回復期の危うさ

 休職から復帰してしばらくたつと調子も徐々に戻ってくるのですが、ここでペースを勘違いして再び体調を崩すケースが多い、と勤務先の保健スタッフからクギをさされています。

 本人がいいと言っている(勘違いしている)のだから、と、後先考えずに業務量を元に戻す会社でなくて(本当に)ありがたい話です。


 さて、業務では上司と保健スタッフの連携で引き続き配慮をしていただいて、自分でも気をつけていますが、業務外でつい「頑張って」しまうできごとがありました。


 まずは先週の都市対抗野球。

 職場がレクリエーションの一環で応援している企業チームの試合に出かけることと、もともとアマチュア野球応援は自分自身の趣味でもあって、出かけるからには妥協は自分が許さず(←それがいけない)、つい気合が入ってしまいます。。

 勝ち抜き戦なので(ここだけの話)応援しているチームがサクッと負ければそれで終わるから……と、応援に熱が入る一方心の隅っこでそう思ってたら、それとは裏腹に決勝まで進出してしまい、日・月・火3日連続で野球応援(しかも月・火はナイターで翌日は通常通り出勤)です。

 おまけに、初戦と準々決勝で、日曜日だしおつまみの差し入れをする程度の余裕はある……と考えちゃったのが運のつき、応援チームが連戦連勝で「勝利のから揚げ」などと職場の人たちからおだて上げられ、そう言われてしまうと作らないわけにいきません。

 月・火の準決勝・決勝は、前日の試合が終わって帰宅して、寝る前に材料を仕込んで、朝出勤する前に作って……という日が続きました。
(その代わり、特に期待してなかったのに後日の会計でおつまみ・飲み物代が私だけ無料になりました…)


 ただ、自分で言うのもアレですが、趣味が高じて積み重ねてきた入場その他のノウハウを遺憾なく発揮して、シーズンが終わってみれば職場からの動員数は例年よりかなり増えた(=よい場所で見られるという評判が評判を呼んで来る人が増えた……らしい)、とのことでした。

 先輩社員のご家族(年配のご婦人)から「あんな席で見られたのは初めてです」などとお礼まで言われちゃったりすると、(仕事以外のこととはいえ)お役に立てたようで嬉しいことではありました。


 それが終わったら、先週末の結婚披露宴で司会です。

 司会のプロではありませんが、素人なりにあれやこれや「こだわり」をもって「頑張って」しまいました。


 先週1週間だけで、ああ……保健師さんや産業医の先生がおっしゃっていたことはこういうことか、無理は禁物だ、と思い知るに至ったのですが、そこへ降ってきたのが「昇職試験の1次合格」通知。


 2次の面接試験は来週です。

 当日へ向けて会議室を確保して管理職の方々が模擬面接をやってくれる……のですが、社内の資格試験とはいえ、試験対策は「勤務時間外」にやらなければいけません。終業後です。

 保健師さんからは「無理のない範囲でやってください」と言われてはいたものの、「事情」をくわしく知っている管理職は直属の上司と総務関係の限られた人(と、何らかのきっかけでこのブログを見つけた人)だけなので、模擬面接を断って帰るなどとは「私は受かる気がありません」と宣言するようなものです。

 逆に、現在は事務所の本所勤務という「本番と同じ会議室を借りて模擬面接ができる」等々の恵まれ(すぎ)た環境にいるので、「今年無理をしなくていつ受かるんだよ!」という焦りも自分の中で出てしまいます。。


 おまけに、祝日のない月〜金の「5日勤」を3週続ける、ということはやってないなか、前回の祝日が7/15の「海の日」だったので、先週から数え始めると来週が3週目です。

 しかも先週は上述の通り、これまでにないハードな「5日勤」をこなしています。

 これまで、3週目に祝日がなければ水曜日か木曜日に休暇を取って体を休めていたのですけれども、よりによってその木曜日が面接ですから、当日はもちろん前日に休むなどとはありえません。
(休んでもいいけど、どっちみち試験対策や試験そのもので職場へ出てくることになって丸一日の「休養」には充てられない)


