Magical Journey Shinkansen で夢の国へ

 東北新幹線の「Magical Journey Shinkansen」が来月までなので、乗ってきました。

 毎晩22時以降に翌日の運行予定が公式サイトに載るので昨夜の退勤途上にチェックすると、東京10:11発→仙台12:26着の「やまびこ207号」で走ることが分かりました。

 午前中の下り新幹線なら東京近郊から乗りに行くのにちょうどよいです。
 しかも「やまびこ号」は自由席があるので、指定券がなくても乗れます。

 妻は「乗り鉄」の気持ちが理解できないようで、仙台までとんぼ返りは嫌、とのことで、仙台に着いたら八木山ベニーランドで少し遊んで帰ることにしましたよ。

 夕刻の上り「Magical Journey Shinkansen」は仙台18:12発→東京20:44着の「やまびこ218号」で、これだと5歳児連れには遅いのと、妻も帰りまで乗る気はないようなので、仙台17:22発の「はやぶさ110号」の指定券を取りました。


 週末、しかも東京近郊から乗るには早すぎず遅すぎない時間の新幹線に充当されたので、ディズニー好きな人がそれなりに乗りに来るだろうかと東京駅で2号車の列に並びましたが、それほどではなかったです。

 妻曰く「昨年から走っているので、注目している人はもう乗ってしまったのではないか」とか。

DSC05994.JPG 外観のラッピングは、号車ごとに「アナ雪」「ピーターパン」「塔の上のラプンツェル」の3種類。車内は各車同じで、カーテンに貼られたシールも「アナ雪」「ピーターパン」「ラプンツェル」の3種類が3列ごとの繰り返しでしたよ。

 車内アナウンス時のチャイムは「Let It Go」をアレンジしたもの1種類。

 今回は白石蔵王以外全駅に停まる「やまびこ号」だったのでこのチャイムを何度も聴けました。……「はやぶさ号」だったら、同じ仙台までの間に東京、上野、大宮、仙台でしか流れないです。

 家を出るときは「いやだ」「出かけたくない」「おうちにいる」と言い張っていた娘も、東京駅でラッピング新幹線にお目見えするやすっかり喜んでいて、連れてきたかいがありました。

 仙台では回送で発車するまで15分くらいホームで記念撮影に興じたあと、地下鉄に八木山動物公園駅まで乗って八木山ベニーランドへ。

DSC06030.JPG 八木山動物公園駅を降りると写真のようなベニーランドの広告が出ていて、夢の国とは「Magical Journey Shinkansen」でやってくるにふさわしいじゃないですか。(違)

 滞在3時間程度なのでフリーパスではなく入園券で入って乗り物券を別に買うことにしたら、結局5,000円ほど乗り物券に使いました。3人分のフリーパスを買っていたら入園代+9,000円なのでまだお得でしたが、だいぶお金を落としたなぁ。

 娘は観覧車よりジェットコースターのほうが気に入ったようで、300円で乗れる一番小さなコースターに2回乗ってました。5歳だともう絶叫マシーンのほうが楽しくなってしまうんですねぇ。

IMG_20250510_155950.jpg 職場へのばらまき土産を買って、地下鉄で仙台駅へ戻り、駅ビル1階にある「トライアングル」のスープスパで遅めの昼食兼早めの夕食にします。

 旧国鉄の直営店が系列会社へ運営を移しつつ現在も続いている数少ない店なのですが、実は初履修。これまで仙台へ来るといつも半田屋とか伊達の牛たんとか立ちそば「杜」のから揚げそばばかり食べていました。

IMG_20250510_172217.jpg 例によってずんだ茶寮のずんだシェイクを買ってから新幹線の改札を入って、上り「はやぶさ号」車中の人に。……娘がひざの上ならタダなのは今年度までなので、帰りは大人2人でグリーン車にしました。

 グリーン料金はこどもも大人と同じなので、娘が小学校に上がったら同じことをいまのようにはできなくなります。
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改修と新築の費用比較

 鎌ケ谷市に購入した220万円の古家つき土地に建っていた建物は、見た目で私のような素人が思っていた以上の劣化度合いでした。

 これまで自宅や物件Aの改修を依頼してきた2社に改修の見積もりを依頼したところ、2社とも見積もりを辞退(!)してきました。

 自宅近くのリフォームショップがようやく金額を出してくれたものの、(耐震改修込みで)800万円という金額にびっくりです。しかも外装の修繕は別途と言います。

 もしかして、800万円あったら新築の家が建つのでは……?

 と、かつて「555万円の家」という広告を出していた住宅メーカーに見積もりを依頼すると、いまは「888万円の家」なんだそうで、しかも解体費や外構費などあれこれ含めると1,900万円という金額になりました。

 こんなに小さな家が1,900万円!

