ゆとり世代とか社会科学部のブランド化とか

DSC04179.jpg 我らが母校のキャンパスツアーガイドOBOG会があったので行ってきました。

#学生時代、大学広報課の部外者向けキャンパスツアーでガイドをやってた

 OBOG会といいつつ、現役の学生ガイドが主催して招いてくれます。

 近年の傾向ですが、2〜3年生は海外留学でごっそり抜けていなくなってしまう、というのが自分の在学中とは大きく違うなぁと思います。

 オープンキャンパスでは人手が足りず、3月に卒業したはずのOG(自由業)を一人呼んでガイドをやらせたというのですから、そんなことがあるのかとびっくりです。
(ガイドは大学が経営している人材派遣会社からの派遣社員という雇用形態なので、このときは時給をどう支払ったのか……登録が残っていることにしたのかどうか)

 自分の学生時代も留学する人がいるにはいましたが、イベント運営に影響する比率ではなかったです。


 ゆとり世代は内向きだの覇気がないだのと言う人もいて、裏付けるデータもあるようですが、直接彼らと接して話をする限りでは、自分は「2極化が進んでいる」のだろうなという印象です。

 必須の課程が減ったぶん、個々人が伸ばすところを伸ばす、という当時の文部官僚のねらいはきちんと当たって成果が出ているのではなかろうか、というのが自分の考えです。

 彼らを見ていると、円周率が「およそ3」で何がいけないのかと思います。


 さて、話題は変わって、社会科学部は昼の学部にリニューアルしてから人気がすごく、いまや入試難易度は政治経済学部並みなんだとか。

 帰宅して河合塾のWebサイトなど見てみると確かにそうです。

 元は第二政治経済学部・第二法学部・第二商学部(つまり夜間部)をルーツにした学部で、各種替え歌で

社学のしゃしゃしゃ 社学のしゃしゃしゃ しゃしゃしゃ社学のしゃしゃしゃ
空にきらきらお星さま みんなすやすや眠るころ
社学は家を飛び出して これから授業だ しゃ しゃ しゃ

シャ シャ シャシャシャのシャ
朝は寝床でグーグーグー
楽しいな 楽しいな 社学にゃ1限も2限も何にもない!

なんて面白おかしく歌われていたのが信じられないくらいです。


 ただ、社会科学部や第二文学部のように「(比較的)入りやすい学部」がなくなったり難関になってしまったとなると、「テストの点数は少し及ばないが熱意はある層」の受け皿はどうなってるんでしょうかねぇ。


 さて、去年「ガイド稲門会」の設立を宣言した後輩君たちが、今年は来てなかったです。

 大学の稲門会検索でも引っかからなくて、つまり当局に登録した様子もなさそうですし、どうしちゃったのやら。……まぁ、別にお金巻き上げてドロンみたいな話ではないからいいんですが。

 去年来られなかった別の先輩方(各学部で年次稲門会の役員もされている)がガイド稲門会作ろうかという話をしていたので、そちらのほうが現実味があるのかもしれません。
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「二度と来るか!」

DSC04097.jpg 今回は不平不満を書きます。

 12月9日の早大鉄研60周年団臨の下見も兼ねて、「SLみなかみ号」に乗ってみなかみ町へ行きました。

 なんでこのSLにリピーターがいるのか不思議なくらいの思いをしたので書きます。

 ただし列車そのものに不満はありません。(←重要)


 「SLみなかみ号」は水上に12:04に着き、折り返し高崎行きが15:30に発車するまで、3時間半ほどあります。……やることは「食事をする」「温泉に浸かる」です。

 不満は、なんといっても

1)公共の日帰り入浴施設がしょぼい
2)食事をするところが少なすぎる+散らばっている

に集約されます。

 食べ物屋さんに関しては、群馬在勤時から水上駅周辺には満足な店がないと思ってましたが、

・3連休なのに店を閉じているところが多い
・のれんを出しているのに営業していない店まであった(←なにそれ!)
・東京じゃないのに客単価が高崎駅周辺の倍近い
・上州名物焼きまんじゅうを出している店がない

と、ひどいものです。……スキー場のぼったくりメニューみたいな「ダムカレー」なんかより焼きまんじゅうとか上州由来と分かる食べ物が食べたいです。

 高崎駅や水上駅などでこんなマップ(←PDF)が配られているものの、載っているのは広告協賛しているお店なのかどうか(推測)選択肢が必ずしも揃っているわけではありません。

