ホイアン旧市街散策

 ダナンのリゾートで過ごしていますが、クルマで30分ほどの場所にホイアンという街があり、街並みは世界遺産になっているのだとか。

DSC00908.JPG ホテルも無料シャトルバス(実際にはワゴン車だった)を出しているのと、チェックイン時にホイアンにある系列カフェの生春巻き無料クーポンをくれるので、ぜひ行ってこいと言っているかのような場所みたいです。

 15:30発のバスに乗り、16時ごろ着いて散策開始です。帰りのバスは19:15発なので3時間ほど散策できます。


DSC00917.JPG はるか昔に日本人が住んでいた時代があり、日本人が作った橋が見どころらしいのでまず向かいましたが、当時のまま残っているのは橋の基礎だけらしく、橋にかかっている屋根はその後中国の人たちによって作り替えられた代物です。

 ガイドブックに載っているほかの見どころも、中国の人が作った古い家みたいなのばかりです。

 世界遺産とは言うものの、通りにあるのは食べ物屋さんとお土産屋さんばかりです。


DSC00958.JPG とはいえ、ほんの1時間ほどの間に見るからにウェディングフォトをおぼしき写真を撮っている2人組を2組見かけましたから、地元でも絵になる街並みとして知られているのでしょう。


 遠くからゴロゴロと雷の音が聞こえ、ぽつぽつ降り始めたころにホテル系列のカフェに雨宿りも兼ねて戻り、無料クーポンで生春巻きをいただき、ベトナムコーヒーを飲みます。

DSC00969.JPG ガイドブックには、ホイアンにはホワイトローズというワンタンのような食べ物があり、たいていどこのレストランでも出しているようなのですが、このカフェのメニューにはありません。


 さて、ホイアンの街並みは日が暮れてからがきれいらしいので、雨がやむ気配はありませんが再び散策に出かけます。

 雨のホイアンは、雨カッパ(←100均のよりさらにしょぼい)を売る物売りばかりが通りにはびこり、小さい折りたたみ傘ひとつで歩いていた我々(妻が折りたたみ傘を持ってこなかった!)は3歩歩けば声をかけられるありさまで「No Thank you」を連呼しながらの街歩きです。

DSC01017.jpg 川では遊覧ボートやランタン流しをやっていて、川沿いの道を歩けば雨カッパ売りに加えてボート屋からも声がかかるようになり、「No Thank you」を連呼する頻度がさらに上がります。


 ホワイトローズをまだ食べていませんが、安心して入れる店も分からず(製造元でも食べられるとガイドブックに載っているもののかなり遠い)、仮に入っても30分くらいで出ないと帰りのバスに間に合わない時間です。それに、さっきの生春巻きでそれなりにお腹も膨れていたので、残念ながらあきらめてホテルのシャトルバスで帰途につきました。
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インフィニティプール

DSC00884.JPG 部屋にはプライベートプールもあるのですが、ホテルに面した砂浜(実質的なホテル専用ビーチ)もあり、ビーチに面したプールもあります。

 リゾートを知らない自分は、海辺に面したリゾートでプールに入る需要なんてあるのかと思っていましたが、海は波が高いと入れませんし、泳いだり波に乗る趣味があるならさておき、浮き輪で浮かんでのんびりしていると遠くへ流されてしまうリスクもありそうです。
(きのう着いた後も、きょうも、波が高くて遊泳禁止でした)


 海は眺めるもので、入るならプールなのでしょう。


 さて、このホテルのプールはいわゆるインフィニティプールで、海に向かって続いているかのような見た目の解放感あるプールです。

DSC_1758.jpg プールわきのパラソルの下にあるイスを確保したあと、家から持ってきた浮き輪でプカプカ浮かんだり、イスに戻って飲み物や軽食を頼んで遅めの昼食をとったり本を読んだりして、いかにもリゾートで過ごしているぜ! みたいなひとときを過ごしました。

