2013年の都市対抗野球まとめ

 すっかりブログの更新頻度が落ちてしまってすみません。……今回は、JR東海を除く鉄道各社で本選出場したチームの応援にひととおり行ってきましたので、一括して記します。。

(1)JR九州
 自分が都市対抗を本格的に見に行き始めた2006年には、JR他社に先駆けて「鉄道員の制服を着た応援団のパフォーマンス」やら応援グッズの目新しさが魅力的だったJR九州です。

ikGfb.jpg ……が、「制服応援」はJR東日本も取り入れ始め、マニア垂涎の応援グッズは年々しょぼくなったうえ、チームも弱くなり(今年も1回戦敗退)、すっかり魅力がなくなりました。。。

 グッズは、2006年は扇子をくれてたのが、今年はウチワを通り越して厚紙に穴を開けてあるだけの代物だよ!

 あと、JR九州の応援曲レパートリーといえば、「観客用のコールと、チアがマイクで歌う歌詞が別」という、応援マニアにとって「歌詞のほうを覚えてしまう」楽しみもあったのですが、チアのこの方がどうやら引退された(選手名鑑の応援団名簿にお名前が載ってなかった)からか、2年前・昨年に続いて歌詞がお蔵入りになってしまったのも残念です。
(というか、我々のような変な客が現れたからお蔵入りにしたのかもしれぬ……)

 そんなJR九州ですが、

・7回エールで歌うのが社歌「浪漫鉄道」になった
・櫻燕隊(おうえんたい)の演舞が守備中応援のパフォーマンスになった
 (2年前は攻撃中パフォーマンスだった)

という嬉しい変化も見られました。……特に社歌! あれはなかなかいい歌で、市販CDに収録されているのにカラオケには入ってなくて、部外者にとって堂々と歌える機会は初だったんじゃないでしょうか。

(2)JR北海道
 1回戦で沖縄電力を下して2回戦進出を果たしましたが、1回戦だけ行きました。

 本業の鉄道事業が会社存続すら危ぶまれる(ようにしか思えない)トラブル続きの中、ハッキリ言ってよく出場辞退しなかったものだと思うくらいで、JR北海道独自の応援スタイルは過半を引っ込めて明治大学応援団にほぼ丸投げ状態でした。

 ……前は、YOSAKOIソーランの「踊りにきまし隊」の演舞やら、羊蹄太鼓やら、北海道らしいのがいろいろあったんですけども、一切無しです。

 前回まで、JR北海道の応援曲レパートリーは選手ごとに決まっていて、チャンスが到来すると大学応援団(応援部)のチャンスパターンメドレーへ移る、というスタイルでしたが、それも捨てて最初から明治の応援曲メドレーでした。
(選手が代わるとメドレーをやり直すところと、JR北海道独自スタイルの選手コールから入るのが、唯一のJR北海道スタイルの名残)

 ギャバン、ミラクルフラッグ、アトミックマーチ、ハイパーユニオン、狙い撃ち、神風(かみかぜ)……明治の応援曲メドレーって毎度早稲田側から見てて「あいつら楽しそうだな」と思う代物ですが、JR北海道応援席では歌詞ボードが一切出ないので、六大学を知らない人にはまったくポカーンであります。

 「神風」はいきなり無理だって……。。。(自分も歌詞覚えてないし…)

 「ハイパーユニオン」は広島カープが使い始めて認知度が上がったからか、「フゥワフゥワ!」というコール(?)が周囲からも聞こえました。

 なお、去年は東京大学応援部のメドレーにシフトしていたJR北海道ですが、再び明治大学応援団に戻っています。……これはおそらく、リーダー部が大学から公認を取り消され解散していた明治大学応援団での「応援指導班」新設(事実上のリーダー部復活)によるものと思われます。

 つけ加えるなら、近年の鉄道各社は「○○たおせ」というコールを使わない(相手チームも「お客さま」だから??)傾向にあるのですが、今年のJR北海道は明治大学に任せっきりだったからか、相手が沖縄電力(浦添市)で地域的に関係なかったからなのか、コールは堂々と「浦添たおせ」でした。


(3)JR東日本
 鉄道各社の応援の中で一番好かなかったJR東日本(東京)です(別チームのJR東日本東北は好き)が、近年、特に吹奏とチアのレベルアップが著しいです。

 ここの応援団はすべて社員がやっているとのことで、注目であります。

 JR東日本(東京)の応援席には2003年ごろから見に来ていて、かれこれ10年観察していることになりますが、10年前の応援曲とは打って変わってコールは増え、チャンスになれば立ち上がる観客は増え、応援したい人が楽しめる応援席(←超重要)になってきています。

