JR東日本(東京)のサイン出しまとめ

 前項で触れた、JR東日本(東京)の吹奏楽団のサイン出しの話です。

 応援マニアとして注目すべきは吹奏の指揮者(ないし、団員へ指示を出している応援団員)です。……応援曲が変わる前に必ず指示が出ていますから、曲が変わったらその時点からその曲のコールに入れるようにするのがマニアです。
(観客の立場だと、たいてい曲が変わってからでないと気付けないので、冒頭はコールできない)

 社会人野球の応援の場合、応援曲が変わるときは曲名を書いたボードが出ることがほとんどで、なじみがなくても分かりやすいです。(特にオリジナル曲などは社外の人間には曲名を知る術がほとんどないので、覚えるためには必須)

 サイン(←手の形…たとえばグーとかチョキとかで次曲の指示をするもの)は、企業によって都市対抗野球でアルバイトに動員している大学の応援団の吹奏が自校の曲を使うときにサインを使うくらいしか、社会人野球の応援席では見たことはありませんでした。
(例:JR北海道での東京大学メドレー)


 今年、社員のみで構成している吹奏楽団で、JR東日本(東京)がサイン出しをしていることに気づきました。本項ではそれをまとめます。

 ……サインといえば片手で4拍子を振りながらもう片手でサイン出し、というのが勝手なイメージですが、JR東日本(東京)の吹奏は両手(あるいは両腕)で出すサインもあります。(その間は指揮なしで曲が続きます)


 今年(2012年)の都市対抗で観察する限りで判明したものは……

「1」=F1(早稲田大学の曲)
 →たいてい「1」は「もう1回同じ曲を繰り返す」という意味なのですが、ここは「ファンファーレ1番」を意味するようです。
「2(チョキ)」=同じ曲をくりかえす
 →「1」は「F1」の意味なので、「(曲の)2番」という意味で使われることが多い「2」を当てているようです。
「4」=4番のテーマ
 →イニング最初のバッターが4番のときだけ、F1ではなく特定の曲が使われます。(JR東日本野球部の公式ページによればBack to the futureの由)
「敬礼」=TRAIN-TARIN
 →タイトルが鉄道に関係あるものに「敬礼」を当てているのが鉄道会社らしいです。
「C」=コンバットマーチ
 →早稲田大学と同じです。F1の次がこれではないのが個人的に不満。
「頭頂部を手のひらで押さえる」=ドラクエ(←IIIの戦闘シーンの曲)
「愉快なり」=JR Fire(オリジナル曲?)
 →すみません、適当な表現が思いつかなかったので、、早稲田大学の「愉快なり」のサインと同じです(ただし上下には動かしません)。……厳密には冒頭のコール(1・2・3・せーの・ファイヤー!)のサインで、曲だけを繰り返すときは「2」、コールに戻るときは再度「愉快なり」の手の動きが出ます。……ところでこの曲・コールは近年登場したものですが、絶対にJR東日本の前社長・清野(せいの)氏の名前を引っ掛けてるに違いないよなぁ。
「『一』の字に手を大きく何回か動かす」=天理ファンファーレ
 →ヒットが出たタイミングでごくまれに応援曲を止めて入り、F1→ダッシュケイオウに戻ります。
「『m』の字に手を大きく何回か動かす」=ブロックM
 →得点曲です。小文字のmというよりは、マクドナルドのマークです。長らくJR東日本(東京)の得点曲は謎だったのですが、どうやら外国のマーチ曲らしいです。……3分以上ある曲のどの部分をどうアレンジしているのかは歓声で相変わらず聞き取れないのですが。
(ちなみに私の知る限り鉄道会社の得点歌・得点曲は、JR九州が「鉄道唱歌」、JR東日本東北とJR四国は「線路は続くよどこまでも」、JR北海道は社歌のサビ…と由来が分かりやすいものなので、この得点曲は引き続き謎が多いです)

