そのほか気になる鉄道諸設備

DSC01193.jpg 普段乗らないような新幹線や関西の電車に乗ったので、鉄道マニアの視点で気になったものを……。

 まず1枚目の写真は新大阪駅で。在来線の中継信号機と同じ形状の信号機が置いてありました。

 新幹線は運転席に信号機がありますから、在来線のように「カーブや駅ホーム屋根の先の信号機が手前から見えないので中継信号機を建てる」という発想はないはずです。

 ただし、駅構内の入換運転のための信号機には在来線の入換標識と同形状の地上信号機があるので、その中継、ということでしょうか。……と思ったら、Wikipediaの「日本の鉄道信号」にその旨の記述がありました。

 在来線では入換信号機の中継信号機の例は聞いたことがない(京浜急行の品川駅で係員が入換信号機を中継している例はある)ので、興味深いものです。


DSC01212.jpg 2枚目の写真は大阪環状線の天王寺駅で。

 赤白のシマシマで囲われた表示灯はおそらく特殊信号(→非常の場合の停止信号)でしょう。

 同じJRでも、東日本の駅ホームに設置されている特殊信号発光機は上下2灯なので対照的です。

 1灯しかないのは大阪のケチケチ文化かしら? と要らんことを推測してみたり。

 やはりWikipedia「日本の鉄道信号」の項目で「発光信号」を見ると、「赤色灯の明滅により停止信号を現示するもの」としか定義されていないようです。

 たしかに実際の形状は、ほかにも5角形に並んだ5灯の赤色灯がクルクル点滅するものとか、トウモロコシのような縦長のものがパカパカ光ったりとか、バリエーション豊富です。


 もう一つ、その右にある長方形の電光表示器は、たぶんJR東日本の駅でときどき「抑止」とか「延発」とかの文字がピカピカ光ってるアレのJR西日本版でしょうか。(推測)

 仮にそうだとすれば、ダイヤが乱れないと使われている様子を見ることができないので、ときどき関西へ行く程度ではお目にかかることはないでしょう。たぶん。
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どうしたJR九州応援団

DSC01204.jpg 個人的にすっかり魅了されているJR九州の応援団ですが、今年は様子が違いました。

 まずこのチアリーダーがブログを更新してません。(配布された「選手名鑑」に応援団として名前は載ってたので応援席には来てたのかもしれないけど)

 そのほか……
・オウエン隊という妙な踊り(よさこい?)チームが出現
・応援曲から(コールとは別の)歌詞が消えた
・東京大学応援部が来てない

 東大応援部がいないのはしょうがないです。今年の都市対抗は東京開催じゃないですから。

 オウエン隊の演舞は、攻撃中に試合の流れと関係なく延々とやってたので引いてしまいました(しかも演舞中にどんどん凡退してたし……)。守備中のパフォーマンスだったら楽しく見られたと思うんですけど、、、

 そして、応援曲から歌詞が消えたのはマニアにとって痛いです。

 JR九州の応援席は観客がコール、応援団がマイクで別の歌詞を歌う、という独特のスタイルで、応援マニアとしては歌詞のほうを覚えてしまう楽しみがあったんですけれども。

<例>スパカリ (○○はバッターの名前)
(応援団)JR九州 ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)ヒーロー○○ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)天下無敵だ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)今こそ一本 北九州
(観客)・・・・・・・・

We are No.1! 北九! わっしょい!
We are No.1! 北九! わっしょい!

#今年は応援団がマイクで歌う部分がなくなった

 東大がJR九州から“逆輸入”したスパカリの「いまこそ一本ぶちかませ」というコールの元は、JR九州での「いまこそ一本JR(都市対抗だと「北九州」)」という歌詞のほうだったので、寂しい限りです。


 あと、例年新幹線のバルーンに合わせてウエーブをやるのが、今年は「祝!九州」の曲と新幹線バルーンに合わせてやる、というあのCMになぞらえたもので、あの大震災後にCMを見て目から汗を流した東日本住民としては歓喜モノでしたが、応援席の盛り上がりはいまひとつ。。。

 オウエン隊といい、今年のJR九州応援団はすべってばっかりでした。

 試合も、3-1で5年ぶりに出場してきたJR東海にあっさり負けてしまいました。……去年は都市対抗も日本選手権も決勝まで残って準優勝したのに、、、


 なぜか先発投手は米藤ではなく、沖データコンピュータ学院から補強の一岡が先発3回2失点で負け投手になってましたし。。。

#なんとこの一岡が2日後のドラフト会議で巨人から3位指名されたのにはびっくりしましたよ


 かつて毎年初戦で負け続けていた頃は、毎年一試合しかなかったからかグッズも結構よいものをくれた(つばめ号の扇子をくれた年もあった)んですが、今年はスティックバルーンだけ。。。