 今年の大きな変化は、応援グッズがチアスティックからタオルに変わったことです。

 チアスティックは、見た目のわりに叩くと大きな音が出るうえ、要はただの風船なのでコストもそんなにかからないのかどうか、都市対抗の各チームでよく使われています。

 しかし、JR東日本のように観客動員が万単位になると、チアスティックの音が応援曲や声援をすべてかき消してしまうけしからん代物でもありました。(7年前の記事

 そんなチアスティックをやめたおかげか、決勝の対JX-ENEOS戦などに来ていた知人から「JR東日本の大声援が『恐かった』」という声も聞かれました。(=それだけ声援がグラウンドや相手の応援席へ届いていた証左)


 個人的にはここのリーダー部のテクはあんまり好きじゃないんですけども、一緒に行った人には「NEO」(JR東日本のオリジナル曲)のテクに魅入られる人が多かったです。

 ……「NEO」のテクは、今年は使われなかった「コンバットマーチ」用のテクと同じで、JR東日本のコンバットマーチは作曲した我らが母校のリーダーテクと違って「突き」じゃないんですよ。

 コンバットマーチでアレをやると妙な踊りにしか見えなくて(毎日新聞の写真でキャプションに「アイ〜ン」(←志村けんのアレ)と書かれたときは、そんなふうにアレンジしやがったJR東日本応援団に猛烈に腹が立った)、そんなこともあって好きじゃないんですが、曲が変わると印象も変わるということでしょうか。
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2012年の都市対抗まとめ 1(JR九州編)

DSC03452.jpg 例年なら、都市対抗のシーズンに有給休暇でドカーンと連休を作って連日東京ドームへ通うのですが、今回は週末を中心に控えめにしました。

 体調面の都合のほか、ひいきにしているチームの一つ、JR東日本東北が予選敗退でしたし。

 気づいたことなどgdgd書いてゆきます。

 ……一昨年あたりから、(個人的にいろいろと)記憶があやふやだったり時系列がごちゃまぜになっているので、「今年初めて」と思っていることが実は去年か一昨年あたりからだったり違ったりするかもしれませんが、そこはご容赦ください。

●JR九州
 何をおいてもまずはJR九州です。7月21日(土)の2回戦に行きました。(毎日jpの写真特集

 特筆すべきは、JR九州社員のよさこいチーム(でいいんですよね?)「JR九州櫻燕(おうえん)隊」が、今年は来なかったことです。

 去年、こんなふうにまるで幻滅したかのような書き方をしておいて何を言っておるのかという話ですが、演舞はかなりレベルが高いのです。
(当該のページにJR九州のオフィスからと思われるアクセスの跡があって、実はgkbrしていた小心者)

 昨年の京セラドームでは、攻撃中のパフォーマンスとして登場して(試合展開とは無関係に)演舞が披露されたのが興ざめでしたが、守備中応援としてはチア曲と並んで大いに「あり」だと思っているのです。

 チア曲もそうですけど、攻撃中にやると何がいけないかというと、

・バッターが凡退してしまうと、演舞だけが盛り上がっていてステージがしらける
・ヒットが出ると応援席はグラウンドに夢中になるので演舞を見てもらえない

という2点だと思います。


 もともと応援が盛り上がりにくい守備中なら、早々にホームラン一発でも浴びちゃうようなケースはさておいて、

・相手を凡打に抑えているうちは観客も気分よくステージを見てくれる
・仮に打たれたところで得点圏までランナーが進んで本当のピンチになるまでは時間がかかる

というわけで、守備中応援に使える音響には制約があるのは知ってますが、攻撃中よりは演舞向きだと思います。


IMGP9325.jpg あと、外野寄りに新幹線のバルーンを出さなくなりました。(写真は2年前の)

 去年京セラドームに持ってこなかったのは例年の日本選手権と同じ体制だからかと思っていたのですけれども……なにより、3年前まで800系「つばめ」だったのが2年前に700系のが新調されていたのに。

 700系新幹線といえば「祝!九州」のTVCMになぞらえたウェーブが去年の応援席では大不調(観客が誰もやってなかった)のがよほどトラウマだったのか、と勝手に推測してみます。

 バルーンには実車と同じく「KYUSHU・WEST JAPAN」のロゴが入っているのですが、JR西日本の野球部が来年から再開の見通しというニュースもありました(スポニチ)ので、実現のあかつきには対戦カードによっては使いにくいものになりそうです。


 最後に付け加えれば、応援曲レパートリーに「海のトリトン」が加わったのって、去年からでしたっけ?
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どうしたJR九州応援団