 「無理」をするのは来週まで……来週まで……と言い聞かせていますが、、、、
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「友人司会」のぶっちゃけ話

 2次会でこんな話をしたら、少しは口をつつしめ、とたしなめられましたが、披露宴の「友人司会」には頼む側も頼まれる側もメリットその他があると思うので書き連ねてみます。


(1)趣味での「友人」が司会なら、演出の打ち合わせが超スムーズ

 前回今回も、趣味の友人知人からの依頼でした。

 なので、ファーストバイトやら鏡開きなどで新郎新婦らしい演出を仕込むのでも、まず式場側プランナーの顔が「?」になるところ、司会がいち早く味方になります。……こういう場面で新郎新婦らしさを出せると、ありきたりやお仕着せではない、印象に残る披露宴になるはずです。

 ……MC・司会の技量がそこそこある人が趣味の友人にいるなら、この点だけでも友人に依頼する意味があると思います。


(2)食事代が1人分要らない

 プロでかなり場慣れしている方は歓談の時間内に手際よく召し上がるのだ、と聞きますが、アマチュアは食事なんかしている場合ではありません。

 それに、空腹ではまともな声が出ませんから、事前に十分な量の食事を済ませて披露宴に臨みます。

 司会代そのものが「御礼」で済むのに加えて、この分もコストカットできます。

 ……今回は、司会がピアノを弾きたいと事前打ち合わせで言い出して、グランドピアノのレンタル代(3万円)がかかっちゃったうえに、ピアノを借りるなら…と新婦まで直前の忙しいのに急きょピアノ練習する羽目になったけどね!!(←なんて奴)


(3)「御礼」が包まれる

 呼ばれる側にとって、披露宴とは祝福の気持ちの一方で「御祝儀」という憂鬱なものに悩まされるイベントです。
(披露宴をやる側にしてみれば、それでも御祝儀でまかなえるのは総費用の半分くらいらしいんですが)

 披露宴を余興やら何らかの形で手伝うと「御礼」が包まれることが多いようですが、友人+アマチュアとはいえ「司会」となると「御礼」の世間相場も少し違います。……御祝儀の額がそのまま戻ってくると思ってほぼ差し支えないです。

 前回は、包みを開けたら(食事をしないぶん少なめにした)御祝儀と同額で、プロに頼んだ添削代が持ち出しでした(←どっちもどっち)が、今回は新郎新婦のご厚意で手元に残るお礼を頂戴しました。


(4)礼服を着なくていい

 司会はダークスーツです。……しかも今回は7月末という、1着しか持ってない準礼装(冬用)で家から会場へ行き来するにはとんでもない時季だったので、手持ちの夏用スーツで済んだのはとっても助かりました。

 あと、我が家の近所のクリーニング店は、礼服だと自動的に「高級仕上げ」になって値段もそういう料金を取られますが、ダークスーツは単なるスーツなのでその点も経済的です。


DSC05901.jpg(5)舞台裏が見られる

 挙式中の披露宴会場やら、お披楽喜(←帝国ホテルの「お開き」の当て字)後のお見送りで来賓がすべてお披楽喜口へ進んだあとに扉が閉まると即始まった後片付け(写真)など、なかなか見られない舞台裏が見られるのは、来賓ではないスタッフ側である司会の特権です。
(高砂の屏風が真っ先に消えたのが印象的だった)

 お見送りをしている新郎新婦もこんな光景は見られませんし、挙式中にピアノの練習もできました(新婦はぶっつけ本番だった)。練習しといてあのザマかよ

 ……そんなの見て嬉しいの? ってのはあるかもしれませんが、、、個人的にこういう光景は好きです。


 逆に、気をつけたいことを挙げてみると……


(6)「慰労」はほどほどに

 「御礼」程度の金額で司会をやってくれるのだから、と、お打ち合わせ後の食事に誘っていただいたり、披露宴後に会食へ招いていただいたりしましたが、「友人司会」の御礼相場とフリープロの料金相場の差を考えると、ホイホイごちそうしてると金額的にあまり変わらなかった、ということになりかねないです。

