ヒマなので

IMGP1859.jpg こんなに計画的に1日を過ごしたのは、いつ以来でしょうか。

 時刻表をめくりながら計画を練りに練って旅行に出かけていた高校生以来じゃないか、とすら思います。

 新聞屋さんがくれた映画のチケットを使いに錦糸町へ行こう、と、昨日思い立ちました。

 これまでなら行き当たりばったり……というか、計画を練る間もなく当日をむかえてしまっていたところですが、ヒマ、、、というか、余裕が出てきたのかどうかその辺は分かりませんが、きちんと計画を練って、かつ実行に移せた日でした。


・原木中山駅前のレンタルビデオ屋にDVDを返却する
・原木中山から地下鉄で出かける(7:33発より前の電車で)

・押上駅に8時半までに着く
・半蔵門線押上駅の構造を見物する
・スカイツリーを見物する
・錦糸町駅へ向かって歩く
・途中の郵便局に9時ちょうどに着く
・もう1局履修する
・錦糸町駅前のアルカセントラルに入っている独立行政法人で手続きをする

・9:40からの映画を見る
・12:05に終わる

・錦糸町駅ビルのクーレンズで、ビスが取れてレンズが外れたメガネを直してもらう
・アルカイーストにある郵便局を履修する
・昼食を済ませる
・アルカキットのダイソーで買い物をする

・12:55からの映画を見る
・15:10に終わる

・住吉駅へ向かって歩き始める
・16時までに郵便局を3局履修する
・16時ごろモスバーガー住吉店へ到着、履修(写真)

・半蔵門線住吉駅の構造を見物する
・地下鉄に乗って帰る


 徒歩は地図を見ているだけでは時間が読めないので、9:40からの映画に間に合うか、15:10に映画が終わって16時の貯金窓口終了まで住吉駅まで歩けるのか、そのあたり不安でしたが、見事に計画通りでした。自分すごい。

 あと、クーレンズでは取れたビスを無料で付け直してくれました。ありがとう。


 で、「駅を見物」って、ただの地下鉄の駅のようでもマニアにはマニアの視点があるんですね。……押上駅と住吉駅はわりと特徴があります。

IMGP1821.jpg 半蔵門線の押上駅は、1番線と4番線だけが東武線へ線路がつながっていて、2番線・3番線は行き止まりなんですけど、行き止まりのくせに謎のカーブがあるんです。

 京葉線の東京駅も不可解なカーブの先に行き止まりがありますけど、一応、その先線路を延ばす計画というか構想というか妄想があるらしいんですね。

 地下鉄は、トンネルを掘り返すというということをしないで将来構想を前提にある程度造っておくものらしく、素人目にも丸分かりなので面白いです。

IMGP1874.jpg 押上駅には東武からの電車がやけにチンタラチンタラ入ってくるので、なんでかなぁ……と思ったら、停止位置目標のすぐ先に東武ATSの地上子、さらにその先に東武の列車停止標識と地下鉄の出発標識が見えました。

 ……なるほどこれは東武にしてみれば行き止まり駅に入ってくるのと同じですね。恐ろしい。

 地下鉄の出発進路をもう少し先にするか、東武がもう1個場内信号機を置くとかすれば……って、曳舟から業平橋方面と押上方面へ電車を振り分けた先は運行間隔がそんなに過密にならないから、ここはノロノロ運転でいい、って東武鉄道は割り切っちゃってるんでしょうね。きっと。(推測)

IMGP1860.jpg 半蔵門線は住吉駅も、有楽町線の豊洲駅から線路が延びてくる構想が一応あって、上下2階建てで上が渋谷・豊洲方面、下が押上方面として対応できる構造になっています。

 豊洲方は行き止まりの壁になっていて、押上方でのみトンネルがつながっています。

 対面乗り換えができるように造ってあるホームのうち使われていない新線側に柵があるのは豊洲駅と同じですが、こちらはすでに線路が敷いてあって車庫として使われています。

#現在の豊洲駅は柵を撤去して線路になる予定の場所にバーンとフタをして副都心線の渋谷駅がもっと広くなったようなホームになりました(→Wikipedia

 柵は、運転士さんと車掌さんが乗り降りするところだけ扉状になっていて、これはよほどピッタリ止めないと運転士さんも車掌さんも降りられませんね。……B線(押上→渋谷方面)側は押上方面からの回送列車が直接到着できるのでしょう(推測)から、これはたいしたものです。

 見ていたら、ちょうどB線側に留置されていた車両が出庫して、押上方の本線へ引き上げて一旦ホームへ据え付けたのち、清澄白河・渋谷方面へ回送列車として発車してゆきました。(どうして住吉始発にしないのかは謎)

 地下鉄の本線上で10両のエンド交換をやるってすごいなぁと思いましたですね。

 まぁ、この線形じゃ、こうやるか錦糸町まで逆線運転するかしか方法はないんですけども。

IMGP1871.jpg A線(渋谷・豊洲→押上方面)側は、出発反応標識があるので、押上方面へ直接発車してゆけるようです。

 出発反応標識の記号って、東京メトロも「PK」なんだー、とか、本当にどうでもよいことばっかり気になります。
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「最後の忠臣蔵」「相棒II」