DSC01204.jpg 個人的にすっかり魅了されているJR九州の応援団ですが、今年は様子が違いました。

 まずこのチアリーダーがブログを更新してません。(配布された「選手名鑑」に応援団として名前は載ってたので応援席には来てたのかもしれないけど)

 そのほか……
・オウエン隊という妙な踊り(よさこい?)チームが出現
・応援曲から(コールとは別の)歌詞が消えた
・東京大学応援部が来てない

 東大応援部がいないのはしょうがないです。今年の都市対抗は東京開催じゃないですから。

 オウエン隊の演舞は、攻撃中に試合の流れと関係なく延々とやってたので引いてしまいました(しかも演舞中にどんどん凡退してたし……)。守備中のパフォーマンスだったら楽しく見られたと思うんですけど、、、

 そして、応援曲から歌詞が消えたのはマニアにとって痛いです。

 JR九州の応援席は観客がコール、応援団がマイクで別の歌詞を歌う、という独特のスタイルで、応援マニアとしては歌詞のほうを覚えてしまう楽しみがあったんですけれども。

<例>スパカリ (○○はバッターの名前)
(応援団)JR九州 ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)ヒーロー○○ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)天下無敵だ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)今こそ一本 北九州
(観客)・・・・・・・・

We are No.1! 北九! わっしょい!
We are No.1! 北九! わっしょい!

#今年は応援団がマイクで歌う部分がなくなった

 東大がJR九州から“逆輸入”したスパカリの「いまこそ一本ぶちかませ」というコールの元は、JR九州での「いまこそ一本JR(都市対抗だと「北九州」)」という歌詞のほうだったので、寂しい限りです。


 あと、例年新幹線のバルーンに合わせてウエーブをやるのが、今年は「祝!九州」の曲と新幹線バルーンに合わせてやる、というあのCMになぞらえたもので、あの大震災後にCMを見て目から汗を流した東日本住民としては歓喜モノでしたが、応援席の盛り上がりはいまひとつ。。。

 オウエン隊といい、今年のJR九州応援団はすべってばっかりでした。

 試合も、3-1で5年ぶりに出場してきたJR東海にあっさり負けてしまいました。……去年は都市対抗も日本選手権も決勝まで残って準優勝したのに、、、


 なぜか先発投手は米藤ではなく、沖データコンピュータ学院から補強の一岡が先発3回2失点で負け投手になってましたし。。。

#なんとこの一岡が2日後のドラフト会議で巨人から3位指名されたのにはびっくりしましたよ


 かつて毎年初戦で負け続けていた頃は、毎年一試合しかなかったからかグッズも結構よいものをくれた(つばめ号の扇子をくれた年もあった)んですが、今年はスティックバルーンだけ。。。

#去年どうだったっけ……と昨年のブログを読み返してみても、決勝まで毎試合行ったのにグッズについては何も書き残しておらず、家にもグッズが残ってないのでやっぱりバルーンだけだったのでしょうか。


 それにしてもオウエン隊ってなんだったんだよ、、、と思ってましたが、試合後、コスチュームに「櫻燕隊」と書いてあるのが目に入り、あー、九州新幹線「さくら号」と「つばめ号」に由来するのか、とようやく納得。

 試合後、あすの「出勤」にそなえて大阪駅から夜行バスで帰途につきました。
author by よんなん
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鉄路轟轟 決勝戦!

IMGP9326.jpg なんと、「我らがチーム」JR九州硬式野球部が、野球チームとしての前身(門司鉄道管理局=国鉄)のさらに前身、門司鉄道局(=鉄道省)以来、74年ぶりの都市対抗決勝進出です!

 さすが、会社を病欠中のなか3日連続で応援に行ってしまったので疲れを実感していますが、勝っても負けても今日で最後、あとはいくら寝込んでもいいんです! (えー)

 それはともかく、疲れているんだから家を出るまではしっかり休んでおかなくちゃ……と思っていたのですが、、、、自称JR九州△△事務所としては決勝に臨むにあたって課題がありました。(△△事務所は私の勤務先の所属…)

 都市対抗野球には「応援団コンクール」があり、実態としては観客動員(=チームが買い上げて配布するチケット代)で選考されているような代物ですが、形式上の選考基準には

・郷土色豊かな作品

というのがあるんですね。(Wikipediaより)

 JR九州は「燃えろみんなの北九州」熱唱と「小倉祇園太鼓」披露をやっています。

今年はいくつかの応援団で見られた制服(or作業着)コスプレ応援は……たぶんJR九州が発祥じゃないかと思いますけど、あれって「郷土色豊か」に入りませんよね?

