居酒屋とファミレスの客単価と人件費

 きのう、御徒町駅近くのガード下にあるジョナサンというファミリーレストランで、17時半ごろから22時半ごろまで、延々5時間にわたってだべっていました。

 夕飯も兼ねて食事とサラダセット(含むドリンクバー)で、私の会計は1448円。
(割り勘ではなく、別々で会計できるのも都合がよいです)

 居酒屋なんぞへ行こうものなら、3〜5000円はかかっていたに違いありません。

 ……ふと、こんなのでファミレスってのはやっていけるのかな、と心配したりするのです。


 今回は、同席していた人が、はかま姿の制服で知られる某ファミレスでアルバイト経験がある人だったので、そのあたりを聞いてみました。

 すると、この程度の客の入りなら厨房も含めて2〜3人のスタッフで回せるとのこと。

 確かに、今回は5時間もいたわりには、最初に食事を注文しただけで、あとはセルフサービスでドリンクバーへ自分から足を運んでいました。

 これが居酒屋なら、食べ物がなくなれば注文して、飲み物がなくなれば注文するわけです。…注文を受けて料理を運ぶスタッフも必要なら、厨房にも注文のたびに料理を作る人員を配置する必要があります。

 それを考えれば、客単価がファストフードに比べればはるかに高い1000円台半ばで、ソフトドリンクさえ揃えておけば客が勝手に“働いて”くれるわけですから、充分ペイできるんでしょう。

 かといって、居酒屋が“酒類のドリンクバー”を始めようものなら、酔っ払いがあっという間に散らかしたり、子どもが勝手に飲んでしまうに違いありません。
(セルフサービス方式のビアガーデンへ行っても、酒のコーナーだけは有人ですし)


 …と思えば、ドリンクバーで5時間ほど居座っても、後ろめたさを感じる必要はちっとも無いわけですね。(笑)

 ジョナサンのドリンクバーは、サイゼリヤとかジョイフルに比べてだいぶ充実していましたし、また使おうかなぁ、なんて。
author by よんなん
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