市川エフエム放送の自己破産申請に対する私見(5)
2017.01.29 Sunday | よんなん的戯言 > 市川エフエム放送の自己破産
1月に入り、いちかわエフエムの公式サイトがつながらなくなりました。
ふと思い立って、1月11日の夕方にFAX受付番号などへ電話をかけてみると、「お客さまがおかけになった電話番号は、現在使われておりません」というアナウンスが流れました。
電話は解約され、Webサーバーやメールサーバーも撤去されたのでしょうか。
パーソナリティの方のブログによると、局舎内に置いたままだった私物も12月末に返還されたようです。
私物の返還とともに12月以降に届いた番組あてのメールもスタッフのもとへ届けられたそうで、おそらくサーバーを撤去する際に残っていたメールを出力したのではないかと推察しています。(あくまで推察)
きっと、破産管財人による放送局内の整理が着々と進んでいるということなのでしょう。
電話は解約でなく休止だとしても、再開するときには電話番号が変わってしまいます。
放送局内の設備も片付けが進んでいるとなると、この先、破産手続が終わるまでに放送局を譲受する事業者が現れても、再び放送局の設備を整えるところから再開しなければならないことになりそうです。
外から見てわかるいちかわエフエムの施設のひとつに、本八幡駅近くのビルの屋上に設置された送信アンテナがあります。これは総武線の電車から見えます。
あまり気に留めていない施設でしたが、放送休止以来、明るいうちに総武線で本八幡駅を通るたびに、撤去されていないか確認するようになりました。
幸い(?)、2017年1月28日時点で撤去されている様子はなく、リスナーとしては放送局の再開に期待をつないでいます。
さて、運営会社としての市川エフエム放送が自己破産を申立てるに至った直接的な出来事と思われるのが、損害賠償請求の裁判と放送料金の差押えです。
こんなブログを書いているからか、私のもとへ裁判に関して断片的な情報がちらほら寄せられました。
私自身は裁判の記録を直接見たことがないので、その情報をもとに言及することは差し控えます。
私が直接触れたものといえば、いちかわエフエムの番組です。
過半のパーソナリティの方は、11月末で放送を休止するとも知らずに番組を制作して出演されていたと思いますが、11月最終週の番組で(私が気づいたなかでは)唯一、普段と違う番組がありました。
その番組は毎週の締めくくりの言葉が「また来週も聴いてください、おやすみなさい」だったのですが、11月最終週だけ、ひとこと「おやすみなさい」と終わっていて「また来週も聴いてください」とは言わなかったのです。
たまたま「また来週も聴いてください」と言い忘れただけかもしれませんが、もしかすると、11月末で放送を休止して自己破産することを知る立場の方だった(あるいは決定する立場の方だった)のではないかと思っています。
その番組の放送休止前の最終回となった11月末の放送では、11月25日に死去したフィデル・カストロの話題に触れ、アメリカ国内でキューバからの移民が鳴り物を持って路上へ繰り出しカストロの死を大喜びしていることに関して
「日本では、どんなひどい奴でも、亡くなったときに喜ぶっていうのは……やっぱり亡くなられた方は尊敬をしなきゃいけない、っていうのはある」
とコメントをされていたのが、いまとなってはとても印象的です。
一連の件について、会社をたたむ結果となった時点でどう考えていたのか、(日本という場所での一般論を述べたに過ぎないにせよ)少し表れているのではないかなぁ……と、私はその番組を振り返ってそう受け止めました。
ふと思い立って、1月11日の夕方にFAX受付番号などへ電話をかけてみると、「お客さまがおかけになった電話番号は、現在使われておりません」というアナウンスが流れました。
電話は解約され、Webサーバーやメールサーバーも撤去されたのでしょうか。
パーソナリティの方のブログによると、局舎内に置いたままだった私物も12月末に返還されたようです。
私物の返還とともに12月以降に届いた番組あてのメールもスタッフのもとへ届けられたそうで、おそらくサーバーを撤去する際に残っていたメールを出力したのではないかと推察しています。(あくまで推察)
きっと、破産管財人による放送局内の整理が着々と進んでいるということなのでしょう。
電話は解約でなく休止だとしても、再開するときには電話番号が変わってしまいます。
放送局内の設備も片付けが進んでいるとなると、この先、破産手続が終わるまでに放送局を譲受する事業者が現れても、再び放送局の設備を整えるところから再開しなければならないことになりそうです。
外から見てわかるいちかわエフエムの施設のひとつに、本八幡駅近くのビルの屋上に設置された送信アンテナがあります。これは総武線の電車から見えます。
あまり気に留めていない施設でしたが、放送休止以来、明るいうちに総武線で本八幡駅を通るたびに、撤去されていないか確認するようになりました。
幸い(?)、2017年1月28日時点で撤去されている様子はなく、リスナーとしては放送局の再開に期待をつないでいます。
さて、運営会社としての市川エフエム放送が自己破産を申立てるに至った直接的な出来事と思われるのが、損害賠償請求の裁判と放送料金の差押えです。
こんなブログを書いているからか、私のもとへ裁判に関して断片的な情報がちらほら寄せられました。
私自身は裁判の記録を直接見たことがないので、その情報をもとに言及することは差し控えます。
私が直接触れたものといえば、いちかわエフエムの番組です。
過半のパーソナリティの方は、11月末で放送を休止するとも知らずに番組を制作して出演されていたと思いますが、11月最終週の番組で(私が気づいたなかでは)唯一、普段と違う番組がありました。
その番組は毎週の締めくくりの言葉が「また来週も聴いてください、おやすみなさい」だったのですが、11月最終週だけ、ひとこと「おやすみなさい」と終わっていて「また来週も聴いてください」とは言わなかったのです。
たまたま「また来週も聴いてください」と言い忘れただけかもしれませんが、もしかすると、11月末で放送を休止して自己破産することを知る立場の方だった(あるいは決定する立場の方だった)のではないかと思っています。
その番組の放送休止前の最終回となった11月末の放送では、11月25日に死去したフィデル・カストロの話題に触れ、アメリカ国内でキューバからの移民が鳴り物を持って路上へ繰り出しカストロの死を大喜びしていることに関して
「日本では、どんなひどい奴でも、亡くなったときに喜ぶっていうのは……やっぱり亡くなられた方は尊敬をしなきゃいけない、っていうのはある」
とコメントをされていたのが、いまとなってはとても印象的です。
一連の件について、会社をたたむ結果となった時点でどう考えていたのか、(日本という場所での一般論を述べたに過ぎないにせよ)少し表れているのではないかなぁ……と、私はその番組を振り返ってそう受け止めました。