 なによりランチで客単価1000円前後って、東京価格じゃないですか。群馬在勤時のランチ価格帯って高崎駅周辺でも500円前後だったように記憶しているのですけども。


 あと、ほとんどの店で「店に入るまでメニューが分からない」つまり、「席に着いてお茶を出されてメニューを見てから店を出ることなんかできない」ので、こんなハイリスクな街歩きはありません。(せめて店頭に出しておいてほしい)

 スイーツ食べ歩きならさておき、食事なんて3時間に何食もできませんから一発勝負です。


DSC04165.jpg そんななかで1000円でハズレをつかまされたときの不満ったら大きいですよ。
(写真は大ハズレだった「みなかみ丼」1000円……なぜ群馬の山奥で海の幸を食べねばならんのか)

 「(次回もハズレかもしれないのに)何度もみなかみに来て店をいろいろ試してる義理なんかあるか!」であります。……自分は諸般の義理があるので来ますけど、レジャーの行き先なんて他にもある人はそうやって逃げてゆくと思うのですね。


 あと、日帰り温泉施設「ふれあい交流館」がしょぼいことこの上ないです。

 お風呂は露天風呂もなく5人も入ればいっぱい、座敷には給食サービスもなく(入口のフロントでカップラーメンは売っている)、クルマだったら群馬には他にまともな日帰り温泉がいくらでもあります。

 おそらく、大規模旅館・ホテルの日帰り入浴(1000円くらい)という「民業」を圧迫しないように、いろいろ事情ってものがあってのことなのしょうけれども、前項で書いたような、慰安旅行で羽振りのよい客なんかどんどん減っているのだよ。

#社員旅行(福利厚生費)の場合「使わなければ税金で持っていかれるお金」ですから、彼らの実質的な負担は半分くらいなので、実質半額だったら羽振りがいいのは当たり前です。


 かように、お風呂も食事もハズレだったので、東京近郊から150キロくらい移動してやって来たのに散々でした。

 一人だからハズレだったと思うのは自分一人ですが、家族でのレジャーだったら、お父さんのメンツ丸つぶれです。


 出かける側にとって、クルマはもちろんのこと、電車だけで行ける日帰り温泉だっていいところは他にいっぱいあります。

 今回の日帰りでは「みなかみに二度と来るか!」と思いましたし、人によっては「SLみなかみ号でレジャーなんか二度と出かけるか!」と思われないかが(鉄道マニアとして)心配です。

 JRも、こんな受け入れ態勢のまちでなくて、走らせるんなら他にもっと鉄道のお客さんをもてなしてくれる場所があるんじゃないか……という気がします。
(唯一、水上駅にSLの向きを変える転車台が残っていたのが強運でしたね)


 まぁ、このご時勢、食べ物屋は「食べログ」のクチコミなどで下調べできるんだし、事前のリサーチ不足を棚に上げて不満並べてもね、と、むしろそっちでしょうかどうでしょうか。
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古きよき法人税のがれ

 先日、上田電鉄に乗ったとき、酔っ払い御一行様に出くわしました。

 みなさま気が大きくなって、2両編成の後ろの車両では大声であたりの人に絡んでいたので関わりたくないなーと1両目に乗っていたら、引率者と思しき人がこちらにやってきました。

 春日部からやってきた別所温泉への一行らしく、どうやら話しかけてきた人が社長さんで社員旅行の様子です。

 社員旅行なら福利厚生費だから、だとかで、確かにその通りです。

 やれ日本は法人税が外国より高いだの何だのという話はありますが、こうやって飲んだくれて温泉旅館でコンパニオンを呼んで乱痴気騒ぎをしたお金には税金がかからないのです。

 そういうのが好きな人にはよい制度ですが、福利厚生費とするには社員の半数以上を連れて行かなければいけません。

 人材が多様化している昨今では必ずしもオネーチャンと羽目を外すのが楽しいわけではない人もいるはずです。たぶん。

 御一行を見ていると、おじさま方ばかりで自分前後くらいの年代の人は見当たりません。……もともといないのか、いるけど来なかったのか、どちらにせよ「社員の過半数はおじさま方」な会社ということになります。


 昔はこういう慰安旅行が温泉の宿泊需要や雇用を数多く生んでいて、こういう人たちの存在がありがたいと思える人たちも大勢いたのかどうか知りませんが、そんな時代もあったのだねぇ、と思うのでありました。
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ぶりっとちゃんと別所温泉(4)

