PHSのメールを使う

 ようやく、PHSのメール機能を使ってみることにしました。

 ドコモPHSの「パルディオEメール」は、何かと使い勝手が悪かったので、ほんの一時期を除いて使っていませんでした。

 というのも…


1.送受信の料金が高すぎる

 ドコモPHSのメール料金は、パケット制ではなく、通信時間制。
 しかも、7.35円/10秒。

 ちなみにウィルコムは1パケット0.105円、FOMAが0.21円です。
 1パケット=128バイト=全角64文字分ですから、7.35円分と言えば、ウィルコムやFOMAなら全角およそ2000〜4000文字分の値段ということになります。
 全角2000〜4000文字といえば、A4用紙1〜2枚半にワープロ打ちするのと同じです。

 それでもこちらから用があるときは電話をかけるより安価でしょうけれど、メールの場合は受信にも料金がかかる、というのが問題です。

 受信する側はシャレにならないので、メール使い放題のパソコンでできるだけ受けたいのですが、送信する人は気軽です。別にどちらでもよいような話でも、より早く読まれるPHSに送るでしょう。
 うっかりメーリングリストなんぞに登録されようものなら大変です。

2.パソコンに転送されない

 できるだけパソコンで受信したいのですから、転送サービスは必須です。
 それに、パソコンなら、容量を気にしないでメールを保管できますから、記録も残ります。

 ウィルコムはそのサービスを提供しているのですけど、ドコモPHSにはありません。


 以上の2点がネックでした。

 とはいえ、学生時代はもとより、社会人になると、「いまどき使ってないんですか」と言われることが増えました。

 自分自身でも不便を感じることがありました。
 たとえば、待ち合わせに遅れるときなど、メールなら電車での移動中もやりとりできますが、通話は電車を降りてからでないとできません。

 番号ポータビリティがスタートしたらウィルコムに乗り換えてメールを使い始めるつもりでいました。

 ……が、PHSは番号ポータビリティの対象外と知って、暗礁に乗り上げたのです。
当時の日記


 でも、必要性は増すばかりですから、再検討することにしました。その結果……


1.もう一台契約するよりマシ

 ウィルコムのをさっさと契約して、ドコモPHSをしばらく別に残しておくことも考えましたが、やはりムダというものです。

 いまの契約プランでは、月々の基本使用料が1050円と破格ですが、1050円あればドコモPHSのメールでも毎月142通やりとりできます。
 それだけあれば充分でしょう。(メーリングリストなどに登録さえされなければ)

2.実は電話機に「Reply-to」を指定する機能があった

 アステルからドコモPHSに切り替えてそろそろ4年だというのに、何で今まで気づかなかったのだろう、と思います。

 ぷららにもうひとつ専用のアドレスを作って、「Reply-to」をそのアドレスにしておけば、返信は自動的にパソコンでも受け取れるのです。(↓みたいな感じ)

(相手)⇔(公開用のアドレス@ぷらら)→PHS・自宅のパソコン両方へ転送

 ドコモPHSは時間制料金ですから、PCで読めるときはそちらで読んでしまい、あとでまとめて受信すれば料金は2〜3分の1で済みます。(10秒あれば2〜3通は受信できるようなので)

 しかもこれなら、数年後にウィルコムに乗り換えたとしても、ぷららを解約さえしなければ公開用メールアドレスを変えなくてよい、というメリットもあります。

 ただ、PHSから送った場合の送信元アドレスの表示までは変えられないので、PHSのアドレスに直接送ってしまう人が現れる可能性もないわけではありません。でも、わずかだろうと考えることにして、そのあたりは割り切ることにします。


 という次第で、使い始めることにしました。

 待ち合わせをするなど、私の外出時にメールのやり取りが必要そうな方には、その都度、こちらからアドレスをお知らせするメールをお送りします。

 長いことお待たせしました。
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今年の大河ドラマ

 昨晩放送された「功名が辻」第一回を見ました。

 ここ数年、大河ドラマなんか見ていなかったのですけど、予告編で仲間由紀恵さんがしゃもじを持って何か言っているシーンを見て、面白そうだな、と思ったのでした。

……私にとって大河ドラマは、歴史ドラマを装ったNHK的コメディですので。


 さて、第一回を見て、私なりの視点で3点。

1.織田信長=西部警察

 1996年の「秀吉」で信長を演じていたのは、渡哲也。
 今回は、舘ひろし。

 ともに、西部警察で団長役をやってるんですね。
 団長も織田信長も、リーダーとしてのカリスマ性が命のキャラですから、共通点はあるのだろうなぁ、という気がします。


2.若い主役にくっつく2人の大物家来

 上川隆也演じる山内一豊に、「だんなさまぁ〜」と付き従っているのは、武田鉄矢と前田吟。
 しかも、この時点の一豊は浪人です。何でもありの戦国の世に、よくもまぁ主人を見限りもせず、それに演技とはいえ大先輩の二人が若手に従っているのが面白いです。

