桂林市内自由行動

 旅行2日目です。

 今回の旅行は、大学の後輩(留学生)が故郷で結婚式を挙げるとのことで、日本からの参加者(の一部)一行で組まれたツアーで、きょうはその結婚式の日です。

 10時ごろ、新婦(後輩)の地元の友人の方が式場への途中で私たちのホテルへ寄ってくださり、便乗して桂林のシャングリラホテルへ。

DSC06906.JPG 招待状によると、

昼の部(ウエスタン式)
夜の部(チャイニーズ式)

とあり、私たちの勝手な想像では「ウエスタン式」は西洋料理でもてなされる披露宴だったのですが、11:18(末広がりの「8」分にスタート)に始まったパーティーは実際はホテルの中庭での簡単なもの。

 乾杯をして、立食で簡単なスイーツが供されて、あとは好きに過ごして14時に再集合ということだけ告げられます。

DSC06925.JPG 私たちは、別に手配して来ている共通の知人がシャングリラに泊まっていたのをよいことに、お酒をもらって知人の部屋でまったり。
(リバービューで眺めがすごくよかった!)

 夜の部は18時からで、14時に軽装に着替えて集合した私たちその他の面々は、新婦が手配したバスに乗り、桂林名物の洞窟「芦笛岩」へ。

DSC06960.JPG 芦笛岩は日本でいうところの鍾乳洞ですが、中国のライトアップはなかなか毒々しい色で、なにもこんな色にしなくたって……という気もしますが、子どもは退屈しないかもしれないですね。

 英語の洞窟ガイドによると、鍾乳石(?)のあれやこれが動物の形や楽器の形や何やらに見えるのが見どころなんだとか。(新婦の日本語学校時代の同級生が適宜日本語でも説明してくれました)

 自然にできたものなので星座のようにこじつけに近いものもありましたが、あまりによくできたものもあって、「本当に自然にできたものなのか??」と思ってしまったり。

DSC07015.JPG シャングリラホテルに戻って着替え、18時から「チャイニーズ式」の結婚式です。

 日本の三々九度のように、中国のには中国の作法と意味があるようで、手元に新郎新婦の動作とその意味を書いた小冊子が配られました。

 料理は大皿で回転テーブルにどんどん運ばれてきて、次々と食べていかないと下げられてしまいます。

 中国のビールはアルコール度数が2.5%程度なので、がぶがぶ飲んでも日本で飲んだくれるほどにはひどい目に遭わないのはよいです……ひと昔前なら「薄くてまずいビール」というふうに感じたでしょうが、日本のノンアルコールビールにも慣れた身には悪くない味です。

 白酒(アルコール度数50%超!)も卓上にありましたが、ほんの少し舐めただけであきらめました……新郎新婦は各テーブルをまわるたびにそれで(中国式の)「乾杯」をしていましたよ、、、もしかしたら水なのかもしれないねとは同行者と話してましたが、実際のところはどうだったのでしょうか。

DSC07035.JPG 特にお開きがあるわけではなく、いつのまにか三々五々と人が減っておわりです。……というか、まだ帰っていない人がいるのに会場の片づけが始まったのはなかなか衝撃的でした。舞台裏を隠さないのも中国式といったところでしょうか。

 フランス(新郎はフランス人)や日本など遠方から来た人は、また新郎新婦が手配したバスに乗って二次会会場へ。ちょっとした(日本にもありそうな)お店の貸切でした。

 「中国の結婚式は朝までやるらしい」という事前情報とは裏腹に、23時にはタクシーで自分たちが泊まっているホテルへ戻ることができました。
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羽田―広州−桂林

(羽田空港7:20集合 8:50発(JL087便)12:30着広州空港 (専用車 広州市内で昼食) 広州南駅17:52発(D2842)20:30着桂林西駅)
 

 7年ぶりの海外旅行は旅行会社主催の添乗員つきツアーです。

 羽田からの国際線も初めてなら、JALの国際線も初めてです。
 ……東京モノレールの国際線ビル駅からターミナルへの近さはすごいですね。(小並感)

DSC06705.JPG 同行者が職場の人に頼まれたというタバコの買い物をして(メビウスとかが1カートン2800円くらいという「わかば」並みの値段でで買えるものの、免税枠は1人1カートンまでなので手分けして買う)、免税エリアの自動販売機が消費税免税のはずなのに市中の値段と同じなのを見て、搭乗です。

