深夜に目が覚めたときは

 夜中に目を覚ましてしまうことは、相変わらず週に何度かあります。

 再度寝付けないときのパターンは2通りあって、いろいろ考え事や不安なことが頭をぐるぐるして寝付けないこともあれば、物理的に寝苦しくて寝付けないこともあります。


 後者の場合、寝つけない不快な原因を取り除けばよいわけですが、いくら目が冴えてしまっているとはいえ、頭が冴えているわけではありません。

 尿意なのか、のどが渇いているのか、暑いのか……どのように不快なのか寝ぼけた頭ではズバリこれ! とは分からないものです。


 尿意ならトイレへ行けばよく、のどが渇いたなら台所で水を飲めばよく、暑いなら布団を減らすなり股関節を開く簡単なストレッチをして熱を逃がすなりすればよいわけですが、トイレへ行って布団に戻ったり、それでも寝つけず水を飲みに行ったり、布団から足を出してみたり、そんなことをしているうちに30分40分1時間……と時間だけが過ぎてゆきます。

 昨晩はどうやら暑いのは暑いのでも体内に熱がこもって寝苦しかったらしく、トイレに行ったりエアコンを止めたりして股関節のストレッチにたどり着いたときには2時半に目を覚ましてから1時間が経っていました。
(4時半には目覚まし時計が鳴るので、その後小1時間くらいはウトウトした計算)


 ストレッチから試していった挙句ようやくトイレに行ったのが正解だった、という晩もありますし、どのように不快なのか自分でわからず悶々とするなんて、まるで泣くことしかできない赤ちゃんのようだ……という気がしています。
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胃カメラ初体験

 勤務先では34歳を過ぎると3年に1回、定期健康診断の代わりに人間ドックを受けられます。

 3年に1回のあいだの2年間は、全額自費で受ける何分の1かの自己負担で受けることもできます。


 タダ(全額会社負担)で受けられるやつでいいや、と、3年に1回の人間ドックを、しかもオプション検査なしで年度末35歳のときと同38歳のときに受けたのですが、知人の医師から

・その自己負担額で受けられるなら毎年受けたほうがいい
・バリウム検査なんか意味ないから、オプション料金払ってでも内視鏡飲んどけ
 (どうやらそういう考え方もあるようです)

とアドバイスを受け、申し込んでおきました。


 勤務先の健康保険組合が提携する病院リストの中から、東京近郊では数少ない胃内視鏡オプションが無料の病院を探して、茂原駅前の病院へ行くことに。(茂原まで行く電車賃<他院の内視鏡料金、だった)

 朝8時に病院に着くのに朝6時半の電車に乗らなければいけませんが、幸か不幸か、毎朝6時半の電車に乗って片道2時間通勤をしているので、その時間に起きるのはどうということありません。(泣)


 身長体重測定や眼底検査やエコー検査やらあれこれこなして、胃カメラの順番が回ってきます。

 胃カメラ室へ案内してくれた事務職員さんや、控室に入って引き継がれた看護師さんからは、この歳(満38歳……年度末39歳)で胃カメラが初めてということに軽く驚かれます。

 胃カメラの追加料金がない病院なのでそりゃ選ぶ人も多いだろうと思いますが、この病院も来年から胃カメラのオプション料金を取るそうで残念です。


 看護師さんからは、4つのコツを教わりました。

1.唾は飲まない。垂れ流していい。
2.目を閉じると恐怖感があるので、目は開けて遠くのほうをぼんやり見る。
3.力を抜く……難しいかもしれないが、力は自分で抜くしかない。
4.楽しいことを考える。

3・4に至ってはおまじないの域のような気もしますが、1と2は自分でどうにかできることです。


 いよいよ胃カメラ室に入って、検査台に座らされて先生が口の奥に麻酔を霧吹きします。……ほどなくして喉の感覚がほぼなくなり、なるほどこれで唾を飲み込むと正しく飲み込めず気管に入ってむせてしまうこと確実です。

 横向きに寝ころばされて先生が手に持った胃カメラは思ったほど太くなく、飲んでくださーいと言われはしたものの喉の感覚がないので、あまり自分で飲み込んだつもりもないまま入っていきました。


 背後では看護師さんが背中をさすり続けてくれ、アドバイスのお言葉に甘えてよだれはひたすら口の外へ垂れ流します。

 バリウム検査では発泡薬(?)を飲んで胃を膨らませますが、胃カメラは先端から空気も出るのかどうか、空腹で病院へ来たはずなのにときどきお腹がいっぱいになる感覚になり、どうにも不思議な気分です。