 この構図、1997年の朝ドラ「あぐり」での、田中美里演じる望月あぐりを、「あぐりお嬢さま」と呼んで世話している山本晋也と刈谷俊介に似ている、と思いました。
 ここでのヒロインはデビュー2年目でドラマ初主演という新人も同然。役柄も、工務店を継ぐ気がない長男へ嫁いできた、破産した弁護士一家の娘、という、普通ならやはり工務店の従業員である二人からは見放されてもおかしくない立場です。

……話はそれますが、長男なのに趣味にうつつを抜かして家業を継ぐ気がないといえば、私もそうです。
 趣味が嵩じて転勤ばっかりの会社に入ってしまって、祖父や父が築いてきた家をどうするか、というのは、そろそろ真剣に考えないといけないんじゃないの、と、これを書きながらちょっと憂鬱になりました。


3.カリスマ的リーダーと個性的サラリーマン

 自分がサラリーマンだからなのでしょうけど、こういうドラマで見る武士って、サラリーマンと重なって見えます。

 第一回目は、山内一豊が織田信長と出会う過程で、木下藤吉郎や桶狭間の合戦シーンを通じて織田信長がいかに人々を魅了している存在であるかが強調されます。

 それと、何でもありの世の中、四の五の言ってないで勝ち馬を探して乗れ、という意味の木下藤吉郎のセリフも、サラリーマンかく生きるべし、みたいなものを示唆しているかのように受け取れます。


 まぁ、若いうちはそんなのを見て自分も妙な夢を描いていればよいのでしょうけれど、40歳とか50歳になってそんな姿とはかけ離れるに従って、ドラマの中にだけ自分のなしえなかった夢を追い求めるような中年親父になりそうです。

 現在進行中の作品で、織田信長の周囲の家来を描いたものに、週刊「モーニング」連載中の『へうげもの』が思い浮かびます。
 あれも、古田左介の立ち回りが、なんだかサラリーマン的に見えるんですよねぇ。


 久々に、続きが見たいドラマのような気がしました。

 こういう作品が作れるのなら、NHKもまだまだいけるじゃない、なんて、ただの視聴者のくせに思ったり。
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昼夜逆転

 以前の規則正しい生活はどこへやら、すっかり乱れています。

 きのうも、夜勤明けで帰宅して14時ごろから17時まで3時間も昼寝。


 で、夜になって、22時ごろ床についたはよいものの、ちっとも眠れません。
 それもそのはず、前の晩は夜勤の合い間とはいえ7時間近くしっかり寝ていたうえに、昼寝なんかしたのですから。

 横になって目を覚ましているよりは……と、再び起きて、手帳に予定を書いたり、こまごまとしたことを。


 いま、0時を過ぎて、今日の予定を考えると、午後から労働組合の「新春セミナー」に動員されていたのを思い出します。

 TBS「サンデーモーニング」にコメンテーターとして出演している方の講演があるんだとかで、それは楽しみかも……とは思うものの、格好の昼寝タイムになってしまいそうな予感です。
author by よんなん
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スーツを新調

 新しいスーツをおろしました。

 先月のはじめに、神田岩本町のファミリーバザール(参考)へ行って買ったものです。


 これまで冬用スーツって、1着しか持っていませんでした。

 サラリーマンになって毎日着るようになると、さすがにもう1着欲しくなって、以前礼服を作った店からの案内状をきっかけに出かけたわけです。


 セールということでコナカ並みの値段でスーツを買ってやろうというのに、店員さんにつきっきりであれこれ選んでもらったりすると、嬉しかったりします。

 ……ただ単に、ほぼ同年代の女性に服を選んでもらうという経験がないので、通常の接客でも私にとってはありがたさ150%増し、というだけなんだと思うんですけど。


 値段は、直し代も含めて24785円。

 自分では、悪くない買い物をしたと思っています。
 服のことはよく分かりませんけど、いいんですよ、着ている本人がそう思ってれば。
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危うく遅刻

 今朝、妙に窓の外が明るいのに気づいて目を覚ますと、7:20。

 今日の出勤時刻は8:28なんですけど!


