まるでタイムカプセル

 小学校の入学以来ずっと使っていた机を捨てることにしました。

 引出しの中を整理していると、いろんなものが出るわ出るわ。


・ボステッカー
 (高校2年の頃に雑誌の付録についてきた、缶コーヒー柄のシール)

・感熱紙ではない頃のローソンのレシート

・中学生の頃の成績表
 (通知表ではなく、コンピュータで出力された点数と学年での順位の表)

・小学6年生のときの電話連絡網

……最後のものなど、15年以上も机の中で眠っていたことになります。


 全部捨てましたけれども。


 そんな折、「大学に入ってやってみようと思うこと」などと題した紙切れが出てきました。

 たぶん、大学受験浪人中に書いて貼ってあったんでしょう。
 捨てる前にここに写して残しておくことにします。


> ・水泳かバドミントンを本格的に。
> ・ピアノ?
> ・もちろんお勉強も。
> ・鉄道研究+放送(広告)研究
> ・もっと世界を見る(特に欧州)
> ・とにかく人間形成


 なるほどー、こんなことを考えていたのかぁ、と思います。


 今になって振り返ってみると、まぁ鉄道と放送は言わずもがなでしょう。
 ヨーロッパも、在学中2回行きましたから、「もっと」と言えるレベルかはともかく、見るには見ました。

 それと、水泳は本格的と言えるかは分かりませんが体育の授業で履修しましたし、いちおう卒業論文や修士論文らしきもの(よくあんなので学位がもらえたと思う程度のもの)は書きました。

 人間形成が本当にできたかはさておくとしても、その辺の理工生に比べれば、早稲田祭やらキャンパスツアーガイドやら神宮やら早大生ならではの人づき合いをそれなりにしていたはずです。


 かなり拡大的に解釈をすれば、ピアノ以外はすべて手をつけて大学を出たことになるんでしょうか。

 卒業当時はなんだか不完全燃焼気味に大学を出た気分でしたが、「高橋さんはじゅうぶん大学生活を満喫してたと思います」といろんな人に言われたのがようやく分かったような気がしてきました。
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ドコモPHS終焉へ

 NTTドコモがPHSサービスの終了を発表しました。

 すでに1月末にリリースされていたようですが、久々に浦安へ帰ったらNTTドコモから案内が届いていて気づきました。


 「2007年度第3四半期末」ということは、2007年末、ということなのでしょう。あと2年弱です。

 ドコモの電波が止まる以上、ウィルコムに乗り換えるほかに選択肢はありません。

 前から気にしていた電話番号は、PHSは番号ポータビリティの対象外ですし、ドコモ自身はFOMAへの切り替えを案内していますから、アステル沖縄→ウィルコムのときのような同番移行はないでしょう。

 ウィルコムにするにしろ、PHSをあきらめてケータイの軍門に下るにしろ、電話番号が変わることは避けようがなさそうです。
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高崎市新町

 「各地の名産品を持ち寄ること」

 去年の勤務先での1か月研修で一緒だった4人で集まった今日、こういう告知がなされました。


  普段、群馬土産なら焼きまんじゅうなんですけど、トースターなど、焼くものがないと食べられません。
 それじゃぁ、ハラダのガトーラスクかなぁ、と思い立ちます。

 実際には、当日の朝、高崎駅の土産物屋へ行ったら扱っておらず、別のものを買っていったのですけれど。


 帰宅してから、どこで売っているのか公式サイトを調べてみると、本社の所在地が「高崎市新町」とあります。

 なぁんだ、「新町」(あらまち)なら高崎駅の西口を出てすぐじゃないか……と思いつつ、おや? と思いました。


 いわゆる「平成の大合併」で、高崎市は1月23日に「多野郡新町(しんまち)」(=高崎線の新町駅があるところ)を合併しているのです。

 もとからある「新町」(あらまち)と、合併した「新町」(しんまち)って、どう区別しているのだろう、と。


 すると、同じ「高崎市新町」という表記でも、1月23日からは、旧多野郡新町のほうを指すのだと知ってびっくり。(参考←高崎市新町支所公式サイト)