 太鼓はともかく、「燃えろみんなの北九州」はMC嬢が「ご存じの方は一緒に歌ってください」って言うんですよ。地元ではわりとポピュラーな曲みたいです。

 これはぜひ……と思って歌詞を検索したのですが、「うたまっぷ」などのJASRAC等許諾サイトで見つからず、大変申し訳なかったのですがYoutubeに(おそらく)違法アップロードされた音声から耳コピ→ワープロ打ちして用意しました。。。
(2010/09/27追記:「わっしょい百万まつり」公式サイトに、歌詞+踊りの解説付き動画がUPされています)

 あーあ、横になって休んでいるはずが、結局「仕事」しちゃってるよ。まったく。

 でもいいんです。会社を病欠していなかったら、いまごろは福島県内の施設で研修中だったんです。……ここでドームへ行かずに何のための休みですか!(違)


 あと、得点歌・勝利歌(?)は鉄道唱歌の替え歌なんですが、応援団の公式ページに載っていないうえ、MC嬢がマイクで歌うのもチアスティックと歓声にかき消されて覚えられないのです……。

 やっぱり応援マニアとしては、大学野球での「紺碧の空」(早稲田)みたいに、歌って喜びたいですよ。

 ここで残された手段は“ただ一つ”! MC嬢の個人ブログのコメント欄で直接質問してしまいました。

 ……いや、あのですね、MC嬢と直接の面識はなく、応援初心者だった頃に「JR九州」「応援」などのキーワードで検索して偶然見つけちゃって以来、ときどき見ているだけです。

 言ってしまえばネット上のストーカーと区別がつかないわけで……タレントじゃないJR九州グループの一社員相手にこの変態! ……って、それがマニアだ文句あるか!(開き直り)

 それと、さすがに連日の応援とその準備・片付けで精一杯なのか、ここ数日、ブログは更新されてもコメントには返事がありません。

 なので、他のコメントを差し置いて自分の質問(しかも初書き込み)に返事があるとは期待はしていなかったのですけれども、なんと

よんなんさんへ鉄路轟々!

というタイトルでブログが更新されましたよ! 名指しですよ! ひっっじょーに嬉しかったことこの上ありません!

 でも、いいんですかね? そんなんじゃいつの日か絶対に本物のストーカーに遭うんじゃないかと却って心配になります。。


 そしてついに「準備播但線」で、東京ドームに先頭集団で入場してタカハシ的ベストポジションを確保です。

 “いつものみなさん”も続々と仕事を切り上げて駆けつけてくださいました。

 たいていは、我々が騒いでいると前や後ろから「静かにしろ」「うるさい」と言われたり(「応援席」で精一杯応援して何が悪い、と言いたい)、前の人が席を移っていなくなってしまったりするのですが……

 今日は、後ろの席の方が国鉄OB(しかも門鉄局っぽい)で「前回決勝に進出して優勝したのは、佐藤栄作がキップ切りをしていた頃なんだ、応援頼むよ」と言われたり、私のとなりでT大応援部元主将のMさんが声を張り上げていたら見知らぬおじさんがやってきて

「素晴らしい応援ですね」

と、JR東日本メカトロニクスの名刺を置いていかれたり、周囲のみなさんにも恵まれました。(なぜかMさんの隣の自分はスルー! もったいないよおじさん!)

 ……JR東日本メカトロニクスはICカードでJR九州と関係があり、それで特別招待席(応援席の中でも内野寄りのスーパーポジション)に招待されていたそうです。


IMGP9325.jpg さすが決勝とあってか、相手の川崎市(東芝)はどこかの勤務先顔負けに3階席まで入る盛況ですが、こちらも初めて「新幹線バルーン」まで応援席が埋まりましたよ。

 試合前の社歌(JR九州は応援歌)斉唱を別々にやる(普段は同時に歌ってしまう)とか、国歌斉唱があるとか、決勝独特の段取りは初めてです。

 NHK-BSでも生中継があります。(もちろん録画予約済み)

 ……そのわりに、始球式は社会人野球出身選手が当時のユニフォームで出てくる(今年の準決勝には福本(松下電器→阪急)と中尾(プリンスホテル→中日他)が来た)のではなく、JOCの誰だかえらい人がクールビズで、、、って、それつまんないよう。

 と思ったのが、あとで調べたら、今上天皇のハトコにあたるお方だそうで……

 ははぁーっ、、、大変失礼をば致しましたぁーっ!
(決して名誉職ではなく、馬術でのオリンピック出場歴も2度おありです)


IMGP9323.jpg さて、試合はこれまでの快進撃がウソのような完封負け…。

 先発は米藤ではなく濱野。……というか、濱野が完投で負け投手。

 準決勝まではどの試合も米藤−濱野(−金城)といった継投で勝利しており、特に昨日は米藤・濱野の両方を温存して岡田−金城−菊池で済ませたのに、なんで今日は継投じゃなかったの?