 ……さすがに式場紹介のプロに頼むのに比べれば十分お釣りが出るとは思いますが、、、フリープロのように純粋に料金の支払いで割り切れるほうがよい、という側面も否定しません。

 私自身も、所詮は「自称セミプロ級」なのにプロ並みの待遇を受けるのには抵抗があります。


(7)帝国ホテルの食事は食べたかった

 「気をつけること」じゃないんですが……帝国ホテルの「格」については前に書いた通りで、宴会場の設備もハッキリ言って古びているし(←言うか)、帝国ホテルで披露宴を挙げることそのものに魅力はハッキリ言って感じないんですが(すみません)、料理はおいしそうだった!! コンソメスープとか! メインの肉とか!
(帝国ホテルのコンソメスープは缶詰でも買えるけど…)

 帝国ホテルで披露宴をやる意味は、格でも品位でもなく、脈々と受け継がれてきたノウハウと料理の質で来賓をもてなすことなのだろうと思います。

 まぁ、料理が主目的なら、披露宴ではなく食事だけをしに行ったほうが、御祝儀で3万円出したと思って奮発すればよほどのものが食べられそうです。


 料理といえば、前回の「ルアール東郷」もおいしそうだった!(2次会の立食はべらぼーにうまかった)

 ここも、併設のレストランがあるので、機会があれば……。


 なお、来賓がうまそうに食べているのを見るだけ、というのは新郎新婦も同じです。


 とにかく、来賓として行く披露宴に限ってろくな食事が出ない式場に当たるんだよな……。。。(その例


 (1)(2)はまだしも、(3)(4)なんか書いちゃうと呼んでくれる人なくなるよ? という向きもあるかもしれませんが、それすら許していただけるくらい個人的に親しい方からしか「友人司会」はお引き受けしない(腕前は自称セミプロ級でもその範囲でしかやらない)、ということでよろしくお願いします。
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「披露宴の司会」というお仕事体験(2年ぶり2回目)

DSC05893.jpg 大学の先輩の結婚披露宴があり、司会を務めました。

 前回(2年前)、知人の披露宴で司会をしたとき「プロと大して変わんない」と評してくれた先輩です。

 場所は、栄えある「帝国ホテル」です。(←打ち合わせでこんなこと書いといて言う人)


 披露宴の司会、というとそれなりの技量を要求されるように見えるかもですが、事前準備の面では、台本は前回のものを再構成して、さらにプロの方に2度ほど添削をお願いし、披露宴独特の「忌み言葉」の言い換えや、司会からのプロフィール紹介文の組み立てなど、プロの知恵をお借りしました。

 披露宴当日のタイムキーパー役は式場側のチーフ(「キャプテン」と呼ぶ式場もある)がすべて取りしきってくれるので、司会は進行の度合いを特別に気にする必要もなく、式場スタッフが出してくれるCueとともに、添削済みの台本を読み進めていけば滞りなく終わる……なんて、手の内を明かしてみたり。

 ……もちろん、「用意された原稿を、話すように読む」というアナウンサーのような技能も少し必要ですが、そこは「昔取った杵柄」で自称セミプロ級です。


 で、「友人司会」として世間並み程度のお礼をいただいて、添削をお願いしたプロの方に添削代を包んでみると、はて、プロの司会代ってのは(払う側には)確かにばかばかしいよな、と、ふと思ったりするわけです。……式場紹介だと7〜10万円取られます。


 「プロの仕事」を期待するのは、披露宴独特の言い回しを使い分ける(知っている)ことであったり、新郎新婦のプロフィール紹介文を作る技量、だと私は思うのですが、今回のようにここを「添削代」として金額に換算すると、司会代相場の10分の1程度なのです。
(ただ、私の場合、添削をお願いしているのが学生時代の先輩なので「お知り合い価格」なのかもしれません、、、)

 あとは、台本にない突発事象が起こったときの対応力、という点もありますが、ここに長けているのは「プロ」といってもよほど場数を踏んだベテランの域でしょうし、それに司会の腕もさることながら、式場のチーフをはじめとするスタッフの力にもよります。

