特濃ミルクではなくて

IMGP3624.jpg 先日、牛乳をきらしました。

 いつもは、フレッセイでPBの低温殺菌牛乳(1リットル178円)を買うんですけど、フレッセイまで行くのはどうも…と、近所のベルクで売っているもので済ませることにしました。

 ベルクで扱っている低温殺菌牛乳は、タカナシので1リットル208円。

 どちらにしろ、千葉県から来た身には、群馬の物価の安さを実感するのですけど、30円差のものに手を出すのは屈辱感をおぼえます。

 というか、フレッセイのPB牛乳は、群馬県産なんですよね。
 タカナシの低温殺菌牛乳は岩手県の製品です。

 「フードマイレージ」とか「地産地消」とかいう言葉が頭をよぎるわけです。

 じゃぁ、輸入の冷凍食品を、加工済みで楽だからと買っているのはどういうことだ、という気もしますが。

 まぁ、そういうわけで、違うのを買おうと思って、1リットル155円の牛乳だったらコンビニのセーブオンでも群馬県産のを売ってるし、たまには趣向を変えて…と手にとったのが写真の「明治贅沢しぼりミルク」。

 248円でした。たまにはいいかな、と。
 上で「30円差で屈辱を覚える」とか書いておいて、いいかげんなものです。

 おまけに、上で地産地消とか書いておきながら、これは北海道産ですし。

 で、「成分調整牛乳」なんて初めて見ました。
 こういうのって、たいてい「加工乳」ですよね。

 特濃ミルクと何が違うのかな…と表示を見ると、1.4リットルの牛乳から水分を飛ばして濃くしてあるのだとか。

 隣に並んでいる特濃ミルク(加工乳)は、原材料を見るとクリームやらなにやら足してあります。

 寮に帰って早速飲んでみると、味が濃いわりには今まで飲んだ特濃ミルクのようなくどさがなくて、おいしいです。

 表示を見ると「乳脂肪分 3.0%」とあります。
 手元にある低温殺菌牛乳の表示は「乳脂肪分 3.6%以上」ですし、実は濃いといっても、既存の特濃ミルク(乳脂肪分4.2%とかそんなの)の濃さとはまた違うようです。

 毎回これを買って飲もうとは思いませんが、たまにはいいかもしれません。

 ところで商品名が「〜ミルク」になってますけど、これは原料が生乳100%ですから「牛乳」を名乗ってもよいはずなのに、なぜインチキ品と同じ「ミルク」にしたんですかね。
author by よんなん
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