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6年間の短時間勤務=気分はセミリタイア

 育児を理由に短時間勤務を10月に申請しました。きょうから1日6時間勤務です。

 多いときで月30時間の超過勤務をしながらフルタイムの仕事と家事を両立するのは、自分には難しいと思い至ったからです。

・朝6時前に家事を始めると家族を起こしてしまう
・朝6時から家事を始めると家を出るのが9時になる
・木曜日は娘の送り迎えをするので、1時間30分のマイナス勤務
・月1回の持病の通院でも、1時間のマイナス勤務
・その1時間30分や1時間をほかの日に残って埋め合わせをしている
・出社が10時ごろなのでマイナスの埋め合わせと合わせると、残業は19時ごろから
・たいてい、退勤は20時〜21時ごろで、帰宅は21〜22時ごろ
・仕事が張ると、日によって退勤は22時〜23時ごろになり、帰宅は23時〜0時ごろ
・どれだけ仕事が張っても、日々の家事(洗濯、掃除)は減らない
・洗濯を先延ばしすると着るものや拭くものがなくなる、さらに洗濯物が溜まる
・妻には(週1回送り迎えをする日以外)ワンオペ育児をさせていて、これ以上妻には負担させられない


 9月に業務量の一つの山があり、自分の業務上のミスも続き、心身に悲鳴が上がりました。(ストレスチェックで面談の対象になった)


 もともと、短時間勤務で子育てを担う意思はあったものの、昨年度まで勤務先での短時間勤務制度は子が3歳になるまでで、子が2歳のとき半年間活用しただけでした。

 今年4月から子の小学校卒業まで延びても、なんやかやいって前回の半年間以外はどうにか回っていたので活用しないでいましたが、1年続きませんでした。


 これから6年と4か月間の短時間勤務を終えるときには53歳ですから、もはや業務上のキャリアが(フルタイム勤務の方々と同列で評価されたら)大きく伸びることはもうないと思ったほうがよさそうで、自分の中では今回の短時間勤務がサラリーマンとしてセミリタイアを意味しているつもりでいます。


 セミリタイアしても生活や老後に不安がないと判断できたのは、3つの金銭面での拠りどころがあったからでもあります。

1 妻も正規職で働いていて、世帯収入には不足がない
2 自分自身にも副収入(貸家の家賃収入)が月9万円程度ある
3 投資信託の資産が数千万円に達して、仮に月10万円ずつ取り崩し始めても数十年持続できる見通しが立った


 これまで20〜21時に退勤していたのがきょうから17時退勤になって1日3時間程度の時間が生まれます。

 だからといって、急に娘が私になついて育児を今まで以上に担えるようにはならないでしょうが、日々、娘に本の読み聞かせをしてやるくらいはしていこうと思います。

2025/12/2追記:さっそく初日から嫌がられてしまい、妻曰く「突然父親が夕方いるようになっても、いきなりは状況を受け入れられないだろう」の由。

 もちろん、本の読み聞かせくらいでは3時間を使い切れませんから、自分が本を読んだり、資格の勉強をしたり、自分のやりたいことにもある程度時間を使えそうです。

 40代後半……要は50歳近くになって仕事を減らして自分がやりたいことに時間を振り向ける、そういう意味でも「セミリタイア」だと思っています。
author by よんなん
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