 とにかく物価が安いので、リゾート価格に違いないのにほとんど値段を気にしないで食べたり飲んだりできるのはうれしいです。
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意識高く過ごすリゾート(1)

DSC00864.JPG 今回来ているリゾートはスパ(エステみたいなもの)もタダなら、朝や夕方にヨガや太極拳の無料クラスがあります。

 海辺のプールの一角で朝7時半から1時間のヨガをやっているので、さっそく参加してみます。


 10人分のヨガマットが用意してあり、5分ほど前に行った我々で満員になります。……なんと自分以外は全員女性です。

 いつも行くスポーツクラブのヨガのクラスは3人に1人くらいは男の人がいるんですけれども。


 内容は太陽礼拝を15分くらい繰り返したあとに、木のポーズとか杖のポーズとか戦士のポーズとかわりと初心者向けのをいろいろやって、最後の死体のポーズも5分くらいと長めに取ってあり、50分ほどで終わります。


 ……が、朝7時半から1時間の屋外とはいえ、沖縄よりも台湾よりもはるか南のダナンはすでに朝の最低気温が25℃を超す陽気で、日本でいえばホットヨガをやっているようなものですっかり汗だくになりました。
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エステなんて受けてみる

 今回滞在しているリゾートは妻が選んだところで、1日2回のスパ(たぶん日本でいうところのエステとほぼ同義だと思う)が宿泊費に含まれているのが特徴なんだとか。

(3回以上受けてもタダではあるものの予約ができるのは2回目までで、以後はキャンセル待ち)


 さて、ベトナムまでやってきてエステを受けて思い出すのは、群馬在勤時の後輩新入社員(女性)が実習を終えたあとのプレゼンで、群馬に人を呼ぶのに宿泊施設に働きかけてたとえば温泉に泊まりながらエステを受けられるプランを作ってはどうかという提言があったことです。

 当時も今もエステに全然興味がなくて、そんな東京でもできることを群馬でやる意味は何か、もっと群馬でしかできないことを企画したほうがいいんじゃないか、みたいな(いま思えば)度量の狭いコメントをしてしまいました。


 いまこうして飛行機で6時間かけてやってきてしていることは、きっと東京でもできるに違いないエステなわけですよ。……自分は妻に連れられて宿泊費に含まれているから受けてるんですが。


 財布を握っている女性の気持ちが分からないのに、女性の発想にあれやこれや難癖つけるなんてダメな企業がやること、みたいな話を思い出して反省しながら施術を受けていました。
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ビジネスクラス初体験

DSC00775.JPG 新婚旅行に出発です。

 さすがに新婚旅行ということで、ビジネスクラスを奮発しました。(繰り返し)


 なんと、チェックインの時に「この便にビジネスクラスのお客さまはお二人だけです」と言われて衝撃です。……さすがGW終盤の出発です。(旅行パック代金も4/28〜5/4出発に比べて2人で144,000円も安かった!)


 さて……ベトナム航空の成田・ダナン線はエアバスA321。

 飛行機のことはあまり詳しくありませんが、リクライニングのスイッチ一つとっても明らかに年季が入っていると分かる、おんぼろ機材です。

 枕は高さ調整しようとすると、固定できずに下に戻ってしまいます。 

 妻の席は、レッグレストを上げても固定されず下に落ちてしまいます。
 
 なかなかしょんぼりだよ!!


 乗務ではないクルーがいるのか、4列目(最後列)にどう見ても客ではない人が座っています。

 我々が指定されたのは3列目なのに、2列目を案内されたのは、うしろにクルーが座るからだったのでしょうか。

 便乗の乗務員が営業中のビジネスクラスに座るとかすごいな。。。


 さて、10時に出発してベルトサインが消えたと思ったらすぐに昼食で、あれやこれや出るわ出るわ。

 出発前にビジネスクラスのラウンジで朝食代わりにいくらか食べてきたので、前菜だけでもほぼお腹いっぱいなところに、メインやデザートを詰め込んですっかり満腹です。

 食後にアテンダントさんが山盛りの果物を持ってきてさぁ選べとやってくれるのは、さすがにエコノミーにはないサービスですね。(我々しか乗ってないので、残りは全部捨てちゃうんだろうなきっと……)

 メロンすごくおいしかった!