 自宅と最寄り駅の間で新築工事をしていたもう一社にも見積もり依頼をしてみると「アイダ設計に価格では勝てない」と言いつつも、おおよそ同じくらいの見積もりでした。

 改修に800万円かけたとしても、新築の4割で済むではないですか。

 そのほか、組体操のCMを流しているプレハブメーカーにも見積もりを依頼してみましたが、道路と敷地の間に電線がある場所には設置ができないといいます。

 そこでもう一度800万円の改修見積を精査すると、屋根の葺き替え(瓦⇒ガルバリウム)が入っています。耐震化に屋根の軽量化が有効とは知っていますが、雨漏りをしている屋根ではありません。

 そのほか先送りできる箇所を省いていって500万円ほどになりました。

 うち240万円は耐震改修費(屋根除く)なので、劣化部改修費は260万円です。

 この古家付き土地を買った220万円と劣化部改修費260万円を合わせて480万円から耐震化と(構造以外の)内外装の修繕を始める、と思えば、近隣で売りに出ている中古住宅の価格帯と結局は同じになりそうです。

 かろうじて安物買いの銭失いは免れそうですが、古家付き土地を買う値段をもっと値切っておくんだったな……。
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「おはよう寺ちゃん」と寺島尚正アナウンサー

 平日の朝は家事をしながら文化放送の「おはよう寺ちゃん」を聴いています。

 番組名の冠とは裏腹に番組のメインは曜日替わりのコメンテーターで、月曜上念司さん、火曜田中秀臣さん、水曜森永康平さん、木曜は好みでないから聴いていなくて、金曜は週替わりですが主に内藤陽介さんという、炎上要素満載の顔ぶれでしかありません。

 「おはよう寺ちゃん」が始まる前、2013年3月まで平日朝の文化放送は「吉田照美ソコダイジナトコ」で、特に震災後は脱原発脱原発を連呼していたはずなのに、「おはよう寺ちゃん」は内容が180度転換していて、文化放送というのは節操がない放送局だなと思いますがそういうの大好きです。
(平日朝に左寄りの情報番組を流しても森本毅郎を擁するTBSラジオに聴取率で勝てるはずがなかったのでありましょう)

 聴いていていつも思うのは、コメンテーター一人でしゃべらせたら文化放送のえらい人がいくら謝罪会見を開いても足りなさそうな内容を、寺島尚正アナウンサーが瞬時瞬時に合いの手を入れて「文化放送の番組という商品」として問題ないように生放送で仕上げていくのがすごいなぁ、ということです。

 生放送でですよ。

 寺島尚正アナウンサーは2018年に定年を迎えられて引き続き文化放送で活躍されている大ベテラン……ですが、朝や夕方の情報番組よりはライオンズナイターが休みの日の「夜はキラキラ寺チャンネル」などバラエティ番組の印象のほうが強かったです。

 文化放送出身のフリーアナウンサーとしても、(失礼ながら)吉田照美さんや梶原しげるさん、あるいは大野勢太郎さんほどの活躍の場があるわけではない方ですが、「おはよう寺ちゃん」を聴いていると、その技量がとにかくすごい(小並感)と思わされます。

 アナウンサーという職業の役割は、ニュース原稿読みのほかに番組の司会進行があると思いますが、その真髄を寺島さんに見る思いです。
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「笑点」の席順とか放送作家とか

 かれこれ30年以上「笑点」を見ていて、司会は2回変わり、回答者は小遊三と好楽以外全員入れ替わり、2022年には席順も変わりました。

 いっときはマンネリも感じていましたが、一之輔と晴の輔が出るようになってから急に面白くなったように思っています。

 そうはいっても、出演者のキャラクターというか役割は、5代目円楽が司会のころに通じるものがあるように思っています。

 まずおバカキャラ。木久扇が引退した後は好楽がその位置についているようです。……もともと好楽といえば、バカというより晴の輔のようなうまいことを言う回答者じゃなかったか、と思うのですが、働きアリ理論みたいなものなのでしょうか。

 そして桂宮治。平成以降に登場したメンバーのなかでは、面白いというよりやや強引な回答が気になる存在です。声も大きいし。

 三平がクビになった次は宮治なんじゃ……いや、これってこん平の立ち位置なんじゃあるまいか。そう考えると席順もかつてのこん平と同じ右端です。

 そう思っていたら4月放送の冒頭のあいさつで、各地からイチゴをもらったのでほかの生産地からも届くのを待ってます、とおねだりをするような話をしていました。これって、まさにこん平の「私のかばんにはまだ若干の余裕がございます」というあいさつと同じじゃないですか。

 こん平の後継といえばその弟子でもあるたい平ですが、番組内の役割は宮治が継いでいるようです。

 三平がクビになったのは答えが面白くないからではなく、テレビ番組として司会と6人の回答者の中で立ち振る舞う役割が明確にならなかった、ということなのでありましょうか。

 さて、笑点といえば「答えは放送作家が考えたものを回答者が読んでいるだけ」という俗説を耳にしたことがあります。信じてはいませんが。

 もちろん問題(出題)はテレビ局の放送作家が作っているのでしょう。

 しかし、答えまで放送作家が用意しているのは本当だろうか、という視点で番組を視聴していると、たとえば

「○○な仕草をしてください。私(司会)が『△△』と言いますから、さらに続けてください」

こんな問題ばかりが続くと、果たして放送作家は問題を作るだけで仕事をしているといえるのか、いくらなんでも(番組を面白くする仕事を)回答者にぶん投げ過ぎじゃないのか、とは思います。

 そんなだったら、放送作家は答えも用意しなきゃ仕事をしていると言えないだろうなぁ、と生意気にも思ったり思わなかったり。

 どうでもよいですが、4月からオープニングがさらに短くなり、冒頭あいさつで山田隆夫は名乗るだけになりましたね。そのぶん本編が長くなったのかな。
author by よんなん
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