 口でしゃべったり耳で聞くぶんには従来どおり「あらまち」「しんまち」なので、今まで気づきませんでした。

 もとの「高崎市新町」は「高崎市あら町」に変わったのだそうで。


 ということは、ハラダの本社は、高崎駅ではなく新町駅のほうということになります。

 ちなみに、高崎駅近辺では、高崎スズランの地下で扱っているそうです。
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高崎駅のマクドナルド

IMGP0267.jpg 高崎駅のリニューアル工事がようやく完成しました。

 で、新しくマクドナルドが入りました。
(まだマクドナルドの公式サイトには反映されていないようです)

 東口側にあるので、通勤の途上にあります。

 いままで、通勤のルート上に飲食店が少ないと嘆いていたので、大変ありがたいです。


 しかも、朝6時から営業しているんですね。
 これは大変都合がよいです。


 さらに極めつけは、PC用のコンセントを備えた席があること。

 以前、行田のモスバーガーでコンセントを使えないようにしてあるのを嘆きました(参考)が、これならバッテリーを気にせずPCが使えます。


 まぁ、他の座席に比べて背もたれが低かったりして座りにくいようにしてあるのは仕方がないですね。

 もしこれにH"だとか無線LANが使える環境が加われば、ちょっとした書斎代わりです。

 さっそく、今日の帰り、PCを持ち込んで昼食を兼ねて1時間半ほど過ごしました。


 寮にいるとついだらだらしてしまうので、こういう場所が近所にできたのはとても嬉しいです。

……ただ、本当は、マクドナルドなんかよりもモスバーガーのほうが好きなんですけれども。。
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古いクレジットカードを捨てるには?

 有効期限をむかえるクレジットカードの新しいのが届きました。

 カードそのものはカード会社のものですが、会員規約を読むと、古いカードは利用者の責任で裁断して廃棄すること、と書いてあります。


 数年前であれば、磁気部分にさえハサミを入れてしまえばまず安心でしたが、このご時世、カード番号と有効期限さえ分かればネットショッピングができてしまいます。

 ゴミ袋から裁断したカードを持っていかれてはおしまいです。


 とりあえず、有効期限が切れる月末までは古いのも手元に置いておくのが賢明なのでしょうが、過ぎたからといってカード番号そのものは新しいのも同じですし、新しい有効期限も、古いのを見れば容易に推測できそうです。


 プラスチックのカード類も裁断できるシュレッダーが市販されているようですけど、気軽に手に入る価格ではありません。

 ハサミを入れるにしてもプラスチックを切るわけですから限界がありますし、やる気になればパズルのように組み合わせて復元することも可能です。


 まぁ、ゴールドカードではありませんし、悪い人が根気強く復元したところでうまみは少ないでしょうから、あまり心配することではないのかもしれませんけれど。

 ……他の人はどうやっているのでしょうか。
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鍋がやれる環境

 ちょうど1か月前のきょう、めがねさん宅で鍋をやりました。
めがねさんの記事私の記事

 そしてきょうは、柏に住んでいる勤務先の同期のマンションに5人が集まって鍋会。


 前回の西川口のとき、私の寮は開催が難しい環境でつまんない……と書きましたが、柏に住んでいる彼女はまさしく「友達が呼びたくて、社外のを借りた」と言います。

 彼女の職場は水戸ですから、新前橋に職場がある私の立場に置き換えれば浦和あたりに借りて住むようなものでしょうか。

 柏なら、学生時代の友達も遊びに来てくれるようです。


 家賃を聞いてみると、西川口のめがねさん宅とあまり変わらない値段。

 まぁ、西川口と柏の違いはあるにせよ、めがねさん宅より格段に広いですし、キッチンにはカウンターもあったりして、それに快速や特急が停まる駅から歩いて5分ほどでなおかつ新築だそうですから、物件選びが上手だなぁ、すごいなぁと感心してしまうのでした。

