ごはん日記 2011/8/23

 きょうの朝ごはん
・家庭の味(明太子・玉子焼・ごはん・みそ汁)

 大学鉄研の同期宅(一人暮らし)に泊まるはずが、なんと実家に食事つきで泊めてもらえるという破格の待遇。

 みそ汁が赤だしなのは名古屋ならでは。


DSC02709.jpg きょうの昼ごはん
・「特撰名古屋」(1000円)

 リニア・鉄道館にて。館内には飲食店がなく、駅弁売り場と飲食スペースがあるのみ。

 1000円で、天むす、ひつまぶし、みそかつ、エビフライが味わえるとは、なかなかコストパフォーマンスのよい駅弁。

 我々は屋外に展示されて車内が開放されている117系電車内にて昼食。……架線もないのにエアコンが効いている、、、と思ったら、動いているのは電車のエアコンではなく家庭用エアコンが車内に設置されて稼動していましたよ。。。


DSC02844.jpg きょうの飲み会
・和民 名駅4丁目店にて

 いつもの神宮のみなさまと。

 名古屋に来ても和民。
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名古屋オール早慶戦2011

DSC02757.jpg 4年に1度のナゴヤドームでのオール早慶戦です。……今回の名古屋入りはこのためでした。(4年前の記事

 「オール」早慶戦といっても、プロ野球はシーズン中ですし、例年なら都市対抗野球のシーズンでもあるので、社会人野球でも都市対抗には出場しない程度に活躍中のOB選手が早慶それぞれ3人加わるだけです。
(今年の都市対抗は「節電」の影響で11月開催)

 話題の新人投手が早稲田に入学したばかりだった4年前の超満員ぶりがうってかわって、観客は主催者発表で15000人でした。

#現役プロやプロ経験者が出場したのを自分が見たのは、早慶戦100周年記念のオール早慶戦(@神宮球場)くらい

 地方開催のオール早慶戦は、自分は実はナゴヤドームのにしか来たことがないのですけれども、「応援席」というのがないのが難点です。

 「応援席」が他の席と区別されていない、ということは、「応援しに来た人」と「見に来た人」が同じ区画に混じるということです。


 慶應側のスタンドは、応援指導部の盛り上げ方がうまいのかチャンスになると総立ちで応援してましたが、早稲田側は応援部がおとなしすぎてチャンスになっても盛り上がっているのは一部のマニアくらい。

 まぁ、こうなることは事前に予想できていたので、我々は下段の最後列(後ろの席は通路を挟んで一段上)に陣取っていたのですが、それでも“得点紺碧”や7回の校歌斉唱(さすがにこのときはみんな立つ)のあとそのまま立ち続けて応援をしていると、後ろから

「すわってくださ〜い」

という家族連れで来ている小さい子の声が耳に入ります。o...rz


 たぶん応援部は応援部で、試合後「観客が立ち上がらないのはスタンドに散っているお前らの盛り上げ方が足りないからだ」と、たぶん下級生が怒られているに違いないです。(推測)

 いや、ステージ脇でマイクを持った3年生が一言「立って応援してください」と言えばいいんですよ。

 あるいは慶應みたいに4年の幹部がスタンドに入って手本を見せればいいんですよ。


 盛り上がりたさそうにしている連中はほかにもちらほら見受けられたのに、かような環境下では「見に来た」人たちから悪者扱いされてしまうだけです。


DSC02840.jpg 試合は、オール早慶戦にしてはめずらしく早稲田が勝ちました。

 今年の東京六大学野球リーグでの早稲田の弱さといったらなくて、おそらく今年最初で最後であろう、早慶戦で勝ったときの「勝利の拍手」(写真)と「早稲田の栄光」がありました。

 ……「早稲田の栄光」では、卒業生は(自己申告で)ステージ上にあがって歌うことができ、「感激の血潮は沸(たぎ)」りました。
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名古屋市営交通資料センター

DSC02741.jpg リニア・鉄道館を出てから次の所用まで少し時間があったので、名古屋在住の大学鉄研の同期君が連れてきてくれました。(公式サイト

 最寄駅徒歩10分、しかも表通りには面していない場所のビル6階にあり、夏休み中だというのに館内には人が両手であまるほどしかいないガラガラ度合いです。

 そんな環境なので、1台しかない運転シミュレータもやり放題。

 ところで、さっきリニア・鉄道館で扱った313系電車の運転台はそんなに違和感なかったのですが、この運転台のブレーキハンドルはなんだか妙な感じです。

 ツーハンドルで右手でブレーキを扱う運転台のなかには、鉄道会社によってブレーキハンドルを前後に動かす方式にしているところがあり、名古屋市交の2ハンドル運転台はこのタイプなんですね。

 そうすると、ブレーキハンドルの持ち方も「順手」なので、なかなかしっくりこないです。
(ブレーキハンドルを回転させるタイプだと「逆手」で持つのが正当)

 このタイプはJRだとJR西日本が、東京近郊だと東京メトロ01系(銀座線の電車)が採用していて、よくうまく扱えるなぁと感心します。
(銀座線はTASCを導入しているので、扱うのは見習運転士くらいでしょうけれど)