 しかし、成田発だというのにアテンダントさんに日本語が通じないのは困りました。

 ……まぁおのれの英語力のなさを恨むしかないか。。。


 離陸直後にクルーが窓のブラインドを下ろして回り、機内食が終わるころには機内の照明も消え、出発前にラウンジでビールをグラスで2杯、機内食で食前酒のほかに日本酒を1合飲んだ自分はすっかり眠くなって1時間ほど寝てました。


 リクライニングの角度が大きかったり足元が広いのは、ヨーロッパやアメリカまで10時間以上乗る(機内で寝る)ときは重宝しそうですが、5〜6時間程度のフライトなら、(新婚旅行でもなければ)エコノミーでじゅうぶんだなぁと思いました。


DSC00778.JPG 目的地のダナンではボーディングブリッジではなくタラップ+バスでしたが、大勢乗れる平べったいバスの手前にマイクロバスが停まっていて、私たちと(後ろに座っていた)クルーの合わせて3人だけを乗せて先にターミナルへ走り出すじゃありませんか。

 タラップを降りるときも振り返ったら誰も降りてこなくて、どうやら私たちの後ろに並んでいたエコノミークラスの方々は私たちがマイクロバスに乗り終わるまでタラップの上で待たされていたようです。

 機材はおんぼろでも待遇はさすがビジネスクラスだと最後に思い知らされました。
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終身雇用企業の5日間休暇

 今回の新婚旅行は、勤務先の結婚休暇制度を使って5日間の休暇を取り、6日間のツアーにしました。

 勤務先の就業規則解説集(←そんなのがある会社)を読むと、人生に一度のイベントに際して長期休暇を付与する、と趣旨が書いてあります。


 ……レジャーに5日間の休暇を認める(+前後の週末で9連休)なんて、40年の会社人生で一度きりだよ! といわんばかりです。


 今回はベトナムのリゾートホテルでだらだら過ごすことにしたので、リゾートホテルの滞在記などをGoogle検索すると、別に新婚旅行じゃなくて毎年どこかへ出かけているような人たちのブログや口コミばっかりヒットするわけです。

 こちとら一生に一度の休暇で行くというのに……。


 いまの職場は3人体制なので、1人休めば残り2人の業務量が1.5人分になります。

 病気や何かで長期休暇を取るのはまだ理解されますが、遊びに行くからとドカーンと連続休暇を取るのは、制度上は認められますし実際に休めるものの、戻ってから針のむしろで過ごす覚悟をしなければいけません。


 それか、長期のバカンスに出るたびに会社を辞めて転職するかです。
 ……入社同期だった知人は入社2年でさっさと会社を辞めましたが、その後、転職するたびに世界一周の旅に出ています。

 辞めるといえば新入社員研修で、こういう仲間たちと会社を変えていくんだ! と思っていた人たちからどんどん辞めています。
(辞めた人の全員が全員旅行好きというわけではないですが)


 そんなのひとつとっても、我が勤務先は遅れているなぁと思う、出発初日の機内です。
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ビジネスクラスラウンジ初体験

DSC00683.JPG 新婚旅行に出発です。

 さすがに新婚旅行ということで、ビジネスクラスを奮発しました。

 ビジネスクラスといえば、出発前にラウンジが使えて、ラウンジではおいしい軽食やお酒が食べ飲み放題です。


 喜び勇んで旅行会社指定の集合時刻(出発2時間前)よりさらに1時間早く行って、やっほー! ラウンジだぜ! と飛び込んで行ってみたはいいものの……


 「お酒が飲める以外は、ビジネスホテルの朝食とたいして変わらないのでは……」


というのが率直な感想でした。

 テレビ番組で自分と同姓の有名な役者のご令嬢の元テレビ局アナウンサーが、ラウンジであれこれ食べたり飲んだりしているのを見て抱いていたビジネスクラスのイメージとはだいぶ違います。

