平日の東京へ出てきたので、季節はずれの扇子を探しに日本橋小舟町の
伊場仙へ。
ここ、土日祝祭日が定休日なんですよね…。
#なんでこんな季節に扇子か…はまたいずれ。
で、最寄り駅がメトロ三越前駅というので、新浦安からさて京葉線でどう行ったものか。
京葉線沿線からだと銀座線の銀座〜神田の各駅は盲点のように不便なんですよ。……銀座や日本橋は東京駅から歩いて行けなくもないんですが、三越前だと少し遠すぎます。
東西線には茅場町・日本橋・大手町と駅がある一方で、京葉線には八丁堀と東京しかなくて、銀座線と交差する京橋に駅がありません。
行きは、とりあえず東京駅から総武快速線に乗って新日本橋駅で降りました。
新日本橋駅と三越前駅は乗換駅なんですけど、三越前へ行くのに総武線快速電車…というイメージはないです。
というか、総武快速線って全然本数がないイメージで、ちょっと一駅乗るのに使うのってどうなの、と思ってました。(京葉線の東京駅から総武快速線の東京駅までも遠すぎますし)
実際にはおおむね10分おきに走っていて、総武線の各駅停車が5分おきなのを考えると、少なすぎるということはないのですが。
とはいえ、各駅停車が平行していない都心部では不便といえば不便なので、西大井や東京から錦糸町の間にシャトル電車でも走っていれば便利だよな、という気はします。
どうでもいいんですが、メトロ三越前駅にあった成田空港への案内図。上野から京成で行くように書いてあります。
銀座線の他の駅でも見るので同じのを使ってるんでしょうけれど、新日本橋駅から直通電車が出てるじゃんよー……とは、やはり誰も思わないんですかね。
JRは駅名ともども影が薄すぎます。
さて、地上へ出ると、
メトロリンク日本橋なんていう無料巡回バスが走っているのを発見。
東京駅八重洲口から日本橋は歩くほかに、いまは無料バスもあるんですか。
(運行開始は2004年3月だとか)
学生時代に乗った
丸の内シャトルに似てるなぁと思ったら、運営主体や運営手法は同じなんですね。
10分間隔なのは総武快速線と同じですが、バス停に時刻表がない代わりに、QRコードを写真に撮れば
携帯サイトでバスの現在位置が見られる仕組みなのは面白いです。
無料なのはありがたいものの、バスという路面交通なのと、京橋までぐるっと回って東京駅へ出るのとで、15分くらいかかりましたかね。
総武快速線は運賃130円で、同じ10分待ちでも東京駅までは2分です。
そのあと上野駅から高崎線に乗って帰ったので、銀座線で上野へ出るとすれば、3分おきに電車があって(しかも遅れていると山手線のように運転整理をしないので3分どころか次から次へとやってくる)上野駅まで6分。
160円でこの利便性はすごいです。
まぁ、JRだって山手線や中央線の快速電車は3分おきなんですが。
銀座線や丸ノ内線は電車が小型だから頻繁運転しなきゃ人を運びきれないところが、日比谷線や東西線以降の各線やJRと違うところです。
(昼間は、銀座線が3分毎、丸ノ内線が4分毎、日比谷線以後は5〜6分毎)
単純計算で、3分おきの銀座線は、6分おきの千代田線などの倍の運転士と車掌が要るわけです。
2007年問題だとか人件費の上昇傾向だとかの影響か、東京メトロも10年前と比べて社員数が15%近く減っていて、要員の確保は大変だと思うんですけど、3分おきの電車はやはり便利は便利です。