日本版シエスタ

 きのう、きょう、と我が家の室温が30℃になりました。でもエアコンは入れません。

 ……節電、、という高尚な意識があるわけではなく、我が家の電力契約は8時〜22時が割高な契約だから(その代わり22時〜8時が激安)で、エアコンがガスヒーポンだったらとっくに冷房を入れていたと思います。

 きょうの午後は家を閉めて近所の市川市立信篤図書館へ行ったら、さすがに4台中2台とはいえエアコンが稼動していました。……図書館は窓を開けないですからね。


 そういえば今月の12日(日)に簿記の試験を受けた市立船橋高校の教室にはエアコンがなかったのを思い出しました。

 公立学校のエアコン設置予算には議会で賛否があるようで、「何のための夏休みか」「エアコンを設置したら夏休みをやめるのか」という意見には、なるほど、と思う部分があります。

 学校が長い夏休みを取る理由の一つは、「教室が暑くなって授業が困難だから」です。


 逆に言うと、世間のオフィスは「本来、就業に適さない環境をエアコンによってデスクワーク可能にしている」という考え方もできます。

 スペインには「シエスタ」という長い昼休みがあって、その代わり就業時間帯は一般的に8〜12時、16〜20時なのだそうです。(Wikipedia

 まさに13〜16時という、東京電力のCMで菅野よう子が「♪いちじよじ〜いちじよじ とっても暑いのいちじよじ〜」と歌うとおり、電力需要のピークになる時間帯は仕事をしないで昼寝をするわけです。……本来、デスクワークに適さない時間帯なんだから、合理的な考え方という気がします。

#それにしてもあのCM、16年も前の作品なんですね……もうそんなに前ですか、、、


 ただし、日本で「職住近接」という人はまれで、「じゃぁ昼休みはどこで過ごすのか」という問題が出てきます。……1日2回通勤では、せっかくの昼休みが自宅への往復で終わる人も多そうです。


 そういえば、KDDIがきのうから9月末まで、勤務時間を

「午前7時から正午まで」
「午前8時から13時まで」

の2通りにしてピーク時の電力使用量を4割カットするのだと新聞で読みました。

 ……明らかに勤務時間足りないじゃん、と思ったら「午後の2時間30分は自宅で勤務する」のだそうで。


 昼になったら昼食を食べて、電車に乗って帰宅して、一休みして仕事を再開すれば、おおこれは事実上のシエスタではありませんか。

 今夏、新しい勤務スタイルの導入は通信会社に先行例が多いような気がします。そりゃ「通信」が売り物なんだから、自宅と職場を通信回線で結ぶくらい先行事例として示すのは当然かもしれません。


 私の勤務先みたいに、「通勤需要があるから会社が成り立っている」ようなところだと、社員を在宅で勤務させる≒出勤させない、だなんて自社の存在意義を半分以上否定しているようなもの……だからなのかどうか、どうも取り組みが保守的になりがちな気がします。

 通勤需要が減っても収入を落とさないアイデアはいくらかあると思うのですが。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

ごはん日記 2011/6/29

IMGP3199.jpg きょうの昼ごはん
・カレーライス
・サラダ
・らっきょう

 二日目のカレー。

 カレーをこれ以上鍋に放置すると足が早くなるので、シール容器に小分けして冷蔵庫へ。


IMGP3200.jpg きょうの夕ごはん
・カレーライス
・サラダ
・らっきょう

 毎食カレーでも飽きませんよ! といってもまだ3食目ですが。

 むしろメニューを考えなくていいので楽です。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析