ここまでは片手で出ます。なお、文字の形(Cとか後述のLとか)は、吹奏楽団員からそう見えるように出します。

「△」=ダッシュケイオウ
 →両手の親指+残り4本指で作ります。これも、曲だけ繰り返すときは「2」、前奏に戻るときは「△」が出ます。……で、JR東日本(東京)はF1の次は必ずこっちに入るのが不m(ry
「凵」=白銀は招くよ
 →ダッシュケイオウの4本指を直角に立てます。
「L」=エルクンバンチェロ
 →片手で出てもよさそうなサインではあるものの、両腕を使ってウルトラマンのようなポーズを作ります。……片手だとコンバットマーチの「C」と紛らわしいのかもしれません。使う頻度はエルクンバンチェロのほうが圧倒的に多いのですが。

 あとは、頻繁に使われる曲なのに観察し損ねたものでは「NEO」(オリジナル曲?)があります。


……関係者じゃないのにきもい、、、って、こっちは合図の類を観察するのも趣味対象の鉄道マニアだ文句あるか!

 で、JR東日本(東京)の応援団はぬるいなぁと思うのは、サインで合図しているのは吹奏の中だけで、ステージ上の応援団員に向かっては従来どおり紙に書いて出していることです。(!)
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2012年の都市対抗まとめ 2(JR北海道・JR東日本編)

 前項の続きです。

●JR北海道
 都市対抗野球大会には「応援団コンクール」というものがあります。

 観客動員数で受賞が決まっちゃってるような印象がぬぐえないコンクールなのですが、Wikipediaによると選考基準が 一応 あるらしく、その中に

「郷土色豊かな作品」

とあります。


 2年前まで、JR北海道は応援ステージの中で「羊蹄太鼓」「YOSAKOIソーラン」があったのですが、今年はどちらもなく、そりゃぁ観客動員ではどうしても関東地方のチームに分があるとはいっても……といった感想です。

 もしかしたら、昨年の出場辞退のきっかけになった列車火災事故以来、同社の鉄道運行にまつわる不祥事が絶えないことから、出場はするけれども盛り上げは控えめに、という雰囲気があるのかどうか、と勝手に推測してみます。


 ところで都市対抗の出場枠は北海道1チームなのですが、いまや、大昭和製紙北海道も、北海道拓殖銀行も、王子製紙苫小牧もなくなり、予選はやってますが事実上のJR北海道の一強状態になっています。

 個人的には、東北(出場枠2つ)と一緒にして出場枠が北海道・東北を合わせて「3」になってもおかしくないのではという気がしなくもありません。


 応援の話でつけ加えると、応援曲レパートリーは明治大学のものから東京大学に変わりました。……前は「ギャバン」で始まって「J・R・ほっ・かい・どう・札幌!」だったのが、「スパカリ」「ハメハメハ」「不死鳥」といった具合です。(あと「スカイハイ」か何かがあったかもしれない)

 「スパカリ」は元はといえばJR九州がやっていたのを東京大学が「逆輸入」した経緯がありますから、JR北海道が使うようになったのはマニアとしてはうひひひひ(以下自粛)

 「TOKYOコール」は文字数が合わないと判断されたのかどうか、使ってなかったです。……これについては、以前、東大応援部(の吹奏)が関西国際大学の応援をしていた(!)ときに

「T! O! K! Y! O! T・O・K・Y・O 東大 レッツゴー!」
「関!西!国!際!大! 関西国際大! 関西 国際大!」

とやっていました(→5年前の日記)から、「JR北海道」でも可能だとは思います。

 ステージ下で応援団員向けに小さなボードを出す人をよく見ていると、JR北海道オリジナルのときは曲名と選手名の組み合わせが(例:「吉川」「モニカ」)、東大のメドレーに入るときは「応援部」と出ます。
(吉川選手+「モニカ」、乙須選手+「狙い撃ち」は4年前に気付いたときから変わってない)


●JR東日本(東京)
 個人的にJR東日本東北はひいきなのですが、JR東日本(東京)はあまり好きになれないでいるところです。

 去年の京セラドームでは気がつかなかったのですが、google先生に聞いてみたら吹奏楽団の指揮者が去年4月に代わったのだそうで、今年は明らかな変化が見て取れました。

