準と推定されている)が発売実績に応じて上下するため市中の旅行代理店とチケットショップがグルになっている、とまことしやかに言われていたものですが、JRどうしでもやるものなんでしょうかねぇ。。

 それに、JR東海は大口利用者を「エクスプレス予約」へ移行させて新幹線回数券を廃止したがっている(はずな)ので、いまどき回数券をたくさん売ったからといって手数料率を上げるようなインセンティブはやらないと思うのです。(推測)


 個人的には、市中の事業主が「換金しやすい金券」としてJR法人窓口から一旦購入して領収証を得たのち一定数をチケットショップへ流して95%程度で再度現金化しているのかな(←それで税務当局へ所得を低く申告すればもちろん脱税)、という気がします。(あくまで推測)


 ……まぁ、ウラに何があるかは知ったこっちゃありませんが大昔のように偽物さえつかまされなければ、東海道新幹線なんてめったに乗らない自分には、年会費が1050円かかるエクスプレス予約よりはありがたいものです。

#しかも、後で調べたらエクスプレス予約でも東京(都区内)〜新大阪(市内)は13200円で、なおチケットショップの回数券のほうが安かった……。
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Welcome to the Shinkansen.

DSC01190.jpg 今年の都市対抗野球は京セラドームで開催です。

 都市対抗野球シーズンといえば、私にとっては「有給休暇消化大キャンペーン」なのですが、現在通っている通所リワークは「遊びに行く」などという理由では休めません。……ただし、まだ体験期間中なので毎日12時に終わります。

 個人的に特に応援しているチームのうち、JR東日本東北の初戦はきのうの14時からで、残念ながら12時まで上野にいたのでは間に合いませんでしたが、幸い、きょうのJR九州の初戦は18時からなので、午前中のリワークが終わって新幹線に飛び乗れば間に合います。


 東海道新幹線はなるべく「こだま号」に「ぷらっとこだま」で乗ることにしています。東京12:56発の「こだま657」は新大阪着16:53で試合には間に合いそうなものの、今回は早く京セラドームの入場列につきたいので「のぞみ号」にします。……のぞみ号はどのくらい久しぶりかというと、4年前に「500系のぞみ」に乗って以来です。

DSC01191.jpg もちろん「ぷらっとこだま」を使うときはグリーン車なので(普通車+1000〜1500円で乗れる)、東海道新幹線の普通車も4年ぶりです。

 新幹線回数券(きのう上野のチケットショップで買っておいた)で上野駅から電車に乗り、東京駅では「みどりの窓口」に列ができているのを横目に自動指定席券売機に回数券を入れて直近の「のぞみ」指定席をサクッと押さえ、パッと飛び乗れば気分はデキるビジネスマン。(気分だけ)

 もちろんN700系は初めてです。……群馬在勤のころ東京との往復で上越新幹線にはよく乗りましたが、車内の雰囲気は全然違ってまるで飛行機のようです。

 しかも、シートピッチは明らかにこちらが広いです。お弁当を広げたら、前の座席の背面から出てくるテーブルが遠くて食べづらいので気づきました。


 それと、いつの間にか新大阪までの車内で無線LANが使えるようになってたんですね。

 ただ、無料じゃなくてNTTコムの「ホットスポット」じゃなぁ、、と思ってましたが、あとで調べたら我が家のプロバイダ「ぷらら」のオプションとして月額315円足せば「ホットスポット」の「エクスプレスエリア」(=東海道新幹線の駅・車内)と「スタンダードエリア」が使えるのだそうで。。。

 300円+消費税だったら一考の余地はありそうです。
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東北くんとヨドバシくん

IMGP2132.jpg ヨドバシカメラは、CMソングもそうですけど、駅前立地という特徴がありまして、電車のキャラクターがあるんですね。

 基本は「山の手くん」の様子ですけれども、店舗やポスター広告を掲出する鉄道会社によっていろいろバリエーションがあるようです。

 で、火曜日に降り立った仙台駅前の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」で店頭に大きく描かれているのは「東北くん」であります。

 これがまた、ダイキャスト鉄道模型の「通勤型グリーン」「通勤型イエロー」みたいな(JR東日本の商品化許諾を本当に受けているのか謎なくらいの)インチキさも真っ青の、ちゃんとJR719系電車と分かるイラストなので、鉄道マニアとして敬意を表したいところです。

 自社製品を勝手にキャラにされてJR東日本はどう思ってるのか知りませんが。


IMGP2315.jpg さて、仙台からの帰りに郡山駅で途中下車をしました。

 実は郡山にもヨドバシカメラがあるんですね。

 郡山店は小規模店だからなのか、残念ながらオリジナルキャラではなく、東京で「山の手くん」と名づけられていそうなキャラに「ヨドバシくん」という名前がつけられています。