 久しぶりの国際線ですが4時間程度の短距離線とあって、機内上映を見るでもなく、機内食を食べて同行者とだべっていたらわりとあっという間です。


 広州では空港着から列車の発時刻まで4時間以上あるので、食事はかなり楽しみにしていたのですが、羽田空港の時点で添乗員から「昼食は空港内のレストラン」と告げられます。

DSC06771.JPG ……そうはいっても羽田みたいにおいしいお店がいっぱい入っている例もあるので少々期待をしていたのですが、残念ながらハズレ。

 これなら空港ビルにあったチェーン店っぽいお店のほうがよかったかも。。

 広州空港と広州南駅は専用車で移動して1時間半くらいかかり、車窓に広州タワーなどなど眺めたり、トロリーバスを見かけると一同が大喜びしたり。

DSC06813.JPG 広州から桂林への貴広高鉄はCRH2Aでした。
 ……CRH2は日本のE2系新幹線そのままなのですが、CRH2Aはかなりアレンジが加えられていて、それなりに違います。

 8年前に一度乗った(そのときの記事)CRH2はE2系そのまま感ありありで道中テンション上がりっぱなしだったのと比べて、今回のCRH2Aは「日本の新幹線車両」というより明らかに違う乗り物という印象でした。


 1駅2駅と進むうちに外は日が暮れて真っ暗になってしまい、ブログの更新を……とPCを取り出して添乗員さん持参のWiFi電源を入れてもらいますが、駅間はあいにく携帯電話の圏外の区間も少なくないようで、つながったり途切れたりです。結局あきらめて、広州南駅のファミマで買ったコンビニ弁当(「辣肉麺」という焼きそばみたいなの)を食べてました。

DSC06858.JPG 桂林西駅には3分も早着して20:27着。
 旅行会社手配の現地ガイドさんに迎えられてホテルへ向かってチェックイン、さっそく桂林米粉(ビーフン)を食べに行こうと街へ出ますが、さすがにお店は閉まっていて近くにあったウォルマートをひやかして部屋に戻りました。

 職場でばらまくおみやげ(お菓子)は、こういう量販店で売っている安心できるお菓子にしよう(日本のお菓子の中国語パッケージなどあればなおよい)……と考えてはいたのですが、あまり食指が動くものがなく、あきらめました。

 我々一行はホテルの4部屋があてがわれ、同行者は別の部屋に集まってさらに飲んだくれたようですが、私はさすがにくたびれて早々にシャワーを浴びて就寝です。
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外貨の両替

 7年ぶりの海外旅行の出発が近づいてきました。
 (大学の後輩が中国・桂林で結婚式を挙げるのに呼ばれました)

 今回は旅行会社主催の添乗員つきツアーで、航空券や現地の列車やホテルの手配といった基本的なところはすべておまかせ、という再開第1回目にはちょうどよい具合です。

 当日はパスポートと飛行機のEチケットさえ持っていけばあとは添乗員さんが全部やってくれる……とはいえ、現地通貨をある程度用意したりなどなどは自分で手配することになります。

 過去の海外旅行では、クレジットカード決済を基本にして、必要最小限の現地通貨は現地に着いてから新生銀行のキャッシュカードを使って国際ATMから引き出していました。


 さて、最近になって勤務先系列の金融関係会社が外貨両替店を始めました。

 もしかして、出発前にそういうところで両替したほうがお得なのかどうか……。


 市中の代表的な(銀行以外の)外貨両替店といえばトラベレックスで、調べてみるとオンラインと店頭ではレートが違うらしいのですが、参考にオンラインでのレートを見てみると、9月16日現在で1人民元=17.08円です。……勤務先系列の両替店も似たようなものでしょうきっと。

 新生銀行キャッシュカードで引き出すレートは、公式サイトの国際キャッシュカードサービスの案内を見ると「Visaワールドワイドが定めるレートに4%を加算したレート」とあります。

 4%も上乗せがあるの……? と思うのですが、VisaUSAのレート検索のページを見ると、ごていねいにも銀行の手数料を入力する欄があって、入力して検索すると「1 China Yuan Renminbi = 16.020864 Japanese Yen」と出ました。