(1)ヒットが出ても応援曲を(基本的に)止めなくなった
(2)次曲の指示を「サイン出し」するようになった
(3)吹奏がステージ上でドリルをやるようになった

 マニア的にとっても面白いのは(2)なんですが内容が濃すぎるのでさておいて、(1)は大きいと思います。たまに止めて「天理ファンファーレ」が入って応援曲そのものは仕切りなおす(←その間に観客の応援は止まってしまう……のが個人的に嫌い)場面もあるものの、その回数はグッと減りました。

 そうはいっても、まだ「7回の応援歌の後、応援部がステージ上で段取りを整えている間に観客が座ってしまう」(→間髪いれずに応援曲に入ってしまうべきだと思っている)とか、「F1(←早稲田大学のファンファーレ)の次にダッシュケイオウに入る」など、JR東日本(東京)の応援の進行には満足していない部分もありますが(後者は特に!)、少しずつ変わっていく……ことを観客の立場から勝手に期待してみます。


 それはそうと、JR東日本は応援団コンクールで賞をもらってましたが(毎日jp)、受賞理由のひとつが「JR東日本は、作業員や駅員姿で職場の雰囲気を伝えた」……って、そんなのJR九州の応援団が何年も前からやってることなのに、あとから始めたほうが受賞ってひどいよなー、と思いました。


IMGP9326.jpg さて、決勝戦(24日・火曜日)は体調を考慮して翌日に休暇を入れて見に行きました。

 閉会式で、2年前に「また来年東京ドームで会いましょう」と電光掲示に出しちゃったのに去年は大阪開催だったなんてことがあった(写真は2年前の閉会式)ので今年は出さないかな……と思ってたら、今年も出ましたよ。(前項の冒頭の写真)

 来シーズンまで何事もなく無事東京ドームで開催されればいいなぁと思います。

 決勝戦といえばJR東日本(東京)が連覇すれば50年前の日本石油以来、という試合で、その連覇を阻止したのがJX-ENEOS(=旧・日本石油)というのは……まぁどうでもよいですね。

 いまとなっては、「都市対抗」だなんてごく一部の例外を除いて名ばかりで、東京都民も横浜市民も、そんな試合があったことなんて毎日新聞でも購読していない限り知らないでしょうから。
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2012年の都市対抗まとめ 1(JR九州編)

DSC03452.jpg 例年なら、都市対抗のシーズンに有給休暇でドカーンと連休を作って連日東京ドームへ通うのですが、今回は週末を中心に控えめにしました。

 体調面の都合のほか、ひいきにしているチームの一つ、JR東日本東北が予選敗退でしたし。

 気づいたことなどgdgd書いてゆきます。

 ……一昨年あたりから、(個人的にいろいろと)記憶があやふやだったり時系列がごちゃまぜになっているので、「今年初めて」と思っていることが実は去年か一昨年あたりからだったり違ったりするかもしれませんが、そこはご容赦ください。

●JR九州
 何をおいてもまずはJR九州です。7月21日(土)の2回戦に行きました。(毎日jpの写真特集

 特筆すべきは、JR九州社員のよさこいチーム(でいいんですよね?)「JR九州櫻燕(おうえん)隊」が、今年は来なかったことです。

 去年、こんなふうにまるで幻滅したかのような書き方をしておいて何を言っておるのかという話ですが、演舞はかなりレベルが高いのです。
(当該のページにJR九州のオフィスからと思われるアクセスの跡があって、実はgkbrしていた小心者)

 昨年の京セラドームでは、攻撃中のパフォーマンスとして登場して(試合展開とは無関係に)演舞が披露されたのが興ざめでしたが、守備中応援としてはチア曲と並んで大いに「あり」だと思っているのです。