 腕のよいチーフが仕切る披露宴ならば、そもそも突発事象が起きても来賓に「突発事象」だと気づかれない程度のものにしてしまうはずです。……なにしろ、事前に用意してある進行表(≒台本)の中身を知っているのは新郎新婦・式場・司会だけなのですから。


 ちなみに今回の披露宴で台本になかったことといえば

(1)新婦母が急きょ欠席となり、新婦の親が関係する場面で「ご両親」という言葉を言い換える必要が発生した
(2)帝国ホテル名物の「炎のデモンストレーション」でアナウンスを入れるタイミングが、事前打ち合わせでの式場側プランナーの話と当日打ち合わせでのチーフの指示が違った
(3)肉料理を冷めないうちに食べてくれ、とアナウンスするよう式場側から依頼された
(4)司会からのプロフィール紹介で新郎新婦と詰めた中身以外の(できれば伏せたかった)ことを来賓代表が挨拶でしゃべってしまった

くらいです。……(1)には困りましたがチーフを始めスタッフの方々の助言をいただくことができましたし、(4)は涼しい顔をして華麗にスルーです。


 もちろん、プロに頼む場合、事前準備と当日の拘束時間のわりに高い報酬(代金)とはいえ、結婚式場なんて平日は閑古鳥な業界ですから、専業でやっている人に頼むならば、式場の取り分も考えると確かに式場が要求する額くらいは支払わないと、その人のメシの種になりません。

 ……ということを考えると、披露宴専業でなくMCや司会業を手広くやっているフリープロ(披露宴司会は副業のような位置づけの人)を探してお願いするか、私のような「友人」に頼んでしまうのが“賢いお買い物”といえそうです。

#フリー司会者はgoogle先生に「フリー司会」とか「フリーMC」とか「フリーアナウンサー」とか聞けばたくさん教えてくれます


 最後に、個人的な備忘録として今回の反省点を書き残しておきます。

(1)祝電の下読みをしなかったので、読めない固有名詞があった(←最悪)
(2)新婦友人挨拶の紹介を、直前の新郎友人挨拶が終わったときの拍手が鳴り止まないうちに始めてしまい、拍手にかき消された(→新婦友人の肩書きが立派なので新郎親族にハッキリ聞かせること、という事前打ち合わせだった)
(3)オープニングの「新郎新婦の入場です!」は(声量は出たけど)やはり緊張していた(→所詮はアマチュア司会)
(4)司会が自ら弾いた余興のピアノが下手だった。

逆に言うと、プロとアマチュア(自称セミプロ)の品質の差は(我ながら)この程度、と自負しています。……次に頼んでくれる知人がいたら、祝電はちゃんと紹介の前に一度読んでおきます。。。
author by よんなん
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都市対抗の観客誘導

 都市対抗に限らずアマチュア野球の観客誘導は、先頭に並んだ人から前列に詰めて座るようにやるのが通例です。

 社会通念上も、おそらくはグラウンドや応援ステージにより近いほうが「いい席」なので、早くから並んでいる人がそうした席に通されるのも理にかなっている、のかもしれません。


 しかし、都市対抗野球の場合、「前のほうの列は悪い席」なのです。


 東京ドームは神宮球場などと比べて観客席の勾配が緩やかなので、観客席の最前列(=吹奏楽団のすぐ後ろ)は、吹奏の最後列にいるどでかいスーザフォン(チューバのような楽器)の真後ろで、何も見えません。
初心者の頃でわざわざ最前列に入ったときの記事

 ほかにも、都市対抗では正面の応援ステージのほか吹奏楽団席にも2か所の「お立ち台」が設営されて(たいていは吹奏のドラムや大太鼓が使う)、やはり前方の席からグラウンドを見ようとすると邪魔になります。


 そんなところで、過半のチームは早い時間から先頭に並んだ人を最前列へ誘導しています。

 そんな都市対抗で、うまいことやっているなぁと思ったのが、今年の沖縄電力です。

DSC05854.jpg

 写真の通り、前方の席(赤で囲ったところ)にテープを張って観客を入れていません。

 分かってる! ここの観客誘導担当者は分かってる!!
(沖縄電力は本戦出場回数少ないのに!!!)