#それ以前に、完封されちゃピッチャーにはどうしようもないんですが。

 試合前に席を確保したとき、東芝側だけにくす玉が用意してある(写真=ガラガラなのは16時半の開場直後だったので)のが気になって、嫌な予感はしていたんですけれども。。。

 試合後の唐橋社長のあいさつは

「昨年秋の日本選手権で日本一になり、もし、この都市対抗でも黒獅子旗(=優勝旗)を獲得していたら、きっと選手諸君はのぼせあがって人生を間違ってしまったであろうと思います!」

とユニークでしたが、まさかデキレースってことないですよね? よね? よね?

 たぶん、我々“いつものみなさん”の中に、今日だけJR九州側を応援していた某さんが疫病神だったんです! たぶん! 日通に勝ったときも日通側にいたし……きっとそうです!


 あと、どうでもよいですが、試合終了後の選手・応援団の写真撮影で、応援団の「団旗」を張らなかったのは、JR九州応援団がそういう流儀なのか、単に知らないのか、どうなんでしょうね?

 写真撮影などの際、旗手が旗をあげても風が吹いていないと旗がたなびかないので、大学の応援団などは下級生が旗布の一端をつまみ上げて「張り」ます。(こんな感じ

 東芝は応援団責任者が慶應の応援指導部出身なのでその辺はしっかりしているようで、1塁側の東芝の記念撮影はちゃんと張ってやってました。

 もちろん旗を張ったほうが写真の見栄えがよい(と思う)ので、東京ドームでのJR九州応援団をアルバイトで手伝っている東大応援部がちゃんとアドバイスをしたらいいと思います。


 こんな細かいケチをつけるなんて、嫌なマニアであります……。

 マニアついでに、東向選手のときは「誠」ではなく「ひがしむかい」でコールすると、一部のマニアが喜びます。。
(……長い名前を早口でコールするのが好き、っていう人のmixiコミュまであります・笑)


 ぜひとも次回はくす玉も用意して、決勝に臨みましょう!

 自分も「鉄道唱歌」の替え歌を覚えます!


 閉会式も終了し、応援団のみなさんが後片付けに追われているところへ、MC嬢の方に声をお掛けして御礼を申し上げました。

 決して怪しいものではありませんので……って名刺を渡しちゃったんですが、もし職場に電話がかかってきても、、、病欠中なんですよね。orz
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鉄路轟轟 準決勝

 ついに「我らがチーム」JR九州が5年ぶりに都市対抗で準決勝に進出です。

#社員じゃないのに毎回こんなことを言うのは、応援のコールに「全国制覇へ(or 優勝街道)ひた走る 我らがチーム JR!」というのがあるからです…。

 きょうの対横浜市(三菱重工横浜)は平日18時試合開始なので、「毎日が日曜日」の私が席取り役ですが、午後にあわてて市役所へ行ったりして(前項参照)ドームに着くのが若干遅れてしまいました。

 ……吹奏楽団真上とはいきませんでしたが、大太鼓の上を確保です。


 試合そのものはJR九州のワンサイドゲームで、安心して見ていられました。

 ピッチャーも米藤・濱野は温存でした。

 3夜連続のナイター(デーゲームを入れれば4日連続)なので、カラダが持つか心配でしたが、ほっと一息つくことができました。

 明日に備えて、“アフター和民”もなしです。

 きのう、おととい(連続サヨナラ勝ち)みたいな展開では、試合そのものは非常にたまらなく楽しくても、たぶんここで自分が力尽きていたと思います……。
author by よんなん
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鉄路轟轟3回戦 (準々決勝)

IMGP9318.jpg 都市対抗野球、北九州市(JR九州)×東京都(NTT東日本)18時試合開始です。

 あろうことか「毎日が日曜日」の自分が、職場を出るまで手間取ってしまいましたが(前項参照)、“本当の日曜日”でしかも夕方、とあって、“いつものみなさん”が自分的には2番目にいいポジションを確保してくれました。^^

 あ、ちなみに、東京ドームの場合のタカハシ的「ベストポジション」は

・吹奏楽団の真上
・なおかつ若干後ろ寄りの席で、ステージとグラウンドが見渡せる
(あんまり前すぎると、曲はよく聞こえても目の前はドラムとスーザフォンで何も見えない)

です。……今回は、若干前寄りで試合が一部見えません、、、って、席を取っておいてもらって言うなボケ! 応援曲も自分の「ベストポジション」よりちゃんと聞こえるんだから!