IMGP2315_2.jpg しかもよく見ると「ヨドバシくん」の右腕のつけ根が実はそこだけ湘南カラーという、鉄道マニアにとっては不思議なキャラ設定であります。

 たぶん横浜の「東海道くん」か何かからコピー&ペーストしたときに塗り忘れたんじゃないか

 だからどうした、色が違うからヨドバシ郡山店の売り上げに影響があるっていうのか、何が言いたいんだ、と言われると困っちゃうんですけれども。
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ごはん日記 2011/2/23

IMGP2205.jpg きょうの朝ごはん
・ハムエッグ
・青菜の胡麻和え
・納豆
・ご飯
・味噌汁

 某同業他社の寮食堂にて。220円。

 高崎寮の朝食は250円でした。……あちらは、納豆が食べられないと言うと別の小鉢をつけてもらえたけれど、こちらの寮のシステムは謎。


IMGP2239.jpg きょうの昼ごはん
・ダブルカツカレー(350円)
・豚汁(105円)
・おかず(84円)

 半田屋箱堤店にて。

 勤務先の社員食堂は毎週金曜日が「カツカレー350円の日」なのだが、半田屋では常時350円で提供していると知るや、そんな金曜日を楽しみにしていた自分が本当に情けなくなる。


IMGP2312.jpg きょうの夕ごはん
・マイアミバーガーセット(クーポン利用640円)

 マクドナルド郡山駅西口店にて。

 ……モスバーガーと違って、バンズだけ、ハンバーグだけをちぎって食べてもちっともおいしくないのだけれど、全体をかぶりつくとまぁまぁおいしいようにできているのだからすごいな、と「BigAmerica2」シリーズを食べていて思う。
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昼の山形新幹線初履修

IMGP2301.jpg 前回はじめて「山形新幹線」に乗ったとき、東京を夕方に出たので福島から先はすでに真っ暗だったんです。

 今回は、特に急ぐ帰りでもありませんので、仙台から仙山線で山形へ出て山形新幹線に乗ってみました。

 本当は新幹線でビュンビュン飛ばしてそのまま在来線区間に乗り入れると違いが分かりやすいんだと思うんですが、逆なので、気分はただの在来線特急です。orz

 とはいえ、車両はいつも新幹線区間で乗っている電車(E3系)なので、途中の中川駅という(新幹線は停まらない)ところで止まって

「この先の踏切で警報機が故障しているとの情報が入っております、ただいま運転再開の準備をしております、いましばらくお待ちください」

というアナウンスがあって、おーおーおー! ミニ新幹線だ!! と心躍ります。

 次の停車駅、赤湯で6分遅れだった電車は福島駅には3分遅れで到着。

 新前橋駅で特急「草津」が、先に到着している特急「水上」に連結してからドアが開くのと同じで、手前で何度か止まります。

 草津号は3回止まって4回目でドアが開くんですが、山形新幹線は3回目で連結が済んでドアが開きます。


 このあと、そのまま新幹線に1駅だけ乗って郡山駅で降りて、そこからは在来線の普通列車を乗り継いで帰りました。
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東北大学応援団参上!

IMGP2278.jpg 地下鉄で仙台駅に着き、JRに乗り換えるのにペデストリアンデッキへ上がると、大太鼓の音が聞こえます。

 ドンドンドドドン……

 神宮でよく耳にするようなしないようなノリの叩き方だなぁ、と音のするほうへ行ってみれば、東北大学の応援団が受験生を応援しているじゃないですか。

 受験生応援をやっているのは以前NHKニュースで見たことがありましたが、そういえば国立大学の前期試験は25日からでしたね。

 って、受験生は2日も前から現地入りするもんなんですか。


 仙台駅に降り立った受験生は、駅の外へ出るなりハカマ姿や学ラン姿やチア姿のぁゃιぃおにいさんやおねえさんに呼び止められ、かわいそうに道行く人々の注目を集めながら応援されています。


「受かるぞ受かるぞー さ・とー・し!(←受験生の名前) そらー 受かるぞ受かるぞさ・と・し! 受かるぞ受かるぞさ・と・し!」


かわいそうに……。(笑)


 20分くらい見ていて、第一応援歌「緑の生命」と東北大学応援団名物「松島の大漁唄い込み」が見られました。

 鉄道マニアとしては、「松島の大漁唄いこみ」が仙台のふるさとチャイム「斉太郎節」と同じなのに感心ですよ。……って、いまどき新幹線の「ふるさとチャイム」と言って分かる人がどれだけいるやらですが。(→Wikipedia

 あのチャイムの原曲を実際に聞ける機会って、実はあんまりないんじゃないでしょうか。


 それにしても、こういうことができるのは仙台だからなんだろうなぁと思いました。

 東大は、東京駅で待ち構えていても人が多すぎて誰が東大の受験生なのか分からないでしょうし、本郷三丁目駅で待っていても、来るのは当日の朝でしょうから。
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