 首都圏の企業チームと違って観客動員がそれほどでもないからできる芸当なのでしょうけれども、それでも「最後まで空けておく席」にする(どうしても入りきらなかったら、「何も見えない席ですが……」と言って通す)など、やりようはあるんじゃなかろうか、と素人目に思ったり思わなかったり。

 とにかく、早くから並んだ人を「一番悪い席」に通す、というのは何とかならんものか、と思うわけです。(並ぶ側にしてみれば、列を作る段階から「どの位置に並ぶか」「どのタイミングで入場するか」等々の心理戦が始まっている)


 ……ただ、沖縄電力の場合、吹奏楽団がいなかった(カセット音源?)ので、2つの「お立ち台」で視界を遮らない以外の効果がなさそうでしたが。。

 で、そういえば最前列に座っちゃったときのブログ記事(上記のリンク)があるはず……と探してたら、5年前にもほぼ同じ話を書いてたのが見つかりました、、、ネタ選べよ自分。。。
author by よんなん
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2013年の都市対抗野球まとめ

 すっかりブログの更新頻度が落ちてしまってすみません。……今回は、JR東海を除く鉄道各社で本選出場したチームの応援にひととおり行ってきましたので、一括して記します。。

(1)JR九州
 自分が都市対抗を本格的に見に行き始めた2006年には、JR他社に先駆けて「鉄道員の制服を着た応援団のパフォーマンス」やら応援グッズの目新しさが魅力的だったJR九州です。

ikGfb.jpg ……が、「制服応援」はJR東日本も取り入れ始め、マニア垂涎の応援グッズは年々しょぼくなったうえ、チームも弱くなり(今年も1回戦敗退)、すっかり魅力がなくなりました。。。

 グッズは、2006年は扇子をくれてたのが、今年はウチワを通り越して厚紙に穴を開けてあるだけの代物だよ!

 あと、JR九州の応援曲レパートリーといえば、「観客用のコールと、チアがマイクで歌う歌詞が別」という、応援マニアにとって「歌詞のほうを覚えてしまう」楽しみもあったのですが、チアのこの方がどうやら引退された(選手名鑑の応援団名簿にお名前が載ってなかった)からか、2年前・昨年に続いて歌詞がお蔵入りになってしまったのも残念です。
(というか、我々のような変な客が現れたからお蔵入りにしたのかもしれぬ……)

 そんなJR九州ですが、

・7回エールで歌うのが社歌「浪漫鉄道」になった
・櫻燕隊(おうえんたい)の演舞が守備中応援のパフォーマンスになった
 (2年前は攻撃中パフォーマンスだった)

という嬉しい変化も見られました。……特に社歌! あれはなかなかいい歌で、市販CDに収録されているのにカラオケには入ってなくて、部外者にとって堂々と歌える機会は初だったんじゃないでしょうか。

(2)JR北海道
 1回戦で沖縄電力を下して2回戦進出を果たしましたが、1回戦だけ行きました。

 本業の鉄道事業が会社存続すら危ぶまれる(ようにしか思えない)トラブル続きの中、ハッキリ言ってよく出場辞退しなかったものだと思うくらいで、JR北海道独自の応援スタイルは過半を引っ込めて明治大学応援団にほぼ丸投げ状態でした。

 ……前は、YOSAKOIソーランの「踊りにきまし隊」の演舞やら、羊蹄太鼓やら、北海道らしいのがいろいろあったんですけども、一切無しです。

 前回まで、JR北海道の応援曲レパートリーは選手ごとに決まっていて、チャンスが到来すると大学応援団(応援部)のチャンスパターンメドレーへ移る、というスタイルでしたが、それも捨てて最初から明治の応援曲メドレーでした。
(選手が代わるとメドレーをやり直すところと、JR北海道独自スタイルの選手コールから入るのが、唯一のJR北海道スタイルの名残)