 神宮球場は、ブラバン真上の最前列でもこういうことが少ないのでいいんですけどねー。

 ……東京六大学野球のため(スワローズの優先順位はその後)に作った球場(=応援団と吹奏楽団がいるのが前提?)か、ジャイアンツ(と当時のファイターズ)のために作った球場(=応援は外野)の設計上の違いなのかなぁ、って、、、勝手な想像ですが。


 試合は、ドームに着いた時点でJR九州(後攻)が2点先制しており、4回オモテに1点返されましたが、よしよし、このまま……なんか今年のJR九州はなんとなく「負ける気がしない」気がして安心して見ていました。

 ところがリリーフ濱野が8回と9回にソロホームランを1発ずつ浴びてピッチャーの一人相撲で逆転されてしまい、3-2で9回ウラですよ! やばい! がんばれ!

 俺って本当に「うつ病」で会社休んでるんだっけ? と思うほどに応援は最高潮です。


 まずノーアウトからライト前ヒット出塁→送りバント成功→代打→でも四球→1死1・2塁→そこへ1番バッターマルシオ(田中敬)がレフト前へタイムリーで同点! っしゃー!

 なおも1アウトランナー2・3塁。打球が外野に飛びさえすれば、あるいは内野ゴロでもそのスキにサヨナラ勝ちですよ! 行け行け! と思っていたらNTT東日本は敬遠で満塁策です。


 おーおーおー、何やってんだよー、というところへ、T大応援部元主将のMさんが

「おい! 回線高けーんだよ! NTT!」

と珍しく相手チームを野次り始めました。“応援のプロ”がやるなら、と、それに乗じて自分も

「そうだ! こっちは7ケタで全国どこでもつながるんだ!」

と、訳の分からない野次を飛ばしたところ、マニアの方(旅行会社勤務)が約1名理解したらしく、「あはははは、051、051!!」と反応してくれました。


#私の野次はJR電話のことで、「051」は(確か)東京付近の局番(のはず)です…旅行会社はJRと取引があるので回線引いていたんですね


 1アウト満塁、さぁどうする……と思ったら3塁ランナーがダッシュして、スクイズですよ!

 それをバッター藤島がバントの構えで空振り!! そんなっ!

 そこへ突っ込んできた3塁ランナーがホームベースへ。


 主審の「ストライク」のポーズが「アウト」に見え、一瞬、あーダメだぁ…と思います。


 ……ところが、ピッチャーの外し方が外角低め寄りで、キャッチャーは飛びつくのに精一杯でタッチできなかったようです。無事、3塁ランナーはホームインですよ!


 うわあああーーー!! 逆転サヨナラー!


 記録は非常に珍しい「サヨナラホームスチール」って、その実は「サヨナラスクイズ失敗」……でも、勝ちは勝ちなんです!!


 いやー、2日連続でいいもの見ちゃったなー。これだからJR九州ファンはやめられないよ。


 写真は、東京ドームにあった周辺駅の案内。

 複数の路線を案内しているのに、電車のピクトグラムが特定の路線を想起させる(しかも現存しない電車の)デザインなのは珍しいんじゃないでしょうか。
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鉄路轟轟2回戦

IMGP9315.jpg さぁ、満を持して都市対抗野球で「我らがチーム」JR九州の2回戦です!
(↑社員じゃないのにこんなこと言う人)

 せっかくの土曜日なんですが、第1試合=午前10時試合開始=開場は午前9時、というわけで、先頭集団で入場して好位置を確保したものの、いつものみなさんはちっとも来ません。。。

 そのうち、諸般のツテでお知り合いになったJR九州東京支店のIさんから「ドームに着きました」と連絡があり、通路で待ち合わせしてお会いすると、少々外野寄りの席に同期と2人で来てるんです、とのお話。

 てっきり、職場の皆さんと来られるかと思っていたのですが。。


 ああ、それじゃぁ、どうせいつものみなさんは来ないんだから(ぉぃ)差し支えなかったらブラスバンドの上はいかがですか? 席とってあります、とお誘いして、JR九州社員の方と一緒に応援することになりましたよ。

 これで「部外者が勝手に騒いでいる状態」は回避できます。やったね!

 Iさんが連れてこられた「同期」の方と名刺を交換すると……本社の方だー! ははぁーっ! 恐れ入りますっ!