DSC04014.jpg 上田駅に着いて、ようやく最初に目指した上田電鉄です。別所温泉に着く頃には日が暮れてました。

 さて上田電鉄は、電車は東急の中古車とはいえ東急線でもバリバリ現役のピカピカな電車ですし、具体的な廃止の噂も聞こえてこないのですが、何気なく運営は厳しいようです。

 鉄道マニアとして自分にできるのは、運賃を払って乗って、グッズを買って、お金を落とすことです。

c1k32.jpg 別所温泉まで往復して駅前の日帰り温泉「あいそめの湯」に入りたいので、「あいそめ湯ったりきっぷ」(往復運賃1140円+入浴500円→1300円)がちょうどいいのですが、ちょっと頭の悪そうな(←ほめ言葉)CDつきの片道キップを売っていたので今回はそちらを購入。1000円。

 「別所線にのろう!」という上田市の企画らしく、何をどう間違えたらこんなキャラが……と思ったら、2005年に市職員有志でひねり出したキャラクターを、2011年にプロのイラストレーターがバージョンアップした、ということらしいです。(参照

 6年前6年後を比較すると、プロの仕事ってのはすごいなぁと思います。

 上田電鉄には「鉄道むすめ」の「八木沢まい」()というキャラが何年も前からあるのですが、「バスむすめ」のキャラデザインを手がける宙花こより氏が上田市在住とあれば、理由付けもバッチリというわけですね。

 CDには、このキャラの声(声優までいる!)で吹き込まれた上田駅の構内アナウンスなどが入っています。(実際に使われている)

DSC04036.jpg 駅にこんなふうに立っていて、2次元に興味ない人は苦々しく思っているのかどうか知りませんが、市役所職員が生み出したキャラクターを市内在住のプロのイラストレーターがアレンジした企画とあれば、悪くない話ではないかと思います。

 で、結局「北条まどか」グッズはキップのほか、メガネ拭きも買ってしまいました。会社で使おうか…。
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ぶりっとちゃんと別所温泉(3)

DSC03999.jpg 小諸からしなの鉄道に乗り換えて上田へ向かいます。20分ほどで着きます。

 しなの鉄道はJR信越本線だった路線で、新幹線の開業と引き換えに地元が経営を引き継いだ「平行在来線」です。

 新幹線開業前は特急「あさま」がびゅんびゅん走っていた路線で、設備は重厚長大なのですが、現在は貨物列車のほかは各駅停車と快速電車だけが走るローカル線です。

 エイチ・アイ・エスから転じた杉沢社長のコストカットぶりが注目された時期もあり、JRが引き続き運営している高崎・横川間とはだいぶ違いがあります。


DSC04005.jpg 運転席のうしろでかぶりついて見ていたら、発車時の力行は3ノッチまで。……まぁ、起動時はそうだよな、と思ってら55km/hでノッチオフしてあとは次の駅に着くまでブレーキしか扱いません。

 小諸から上田へ向かっては連続下り勾配の区間なので、その後は放っておいても転がって加速するとはいえ、(確か)100km/hまで出せる路線なのにこの経済運転ぶりには、ちょっぴり舌を巻きました。

 ちなみに115系の3両ワンマン運転ですが、駅によって運転士用のモニター(死角を映すテレビみたいなの)がホームに建っていて、意外なところにお金をかけるんだなと素人目に印象をもちました。

DSC04009.jpg あと、キロポストが高崎起点より明らかに小さい数字になっていて、軽井沢起点に建て直した(か塗り替えた)みたいです。(時刻表を見ると、確かに上田駅は軽井沢からちょうど40キロ)

 お金かけるところが違うんじゃねぇかと思わないでもないですが、部外者なんだし本来そんなの知ったことではない話であります。
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ぶりっとちゃんと別所温泉(2)

DSC03981.jpg 小淵沢で、小海線に乗り換えました。

 目当ては、JR東日本が言うところの「世界初のハイブリッド車両」キハE200です。

 ディーゼルエンジンを直接の動力としないで、いったん発電してモーターで走る……って、それってただの電気式ディーゼルカーではないのか、と思うのですが、JR東日本が言うには、バッテリーを積んで回生電力を使用できるところが違うのだとか。

 とはいえ、電気式内燃車は機関車しか採用例がないので、機関車に引かれる客車ではなくエンジンやモーターの真上に客室があるディーゼルカーで乗れるのですから楽しみであります。


