VineLinuxでネットワークプリンタ
2010.08.29 Sunday | よんなん的PC > Vine Linux 5.1
実家のプリンタはネットワークプリンタなんですけど、両親のインターネット専用として古いdynabookにVineLinux5.1を入れたマシンから印刷できないか……と考えました。
プリンタ機種はキヤノンのPIXUS MP640です。
説明書をひっぱり出してみると、見事にWindowsとMacintoshでのインストール方法しか書いてありませんよ!
とはいえ…“google先生”に聞いてみると、キヤノンが公式サイトでドライバを配布していることが判明。(ここ)
メーカーが公式にはサポートしていなかった無線LANよりは話が早そうです。
丁寧にも、インストール方法を解説した説明書までダウンロードできて、なんて親切なの!? ○○さん(=キヤノン勤務の知人)ありがとう! ……と思いきや、、、LinuxはLinuxでも
・Fedora 11
・openSUSE 11.1
・Ubuntu 9.04
での設定方法しか書いてないよ! VineLinuxは国産品だぞ! そんなにマイナーなディストリビューションじゃないはずなのになぁ…。
しかも、コマンドライン端末(=Windowsのコマンドプロンプトに相当)でダウンロードからインストールまでやる手順で、、、すみません、初心者の自分にはこの説明だけじゃ無理です。。。orz
とりあえず、ダウンロードと圧縮ファイルの解凍(展開)はGUI(Windowsみたいな画面)上でできます。
コマンドも、「cd」と「./install.sh」だけは理解できたので、解凍したフォルダを開いたところで「場所」欄をコピーして
「cd /root/ダウンロード/cnijfilter-mp640series-3.20-1-i386-rpm」+「Enter」→「./install.sh」+「Enter」
で、何やらそれっぽいものが始まり、ようやく説明書と同じ画面になりました。
ドライバはrpmとdebianの2種類があり、VineLinuxにはどっちなのか分からなかったのでとりあえず両方で同じことをやってみたら、rpmだけ動きました。
ところが…
のところでネットワークプリンタの電源ONとLAN接続さえきちんとして「Enter」を押せば次へ行くはずが……どうやらプリンタを見つけられないようです。
「Q」キーでキャンセルして何度か上記をやり直したり、途中で、実はGUI上で「install.sh」をダブルクリックして「端末内で実行する」を選べば同じことが始まるのに気づき、それでやり直しているうちにようやく見つかったようで、続きは説明書どおりにひとまずインストール終了。
まずは、さっそくテストプリントですね。
「システム」→「システム管理」→「印刷」を立ち上げ、今回登録したプリンター(名前は任意)のアイコンを右クリック→「プロパティ」→「テストページの印刷」を押して、さてどうかな……と、プリンターがある父の書斎へ行くと……
おお! 出てる出てる! って、あれ? 下半分が真っ白だよ? 途中で途切れてない?
じゃぁもう1回……すると、こんどはプリンターが印刷を受け付てさえくれないようです。
でも、少なくとも1回目の上半分は出たんですから、インストールの仕方は間違っていないはずです。
画面上に開いている「プリンターのプロパティ」で、「ポリシー」を選ぶと、「可能」のチェックが外れていますよ。……それじゃだめじゃん春風亭昇太です! じゃないですか。
「可能」のチェックを入れて、再度テストプリント……しかし結果は上半分どころか全部白紙で出てきました。
なんだよなんだよー、ともう一度「ポリシー」を出すと、「可能」のチェックがまた空欄です。
……どうやら、印刷に失敗すると勝手に外れてしまうみたいです。
えー、なんでかなー、と画面とにらめっこしていたら
「エラーポリシー Stop printer」
という文字が目に入りました。推測するに、無線LANなので何らかの都合で通信が不安定になると、そこで即エラーと判断して、印刷をやめるどころか「可能」のチェックも外してしまうのではないでしょうか?
そこで、「エラーポリシー」は「Retry job」を選んでもう一度テストプリントをしたら……見事にきちんと出てくれました。やったね!
こんどはFirefoxからWebページを印刷してみたら、ちゃんと、A4用紙に横幅がおさまるようにやってくれるんですね。
母親に使い方を説明したところ、すぐマスターでき、主に昼の料理番組で紹介されたレシピを印刷するのに使っている様子です。
これまでは、番組は生で見ないで録画→後で見る→レシピの画面で一時停止→わざわざ手で紙に書き写してから台所で作っていたそうで、「これは楽」と喜んでくれました。
また、以前はPCもプリンターと同じ父の書斎にあったので、両親が使うと
「印刷ボタンを押してから始まるまでの時間が待てず、印刷ボタンを連打→そのうち紙がいっぱい出始めて止まらなくなる」
なんていうトラブルには事欠かなかったのですが、昨日まで無線LANが使えなかったのでPCをリビングに移したままになっており、書斎へ足を運ぶまでにはさすがに印刷も始まってくれて一安心、というおまけもありました。
めでたしめでたし。
……でも、やっぱりLinuxコマンド辞典の1冊くらい、買った方がいいのかなぁ。
プリンタ機種はキヤノンのPIXUS MP640です。
説明書をひっぱり出してみると、見事にWindowsとMacintoshでのインストール方法しか書いてありませんよ!