 さしたるトラブルもなく最後は胃カメラをズルズル引き抜かれて終わり、先生がすぐに写真を何枚か見せて何の悪いところもないと説明してくれました。

 看護師さんからは「上手でしたよ」と言われましたが、アドバイスのおかげです。


 これまで「涙を流しながらオエオエする」と聞いていた胃カメラですが、よだれはダラダラ流したものの別にオエオエ吐き出していたわけではなかったです。

 世間にはよだれをだらしなく垂れ流すことじたい耐えられないプライドをお持ちの方が飲み込もうとしてむせてしまうのかもしれませんが、そのあたりは、恥をかくのは全然苦にならない恥も外聞もない人の大勝利、といったところでしょうか。(ぇ
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高級カプセルホテル初体験

DSC09710.JPG 午前7時台に出勤することになり、川越市内の職場近くに泊まることにしました。

 そういうときに定宿にしていた川越駅前のカプセルホテルが去年リニューアルをして、従来型のカプセルのほかに「デラックスキャビン」なる部屋? カプセル? ができました。
(デラックスキャビンは完全な個室ではないのですが、「部屋」と書くことにします)

 察するに、最近名前をよく聞く「ナインアワーズ」や「ファーストキャビン」みたいなものでしょう。きっと。

 値段は、通常のカプセルが3,600円(→ネット予約で3,300円)のところ、デラックスキャビンは4,500円でネット予約などの割引はありません。


 2か月に1回くらいのペースで泊まっていた頃は、とにかく安く寝られることが最優先でしたが、ここ1年ほどは川越に泊まることもなかったので、たまに泊まるんなら、と少し奮発して「デラックスキャビン」を予約してみました。


 カプセルはよほどのことがなければ満室になることはなく、たかをくくって直前まで予約をしないでいたら、前日の晩にホテルのWebサイトから予約をこころみるとなんとデラックスキャビンは満室!

 金曜や土曜を中心に数週間先にも満室の日があります。

 予約手段によって空室が異なることは通常の旅館やホテルではよくあることなので、電話をしてみるとまだ空きがあり、どうにか予約ができました。

 当日、仕事を終えて21時ごろにホテルに着いてみると、宿泊代を払う券売機はデラックスキャビンのボタンに「予約の方のみ」と付せんが貼ってあり、どうやら本当に満室になってしまったようです。


 カプセルに泊まるときはロッカー室で寝巻きに着替えてカプセルへ向かうのですが、デラックスキャビンは部屋にロッカーがあり、寝巻きやタオルは部屋にあると案内されます。

 部屋はカプセル+着替えスペース+ライティングデスク、といったあんばいで、通路との仕切りはカーテンのみでカギはかかりません。フロントで渡されるカギは室内にあるロッカーのカギです。

DSC09711.jpg それからカーテンの上部は空いていて、空調は通路に吹き出しがある集中式……というのでしょうか、各部屋の個別空調ではありません。


 ベッドにあるテレビにはヘッドホンが備え付けてありました。……カプセルホテルの設備はホテルによって違いがあるでしょうが、ここのカプセルの場合はブラウン管テレビはあってもヘッドホンやイヤホンはないので、これまでテレビを見ようと思うと音をごく少量にしてひそかに見るしかありませんでした。
(もっとも寝るだけのために泊まるので、カプセルでテレビを見ることはほとんどありませんでしたが)

 さっそく寝ることにします……ベッドのカプセルのカーテンを閉めても光が漏れてきます。部屋と通路を仕切るカーテンの上部が開いているから通路の光が入ってきてしまうのか、、、、と思っていましたが、翌朝起きてみるとライティングデスクの電気がつけっぱなしで、すみません自分でつけた電気でした。。。。orz


DSC09715.JPG 寝る空間はカプセルとほぼ同じで、カプセルの樹脂の床(?)に敷いてある5cmくらいのウレタンマットレスにシーツが掛けてあるだけです。

 個人的に、先月に枕を専門店で買い替えたこともあり、この晩はいわゆる「合ってない枕」で寝たこともあわせて、熟睡できたかというと5時間少々で目を覚ましてしまい、「仮眠」といったところでしょうか。


 カプセルだと就寝している以外の時間に過ごす場所がロビーしかなかったのですが、こちらは部屋にライティングデスクがあり、こうしてパソコンを広げてブログの下書きをすることができました。

 ……ロビーにもパソコンコーナー(パソコンは置いてなくて、持参のパソコンを使う場所)はあったのですが、わざわざカプセルから移動してロッカーからパソコンを出してきて使うことはなかったので、部屋にあるだけで自分の時間をより有効に使うことはできそうです。