 ギャバン、ミラクルフラッグ、アトミックマーチ、ハイパーユニオン、狙い撃ち、神風(かみかぜ)……明治の応援曲メドレーって毎度早稲田側から見てて「あいつら楽しそうだな」と思う代物ですが、JR北海道応援席では歌詞ボードが一切出ないので、六大学を知らない人にはまったくポカーンであります。

 「神風」はいきなり無理だって……。。。(自分も歌詞覚えてないし…)

 「ハイパーユニオン」は広島カープが使い始めて認知度が上がったからか、「フゥワフゥワ!」というコール(?)が周囲からも聞こえました。

 なお、去年は東京大学応援部のメドレーにシフトしていたJR北海道ですが、再び明治大学応援団に戻っています。……これはおそらく、リーダー部が大学から公認を取り消され解散していた明治大学応援団での「応援指導班」新設(事実上のリーダー部復活)によるものと思われます。

 つけ加えるなら、近年の鉄道各社は「○○たおせ」というコールを使わない(相手チームも「お客さま」だから??)傾向にあるのですが、今年のJR北海道は明治大学に任せっきりだったからか、相手が沖縄電力(浦添市)で地域的に関係なかったからなのか、コールは堂々と「浦添たおせ」でした。


(3)JR東日本
 鉄道各社の応援の中で一番好かなかったJR東日本(東京)です(別チームのJR東日本東北は好き)が、近年、特に吹奏とチアのレベルアップが著しいです。

 ここの応援団はすべて社員がやっているとのことで、注目であります。

 JR東日本(東京)の応援席には2003年ごろから見に来ていて、かれこれ10年観察していることになりますが、10年前の応援曲とは打って変わってコールは増え、チャンスになれば立ち上がる観客は増え、応援したい人が楽しめる応援席(←超重要)になってきています。

 今年の大きな変化は、応援グッズがチアスティックからタオルに変わったことです。

 チアスティックは、見た目のわりに叩くと大きな音が出るうえ、要はただの風船なのでコストもそんなにかからないのかどうか、都市対抗の各チームでよく使われています。

 しかし、JR東日本のように観客動員が万単位になると、チアスティックの音が応援曲や声援をすべてかき消してしまうけしからん代物でもありました。(7年前の記事

 そんなチアスティックをやめたおかげか、決勝の対JX-ENEOS戦などに来ていた知人から「JR東日本の大声援が『恐かった』」という声も聞かれました。(=それだけ声援がグラウンドや相手の応援席へ届いていた証左)


 個人的にはここのリーダー部のテクはあんまり好きじゃないんですけども、一緒に行った人には「NEO」(JR東日本のオリジナル曲)のテクに魅入られる人が多かったです。

 ……「NEO」のテクは、今年は使われなかった「コンバットマーチ」用のテクと同じで、JR東日本のコンバットマーチは作曲した我らが母校のリーダーテクと違って「突き」じゃないんですよ。

 コンバットマーチでアレをやると妙な踊りにしか見えなくて(毎日新聞の写真でキャプションに「アイ〜ン」(←志村けんのアレ)と書かれたときは、そんなふうにアレンジしやがったJR東日本応援団に猛烈に腹が立った)、そんなこともあって好きじゃないんですが、曲が変わると印象も変わるということでしょうか。
author by よんなん
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旅行業法改正のない「新乗合高速バス」制度施行

DSC05821.jpg きのう、新宿駅南口からしばらく歩いたところに、バスの乗降場ができていました。

 いわゆる「高速ツアーバス」が2013年8月から乗合バスとして規制の対象になり、停留所が必要になったことから、従来のツアーバス業者が用意したものと思われます。

 いわゆる「高速ツアーバス」は

「集合場所で集合して解散場所で解散する“団体バス旅行”」

として旅行業法の規制のもと催行されてきた「企画旅行」です。


 学校の遠足や修学旅行やら、阪急交通社とか新聞社系の旅行会社の団体バス旅行では、路線バスでなく貸切バスが使われ、集合場所に停留所なんかないのと同じしくみでした。

 唯一違うのが「移動する以外に目的がない団体旅行」というところです。


 実質的に路線バスと変わらない「ツアーバス」を路線バスとして規制対象にする趣旨は分かりますし、数々の痛ましい事故を思い起こせば否定する理由もないのですが、そもそも「高速ツアーバス」の根拠法令だった旅行業法って改正されたっけ? と思ったので調べてみました。