 登場したのは2007年で、そのうち乗ろうと思ううち5年かかってしまいました。


 さて、「ハイブリッド車両」の運転時刻を調べたとき、小淵沢まで来るのが1日1往復しかなくて、そのほかは小諸〜中込で往復しているのはなんでかなぁと思ったんです。

 で、その1日1本の小海線全線をハイブリッド車両で乗り通せる列車に乗ってみたら、その理由が分かりました。小海線は日本で一番標高の高いところを走る路線で、清里〜野辺山に最高地点があるのであります。

 つまり……最高地点の清里、野辺山へ向かって登っているわけでして、小淵沢を発車して小海線に入るなりずっと発電用のエンジンがブルンブルンうなりっぱなし……

 って、これでは普通のディーゼルカーが坂を登っているのと変わらんよ、、、(´Д`;)


 小淵沢場面で2両編成の車内が満席だったほどの乗客は清里・野辺山でほとんど降りてしまい、たぶん、JR東日本が一番見せたくない部分だけを見て降りて行ったのではないか……という気がします。

 小諸まで小海線全線を乗り通そうという酔狂な客の自分は、野辺山を出てから小諸に着くまでおよそ2時間、ときおりエンジンが始動する以外は旧来のディーゼルカーに比べればはるかに静かな、新型電車と同じインバーターとモーターの音しかしないハイブリッドぶりを堪能しましたよ。


3jQ4D.jpg 表題の「ぶりっとちゃん」とは、JR東日本の黒歴史(と自分が勝手に言っている)小海線のキャラクターです。(ほかに「こうみくん」がいる)

 名前の通り、ハイブリッド車両キハE200とともに登場しました。(特設サイトまである)

 本当にJRの黒歴史だったらとっくに引っ込められていると思うのですが、何年経ってもポーズが最初の2つから増えていない様子なので、「ぶりっとちゃん」の使い道の広がり方にはおのずと限界がみえているのが残念です。

#群馬県庁職員による作品でいくらでもバリエーションが増やせる「ぐんまちゃん(2代目)」や、さかざきちはる(Suicaのペンギンの人)が多様なポーズを用意した「チーバ君」と対照的
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ぶりっとちゃんと別所温泉(1)

 日帰りでどこかへ行きたくなりました。

 4月以降、休みは基本的に自宅周辺で休養するのが精いっぱいだったので、自分から遠出をしたくなるとは、回復基調にあるんだと思ってよいのでしょうか。

 12月の早大鉄研60周年記念団体貸切列車の準備も、ヘッドマークを発注し終えて一山超えた感があり、1日くらい出かけられそうです。

 新幹線でぴゃっと行ってぴゃっと帰ってこれるようなところがいいな……と考えて思いついたのが、上田電鉄。

 実は乗ったことがないのです。


 それだけでもよいけれど、土曜日では郵便局もやってないから、上田電鉄の履修そのものには時間がかかりません。

 そこで、小海線のハイブリッド車両で運転される列車の時刻を調べたら、小淵沢13:16発の小諸行きというのがあって、新宿11:00の「あずさ」に乗ればちょうどよいことが分かり、中央線+小海線+しなの鉄道経由で上田へ向かうことにしました。


DSC03967.jpg 無事、土曜日でも朝ちゃんと起きられて9時半頃に家を出られたので、新宿11:00発の「あずさ13号」車中の人になりました。

 新幹線ではないJRの在来線特急に自分で乗るのも久しぶりです。……できれば振り子車両の「スーパーあずさ」に乗りたかったのですが、小淵沢には停まらないのと、1時間早い新宿駅10時の「スーパーあずさ」に乗るなら普通列車で間に合うのでまたの機会に。


iZkmF.jpg 前回中央線に乗ったときは高尾から普通列車で延々と塩尻(で乗り換えてさらに名古屋)まで乗ったので、特急はちょっぴり楽しみだったんですけども、スピードは控えめです。

 徒歩ナビを持ってきたので窓際に置いてみたら、GPSをもとに画面に出る速度はほとんどの区間で2ケタ台です。100km/h出てないどころか、70〜80キロ台。

 ちなみに「あずさ」号の最高速度は130km/h。……確かにごくまれにぎゅーんと加速して瞬間的に130km/h出る箇所がまったくないわけではないのですが、ほんのわずかです。