 一人暮らしなのにカウンターつきキッチンなんて、まさしく人を呼ぶための部屋です。


 さて、私が同じような暮らしをしようとすれば、光熱費なども考慮して毎月35000円ほどの支出増になります。

 彼女は月々35000円で「友達が呼べる環境」を買い、私はその35000円から東京への新幹線代を捻出することを選んだわけです。
(カテゴリの住環境を考えるを参照)

 何だかんだ言って実際には、新幹線代2400円をその都度目の前にすると在来線に足が向いてしまい、それでいて高崎線で2時間も電車に乗るのは面倒……などと考えてしまうので、長期的には月々35000円のほうが得るものは大きいと思いますけれど。

 それに、同じ勤務先の社員寮でも、女性向けは新築がほとんどで私のいる築40年のに比べて家賃がもともと高めです。なので彼女が実際に上乗せしている額はもっと小さいのでしょう。


 あ、そうそう、今回も、鍋は底の深いホットプレート。

 やっぱり私もひとつ買おうかなぁ、と思い始めました。
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ドトール? 何それ?

 「ねぇ、ドトールって知ってる?」
 「何それ?」

 高崎駅にできたマクドナルドで、隣にいた女の子2人組の会話です。

 「スターバックスとかタリーズよりも安いコーヒー屋で、埼玉とか東京に行くといっぱいあるんだって」
 「こないだ『ドトール行こうよ』って言われて何のことか分かんなかった」

と、“ドトール経験者”らしき人が説明しています。


 そういえば、高崎でドトールって見たことないな、と、群馬に来てそろそろ2年になるというのに初めて気づきました。

 高崎では、スターバックスやタリーズのほうが知名度が上なんですね。

 スターバックスは駅ビルにありますし、タリーズは駅西口から程近いところにあります。


 あとでドトールの公式サイトを見ると、「ドトール」という名前で営業している店舗が高崎にはないのでした。(高崎近辺では、前橋にひとつガソリンスタンド併設店舗があるだけ)


 全国区の店で群馬にないといえば、ダイエーもそうです。
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社民党本部

 労働組合の集会に動員されて「三宅坂ホール」へ行きました。

 行ったことがない場所だったので分会役員の人たちについていくと、地下鉄有楽町線を永田町で降りて国会図書館の敷地を通り抜けて……見えてきたのは「社会文化会館」という名の社民党本部。


 社民党を支持しているのは、社内の別の労働組合じゃなかったか……という気はしましたが、社民党もすっかり勢力が小さくなって、建物を貸す相手になりふり構ってはいられないのでしょうか。
(来賓には社会党を出て行った民主党元職国会議員もいましたし)


 玄関を入ると、浅沼稲次郎の銅像。

 エレベーターを待っていて、やってきたエレベーターから降りてきたのは福島瑞穂。


 テレビで見る人が「どうも〜」などと言いながら目の前を通ったので、「うわー、すげー」と大人気なく喜んでいたら、いっしょにいた人に「いまの人、誰です?」なんて訊かれてしまいましたけれども。


 さて、このホール(688人収容)の借り賃は、この時間帯で26万2500円。

 近辺の同様な施設と比べて高いのか安いのかよく分かりませんが、たとえば30人のグループの楽団とか劇団があったとして、一人1万円ずつ出せば平日の午後から夜にかけて借りられちゃうんですね。
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温泉センター諏訪の湯

IMGP0250.jpg クルマに乗って、水上まで日帰りでスキーへ行きました。

 さて帰り、水上まで来たのだから温泉に入って帰ろう……と思い立ちます。
 時間はすでに19時半。水上に林立する温泉ホテルの日帰り入浴はとっくに終わっているに違いありません。

 確か道の駅に日帰り入浴施設が……と行ってみたものの、はずれ。
(あとで調べると、温泉街の中に町営の施設があることが判明)