#去年どうだったっけ……と昨年のブログを読み返してみても、決勝まで毎試合行ったのにグッズについては何も書き残しておらず、家にもグッズが残ってないのでやっぱりバルーンだけだったのでしょうか。


 それにしてもオウエン隊ってなんだったんだよ、、、と思ってましたが、試合後、コスチュームに「櫻燕隊」と書いてあるのが目に入り、あー、九州新幹線「さくら号」と「つばめ号」に由来するのか、とようやく納得。

 試合後、あすの「出勤」にそなえて大阪駅から夜行バスで帰途につきました。
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1枚あたりの値段より安いバラ売り回数券

DSC01662.jpg 今回使った「新幹線回数券20」は上野のチケットショップで1枚12950円でバラ売りされていました。

 1枚あたり13240円の回数券をそれ以下で売ってチケットショップに利ざやが残る、しかも商品を安定的に調達できている、というのは不思議なものです。(個人から一枚一枚買い取っているだけでは絶対ムリ)

 券面記載の発行箇所はJR東日本の東京提携販売センター。法人向けの営業窓口です。

 かつて鉄道マニアの間では、きっぷを発売した正規の代理店へJRから支払われる手数料率(5%が標準と推定されている)が発売実績に応じて上下するため市中の旅行代理店とチケットショップがグルになっている、とまことしやかに言われていたものですが、JRどうしでもやるものなんでしょうかねぇ。。

 それに、JR東海は大口利用者を「エクスプレス予約」へ移行させて新幹線回数券を廃止したがっている(はずな)ので、いまどき回数券をたくさん売ったからといって手数料率を上げるようなインセンティブはやらないと思うのです。(推測)


 個人的には、市中の事業主が「換金しやすい金券」としてJR法人窓口から一旦購入して領収証を得たのち一定数をチケットショップへ流して95%程度で再度現金化しているのかな(←それで税務当局へ所得を低く申告すればもちろん脱税)、という気がします。(あくまで推測)


 ……まぁ、ウラに何があるかは知ったこっちゃありませんが大昔のように偽物さえつかまされなければ、東海道新幹線なんてめったに乗らない自分には、年会費が1050円かかるエクスプレス予約よりはありがたいものです。

#しかも、後で調べたらエクスプレス予約でも東京(都区内)〜新大阪(市内)は13200円で、なおチケットショップの回数券のほうが安かった……。
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Welcome to the Shinkansen.

DSC01190.jpg 今年の都市対抗野球は京セラドームで開催です。

 都市対抗野球シーズンといえば、私にとっては「有給休暇消化大キャンペーン」なのですが、現在通っている通所リワークは「遊びに行く」などという理由では休めません。……ただし、まだ体験期間中なので毎日12時に終わります。

 個人的に特に応援しているチームのうち、JR東日本東北の初戦はきのうの14時からで、残念ながら12時まで上野にいたのでは間に合いませんでしたが、幸い、きょうのJR九州の初戦は18時からなので、午前中のリワークが終わって新幹線に飛び乗れば間に合います。


 東海道新幹線はなるべく「こだま号」に「ぷらっとこだま」で乗ることにしています。東京12:56発の「こだま657」は新大阪着16:53で試合には間に合いそうなものの、今回は早く京セラドームの入場列につきたいので「のぞみ号」にします。……のぞみ号はどのくらい久しぶりかというと、4年前に「500系のぞみ」に乗って以来です。

DSC01191.jpg もちろん「ぷらっとこだま」を使うときはグリーン車なので(普通車+1000〜1500円で乗れる)、東海道新幹線の普通車も4年ぶりです。

 新幹線回数券(きのう上野のチケットショップで買っておいた)で上野駅から電車に乗り、東京駅では「みどりの窓口」に列ができているのを横目に自動指定席券売機に回数券を入れて直近の「のぞみ」指定席をサクッと押さえ、パッと飛び乗れば気分はデキるビジネスマン。(気分だけ)

 もちろんN700系は初めてです。……群馬在勤のころ東京との往復で上越新幹線にはよく乗りましたが、車内の雰囲気は全然違ってまるで飛行機のようです。

 しかも、シートピッチは明らかにこちらが広いです。お弁当を広げたら、前の座席の背面から出てくるテーブルが遠くて食べづらいので気づきました。


 それと、いつの間にか新大阪までの車内で無線LANが使えるようになってたんですね。

 ただ、無料じゃなくてNTTコムの「ホットスポット」じゃなぁ、、と思ってましたが、あとで調べたら我が家のプロバイダ「ぷらら」のオプションとして月額315円足せば「ホットスポット」の「エクスプレスエリア」(=東海道新幹線の駅・車内)と「スタンダードエリア」が使えるのだそうで。。。

 300円+消費税だったら一考の余地はありそうです。
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