 高尾を出ると山あいのカーブが多い区間に入るから遅いのか、と思って時刻表を見ても、カーブを速く通過できる振り子電車「スーパーあずさ」と新宿・甲府間の所要時間は3分しか違わないので、あまり関係ないのかどうか。

#とはいえ、九州とか北海道へ行くと、所要1時間半前後の区間では同じ区間でも振り子とそうでないのとで10分くらい差があるんですけども。


 もちろん、八王子から甲府までノンストップなぶん(+α)普通列車よりは速いので、1時間以上遅く家を出ても目当ての小海線列車に間に合う、という点ではもちろん有用な乗り物ではあります。


 ただ、中央線「あずさ」はJR東日本のなかで常磐線「ひたち」と並んで在来線特急の中では重点系統のはずなので(新車も真っ先に投入される等)、次なる展開にもうちょっと期待……できたらいいなぁ。
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船橋グリーンハイツ

 きょう、午前半休を取得したので役所での用を済ませて14:20までに職場へ行けばよく、市役所の出張所へ行く足で表題の民間団地を見てくることにしました。

 Yahoo!不動産で船橋市内の中古物件を見ると、前項に書いた金杉台団地に並ぶ低価格帯で売りに出ているところです。

DSC03932.jpg 鉄道の最寄駅は新京成線の高根公団駅。市役所の高根台出張所も駅前にあります。

 「公団」の名の通り「高根台団地」という公団住宅が駅の東側にあるのですが、今回の目当てはそちらではなく、駅の反対側へ歩いて15分〜25分ほど。(敷地がべらぼーに広い)

 不動産広告では「船橋駅バス20分」とあり、JR駅へのバス便もあります。

 立地は、金杉台団地の800mほど南で、鉄道駅が近いわけでも幹線道路があるわけでもなく、やはり「なぜこんなところに住宅団地?」と思う場所です。

 なんとWikipediaにも項目があって、デベロッパーは大成建設。

DSC03954.jpg 後日Wikipediaを見て知ったのですが、バス停がある「中央通」が都市計画道路の一部なんだとか。

 この部分だけ道が立派(広めの片側1車線)で不思議に思ってたら、なるほど開発当初は幹線道路が通る構想があったわけですね。

 ただ、団地の造成から40年近く経っても、できあがっているのは団地の敷地内だけで、市中心部へ向けて延びる気配がまったくありませんが…。

 船橋市の財政がかなり健全(年によっては地方交付税不交付団体)なのは、公共投資を控えてきたからと聞きますが、こういう現場に立つと、実感を持ってよく分かります。


DSC03951.jpg さて、古い団地のよいところは、中庭が充実している(築年数のぶんだけ樹木がいい感じに育っている)ことが一つ挙げられると思うのですが、ここは見事に中層フラット棟、駐車場、中層フラット棟、駐車場……がギッチギチに詰めて建てられています。

 残念ながら住戸からの緑は望むべくもなさそうです。

 この点は、(まだ現地には行ってませんが)公団が開発した金杉台団地に少し期待してみたいところです。(地図を見る限り、そちらは建物がまばらなので期待できそう)


 金杉台団地では問題になっている(らしい)買い物の便は、こちらは敷地内にリブレ京成があって買い物難民化は避けられそうですが、競合店はないので物価は決して安くないです。

 ……まぁ、新京成で通勤するなら、新津田沼駅のイオンで買ってくればいいのかな。


 さて、帰りのバスですが昼の船橋駅行きは30分おきで、しっかり20分少しかかりました。

 ……船橋グリーンハイツが始発バス停なのに2分遅れて発車して、おまけに20分じゃ着かなかったので、あやうく午前半休で休める時間に遅れるかとヒヤヒヤものでした。
(高根公団駅から歩いてきたらちょうどバスが行ってしまって30分待ってこのざまだったので、バスの時間を調べておけばよかった)

 参考までに、12:55発のバスで船橋駅からJR(御茶ノ水から快速電車)を使って新宿駅に14:10着(←ほんとあぶなかった!)だったので、昼で1時間15分。

#総武線の快速電車はちょうどやってこない限り、5分おきの各駅停車を見送って待ってまで乗っても錦糸町で乗り換える各駅停車は結局同じかむしろ遅くなる

 「12:55発」「所要20分」なら船橋駅13:19発の各駅停車には乗れる、と思ってたらとんでもなくて、駅前のバス停に着いたのが13:18でした。。(5分後の13:24発に乗った)

