玉掛け技能講習初日
2011.06.04 Saturday | よんなん的免許 > その他
「玉掛け」という資格があるのを知ったのは、入社後最初に配属された職場。
職場内に、資格を持っている人リストが貼り出されていてクレーンやら溶接やらフォークリフトに並んで「玉掛け」とあったのです。
……玉掛け??
いまだになかなか理解できないのですが、クレーンを運転できても、クレーンに荷を吊るすことはできないのです。
クレーンに荷を吊るすのには「玉掛け」という資格が要ります。
「玉掛け」の語源には諸説あるようですが、いろんなものをクレーンに吊るすのに、球状の物をうまく吊るせるようになれば一人前、ということからというのが今日の講義で見たビデオの中での説明でした。
こないだのフォークリフトみたいに自分で機械を操縦する資格じゃないので、あんまり楽しい講習じゃなさそうなんですけれども、玉掛けを先にとっておくと小型移動式クレーンや床上操作式クレーンの技能講習で免除科目があるしな、と申し込んでみました。
クレーンの資格にはいろいろある一方、玉掛けは一つ取ってしまえば、1トン以上のクレーン(吊り荷の重さではなくクレーンの能力で決まる)すべてに吊るすことが可能になります。
職場にあるような小さなクレーンも、大工さんが木材を吊り上げるユニック車のようなクレーンも、はたまた鉄道車両のような大きなものを吊るのも、東京スカイツリーの建設現場で吊るのも何でもOKです。
なので、冒頭の「クレーンの種類」には、見たこともないようなクレーンが次々と出てきて最初から頭がパンク状態……。
しかも「質量目測」や「ワイヤの選定」など、メジャー等を一切使わずに、吊り荷の重さに応じた玉掛け器具を選ぶ実技試験があるのだとか。
そんなこと、自分にできるのか??
……勤務先の職場では、基本的には吊るす荷物の重さはあらかじめ分かっているし、ワイヤの太さだってワイヤ置き場に当然書いておくもの、、、
って、まぁ確かに鉄道の運転士は「いまどきの電車に速度計なんか当然ついているものだ」といっても速度を目測で観測できないと免許もらえません(=速度計が故障しても運転できるという前提)し、プロとはそういうものなのでありましょう。
#速度計のない現役車両は、昨年引退した銚子電鉄のデハ800形が最後だった…はず
たとえばワイヤ置き場にワイヤの太さを書いてあったって、前回使ったときに戻し間違えていたら、細いワイヤで重量物を吊り上げて破断させてしまう=吊り荷が落下して誰かが下敷きになる、なんてことも当然考えられるわけです。
質量目測も見た目でいきなり「何kg」と言え、なんて芸当を要求をされるわけではなく、比重は与えられ、電卓も使用可です。……要は寸法だけを目測できればよいのです。
しかも、目測といっても自分の手などを実際に当てて測ることはできます。
あらかじめ自分の左手を広げたときの幅はちょうど20cm。これは測りやすいです。
あとは、体積の求め方さえ間違えなければよい、、、ってこれは小学校の算数です。
幸い、午後に質量目測の練習をしたときは無事に正解できました。
職場内に、資格を持っている人リストが貼り出されていてクレーンやら溶接やらフォークリフトに並んで「玉掛け」とあったのです。
……玉掛け??
いまだになかなか理解できないのですが、クレーンを運転できても、クレーンに荷を吊るすことはできないのです。
クレーンに荷を吊るすのには「玉掛け」という資格が要ります。
「玉掛け」の語源には諸説あるようですが、いろんなものをクレーンに吊るすのに、球状の物をうまく吊るせるようになれば一人前、ということからというのが今日の講義で見たビデオの中での説明でした。
こないだのフォークリフトみたいに自分で機械を操縦する資格じゃないので、あんまり楽しい講習じゃなさそうなんですけれども、玉掛けを先にとっておくと小型移動式クレーンや床上操作式クレーンの技能講習で免除科目があるしな、と申し込んでみました。
クレーンの資格にはいろいろある一方、玉掛けは一つ取ってしまえば、1トン以上のクレーン(吊り荷の重さではなくクレーンの能力で決まる)すべてに吊るすことが可能になります。
職場にあるような小さなクレーンも、大工さんが木材を吊り上げるユニック車のようなクレーンも、はたまた鉄道車両のような大きなものを吊るのも、東京スカイツリーの建設現場で吊るのも何でもOKです。
なので、冒頭の「クレーンの種類」には、見たこともないようなクレーンが次々と出てきて最初から頭がパンク状態……。
しかも「質量目測」や「ワイヤの選定」など、メジャー等を一切使わずに、吊り荷の重さに応じた玉掛け器具を選ぶ実技試験があるのだとか。
そんなこと、自分にできるのか??
……勤務先の職場では、基本的には吊るす荷物の重さはあらかじめ分かっているし、ワイヤの太さだってワイヤ置き場に当然書いておくもの、、、
って、まぁ確かに鉄道の運転士は「いまどきの電車に速度計なんか当然ついているものだ」といっても速度を目測で観測できないと免許もらえません(=速度計が故障しても運転できるという前提)し、プロとはそういうものなのでありましょう。
#速度計のない現役車両は、昨年引退した銚子電鉄のデハ800形が最後だった…はず
たとえばワイヤ置き場にワイヤの太さを書いてあったって、前回使ったときに戻し間違えていたら、細いワイヤで重量物を吊り上げて破断させてしまう=吊り荷が落下して誰かが下敷きになる、なんてことも当然考えられるわけです。
質量目測も見た目でいきなり「何kg」と言え、なんて芸当を要求をされるわけではなく、比重は与えられ、電卓も使用可です。……要は寸法だけを目測できればよいのです。
しかも、目測といっても自分の手などを実際に当てて測ることはできます。
あらかじめ自分の左手を広げたときの幅はちょうど20cm。これは測りやすいです。
あとは、体積の求め方さえ間違えなければよい、、、ってこれは小学校の算数です。
幸い、午後に質量目測の練習をしたときは無事に正解できました。