 ……もっとも、テレビでやっているのはJALとかANAのラウンジであって、今回使ったのはデルタのラウンジで、軽食がだいぶしょぼいというのはあったかもしれません。

 カレーもなければラーメンもありませんでしたし。


 お酒は、飛行機に乗ってしまえばタダで飲めるわけで、出発前に飲みまくっているとあとで困ります。


 シャワーは、今回は午前出発で家で朝風呂を済ませて出てきたので使わなかったですが、夜の出発便だとありがたいかもしれません。

 あとは、ゆったりしたソファや、ライティングデスクが備わっているので、搭乗口前のロビーに比べればゆったり過ごせたり、充電のコンセントも確保しやすいですし仕事をしたり個人的なブログを書いたりするのは楽ちんかな、とは思いました。
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スーツケースのキャスター交換

 4泊6日で海外旅行(いわゆる新婚旅行)をすることになりました。

 自分用のスーツケースは大きさ別に3種類持っているのですが、一番大きいのと2番目に大きいのはキャスターが壊れていました。

 2番目に大きいのは2年前に中国へ行ったときに松戸の夢工房さんでキャスター1個2,000円で交換してもらったので、一番大きいのも直すことにしました。


 車輪のゴムが完全に割れたものと、ヒビが入っていてそろそろやばそうな、2つのキャスターを替えてもらおうと4月7日(土)に持ち込んでみたところ、

「これはベアリングの車輪ですね、それだと1か所4,000円なんです。2か所替えると8,000円になってしまいますがどうします?」

と言われてしまいました。確か1万円台前半で買ったイトーヨーカドーPBのスーツケースなので、キャスター交換で8,000円とは買いなおしも視野に入ってきます。


 ただ、その日は飲み会に行く途中で、持ち帰るのも荷物になるのでひとまず明らかに割れている1か所を交換してもらうよう依頼しました。

 出発はいつです? と聞かれ、急ぎだと翌日には仕上げてもらえるそうですが、出発はGW明けなので急がないですと答えると、1週間後の14日(土)から受け取れるように直しておきますとのことでした。

 ……で、4月29日(日)に引き取ってきたら、持って帰る途中でやばかった(今回交換しなかった)もう1か所のキャスターのゴムが割れてしまったではありませんか。


 次の土曜日が出発なので、また松戸へ出しに行って引き取りに行くのは大変です。……じゃぁこれから新しいスーツケースを品定めするのか、、、、

 でも、キャスター交換は自分でもできることは何となく知っていたので、チャレンジしてみることにしました。


 材料はAmazonで探してみたらありました。さっそくポチります。

 車輪径や軸の長さなどいくつか種類があるようで、いま持っているスーツケースのキャスターのサイズを測るのに、ずいぶん前に買ったまま引き出しに入れっぱなしだったノギスが活躍しました。

DSC00666.JPG あとは金属を切れるのこぎりが必要で、これは近所の100円ショップで買いました。


 床に新聞紙を敷いて、その上にスーツケースを置いて金ノコでキコキコキコ……

 力は要らないが時間がかかる、とはGoogle先生に教えてもらっていたので、本当に切れているんだろうか、と不安になりながらも手を往復させます。

DSC00669.JPG 一応、切り粉が新聞紙の上にいくらか落ちていたので切れているんだろうと信じて作業をすること25分近く、ようやく取れました。

 あとは買ってきたのをつけるだけで完成です。ワッシャーを通すのが意外とめんどくさかった!

 さすがにお店でやってもらうのとは仕上がりの見た目が多少は違いますが、実用には困らなさそうです。


 学生時代から使っているこのスーツケース、まだまだがんばってもらいます。
author by よんなん
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