隅田川花火大会

IMGP1159.jpg かつての新生早稲田祭スタッフの人たちと隅田川の花火大会を見に行きました。

 17時に本所吾妻橋駅前集合で、わたしは高崎線で上野に着いてから都バス(上23系統・平井駅行き)で行きました。
 吾妻橋の手前までは都バスの臨時便が次々と出ており、浴衣姿の私が違うバス乗り場に並んでいたので都バス職員の方が声をかけてくださったものの、橋を渡って向こう側へ行くバスはこれしかないのです。
(18時半からは交通規制でこの路線も臨時便と同じ浅草寿町止まりですが)

 花火大会直前だからバスは時間がかかるかなと思っていたら、通常どおりの所要時間で走ってしまい、30分も早く集合場所に着いてしまいます。

 バスの車窓から見えた浅草界隈は、勤務先と競合している他社のロゴマークが入ったうちわを片手にした人が大勢いて、ああいうのいいよなぁ、と思ったり。

 対抗してというわけではないものの、持参していた勤務先のロゴが入った大きなうちわを、バスを降りてから背中にさします。……勤務先の会社は浅草周辺では営業していないのであんまり意味がないかもしれませんけれど。


 17時に4人ほど集まって、一昨年見に来たときに陣取った場所へ移動。
 18時の交通規制開始と同時に道路上にビニールシートを敷いて打ち上げ開始を待ちます。

 近くにあったファミリーマートがSHOP99に変わっていたり、となりにいた大家族(というか、一族郎党)は今年もちゃぶ台やら座布団やらフル装備。


 SHOP99へ買い出しに行った2人によれば、SHOP99はあまりの混雑に入場規制をしていたんだとか。
(いったん入れた客が全員出てから、次を入れる、という具合)

 こういう場所ではお酒も高かろう、と、群馬でモルツ500ml缶250円のものなど8本調達して持って来ていましたが、本所吾妻橋駅前のam/pm店頭や近くの酒屋でスーパードライ500ml缶が280円と大差がなく、銘柄の好みを除けば持ってくることもなかったかなぁとも思ったり。
 ただ、クーラーバッグに保冷材とともに入れて4時間経過後の冷え具合がむしろちょうどよく、私ともう一人で半分くらい空けてしまいました。
 ビールって冷やしすぎるとおいしくない、と父がよく言っていたのはその通りだなぁ、と。


 1人が、勤め先の同期が近くで見ているのに合流する、と去ってゆき、遅れて5人やってきて、総勢8人で花火を堪能です。
 花火そのものは1時間20分で終わってしまいます。

 その後は隅田公園へビニールシートごと移動して、延々としゃべったり。
 面々はすでに社会人だったり大学院生だったりさまざまですが、話題には事欠きません。
 誰かの勤務先が入居している霞ヶ関ビル1階のam/pmは別の誰かがバイトしていたことがあって日商100万円超の日もある店なんだとか、それを言うならサッカーの試合がある日の埼玉スタジアム向かいのファミリーマートの売り上げはとんでもないレベルらしいとか、場所に恵まれているかよりもそういう場面で欠品を出さないことのほうがすごいとか、再び買出しに行ったSHOP99ではおにぎりが2個99円+税金だったとかで発注しすぎちゃったんだねー、とか、話がついつい舞台裏の方面へ行ってしまいがちなのが、祭スタッフの傾向のようです。

 花火は20時半に終わるので、その後の続きを考えても上野駅23:33発「能登」には乗れるだろう……と思っていたらあっという間に時間が過ぎてゆき、23時ごろ中座して浅草駅まで歩いてメトロ銀座線で上野へ向かいました。
 彼らは頃合いを見て上野に住んでいる人の家へ行くのでしょう。

 浦安に住んでいた頃の習慣が治らなくて、何が何でも帰ろうとしてしまうんですよねぇ。


 さて、「能登」に乗れば1時過ぎには高崎駅……のはずが、ふと目を覚ました熊谷で「高崎へお越しの方はこの駅で普通電車にお乗り換えください」というアナウンスが流れ、何がなにやらよく分からないままとりあえず降りることにして最終高崎行きを20分ほど待つ羽目になってしまいました。

 偶然目を覚ましていたからよかったものの、「乗り換えてください」と言うくらいなんだから高崎は臨時で通過することになったのだろうか……等々思いをめぐらせていると、近くで電話をしている人の話で、どうやら上越線内の雨規制のために途中の駅で延々停車することになるらしい、と分かります。……それなら、ずっと待ってさえいればそのうちには高崎に着くわけで、車内に残って寝ていればよかったな、と思います。

 普通電車は各駅で抑止を受けている貨物列車を次々追い抜き、本庄で「能登」も追い抜いて高崎に着いたのは結局1時半過ぎでした。隣では「ムーンライトえちご」が延々と停車中。

 アナウンスは「乗り換えてください」でしたが「能登」が運転打ち切りになったわけでもなく、あくまで「お客さまの都合」で普通電車に乗り換えただけですから急行券の払い戻しもないはずなんですよね。
 高崎線からの電車がホームに着けるのは2番線と4番線しかないとは言っても、なんとか高崎までは走らせられないのかなぁ、と思いつつ、2時ごろ部屋に戻りました。


 花火そのものよりもその前後のほうに神経がいってしまうのが、鉄道マニア兼もと祭スタッフの悪いクセなんでしょうか。
author by よんなん
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