 公共の日帰り施設が数多くある渋川付近まで南下したのでは、21時を過ぎてしまいます。(たいていの施設は21時で閉まります)

 さてどうしようか……と、道路地図を見ると、県道61号線が上越線とすれ違うあたりに「諏訪の湯」という温泉記号が目に入ります。

 一軒宿なのか、日帰り施設なのかよく分かりませんが、とにかく行ってみます。


 県道から公営住宅へそれる道があって、そこからさらに分かれる道を入ってようやくたどり着きました。

 玄関のガラス戸には「温泉センター 諏訪の湯」の文字。(写真)


 「温泉センター」から連想する公営の大規模日帰り入浴施設とはかけ離れた、よく言えば「こじんまりとした」、悪く言えば「みすぼらしい」建物です。

 入浴料は大人300円。
 座敷でゴロゴロするなら、500円(入浴料込み)。

 雰囲気は、北海道の歌登にある健康回復村の向かい側にある「朝倉温泉」を思い起こさせます。
(↑分かりにくい例)

 さっそく風呂場に行くと、大人が5人も入れば窮屈なほどの浴槽。
 …でも「かけ流し」なんだそうで、確かに、流れてくる湯のぶんだけあふれていきます。

 「石けんは分離するのでおいてありません」の貼り紙どおり、石けんは満足に泡が立ちません。

 湯はぬるめで、長く入っていることができます。


 湯上りに、壁に貼られている新聞や雑誌に掲載されている記事を見ると、ボーリング業を営む一家が数十年がかりで掘り当てた温泉なんだとか。

 公営の大規模な施設もよいのですけれど、こういうこじんまりとした個人営業のところもいいなぁ、と、場所の分かりにくさも手伝って、何やら穴場を見つけたような気分になったのでした。

 営業は9時〜20時半、金曜定休。
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東武の無人駅

IMGP0230.jpg 東京近郊にある「大手私鉄」の駅は、全部駅員がいる駅だと思っていました。
(早朝深夜は別として)

 が、東武には無人駅があったんですね。
 さっそく、行ってみることにしました。

 今回訪れたのは、東武日光線で新栃木の次にある合戦場駅。


 Wikipediaを見れば、新栃木を過ぎると急激に駅の利用者が減ることが分かります。

 新栃木まではどんなに少なくても1日2000人は利用者がいるのに、合戦場駅は271人(2004年度)。

 さらにその先は1日100人程度の駅も見受けられます。
 確かに駅員さんを常駐させても割に合わないレベルなんでしょう。


 さて今回は、となりの新栃木駅から歩いて合戦場駅に到達。

 ほどなく、下り電車が到着します。
 電車は2両編成ですが、ワンマンではなく車掌が乗っています。
……しかし、駅の出口は前にもあり、特に車掌さんがキップをチェックしている様子はありません。

 自動改札が置いてあるわけでもなく、パスネットで乗ってきちゃった人は「証明書」を取って、後日精算するように案内が書いてあります。


 関西では、JR西日本が「スルッとKANSAI」への参加を希望したときに、無人駅すべてに自動改札を置く、という条件がスルッとKANSAI側から提示されて断念したという話を聞きますが、関東はそうでもないんですね。

(関西でも、後に近鉄が加盟するときは条件にしなかったそうです)


 キップは駅前の商店で売っているほか、「証明書」を持って電車に乗り、車内や目的地の有人駅で支払うこともできるようです。

 ひとまず証明書を持って、やってきた上り電車に乗ります。
 上り電車では出口が後ろにしかないものの、このときは降りるお客がおらず、キップをチェックしているかどうかは分かりませんでした。

 発車してからも車掌さんが車内へキップを売りには来ませんでしたが、次の新栃木駅から先はすべての駅に駅員がいるのですから、それでいいのでしょう。


 新栃木で電車を乗り換えて栃木駅で降りるとき、改札口で証明書を見せずに「合戦場駅から」と申し出ると、「160円です」とだけ言われてパスネットを処理されました。
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