 銀行の手数料を含んでも大差ない(というか少し安い)となれば、出発前のバタバタのさなかに両替店へ出かけなくても、これまで通り現地ATMからの引き出しでよいようです。
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じゃじゃ麺とバスセンターと福田パンと(1)

 盛岡バスセンターが9月いっぱいで廃止になると聞きました。

 去年、わんこそばを食べに盛岡で降りたときは、盛岡バスセンター近くに本店がある「東家」で食べたのですが、1時間ほどしか時間が取れなかったので盛岡駅前の支店に行ったため、盛岡バスセンターは未履修なのです。


 日曜の朝、家事をどうにか終わらせて大宮11:46発の新幹線で盛岡へ向かいます。

 盛岡では、冷麺かじゃじゃ麺を食べようと思っていて、調べてみると冷麺はどうやら焼肉の締めに食べるものらしく、今回はじゃじゃ麺を選択。

 いろいろお店があるなかでも、駅ビルに入っているお店も悪くないようだったので、フェザン地下にある「小吃店」へ。14時近いのに、店内は1人だからどうにか入れる(2人以上だったら待たされる)程度に賑わっています。

 普通盛のほかに中盛と特盛があって、お店の方に特盛はどのくらいの量か聞いたところ2玉とのことで、どうやら食べきれそうだと思い特盛を注文です。

DSC06579.JPG 少し長めのゆで時間を経て運ばれてくると、じゃじゃ麺は初めてですか? と聞かれ、食べ方をレクチャーしてもらいます。

 まずは、徹底的にかき混ぜること。

 あとは、生姜は好みの量を混ぜて、卓上にも酢、にんにく、ラー油があるので好みで加えてください、食べ終わったら卓上の生卵を溶いて「ちーたんたん」を頼むとスープにします、麺を少し残してスープの具にしてもよいのでそのときは具を皿の隅に寄せてください、とのこと。

 きしめんみたいに平べったい麺かと思っていたら、このお店はほぼうどんと同じ麺のようです。

 徹底的にかき混ぜた後、生姜を混ぜたり、にんにくを載せたり、酢をかけたりラー油をかけたりいろいろ試しましたが、個人的にはにんにくが好みの味でした。

DSC06581.JPG 最後に卵を溶いてスープを頼むとどうにも薄味でしたが、卓上には最初に麺の上に載っていた味噌(?)もあるので、これも好みで足してよいようです。少し足すと個人的に好きな味になりましたよ。


 最初出てきたときは、うどんとキュウリとネギと味噌みたいなの(?)しか載ってないのに名物なの……? という気もしましたが、好みの味を自分で作れるところが奥深さのようです。

 2玉がっつり食べても1000円でおつりがくる名物料理、ということもあって、すっかり満足しました。


 次回はぜひ平べったい麺のお店に行ってみたいですね。
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2016年1月の北海道(4)

#この記事は2022年1月28日に書きました

 急行「はまなす」で青森に6:18に降り立ったものの、急いで帰る旅ではなく、「青森まちなかおんせん」へ。

DSC04438.JPG そのあと、青森魚菜センターの「のっけ丼」で朝食。

 予定を早めて青森10:11発の列車で新青森へ出て、新青森10:39発の「はやぶさ16号」で帰途につく。

 東京駅からは総武線快速電車と各駅停車を乗り継いでまっすぐ帰宅。
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2016年1月の北海道(3)

#この記事は2022年1月28日に書きました

 H田君の家に泊まらせてもらっておきながら、早朝に出発することにして白石5:56発の列車に乗り札幌へ。

20160127_080046.jpg 札幌6:51発の「スーパーカムイ1号」で深川へ行き、深川8:05発のJRバス深名線に乗る。

 左側最前列のいわゆる「マニア席」に陣取ると、運転手さんから話しかけられ、いろいろうかがいながらの道中だったように記憶している。

 途中から乗ってきて右側最前列に乗っていた話好きのおばあさんは、元衆議院議員で深川市長(後で調べると山下貴史氏)のおかあさんだそうで、落選した郵政選挙での落下傘候補のお話などをうかがった。