 遅れて、いつものみなさんがパラパラとやってきて、私をはさんで左にJR九州社員、右側に(自分を含め)マニア集団……という形で応援です。


 ポール際のスタンドには、前回の都市対抗出場(2年前)まで「つばめ号」のバルーンが浮かんでいたのが、今年はさっそく「さくら号」(来年3月登場)に差し替えられています。(写真)

 で、そこはさすがJR九州。芸が細かいんです。

 あくまでただのバルーンであって模型じゃないのに、「号車札」や「禁煙車」マークのほか、「KYUSHU / WEST JAPAN」のロゴはおろか、運転室入口の窓に書いてある「編成番号」(「S1」だった)まであります。

 JR九州応援席なのに他会社の名前……とはいえ、JR西日本野球部は5年前の大事故以来、休部(事実上解散)しています。。。


 私の右側に陣取るマニアの精鋭(?)がそんな細かいことに目をつけないはずがなく、応援グッズのチアスティックに「さくら」と書いてあったことも合わせて

「え? さくら号の1号車は禁煙車なの?」
「『みずほ』は間に合わなかったのかな?」

とか何とかかんとか……

ええい! うるさいよ! このマニアどもめ! と思いつつ、私もマニアなので恐る恐るIさんに聞いてみると……

「さくら号はN700系で喫煙ルームがあるので、全車禁煙です」
「『みずほ』は自分も何も聞いてないんです」

と、見事即答ですよ!! さすが!!!

#「みずほ」はメディアが勝手に報じているだけで、JR九州は一切プレスしていません


 試合は、さいたま市(日本通運)を相手に1-1のまま延長戦へ突入、10回ウラ、2アウト満塁から……JR九州2番バッター田村がサヨナラヒット!!!! うおおおおお! やったぁ〜〜〜!!!!!

#ちなみにタイブレークは11回からです

 1回戦の日立製作所戦もそうでしたが、なんだか今年のJR九州は「負ける気がしない」んですよ。(なんとなくですけど)


 さぁ、このまま勝ち続ければ、明日から3日連続のナイターです。

 果たして自分のカラダは持つんでしょうか……。


 JR九州東京支店のIさんは「僕は今日休みですけど、明日は受付をやっています」……なるほど、東京支店の方は都市対抗対応もお仕事なんですね。どうりで私の勤務先と違って職場単位で来(れ)ないわけです。。。

 おつかれさまでした。このまま勝ち続けられますように……。
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鉄路轟轟1回戦

 待ってました! 北九州市(JR九州)野球部とその応援団が2年ぶりに東京ドームへやってきます!

 ……実は今日から2週間、研修で福島県内にいる予定が諸般の経緯でキャンセルになり、行けることになりましたよ!

 おい、それって、病気休職を繰り返して休業補償もらいながら遊んでいる悪徳公務員と一緒だろ! ……とは思ったものの、きょうの昼、課長にお話ししたところ、ぜひ行ってくるといい、高橋君にそういった趣味があったなんて知らなかったよ、とおっしゃってくれました。(嬉)

 幸い、今日は体調もよいです。

 「毎日が日曜日」なので球場一番乗りだぜ! と考えていたら、試合が18時〜なのをすっかり忘れて診察を17:10に予約しちゃいましたよ。orz
(前回予約のとき散々文句書いておいて…)

 自分のスカポンターン!

 いつも神宮でお世話になっているマイミクの方(18時終業)とほぼ同時にドームに着き、若干早く着いたマイミクさんが確保してくれた席におさまります。

 ……残念ながらちょっと外野寄りで、吹奏楽団やMC嬢のマイクの声がチアスティックの音でほとんど聞こえず、応援マニアとしては若干消化不良気味でした。

 が、試合そのものは着々と追加点を重ねて日立市(日立製作所)相手に2-4で勝利です。


 それはそうと都市対抗の1回戦は、観客動員が見込める(=チケットを出場チームが買い上げて配ってくれる)チームを優先してナイターにすることになっているんです。

 最初、なぜJR九州がナイターに……と思ったら、相手の日立製作所がすごいんですね。

 試合後にドームを出たら、応援ツアー(?)のバスがたくさん並んでいて「81号車」なんてのまでありました。。。(何台きてたんだろう?)


 チームによっては臨時列車を貸り切って来るところもあるんですが、JR相手の試合だからバスにしたんですかね?(違)
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「鉄路轟轟」3番!

 私が、やれ異動だ、やれ引越だ、やれ法事だ親戚の集まりだ、と追われている間、今月の12日〜22日に京セラドームで社会人野球の日本選手権が行われていました。


 私の勤務先(←初戦敗退)はともかく、日産自動車の最後の公式戦なんて、すっごく見に行きたかったんですけど!


 で、22日(日)の決勝を経て優勝したのは、なんとJR九州ですよ。

 翌日のスポニチでは、前日付けに掲載されていた日産自動車敗退のほうが扱いが大きくてがっかりでしたが、後日、交通新聞に掲載された記事を見ると、「日本一になるまで温存していた」という応援歌「鉄路轟轟」の3番を歌ったというじゃありませんか!


 うわあああ、歌いたかった!