 チア曲もそうですけど、攻撃中にやると何がいけないかというと、

・バッターが凡退してしまうと、演舞だけが盛り上がっていてステージがしらける
・ヒットが出ると応援席はグラウンドに夢中になるので演舞を見てもらえない

という2点だと思います。


 もともと応援が盛り上がりにくい守備中なら、早々にホームラン一発でも浴びちゃうようなケースはさておいて、

・相手を凡打に抑えているうちは観客も気分よくステージを見てくれる
・仮に打たれたところで得点圏までランナーが進んで本当のピンチになるまでは時間がかかる

というわけで、守備中応援に使える音響には制約があるのは知ってますが、攻撃中よりは演舞向きだと思います。


IMGP9325.jpg あと、外野寄りに新幹線のバルーンを出さなくなりました。(写真は2年前の)

 去年京セラドームに持ってこなかったのは例年の日本選手権と同じ体制だからかと思っていたのですけれども……なにより、3年前まで800系「つばめ」だったのが2年前に700系のが新調されていたのに。

 700系新幹線といえば「祝!九州」のTVCMになぞらえたウェーブが去年の応援席では大不調(観客が誰もやってなかった)のがよほどトラウマだったのか、と勝手に推測してみます。

 バルーンには実車と同じく「KYUSHU・WEST JAPAN」のロゴが入っているのですが、JR西日本の野球部が来年から再開の見通しというニュースもありました(スポニチ)ので、実現のあかつきには対戦カードによっては使いにくいものになりそうです。


 最後に付け加えれば、応援曲レパートリーに「海のトリトン」が加わったのって、去年からでしたっけ?
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折り返し断熱

IMGP9271.jpg 築古マンションなので、断熱材なんか入ってなかった我が家です。

 しかも角部屋です。……角部屋はいろいろメリットがありますが、コンクリ壁の向こう側はそのまま外気、という欠点があります。

 2年前、購入時に南側のLDKをリフォームしたときは断熱のことなんか頭になくて、その冬はしんどい思いをしました。
(写真の白い壁が実は全部外壁……冬になると超冷たい)


 壁をふかして断熱材を入れておくんだったなー、次に直すときは気をつけよう、と考えたとき

「コンクリートでつながっている躯体のどこまで断熱材で覆うべきなのか?」

と思うのです。


 裏側が外気に接している薄っぺらな壁は当然内側から断熱材をかぶせるとして、梁や柱、天井、床は?

 壁が冷たいのに、同じコンクリートが「天井」「柱」「梁」に名前が変わっただけでいきなり冷たくなくなるわけがないよな……くらいのことは私のような素人でも分かります。

 せっかく壁を断熱しても柱や梁や天井が冷たいと、冬に部屋を加湿してると壁との境界で結露が発生してしまうでしょう。きっと。


 ……かといって、外気に接していない部屋はあんまり寒くないので、“コンクリートの箱”状になっている建物のコンクリート全体に冷たいのが伝わっているわけではないようです。


 長らく疑問でしたが、先日ふと思い出してgoogle先生に聞いてみたら、ヒットしたのがAllAboutのこの記事


 折 り 返 し 断 熱 と い う の か !


 外壁から45〜90cm(地域による)まで断熱材でコンクリートを覆ってやるのですね。……なるほど。


DSC02536.jpg そういえば去年、北側の部屋をリフォームしたとき、工務店が「中間階だから床の断熱は不要」と言い張るのを、いや、実際住んでて床が冷たくてたまんないから!! と納得せず床にも断熱材を仕込んでもらいました。

 床全面に断熱材を入れる必要があったかはさておき、北側の部屋は北・東・西の3面の壁が外壁なので、三方からそれぞれ90cm(=約1m)ずつ断熱材を入れたら、それなりの面積を覆うことになります。

 結果として北側の部屋に関してはほぼ正解だったことになりますが、工務店は断熱に関して実は無知だったわけで、次回やるなら内容に応じて工務店を選ばないといけません。。。
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窓を拭きました

DSC03418.jpg 我が家はベランダがない側の窓からの見晴らしがよいのですが、ベランダがない=外に出られないので窓掃除をあきらめていました。

 去年は大規模修繕工事があって、壁の高圧洗浄でついでに窓もきれいになったものの、1年経ってせっかくのスカイツリーも総武線の電車も中山法華経寺もみんな砂埃越しになってしまいました。