 ……まぁ、さっき触った313系のような、左手だけで操作するワンハンドルの運転台には、右手を置いておくつかみ棒があって、確かにこれも「順手」で持つんですけれども。


 ちなみに、左側の画面には停止位置までの距離が表示されるのと、車内信号方式なので制限速度は速度計に表示されて速度超過の心配もなく、リニア・鉄道館のような顛末にはならずに済みましたよ。
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JR東海のレール輸送列車

DSC02720.jpg リニア・鉄道館からあおなみ線で名古屋駅へ戻ってきたら、めずらしい車両が停まっているのが見え、思わずJRの名古屋駅に入場券を買って入っちゃいましたよ。

 JRのレール輸送列車というと、JR東日本だと東京の越中島にレールセンターがあってディーゼル機関車がレール用の貨車を引いて走ってますが、JR東海は機関車の運転士の養成をすでにやめていて、専用のディーゼルカーを新製したんですね。

 ……ということは知識として知っていたものの、実物を見られるとは!

 ちゃんとレールも積んでましたよ。


 リニア・鉄道館でのマルス体験といい、きょうはなかなか運がよいです。


 イメージ的には配給車に近いかなぁと思うのですが、形式は「キヤ97」。

 「ヤ」は「役所」(旧国鉄の名残)……つまり事業用車の意味で、配給車だと「ル」(「配る」のル)なので、JR東海の中では配給車とは違う位置づけなのでしょう。
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リニア・鉄道館

DSC02684.jpg 今回の名古屋入りの目的はリニア・鉄道館ではないのですが、午前中に行ってみることにしました。

 事前にリニア・鉄道館のWebサイトを見ていて、これは! と思ったのが車掌シミュレータ

 運転シミュレータを置いている鉄道関連の博物館はたくさんありますが、車掌シミュレータは例がありません。
(車掌体験ができるところはあっても、映像まで出るところはない)

 利用は抽選ですが、10時半からの回は「先着順」と書いてあります。

 これはやらざるを得ない! と、宿主である大学鉄研の同期を休みの日だというのに朝からたたき起こして最寄りの金城ふ頭駅に9:44に着いて入場してみれば、「抽選への申し込みが先着順」なのでありましたよ。(´Д`;)

 さいたまの鉄道博物館のようにグループで体験するのかと思いきや、15分間実物大のシミュレータを独り占め、というシステムで、1回の抽選当たり6人しか当たらないという狭き門であります。……もちろんはずれ。


 在来線運転シミュレータは実物大の車両モックアップではなく、鉄道会社の研修所にありそうな事務机大のもので8台も置いてあってしかも10分交代なので、こちらは倍率も低いようで2回目の抽選に申し込んだら、同期君が当たりました。

 「俺はいつでも来れるからお前やりゃー」とありがたい名古屋弁をいただき、313系電車の運転台に座ります。
(このほか211系のがあるけど、席が空いたら順に案内されるので選べない)


 見習編と達人編があって、鉄道の運転取扱なら来館者平均よりはたぶん上ではなかろうか、とうぬぼれて達人編を選んだら……知らない路線をいきなり運転させられる羽目に!

 速度制限とか、駅の場所とか、まったく知らないのにまともに運転できるはずがなく、カーブで「安全装置」が動作して止まっちゃったり、カーブのトンネルを抜けるといきなり駅があってもちろん停まれなかったりで、最後の画面は「見習編からやり直しましょう」でした。o...rz

 カーブ制限で電車を止めたのってたぶん「ATS-PT」だと思うんですけど、特に復帰操作しなくても運転再開できました……本当にそういう機能なのかは不明です。


DSC02691.jpg そのほか、旧型マルスの操作体験ができたので触ってみました。

 金属の板をバタンバタンとめくって緑色ののキーをブスブス差し込む、自分が大学生の頃まであちこちで見られたタイプで、これを扱えるとは感激でありました。

 しかも、後で知ったのですが、マルス操作体験は夏休み期間中の火・木曜のみ、とのことで大変運がよかったです。


 「リニア・鉄道館」の全体的な印象として、「本物にさわれる」という点がよいと思いました。

 さいたまの鉄道博物館にも、みどりの窓口体験・車掌体験はあるのですが、「一般の人向け」にカスタマイズされていて、マルスの画面は指定席券売機のような画面で本物とまったく違いますし、103系電車に至っては乗務員室の落とし窓から「きちんと」身を乗り出して基本動作に徹すると車外のセンサーが「ドアに人がいる」と感知して車掌スイッチを扱ってもドアが閉まらないような代物なのです。
(窓からちょこんと顔を出す程度でやらないと閉扉できない……そんなのありか!)


 いっぽう、入館料1000円で1日は飽きないであろう鉄道博物館に比べ、リニア・鉄道館は2〜3時間で見終わる規模です。……これで入館料が同じ1000円とは。。。

 車掌体験、運転シミュレータ体験の抽選が当たればよいのですが、当たるか分からないのに車掌シミュレータ目当てに入館料1000円かけて再履修するか……は微妙なところです。


 旧型マルス操作にかんしては夏休み期間中の恩恵にあずかれたものの、車掌シミュレータや新幹線運転シミュレータを狙うなら、せめて、閑散期の平日に来たほうがよさそうです。
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