 普段は1番しか歌わないんです。


 たしかに、3番の歌詞は

♪天と地に響く勝どき たくましく君の雄叫び 栄光の歌を贈ろう いまここに勝利の雄姿……

と、勝った後のことを歌っているのですが、まさか「日本一」になるまで取ってあったとは知りませんでした。。。


 私の勤務先は、応援歌は著名な作詞家の手によるものなのですが、こういう部分がないので運動部が栄冠に輝いても普通に社歌を歌っておしまいということになります。


 そういえば、「勝ったときだけ歌う歌」って、歴史の長い(+優勝経験も多い)アマチュアチームとその応援団には珍しくないんじゃないでしょうか。


 私の出身大学で言えば、学生歌「早稲田の栄光」は早慶戦に勝ったとき(と卒業式)だけ歌う代表的な例です。

 応援歌・学生歌ではありませんが、ラグビー部歌の「荒ぶる」は大学日本一になったときだけラグビー部員が歌います。

 ほかの応援歌でも、「早稲田健児」3番や「ひかる青雲(あおぐも)」3番は、勝った後のことを歌った歌詞になっています。…「早稲田の栄光」の影で、使われることはまずありませんが。


 JR九州と私の勤務先ではだいぶ温度差があるようなので、こういう形で社員の一体感を醸成するような動きは、何かきっかけがないと出てこないかもしれませんね。

#「鉄路轟轟」は、作詞者が当時のJR九州社員なのに加え、市販のCDにも収録されている


 とにもかくにも、JR九州の優勝はマニアにとってもめでたいことです。
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「♪今こそ一本JR」→「♪今こそ一本ぶちかませ」

 東京大学が、東京六大学の応援にしては珍しい「逆輸入」をまたやりました。

 東京六大学の応援曲が高校野球や社会人野球の応援に波及するケースは多いものの、逆は珍しいと思います。

 輸入元は、昨秋に逆輸入した「We are No.1! JR わっしょい!」と同じJR九州。


 しかも今度はコールではなくJR九州のショートマーチ「スパカリ」を丸ごと輸入です。
参考←JR九州野球部応援団のページ)

 スパカリ=「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」ですが、耳にすれば誰も一度は聞いたことがある曲だと思います。

 googleで検索したら、誰が撮影したのかさっそくYouTubeにアップされていた動画が引っかかりましたけれども。


 「♪今こそ一本『北九州(JR)』」が「♪今こそ一本『ぶちかませ』」にごまかされています(笑)が、ほぼそのままです。
(JR九州は、都市対抗では一部のコールを「JR」から「北九州」に差し替える)

 ただ、応援レパートリーとしてのコールとの組み合わせ方は、微妙に六大学調にアレンジしていて、

「曲イントロ」→「スパカリ」→「We are No.1! う〜 わっしょい!」→「スパカリ(繰り返し)」

です。これは、六大学では応援曲の後に曲を止めて「かっとばせー ○○」の類のコールをはさむことをしないからでしょう。


 “本家”JR九州は、このページで紹介されている通り、

「We are No.1! JR!(北九!) わっしょい!」(=太鼓イントロ)→「曲イントロ」→「スパカリ」→「かっせかっせ○○ かっせかっせ○○ かっとばせ〜○○」→「スパカリ(繰り返し)」

という具合です。

 次回、JR九州が都市対抗本戦で東京ドームへやってきたときには、お間違えのないようにお気をつけください。>マニアの皆さん


IMGP2095.jpg さて、どうでもいいんですが、土曜日に東大の応援席に入ったら、チアが客席に見せるコールが書いてあるボードに、応援曲別の“タグ”が貼ってありました。

 ……のはよかったものの、ボードを床に置いたときにタグが上にならない位置に貼ってあるので、結局、曲が変わったときにボードを探し出すのにもたついて、最前列に陣取っていたマニアに「それそれ」「そっちにある」などと指摘されている(←嫌な客)という、東大生らしからぬ有様でした。

 ボードへのタグ貼りは、3年前の都市対抗でトヨタ自動車の応援団がやっていて(写真)、見事なボード出しを繰り広げていましたが、東大生といえども“カイゼン”の本家本元にはかなわないということでしょうか。

 上に紹介した動画でも、チア4人中2人が途中で明らかにダンスを間違えていますし…。
(繰り返し「スパカリ」の冒頭で左から2人目、最後で右から2人目)

 ……あと、動画を見ていて何か違和感あるなぁと思ったら、「♪JR九州ゴーゴーレッツゴー ♪ヒーロー○○ゴーゴーレッツゴー」の部分で、頭の後ろに回す左右の手が1回目と2回目で4人中3人合ってないんですね。誰のどの動きが正しいんでしょうか。。。(←マニア的視点)
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