IMGP1858.jpg 新聞屋さんがくれた楽天地シネマの券で映画を2本見てきました。

 高崎の新聞屋さんはついぞ映画の券なんか1枚もくれなかったんですけど、新居でとり始めた新聞屋さんはこれで2回目です。(嬉)

#1回目は見に行けないまま期限が過ぎてしまった……ごめんなさい新聞屋さんorz

 1本目は「最後の忠臣蔵」。

 客の入りは写真のごとし。……って、平日の朝1回目(9:40〜)ですからね。

 四十七士のうち寺坂吉右衛門は切腹を逃れて生き延びた、とは、自分も小学生の頃から知っていて(←ひけらかし)、映画でも冒頭から登場するその寺坂(佐藤浩市)が主人公かと思いきや、実はなんとまさかの脇役!!

 役所広司と桜庭ななみが主役みたいなもんで、これで最後ハッピーエンドだったら「釣りバカ日誌」並みに面白くないな……と思ったら、良くも悪くも期待を裏切ってくれる結末でした。

 製作総指揮はアメリカ人のようで、テレビ東京で昼の2時からやっている洋画枠にはバッドエンドも珍しくないのを考えると、さもありなんといったところでしょうか。

 それはそうとこの作品、実は6年前にNHKが「金曜時代劇」で一度ドラマ化しており、DVDになっているそうなので、TSUTAYAで探してみましょうかね。


 2本目の「相棒II」は、平日昼だというのにかなり人が集まりました。

 おばちゃん方に人気とは耳にしていましたが、この集客力はすごいなぁ。……って、水曜日はレディースデーだから戸籍上女性なら(失礼)1000円なんですね。


 そうした客層の期待に応えてのことか、及川光博のシャワーシーンがありますよ。


 自分はそういうのには興味がなく、映画版ゲストで警視庁副総監役の國村隼を見ては「交渉人真下正義」では地下鉄総合指令室の「指令長」役だったのを思い出して、こういうの当たり役なのかなー、と思いきや、ぜんぜん違う役どころでした。(見てのお楽しみ)

 テレビ朝日の刑事物というと「西部警察」みたいな痛快なのが思い浮かぶ自分としては、あんまりこういう「警察官僚」のドロドロしたのって見たくないんですけど、実際のところどうなんでしょうねぇ。

 キャリアとかノンキャリアとか。

 西部警察にも、木暮課長(石原裕次郎)や沖田刑事(三浦友和)といった、キャリア組は出てはきますけど。


 ところで杉下右京(水谷豊)の口グセ「はいー?」は、面々の反感を買わないのかな。

 自分も学生時代、「は?」が口グセで、教育実習先の中学校で生徒から指摘されて以来、気をつけるようにしています。。。


 話は映画に戻って、最後はやっぱりまさかのどんでん返しがあります。

 「おかしいなぁ……」「殺されるなら君(=杉下)にだと思っていたのに
(↑ネタバレなので見たい人はドラッグして反転させて見てください)

 このセリフ、小野田公顕……というか岸部一徳らしいですねぇ。


 それはそうと全然関係ないんですが、冒頭に流れた別の映画の予告編に出てきた田畑智子がセーラー服姿……って、30歳で高校生役ですかッ!

 菊地凛子もびっくりだよ!
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押上

DSC01088.jpg 新聞屋さんが錦糸町の楽天地シネマの券をくれました。

 下総中山からJRで行けば210円なんですけど、地下鉄の普通回数券(270円区間用)がまだ8枚も残っているのに有効期限が残り1ヶ月を切ってしまったので、原木中山から地下鉄で出かけることにしました。

 地下鉄だと、原木中山〜大手町〜錦糸町、と、かなりの遠回りをするうえに回数券は1枚あたり245円なので、同じ錦糸町で降りたんじゃ面白くない、というわけで一駅先の押上で下車します。

 押上といえば、昨今話題の東京スカイツリーであります。

 我が新居からも見えますし、総武線や東西線の電車からも見えるので、わざわざ見に行くほどでも……と思ってましたが、やっぱり来てみるといいもんですね。

 建設中の姿をこうして写真に収められるのは、この時期に生きている我々の特権です。

 隣に建設中のビルに貼ってあるところによると、現在559mだそうです。

 もうじき、広角レンズじゃないと一枚の写真に入らなくなるでしょう。


DSC01091.jpg 建設主体とは裏腹に「京成橋」が一番のビュースポットで、サントリーの缶コーヒーのCMのように、立ち止まって見上げる人が多いです。

#押上・業平橋には、「京成橋」と「東武橋」があるんです

 あのCMは傑作だなぁと個人的に思います。

 ここ最近、物理的にも気分的にも上を向くことなんかしていませんでしたが、自分も写真の人のように久しぶりに上を見上げました。


 写真の後ろに写っている京成電鉄の本社は、就職活動で面接を受けに来たことがありましたけど、いずれ八幡へ移転したら取り壊されてしまうのでしょう。きっと。


 このあと、地下鉄一駅ぶんを歩いて錦糸町へ向かいました。
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