 朝はバスの時間がもっとあてになりませんし、電車も遅れますから新宿まで1時間半かそれ以上でしょうか。


 船橋駅へのバスは、東葉高速線の高架(東海神〜飯山満)が見えてからが長かったので、夏見付近に東葉高速線の新駅構想があるのはなんとなく分かる気がしました。

 ……市当局にしてみれば、夏見付近から市中心部へ向かう道路を太くするよりも、線路はあるし電車も走ってるんだから請願駅(設置費用は市負担)でもいいから駅を作っちゃったほうが、費用対効果は高いと思います。

 ただ、東葉高速線は勤務先が定期券を買ってくれない限り乗るか微妙なところで、日常的にはそのままバスで船橋駅へ出てJRに乗ると思いますが、、、
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次なる物件の物色

 勤務先には転勤があります。……内示はなく7〜10日前に突然告げられるのが特徴です。

 いきなり遠隔地への勤務を命じられても、35歳未満なら独身寮を、それ以上でも結婚していれば単身寮(家族ごと引っ越すなら社宅)を会社が手配してくれます。

 ……35歳以上で独身だと、住まい探しなどという余裕もないうちに赴任しなければならない(自分負担でホテル暮らしを余儀なくされる…らしい)のですが、マイホームを持っていれば例外的に単身者と同様に扱われるのだとか。


 そんなのもマンションを1戸買って自分で住んでいる理由の一つです。
(35までに結婚するという確固たる意志などない)


 で、下総中山という総武線の各駅停車しか停まらない駅、とはいっても秋葉原まで電車1本30分足らず、とまぁまぁ「不便ではない」場所であります。

 賃貸に出せば、住宅ローンと管理費・修繕積立金を払ってもなお余る程度の家賃相場です。

 遠隔地へ転勤すれば、週末ごとに帰ってくるかどうかすら怪しいのに、この家を遊ばせておくのももったいない話です。


 とはいえ、他人に貸してしまうと単身寮に入る要件から漏れてしまうのと、2LDKの荷物をどこへ持っていくのか、という問題が発生します。


 そんなことをつらつら考えながら、ある日Yahoo!不動産を見ていたところ…

船 橋 市 内 に 1 0 0 万 円 台 で 買 え る 2 L D K が あ る の か !

物件名は「金杉台団地」。いわゆる公団住宅です。


 地図を広げると、鉄道が通っているわけでも、幹線道路があるわけでもなく、何でこんな場所に大規模団地があるのか不思議な立地です。

 アクセスは船橋駅からバスで20分ほど、または、新京成線滝不動駅から徒歩15分ほど。


 200万円を切るなら、手元の現金で買える、、、、

 銀行は、1軒目の住宅ローンはホイホイ貸してくれるけれど、1軒目を完済しないうちに2軒目はおいそれと貸してくれませんから、手元の資金で買えるのは重要です。


 そちらへ移って現在の我が家を賃貸に出せば、2年足らずで回収できる計算です。


 この立地で山手線の西側へ毎日通勤するのは骨が折れそうですが、上記のように遠隔地へ転勤してたまに帰ってくる程度、とか、あるいは千葉方面へ転勤したとすれば検討の余地がありそうです。

 ……と、現地がどんな場所かも知らずに考えていてもしょうがないので、平日の休みを取得したときにでも足を運んでみようと思います。
author by よんなん
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易疲労感

 会社を休み始めた頃、何かの手続きのためにいただいた主治医の先生の診断書に、症状の一つとして表題の言葉が書いてあったような記憶があります。

 復職して8か月が経って、次第に週5日勤務も板についてきた感じがするな……と思ってましたが、今週は週のはじめからどうにも疲れが解消されない感じがして、きのう休暇を取得しました。

 カレンダーを見ると、9月下旬から、

・9月15・16・17日の3連休
・10月6・7・8日の3連休
・11月2・3・4日の3連休(11月2日は有給休暇)

と、2週間おきに3連休があってどうにか続いている実態があるので、まだ3週続けて月〜金の5回出勤するのは難しいのかな、と思わざるを得ないです。

 金曜はスーパー銭湯へ出かけましたが、家を出たのは16時過ぎだったかで、きのうも、知人とイベントへ午前中から出かけるつもりが午後からゆっくり顔を出しましたし、きょうは大学の後輩からネタ映画鑑賞会へ誘われていたのを欠席。

 まぁ、そういうときもあるでしょう。
author by よんなん
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