 ……先週末、せめて手が届く範囲でも、と始めてみたら室内からでも意外と広範囲に手が届くことが分かり、今週末の2回に分けて窓を拭きまくったら見違えるようにきれいになりました。

 高崎の寮に5年半いたときは一度も窓なんか拭かなかったんですけども、これからは気がついたらちょこちょこ拭こうと思います。


 さて、盲点だったのはリフォームで取り付けた断熱用の「内窓」。

 リフォームで内窓をつけると、掃除する窓の数が2倍になるんですね。orz

 当たり前と言えばそうなんですけども。

 外の窓がきれいになると、それまで全然気にならなかった内窓が意外と汚れているのが気になるものです。


 内窓は取り外せるので、内窓と外窓の隙間に手を入れて……なんてことをせずとも拭けるんですが、断熱重視でペアガラスにしたから重いこと!

 戸建てだったら(よほどの寒冷地や小さな家でない限り)二重窓にするくらいならサッシごと取り替えないと、掃除をする人が大変だなぁと思いました。

 マンションは窓枠の交換に制限がある(=分譲マンションでも窓は共用部分だから)ので、樹脂サッシにしたかったら内窓しか選択肢がないのですけども。
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寝る前のおまじない

DSC03407.jpg 復職後も休職中に引き続いて眠気の副作用がある薬やら睡眠薬そのものを処方されて寝ているのですが、眠れない日もあります。

 そういう晩は普段と何が違うのかというと、寝る前に牛乳を飲んでないんですね……30過ぎて本当にお子さまみたいだなぁと思うのですが、本当だから仕方がないです。


 低温殺菌牛乳に、砂糖を小さじ2杯。

 「お子さまみたい」じゃなくて、子どもだってそんな飲み方しないよ!


 いや……寝る前には甘いものがいいんだとかどうとか聞きかじりまして、、、

 とはいえ寝る前に何か食べるのは眠りによい影響がないとも聞きますし、砂糖なんてエネルギーの塊じゃねぇかという気もしますから、もはやおまじないの部類なのかもしれません。たぶん。


 牛乳に砂糖を入れると、「レモン牛乳」の味そのものです。
(というか「レモン牛乳」が牛乳に砂糖を入れただけの味しかしない)


 昨晩も、薬を飲んで床に入ったものの1時間半延々と眠りにつけなかったのが、あきらめて一旦起きて牛乳を飲みつつBトレ(←電車のおもちゃ)を組み立てながら1時間ほど過ごして再びフトンに入ったらスコーンと寝られました。
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『まじめな時間 1』

DSC03411.jpg 「表紙買い」でした。(Amazon

 女子高校生が主人公の作品を表紙買いするのは「それ町」以来でしょうか。たぶん。


 この表紙の女の子(主人公)は第1話の冒頭でクルマに撥ねられて死んでしまいます。

 幽霊のお話です。


 ……といっても、おどろおどろしい話ではなく、ノリとしては「それ町」第2巻「それでも町は廻っている(前編)(後編)」の回でやはり主人公がクルマに轢かれて死んでしまっても相変わらずドタバタやっているのに近いです。
(ドタバタしか中身がない作品ではありませんが……)


 主人公が幽霊というフィクションならではの設定ではあるものの、どこにでもいそうな人が、誰もが考えそうなことをやっていて、こういう作品は好きです。


 さて、この作者の作品は初めて読むなと思ってましたが、調べたら『秒速5センチメートル』のコミカライズ版を描いた人でした。……読んでたよ。。。

 『秒速〜』(あれは新海誠のアニメが原作ですが)に引き続いて基本的にかわいい子を描く作風ではあるものの、こちらでは脇役の絵柄がたまーに山本直樹っぽくなります。……気のせいかな、、、


 「清家雪子」という名前でgoogle先生に聞いても過去の代表的な作品は『秒速〜』くらいしかない(あれは原作がすでにあった作品)みたいなのに、いきなりこんな作品が描けるものなのか、今まで何やってた人なんだろう(それこそ山本直樹のアシスタント?)、と気になりました。