 本当に寝るだけならば通常のカプセルでも十分かもしれませんが、1,200円足せば寝るまで+起きた後の時間もまぁまぁ有効に使えるのは、悪くないなぁと思いました。
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首がまわらない

 昨年に首を痛めて最初にかかった医師から指示された実家近くの整骨院に通っているのですが、1年以上経っても完治に至らないありさまです。

 先生の腕が悪いのでは……? という思いがかすめたりしないでもないですが、同じ市内にある超有名テーマパークの運営会社の方(マネージャーか通訳)が外国人ダンサーを連れてきているくらいなので、そこらへんの雨後のタケノコみたいにいっぱいある整骨院とは違って腕前はかなりの折り紙付きだと思うことにしています。


 9月に入ったあたりからでしょうか、施術のほぼ最後に首をひねるところで全然回らなくなってしまいました。

 先生は「力を抜いてください」「力を抜いてくれないと回らないですよ」「可動域はもっとあるはずなんですが…」と言います。

 自分では全然力を入れているつもりがないので、力を抜いてくださいと言われてもどうにもできないまま1か月ほど過ぎました。


 さすがに困ってGoogle先生に訊いてみると、あちこちの整骨院やらのブログがヒットします。

 本人には力を入れているつもりがまるでないのに力が入っていて施術にならないケースはかなりあるみたいです。


 じゃぁ力の抜き方は……とさらにGoogle先生に訊くと、うさんくさいのからまぁまぁなんとなくそれっぽいのまでいろいろヒットしたのですが、ひとつ目に留まったのが「筋弛緩法」。

 (入れているつもりがない)力を抜くのではなく、いちど意識的にとにかく思いっきり「ぎゅーっ」と力を入れてから脱力せよ、というもので、そういえば5年前、病気休職から復帰する前に通ったリワーク(復職)支援プログラムでも教わった記憶があります。

 って、首のけがで整骨院に通い始めたのに、メンタルの話に戻ってくるのか……??


 たしかに協会けんぽが筋弛緩法を紹介しているページも心療内科の先生が書いていますし、首が痛いとか肩が凝るとかよく眠れない(体が休まらない)とかいう不調と、ストレスというか緊張が筋肉を物理的に緊張させ続けていることは、どうも無縁とはいえないみたいです。


 そう考えてみると4月に昇進してから任される仕事も増えたり、昇進したんだからしっかりしなさいみたいに言われることも増えたり、こうして文字で書いてみてみると大きなストレスがかかっても不思議ではなさそうなシチュエーションです。

 業務上のストレスそのものを取り除くのはまず無理と言ってよさそうですが、そこから体に無用な力が入り続けてケガの治りに差し障っているということならば、意識的に力を抜く動作を一日に何回かとり入れてみようと思うわけです。


 ……そういえば当時服用していた睡眠薬に筋弛緩作用があったのも、副作用というよりはむしろ寝つきをよくするのに期待された作用だったのでしょうかどうでしょうか。
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肌寒くて目覚めた朝は

 だんだん涼しくなってきて、寝るときは暑くても朝は寒いくらいの季節になりました。

 寝るときは暑いので窓を開けたまま寝たりすると、明け方に肌寒くて目を覚ましてしまいます。

 たいてい肌寒さで目を覚ますのは3時台で、それから窓を閉めたり毛布をかぶったりして再び体がぬくぬくして眠りに落ちそうになるまで30分くらいかかるわけですが、そうするともう4時台に突入してそろそろ起きる時間です。

 結局3時台に目を覚ましたまま起きる羽目になる日が続きます。

 かといって、寝るときに暑いのを多少がまんして毛布をかぶると、眠りにつくまでは意識して布団をかぶっているからよいものの、明け方に肌寒さで目を覚ましてみれば毛布なんてとっくのうちにベッドの下です。


 しだいに窓を閉めて扇風機を回したり、その扇風機もタイマーで数時間後に止まるようにしたり、二重窓にしている内窓も閉めるようになったり、だんだん秋本番に近づいてくる感じがします。

 今週は内窓も閉めてタオルケット一枚で寝ていると明け方に目を覚ますものの、毛布をかぶれば暑い、というあんばいです。


 そんなので3時半を過ぎて目を覚ますと、それから毛布をかぶっても再度寝入るころには目覚まし時計が鳴る時間、というわけで、寝不足の日が続いています。

 せめて5時や6時まで寝ていられる生活ならもうひと眠りできるところなんですけれども。


 こういうときは腹巻なんかいいんだろうか……と思ったりしますが持ってないので買うしかないですし、むしろ毛布よりも羽根布団を出したほうがいいのかな、などなど、毎年のことのはずなのに試行錯誤する日々です。
author by よんなん
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