 旅行業法第2条1項5号には、「旅行業」の定義として

他人の経営する運送機関又は宿泊施設を利用して、旅行者に対して運送等サービスを提供する行為

を挙げており、これは改正されていないので、この条文だけを読むと今後も「高速ツアーバス」が設定可能なようにも読めてしまいます。


 google先生に聞いてみたところ、全国旅行業協会が旅行会社向けに周知している内容がヒットして、どうやら国土交通省・観光庁が通達で処理しているようです。

 まず、2012年10月31日の通達

『高速ツアーバス』及び『会員制高速バス』の定義等について

で、“本当の意味での団体バス旅行”と違う、“路線バスと実質的に変わらない団体バス旅行”を明確に定義したうえで、2013年4月2日の通達

高速ツアーバス等の新高速乗合バスへの移行について(指導事項)

によって「本年8月以降は高速ツアーバス等の運行を認めない」としているのでした。


 定義を読んでみると、いわゆる“法の抜け穴”は霞ヶ関の人が思いつく限り文面でふさいで万全のように読めますが、

なお、具体の事例に係る判断に当たっては、乗合バス類似行為の防止の観点か
ら、運行の名目ではなく実態に着目して、適切に解釈を行うこととする。

という一文を用意してあり、「想定外」のケースが発生しても国土交通省・観光庁の解釈運用のみでスピーディに介入できることになっています。

 個人的には、この高速ツアーバス問題で国土交通省・観光庁に裁量の余地を持たせたことを否定しませんが、ただ、法治国家として「明文化されていない解釈運用で行政当局がいくらでも介入・規制できる制度」を作ることは、必要最小限であるべきだと思います。
author by よんなん
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持ち家だったらダボレール+可動棚

shelf.jpg 書斎兼寝室(という名の引きこもり部屋)には、前の住人が置いていった「門型」の収納棚が鎮座しています。
(写真は、中古物件として売りに出ていたときのチラシから引用)

 もともとピアノ教室だった部屋で、楽譜やらレコードのサイズに合わせてあったのかどうか、奥行が45cmもある棚です。……しかもこの「門」型は防音のため壁をふかしてあるこの部屋にしかおさまりません。(他の部屋へ持って行っても躯体の梁が出っ張っていて壁にくっつけられない)

 私は「本棚の奥行は20cm程度が適切」という考えで、市販の30cmすら奥行がありすぎると思うのに、こんな45cmなんてジャマ……と思えてしょうがなかったです。


 2011年のリフォームのときに、捨ててもらいたいと見積もりの段階で工務店さんに相談したものの、世の中の趨勢としては「収納は多いほうがいい」ですから、「こんな大収納を捨てるなんてもったいない」という意見で結局残りました。。


 そうはいっても、現在はそこにデスクを置いていて、デスクまわりで収納したい物といえば大きくてもA4サイズの書類や本、角2サイズの封筒などなので、奥行45cmでは20cm以上がデッドスペースです。

 しかも……去年、ピアノを再開しようと電子ピアノを買うときに置き場所を考えたら、この部屋の窓辺に置くにはちょうど10cmばかり幅が足りずに入らなかったのです!
(横に並べる机が大きすぎた、という反省もありますが…)

 仕方なく電子ピアノはLDKに置くことにして、夏や冬はピアノの練習をするのにわざわざLDKを冷暖房しなければならず、不経済でもありました。


 さて、我が家を購入+リフォームしてから興味を持ち始めて住宅リフォームの雑誌など読むようになると、施工例で頻繁に目にするのが「可動棚」です。

 そもそも「持ち家」なので、マンションの構造に関係ない間仕切り壁・ふかし壁・間柱には細工し放題ですから、棚は壁に直接取り付けてしまえばよいのであって、「家具」である必要がないわけです。

