NHK科学文化部の果たすべき役割

 「全体から部分へ」

 物事を口頭で説明する際の基本中の基本です。アナウンス教室で真っ先に習います。

 NHKの科学文化部は、今回の原発事故の解説でこの原則を全然守れませんでしたね。


 「ベント」という言葉が出てきたとき、山崎記者はフラスコのような「格納容器」のイラストだけを描いたパネルで説明しました。

 そのあと、建屋が水素爆発で吹っ飛びました。

 東大かどこかの学者が、もうちょっと詳しいイラストのパネルを持ってきました。

 それから、燃料棒の損傷だとか溶融だとか、次から次へと「新しいこと」が起こって、解説が後手後手に回って、すっかり市中の人を不安に陥れてしまいました。


 いまさらではありますが、NHKという音声と映像で伝えるメディアに従事するのであれば、最初に解説すべきは「5つの壁」だったと思います。

 原子力発電所は放射性物質の漏洩を防ぐために5重の防護をしていることを、今回google先生に聞いて初めて知りました。

1.燃料ペレット
2.燃料被覆管(燃料棒)
3.原子炉圧力容器
4.原子炉格納容器
5.原子炉建屋

 全体像を知ってはじめて、「なぜ圧力容器や格納容器を守るためにベントをするのか」「爆発したのに官房長官が平然としているのはどういうことか」あるいは「こうなると本当に危ない状況だ」「安定するまで長い時間がかかりそうだ」ということを「より正確に」理解できるというものです。


 昨今、枝野官房長官の次に寝ていないのは、NHK科学文化部の山崎淑行記者だとかどうとか……本当かは分かりませんが。

 NHK科学文化部は自他ともに認める「オタク集団」だそうで(NHK科学文化部onTwitter)、出世欲がないのは結構ですけれども、もしも「使えない人たちの集まり」だとしたら困ったものです。(←他人のこと言えた口か)

 ちなみに山崎記者っててっきり理系かと思ったら、経済学部出身なんですね。(参照

 大学受験で「文転」する人もいるので、学部の4年間が文系だったからといって科学に関心がない人かどうかは決めつけられませんが。


 どちらにせよ、新聞社の科学部も含め日本の科学ジャーナリズムは本当に未熟です。
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ごはん日記 2011/4/12

IMGP2641.jpg きょうの朝ごはん
・焼きそば
・みそ汁
・野菜ジュース

 焼きそばのときは、野菜が焼きそばに入っているのでサラダなし。



IMGP2643.jpg きょうの昼ごはん
・天ぷら盛り合わせ
 ・春菊
 ・わかさぎ
 ・ニンジン
 ・アスパラガス
・麦ごはん
・みそ汁

 昼ごはんどうするかなー、と12時になってから考え始め、そうだ天ぷらやろう、と衣を準備したり、冷凍庫のワカサギを流水解凍しているうちに、冷蔵庫でしなびかけている野菜を全部揚げてしまおう、と片っ端から揚げたら写真のような結果に。

 まぁ、一度で食べ切る必要はないんですが。

 あと、衣を作る段階で手抜きをして小麦粉をふるわずに先にドバーと入れてそこへ卵と水を加えてかき混ぜたら、見事にダマになってかき混ぜ続けているうちにゴワゴワの衣になってしまった。

 揚げたてはまだいいんだけど。

 ちなみに、12時になって献立を考え始めて、作り終えて食べ始めたのは13時。……食べ終えて片づけをして一息ついたら14時になってました。。。


 きょうの夕ごはん
・天ぷら
 ・春菊
 ・アスパラガス
・麦ごはん
・みそ汁

 昼の残り。

 わかさぎの天ぷらは、夕ごはんの前に適当につまんでいたら食べきってしまった。

 ニンジン天は、ごはんと一緒に食べるよりソバに入れたほうがおいしいのでシール容器に入れて保存。
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