嫌な夢を見て目を覚ましました。
……こんな会社(いまの勤務先)イヤだと思ってしまいました。。。
夢の中で、嬉々として働く同期社員を見て、なんでこんなふうにしていられるんだろう、と。
(相変わらず、自分は同期の中で仲間はずれ…今ふうに言えば「浮いていました」けどね☆)
夢から覚めて現実に戻ると、手元に1枚の紙があります。
「事前通知書
高橋秀暢
△△事務所勤務を命ずる(11月16日付)
上記の通り発令するから通知する 11月5日 ○○支社長」
去年、まさにこの紙切れ1枚を10日前にいきなり渡されて、サラリーマンである私は(ようやく)住み慣れた高崎の地を離れ(させられ)て東京は新宿の職場へやってきたのです。
幸い、前職場の上司が良心的な方で、この「紙」が上司の元へ届いた時点で電話で一報を入れてくれましたが……ショックでした。
組合員資格のある社員は、目安として7日前、支社をまたぐ異動(≒要引越)なら10日前に知らされますが、管理職はもっと会社にやられ放題で、前日なんていう例もあるようです。
(というか、管理職は「会社」と一体的な立場ですから、会社のやりたい放題が当然です)
確かに、就業規則にも
会社は、社員に転勤(中略)を命ずる場合、事前に文書をもって通知する。
としか書いてなくて、「事前」であれば要は1分、1秒前に「君、さいはての職場へ転勤だから。おめでとう(肩をポンポン)」でもよいわけです。
おそらく就業規則とは別に労働協約もあるのでしょうが、所属労働組合は内容を積極的に一般組合員へ知らせないので、どう書いてあるかは知りません。
私がお世話になった次長も、3日前に突然告げられて10/1付けで「ご栄転」になりました。……デスクワーク職場の場合、上司がいきなり変わるなんて部下もびっくりですよ。
おまけに、いわゆる事前の「ささやき」もないんです。……人によってはあるようですが、口外はNGです(これは分かります)。
独身ならまだしも、家族、ましてや子供がいれば、
「ごめんね、パパは明日からおうちにいられないんだ、あと夏休みには転校になるから今のうちにお友達とお別れの準備をしておこうね」
とやらなくてはならない日が来ます。
……というか、前日に通知された管理職は、後片付けやら引継ぎで、とても子が起きている時間に家になんか帰れないでしょう。たぶん。
たいてい、家族とともに赴任する場合、社員だけがとりあえず赴任して子供の学期が終わるのを待って引越し、というケースが多いようです。
私も先日、新居を購入して一国一城の主となりましたが、ン百万もかけてリフォームしたばかりの新居から通勤できないところへいつ異動になるか、考えるだけでビクビクしています。
本当は、去年の11月に異動したばかりなので、いまがチャンス! と思ったんですけど、心を病んで休む結果となったので、おそらくは復帰してリハビリ的な期間が終われば違う職場へ移ることになるんじゃないでしょうか。(推測)
新居は、住めなくなれば大家さんとして賃貸に出すつもりですが、上述の通り、逆に、いつ戻ってくるかも分かりません。
これでは定期借家の期間を設定しようがありませんし、普通借家では6ヶ月前に店子に通知する必要があるので「戻ってきても自分の家に住めない」という事態になります。
……定期借家の期間をうんと短くして更新を繰り返す、という方法しか残りませんが、そんな家、誰が借りるんですか。
ウィークリー・マンスリーマンションのような需要もあるでしょうが、やっぱり自分の城ですから、いい店子さんに、気分よく大切に長く住んでほしいものです。
それがイヤなら、(通勤の都合上)住めもしない家をローンを支払いながら放ったらかしにするしかありません。(そういう方も珍しくないようです)
こんな会社イヤだ、やっぱり引越を伴う転勤のない会社に入っておくんだった、なんて、夢を見ながら思いました。
社外の友人知人に聞くと、正式な通知はともかく、事前の「ささやき」は少なくとも1〜3か月前にはあるらしいんですよ。これなら「心の準備」はとりあえずできますよね。
……労働組合の活動家になって会社に改善案を堂々と突きつける、という選択肢もありますが、、、いまの組合も組合で、労働環境の向上というよりは違う活動のほうに重心があります(としか思えません)から、そういうのに加担するのは私の本意ではありませんし、そちら方面の積極的な活動家だなんてゴメンこうむりたいです。