いまだに汽車が走っている

IMGP5399.jpg おとといは浦安に帰り、きのう高崎へ戻りました。

 京葉線の新浦安駅へ適当な時間に行くと、上り電車が16分間来ないタイミングがあります。(13分の次が29分)

 どういうわけか13分の電車が行ってしまったタイミングで駅へ来ることが多く、地下鉄が走っているエリアの駅で16分も電車が来ないって何! などと思うんですけれども。

 地下鉄の終点・西船橋から先の東葉高速鉄道だって、いくら本数が少ないといっても15分おきですよ。

 浦安駅から出ている地下鉄東西線のほうは、中野方面も西船橋方面も15分おきに快速電車1本+各駅停車2本の繰り返しです。……中野方面は各駅停車1本が葛西駅で快速に抜かれるので、実質的に乗れる電車が15分間に2本来る勘定です。

 ローカルに目を転じると、江ノ電だって12分おきですよ。

 目蒲線だって7分半おきでしたよ。

 西船橋よりも東京寄りで、しかも快速電車が停まる駅で16分待つって何なの! ……快速電車なら待っている間に東京駅着いちゃうよ! などなど思うわけです。


 実は、ホームで待ちぼうけをくらっている間に特急が1本通過してゆくので、JRの人が机上でダイヤ図を見る限りでは偏りなく列車のスジが並んでいて、京葉線の利用者数に対する電車の本数も(数字の上では)適正なんだろうとは思うんですが。


 これでも、京葉線は2002年のダイヤ改正で1時間ごとにほぼ同じ間隔で繰り返すパターンダイヤになっていて、JR東日本の路線にしては従来比で画期的にマシになったんですよね。

 1時間おきに「16分待ち」が繰り返されるのが分かっているなら、その時間帯を避けて駅へ行けば済む話だ、と言われればまぁ確かにそうなんですけれども。


 でも、京葉線は1時間おきに8本が快速も各駅停車もばらばらに来る、だなんて、結局は時刻表を見なきゃいけない部類に入ると思います。

 東西線は15分おきに「1分・8分・14分」「16分・23分・29分」「31分・28分・44分」「46分・53分・59分」……の繰り返しで、「1分」が快速、「8分」が各駅停車、「14分」が葛西で快速に抜かれる各駅停車、の3本だけ覚えればあとは15分ずつ足せば分かるんですよ。

 しかもうまくできていて、ランダムに駅へ行っても、快速が停まる駅へは7〜8分間隔、快速が通過する駅へは6〜9分間隔、と、快速が停まらない葛西・西葛西・南砂町へ行くのに9分待ちの場合があるほかは、ほぼ等間隔です。


 おまけに、京葉線は貨物列車が走る影響か、ほぼパターンダイヤとはいっても「28分」だったり「29分」だったりで合ってませんし、毎時後半に来る快速なんて「49分」や「51分」のときもあれば「55分」の時間帯もあったりで5分以上のズレがあります。


 こんなの「電車」じゃありません。
 やっぱり父親の世代が言うところの「汽車」です。(2002年の改正でマシになったとはいえ)

 ……実際に、機関車に引かれてランダムに走ってくる貨物列車がJRにはあるんだから、電車しかない地下鉄や民鉄と違って致し方ない事情もあるんだと思いますが。


 だったら東西線乗れば? 運賃も安いんだし、というのが消費者としては賢明な選択ではあるものの、新浦安エリアから東西線の浦安駅へ行くのに10〜15分ほどの時間とバス賃140円がかかりますから、だったら16分後の電車を待ってもJRの電車賃でもほぼトントン……なんですよね。。。
author by よんなん
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