商品券は使ってしまうべきか

 勤務先で何か褒められるようなことをすると、褒賞として商品券をもらうことがあります。

 入社してかれこれ10年以上たつと、まぁまぁそれなりの額の商品券が手元に残るようになりました。


 個人的に、現金とクレジットカードや電子マネーを天秤にかければ、ポイントがつくクレジットカードや電子マネーを使うようにしています。

 商品券は現金同様にそれ単体ではポイントが残りませんし、家電量販店などでは商品券で支払うと現金や電子マネーよりも(お店独自の)ポイント還元率が低くなるケースもあります。


 そんなわけで、もらった商品券が使えるお店へ行っても、クレジットカードや電子マネーが使えるお店では、クレジットカードや電子マネーを使うようにしていました。

 商品券を消化する機会があったのは、群馬在勤時にときおり買い物をしたスズランデパートくらいだったでしょうか。
(クレジットカードや電子マネーは、スズランのクレジットカードしか使えなかった)


 さて、10年近くかそれ以上死蔵している商品券が引き出しから出てくると、

「商品券を使ってその分手元に残る現金を運用したほうが、カードのポイントよりお得なのでは…?」

とふと思ってしまったわけです。(いまさらかよ)


 メインにしているビックカメラSuicaカードは、クレジット利用でビューサンクスポイント0.5%、ビックカメラポイント0.5%の合計1%還元です。このカードでJRのキップを買ったりSuicaにチャージするとビューサンクスポイントが1.5%たまります。

 ざっくりまとめれば、Suicaが使えるお店で1.5%、JCBやVISAの加盟店では1%のポイントがつきます。


 一方、金利が0.1%の定期預金に預けておいたとすれば、商品券を10年以上放ったらかしておくくらいなら、商品券はクレジットカード(も商品券)も使えるお店で使ってしまって、そのぶんの現金を銀行に預けておいたほうがお得だったことになります。

 うーんそうだったか、、、と、あらためて銀行の預金金利を調べてみると、新生銀行の2週間満期定期預金が年利0.05%と知ってびっくりです。


 イオン銀行の何か特別なカードを作ると普通預金が年利0.12%などの例はあるものの、(銀行で運用する前提ならば)20年放っておいてやっとトントンなのか……などと思ってしまいました。
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「いちかわエフエム」のゆくえ

 きのう(2017年2月20日)、破産手続中の市川エフエム放送の事業譲渡に関する説明会が市川市内で開催されました。

 このようなブログを書いていることもあってか、破産管財人をおつとめの弁護士の先生よりご案内をいただくことができ、休暇を取って出席をしてきました。


 説明会では、おおむね今月いっぱいないし今年度中くらいをめどにに継承へ具体的な名乗りをあげる事業体があれば、その事業体とともに今年いっぱいくらいは事業継承について可能性を探るようなお話がありました。

 管財人の先生は、元の会社が「放送局」という公益性の高い事業を営んでいた事実に加え、放送休止後もリスナーから放送局に届いていたメッセージに込められた想いを、十分に受け止めていらっしゃる様子で、今回説明会を開いたように事業譲渡という形で元の会社が持つ資産を最大限に換価(現金化)できたらとお考えのようです。


 もちろんそれ以前の話として、裁判所から選任された、元の経営陣からは独立した破産管財人として、元の会社が持つ資産を可能な限り多くの額に換価して債権者に公平に配分しなければならないという、最優先の使命があります。

 そうした破産手続独特のスピード感が求められる中での事業譲渡ということで、直近のデッドラインは今月〜今年度いっぱいくらいがめどということのようです。 


 説明会に顔を出した限りでは、

「よし、わが社で引き受けた!」とか
「運営主体を作るから賛同者集まれ!」

という雰囲気の出席者は(私を含めて)見受けられず、求められるスピード感に対しては非常に厳しいものがあるという印象を持たざるを得ませんでした。


 新しい事業体を立ち上げる動きがあるなら最初の資金なりノウハウなり協力できるかもしれない、という方はいらっしゃるようでしたので、最大の課題はやはり「誰が中心となって本気で(自分の生活もかけて)放送局をやるのか」なのでしょう。

 私自身も、いまの勤めを辞めて運営主体になれるかというと、非常に難しいのが現実です。


 再スタート時点の協力ならできるという方はそれなりに揃っているように見えますので、まずこの先(仮に再開するとして)放送局が軌道に乗るまでを手弁当で、さらにその先は放送局の収益から得られる報酬で生活するあて(貯蓄なりそのほかのお仕事なり)があるという中心人物さえ一人現れれば一気に話が進むようにも思います。
(放送エリアに住んでさえいれば、市川市民であるか否かはこの際関係ないと思います)

 残された時間は、まず今月いっぱい=およそ1週間でしょうか。
author by よんなん
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