 ダボレールを間柱に打っておけば、あとは好きな奥行・高さの棚をつけ放題ですよ。


 これまで可動棚といえばメタルラックのイメージで、群馬在勤時の寮にいた頃あれこれ買い揃えましたが、あれは壁に細工ができない賃貸住宅向けか軽量鉄骨住宅向けなのだな、と思い至った次第です。


 さて、この門型家具、本当は捨てたいところですが粗大ゴミ捨て場までの搬出が大変なので、とりあえず「門型」はバラして別々の棚として配置換えしたところ、めでたく電子ピアノが引きこもり部屋におさまりました。

 今夏は、引きこもり部屋ひと部屋だけ冷房しておけば、寝るにも、ネットサーフィンをするにも、読書をするにも、ピアノの練習をするにも、事足りるようになりました。


 収納は、いまのところメタルラックなどいま持っているものを使っているので、ダボレール+可動棚は、収納を増やすときにやってみたいと思います。
author by よんなん
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人間ドックへ行ってきた

DSC05793.jpg 年度末35歳、と勤務先の福利厚生制度で(定期健康診断の代わりに)人間ドックを受けられる歳になり、初めて受けに行ってきました。

 都内には勤務先の直営病院もあるのですが、健康保険組合が提携している他の病院でも受けられるので、我が家から一番近い船橋中央病院の人間ドックへ。

 人間ドックの定番のようなイメージがある胃カメラは実はオプション(別料金)で、鼻やら口からチューブを突っ込まれてオエオエ……ということはなかったです。

 人間ドックらしいといえば「ゲップをしてはいけない」という胃を膨らませる薬を飲まされて、宇宙飛行士の訓練かと思うくらいレントゲン台が上下左右にグルグル回る、というイベントと、腹囲を測るメタボ検査がいかにも独特な(定期健康診断にはない)検査でした。


 あと、診察台で仰向けになったらお腹にヌルヌルな液を塗られて、振動しないマッサージ器のようなものをあてがわれて医療スタッフのおねいさんにグリグリやられるのは、妙にエロかったです。(ぇ


 汚い話になりますけども、レントゲンのときに飲んだバリウムが「内臓の形をした白い大便」となって出てくる、という話をよく耳にしていたものの、帰るときにカロリーメイトと自動販売機で硬貨がわりに使えるメダル(冒頭の写真)とともに下剤を渡され、2時間ほどあとに真っ白は真っ白でも下痢のような液状の代物として排出されました。。。


 次回、会社・健康保険組合の全額負担で受けられるのは3年後ですが、反省点は

・受け付けた順から検査はどんどん始まるので早く行けば早く終わる
 (今回、「9時半までに来てください、8時受付開始です」という案内を受け取って、8時に受付しても9時半まで待たされると思い込んでいた)
・2〜3時間で終わるので、別の用件と組み合わせれば午前半休でも行けなくはない
 (勤務先は半休の使用目的に制限があるので、その用事を組み込む必要がある)
・つまり午後は使えるので、用件の組み合わせ次第で有給休暇を計画的に消化できる

でしょうか。

 ……特に、今年は7月26日(金)の午後から事務所の職場レク(1泊2日)があって、参加するには金曜に有給休暇を取らなきゃなのですが、要はこういう日に人間ドックを受ければ、「人間ドック」「職場レク」の2つのイベントがあっても消化する有給休暇は1日分で済んだわけです。。
(今年は翌27日に知人の結婚式があったのでレクには参加せず出勤しましたが)


 さて、今回は勤務先経由で申し込んだので費用をまったく気にしない能天気ぶりでノコノコ出かけたところ、病院に掲示されていた「39900円(税込)」(≒4万円)という値段にびっくりです。

 会社側にも定期健康診断でいくらかコストカットできるメリットがある(後日の定期健康診断を受けに行ったら受付で追い返された)とはいえ、病院の帰りに非常勤の公務員をしている知人と昼食を食べたら散々うらやましがられました。。
author by よんなん
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