 運転手さんとおばあさんのお話のなかで、1か月4,000円で乗り放題になるパスの話があって、あとで調べると、ジェイアール北海道バスが65歳以上の高齢者向けに売っている乗り放題パスのことで、主なターゲットは札幌市近郊に違いなく、日勝線では使えないのだけどなぜか深名線を除外していなくて、深名線沿線の高齢者も月4,000円で乗り放題になっている様子。

DSC04282.JPG 名寄へ11:29に着いて昼食はバスの運転手さんに教えてもらった駅前の「三星食堂」で名寄ジンギスカン(煮込みジンギスカン)。

 そのあと名寄12:35発の稚内行き普通列車に乗って天塩川温泉へ。……この時間の列車は2016年3月改正で削減されてしまったので、この行程での旅行はできなくなってしまった。

 豊清水駅のポイント不転換で18分遅れて13:45に着いた天塩川温泉駅で降りて保養センターの湯につかり、15:05発の料金無料のバスで音威子府駅へ出る。

20160127_153603.jpg 音威子府駅のそば屋は残念ながら水曜定休で履修はかなわず、15:46発の特急サロベツ自由席で札幌へ。

 札幌〜旭川のSきっぷと組み合わせて乗っているので、旭川で降りるのもいいなぁと思いつつ札幌(19:09着)まで乗り通し、すすきので過ごして22:00発の急行「はまなす」に乗車。

 急行「はまなす」はドリームカーもカーペットカーもB寝台も乗ったことがあって、未履修だった自由席にした。

DSC04407.JPG 14系の簡易リクライニングシート車で、座席モケットが交換された程度であとは国鉄特急型オリジナルの姿を保っている車両。

 3月での廃止が近づいているとはいえそれほど混んでいなくて、座席を回転させて4人分の席を使って寝る。
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2016年1月の北海道(2)

#この記事は2022年1月28日に書きました

 5時前に目を覚ます。

 青森8:03発の特急「白鳥93号」で青函トンネルを渡り、函館から特急「北斗5号」に乗り継いで長万部へ。

 「北斗5号」の車内販売で森駅のいかめしを買おうとしたら、積み込んでいないそうで、函館駅弁の「鰊みがき弁当」を購入。

 長万部(11:59着)に着いたら「もりそば弁当」を購入して、12:10発の倶知安経由小樽行き普通列車に乗り継ぎ。

 キハ40とキハ150の2両連結のキハ150のほうに乗って、車内でもりそば弁当と鰊みがき弁当を食べる。

DSC04118.JPG 余市に14:57に着いたら、ニッカウヰスキーの工場を見学。自分ともう1人の2人でガイドさんの案内を聞く。

 余市16:48の列車で旅を続け、小樽で列車を乗り継ぎ、桑園で下車。

 駅近くのスーパー銭湯「北のたまゆら」で過ごしたあと、桑園駅近くの職場に勤めている大学鉄研同期のH田君と待ち合わせ、桑園駅高架下の居酒屋「シュクル」で夕食。

DSC04168.JPG おいしい料理とお酒で話がはずむなかで、お店の方から「豚ジンギスカン」なる料理を教わる。単に、ジンギスカンのたれに豚肉を漬け込んで焼く野菜炒めなのだけど、豚肉なら手に入れやすいし家でもやってみたくなった。

 ……このお店は2020年4月で店じまいしてしまった模様。(参照

 この日はH田君が住んでいる白石駅近くの社宅に泊まらせてもらう。
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2016年1月の北海道(1)

#この記事は2022年1月28日に書きました

 定時で退勤して、大宮18:46発の「はやぶさ31号」で新青森へ。

 いつもはスーツで出勤するけれど、退勤後そのまま旅に出るので旅に出る格好で出勤していた。勤務中は制服を着られる仕事の特権。

 新青森に着いたら青森駅へ移動して、急行「はまなす」の発車を見送り、翌日から使う「札幌フリー乗車券」を購入し(利用開始前日までしか売ってくれない)、駅近くの「ホテルニュームラコシ」に宿泊。

 ホテルの値段は忘れたけれど、楽天トラベルでずいぶん安かったように思う。値段相応のずいぶんくたびれたホテルで、となりの東横インと対照的。

 2020年2月に閉館した由。(参照
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