 帯で谷口ジローが「さすが四季賞」と紹介しているのでそちらから調べたら、2000年に「アフタヌーン四季賞」を受賞したときには「銀峰瑞穂」という名前で描いていたそうです。

 過去の作品を掘り起こして読んでみようという気は今のところないものの、ただのコミカライズ担当(失礼)から少し気になる作家さんになりました。


 あ、この作品は1巻完結ではありません。連載は今年始まったばかりみたいで、続きが出たら買います。たぶん。
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「33歳、まだ処女」

DSC03388.jpg 『きょうは会社休みます。』という作品が気になりました。

 6月25日(2012年)付の読売新聞夕刊の書評欄によれば、もてないヒロインを主人公にした“喪女マンガ”が注目を集めているのだとか。

 で、記事で何冊か紹介されていた中で、この作品の主人公は33歳の「ヴィンテージ・ガール」……男か女かの別はさておき、なにやら親近感がわきそうな設定ではありませぬか。

 しかも、本屋で手に取ってみると、帯にはなんと表題の文字。……まじっすか! ますます境遇がががが(謎)


 実際に読み始めてみると、いきなり第一話で「コノウラギリモノメー!」と心の中で(←電車の中だったので)何度も叫びたくなるストーリーではありましたが。

 いや、まだ1巻だし、主人公も酔ってて覚えてないという設定だし、さすが集英社だけあってズバリそのシーンは描かれていないので、どうにでもひっくり返せるよね? よね? と一方的な期待はしているものの、、、2巻以降どうなりますやら。


 しっかし、第1話の終盤でいきなり職場の飲み会帰りに21歳のバイト君にお持ち帰りされるなんて、興ざめだわー。

 第1話の前半はよかったんだけどな……。。。


 あ、でも2巻は買います。(8月に出るらしい)
author by よんなん
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ぁゃιぃ3人の変態ナイト

DSC03387.jpg 入社同期とは社内ではあんまり仲がいい人っていないんですけども、もう辞めた人とはなぜかちょくちょく会っていたりします。

 というか、話の波長がわりと合う人ばっかり辞めていくのだよな……。


 会わずともTwitterやらFacebookやらで近況はよく知っているのですが、久々に3人で顔を合わせることにしました。


 場所に選んだのは中目黒の「トロケの台所」。……大学時代の知人が去年開いたお店で、一度行ってみなくちゃと思ってたところでした。

 看板商品はトマトラーメンですがラーメン専門店ではなく、定食もありますし、こうやって何人かで単品をあれこれ頼みつつgdgd飲むこともできます。
(3人以上で予約可)


DSC03386.jpg 卓上がもっと賑やかなときに撮ればよかったんですけど、どーでもよい話にあれこれ夢中になりつつ結構食べました。

・いろいろ盛り(写真中央上)
・新じゃがコロッケ(写真中央下)
・きのこのホットサラダ
・リードヴォ トマトクリーム煮込み

……あと何食べたっけ? 意外と会計安かったなーと思ったんですけど、こんなくらいしか食べてなかったのかな、、、

 「いろいろ盛り」って、つまりその日に冷蔵庫で余ってるやつでしょー? と思いつつ期待しないで頼みましたが、5〜6種類のものがちょこちょこ結構入ってて、1人前を3人で分けたのにおつまみとしては量があったのかも。

 もちろん最後は

・トマトラーメン(最初の写真)


 そのかたわらで何を飲んでたかというと自分はお酒ではなくジュースですが、それでもおいしかったです。

・ゆずみつソーダ
・ブラックベリージュース

同席者は「柿酒」なんてのを頼んでて、面白そうだったのでちょびっとだけなめさせてもらいました……干し柿っぽい面白いお酒でしたよー。


 お店の紹介なのか、3人で食事(というか飲み)に行った話なのか分かんなくなっちゃいましたが、3時間くらい、楽しく過ごしました。
author by よんなん
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