とはいえ…“google先生”に聞いてみると、キヤノンが公式サイトでドライバを配布していることが判明。(ここ)
メーカーが公式にはサポートしていなかった無線LANよりは話が早そうです。
丁寧にも、インストール方法を解説した説明書までダウンロードできて、なんて親切なの!? ○○さん(=キヤノン勤務の知人)ありがとう! ……と思いきや、、、LinuxはLinuxでも
・Fedora 11
・openSUSE 11.1
・Ubuntu 9.04
での設定方法しか書いてないよ! VineLinuxは国産品だぞ! そんなにマイナーなディストリビューションじゃないはずなのになぁ…。
しかも、コマンドライン端末(=Windowsのコマンドプロンプトに相当)でダウンロードからインストールまでやる手順で、、、すみません、初心者の自分にはこの説明だけじゃ無理です。。。orz
とりあえず、ダウンロードと圧縮ファイルの解凍(展開)はGUI(Windowsみたいな画面)上でできます。
コマンドも、「cd」と「./install.sh」だけは理解できたので、解凍したフォルダを開いたところで「場所」欄をコピーして
「cd /root/ダウンロード/cnijfilter-mp640series-3.20-1-i386-rpm」+「Enter」→「./install.sh」+「Enter」
で、何やらそれっぽいものが始まり、ようやく説明書と同じ画面になりました。
ドライバはrpmとdebianの2種類があり、VineLinuxにはどっちなのか分からなかったのでとりあえず両方で同じことをやってみたら、rpmだけ動きました。
ところが…
## Driver packages installed. ##
#================================#
# Register Printer
#================================#
Next, register the printer to the computer.
Connect the printer, and then turn on the power.
To use the printer on the network, connect the printer to the network.
When the printer is ready, press the Enter key.
のところでネットワークプリンタの電源ONとLAN接続さえきちんとして「Enter」を押せば次へ行くはずが……どうやらプリンタを見つけられないようです。
「Q」キーでキャンセルして何度か上記をやり直したり、途中で、実はGUI上で「install.sh」をダブルクリックして「端末内で実行する」を選べば同じことが始まるのに気づき、それでやり直しているうちにようやく見つかったようで、続きは説明書どおりにひとまずインストール終了。
まずは、さっそくテストプリントですね。
「システム」→「システム管理」→「印刷」を立ち上げ、今回登録したプリンター(名前は任意)のアイコンを右クリック→「プロパティ」→「テストページの印刷」を押して、さてどうかな……と、プリンターがある父の書斎へ行くと……
おお! 出てる出てる! って、あれ? 下半分が真っ白だよ? 途中で途切れてない?
じゃぁもう1回……すると、こんどはプリンターが印刷を受け付てさえくれないようです。
でも、少なくとも1回目の上半分は出たんですから、インストールの仕方は間違っていないはずです。
画面上に開いている「プリンターのプロパティ」で、「ポリシー」を選ぶと、「可能」のチェックが外れていますよ。……それじゃだめじゃん春風亭昇太です! じゃないですか。
「可能」のチェックを入れて、再度テストプリント……しかし結果は上半分どころか全部白紙で出てきました。
なんだよなんだよー、ともう一度「ポリシー」を出すと、「可能」のチェックがまた空欄です。
……どうやら、印刷に失敗すると勝手に外れてしまうみたいです。
えー、なんでかなー、と画面とにらめっこしていたら
「エラーポリシー Stop printer」
という文字が目に入りました。推測するに、無線LANなので何らかの都合で通信が不安定になると、そこで即エラーと判断して、印刷をやめるどころか「可能」のチェックも外してしまうのではないでしょうか?
そこで、「エラーポリシー」は「Retry job」を選んでもう一度テストプリントをしたら……見事にきちんと出てくれました。やったね!
こんどはFirefoxからWebページを印刷してみたら、ちゃんと、A4用紙に横幅がおさまるようにやってくれるんですね。
母親に使い方を説明したところ、すぐマスターでき、主に昼の料理番組で紹介されたレシピを印刷するのに使っている様子です。
これまでは、番組は生で見ないで録画→後で見る→レシピの画面で一時停止→わざわざ手で紙に書き写してから台所で作っていたそうで、「これは楽」と喜んでくれました。
また、以前はPCもプリンターと同じ父の書斎にあったので、両親が使うと
「印刷ボタンを押してから始まるまでの時間が待てず、印刷ボタンを連打→そのうち紙がいっぱい出始めて止まらなくなる」
なんていうトラブルには事欠かなかったのですが、昨日まで無線LANが使えなかったのでPCをリビングに移したままになっており、書斎へ足を運ぶまでにはさすがに印刷も始まってくれて一安心、というおまけもありました。
めでたしめでたし。
……でも、やっぱりLinuxコマンド辞典の1冊くらい、買った方がいいのかなぁ。