 あわてて着替えて、顔も洗わず歯も磨かず、寝グセもそのままで寮を飛び出て、なんとか高崎7:44の電車に乗りました。
(さすがに、洗顔と歯磨きは職場でやりました)

 目覚ましは4:00に鳴るように2つ(PHS+目覚し時計)かけておいたんですけど、気づかなかったのか、2度寝したのか。。。(記憶にない)


 起きるのがあと30分遅かったら、会社での人生が終わるところでした。。。

 見習を離れて1人で仕事をするようになり、1か月経って慣れてきた今ごろが危ない……と思っていたところでのできごとです。

 何とかしなくては。
(といっても、別に妙案があるわけではない)
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甘酒を飲む

 小学生のときに飲んだ缶入りの甘酒がとてもまずかったのがトラウマで、ずっと飲めませんでした。

 何年か前、北海道の塩狩温泉(休業中)で毎年2月末にある「228」のイベントで振る舞われるのを飲んでみたら、あ、これはおいしい、と、ようやく飲めるように。

 缶入りのは、古かった(飲料メーカーの親戚が分けてくれた)のと、冷えていたのがいけなかったのかもしれません。


 で、正月には、寮の管理会社の人から紙缶(カート缶)入りの甘酒(これ)をもらって飲みました。
(カート缶はこのまま電子レンジで温められるのがいいです)


 きょう、近所のベルクへ行ったら、同じものが99円で売られているのを見て、また飲みたいなと思いたちます。さっそく、隣に置いてあった、お湯を注いで飲む袋入りのタイプの製品(5袋198円)を購入。

 同じコーナーには酒粕そのものも売られており、無論その方がべらぼーに安いのですけど、作り方がよく分からなかったので。


 買ってきた甘酒なんぞを飲みながら作り方を検索してみると、水に酒粕と砂糖を加えて温めれば出来上がりなんだそうで、そんなに簡単なら次からはそうしてみようかと。

 酒粕は健康にもよいそうですし、冷蔵庫なら3か月ほど日持ちするんだとか。

 酒粕を買ってくれば、甘酒だけじゃなくて粕汁なんかも作れるよなぁ……と、想いだけは膨らみます。
(一人暮らしで粕汁なんか、作るのも面倒なら、食べきれるかどうかも怪しいのですが)
author by よんなん
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久々の「ワープ」

 東京・上野・新宿から高崎へ、一番速い移動方法は…

 新幹線? 特急「あかぎ」? 急行「能登」?


 酒を飲んで高崎行きの普通列車でさっさと寝てしまうことです。
 次に気がつくときはもう高崎です。


 いや、それは「速い」んじゃなくて、時間を感じないだけでしょうが、という指摘はともかく、体感的にはあっという間です。


 きのうは、日帰りでしたが浦安へ戻りました。

 本当は、上野23:33発の「能登」に乗って帰ろうと思っていたんです。
 それが、少し早めの23時ごろ上野駅に着いてみれば、「大雪のため運休」の文字。

 またかよ、と思いつつ、23:06発の新前橋行きに乗ります。
 もともと「能登」に乗るつもりだったんですし、グリーン車を奮発しようか、という気もしたものの、普通車もガラガラだったので、ロングシートの片隅に座りました。


 もう発車の瞬間すら記憶にありません。

 ……ただ、駅に着いてドアが開けば寒いので、宮原、熊谷、籠原の3か所で目を覚ましましたが。


 高崎まで1時間48分のところ、30〜40分くらいの感覚で着いてしまいました。
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イーバンク銀行のシステム変更

 私が所持金の大半を預けているイーバンク銀行のシステムが変わりました。

 これまでは、

1.勤務先からの給料が、埼玉りそな銀行の口座に振り込まれる
2.それを、イーバンク銀行入金用の「りそな銀行イーバンク支店」の口座へ振り込む
 (りそなダイレクトで、りそなグループ内宛ての振込手数料が無料)
3.セブン銀行のATMから引き出して利用。(手数料無料)

だったのが、「入金用口座」を3月に廃止するというから大変です。
(その代わり、イーバンク銀行へ直接振り込めるようになる)


 すると、りそなダイレクトでは他行宛ての振込手数料が100円ですから、今までのように毎月+ボーナス時にやっていると、1年で1400円を献上することになります。

 以前は、イーバンク銀行が月1回、振込手数料ぶんとして210円をキャッシュバックしてくれたのですけど、去年の5月でこのサービスを終了しています。


 まぁ、ATMや支店まで出かける手間や、移動中に強盗やひったくりに襲われるリスクを考えれば、年1400円なんて払えない額じゃありません。
 それに、りそなグループからだと手数料がかからないのに、毎月210円をもらいつづけていたのですから、それを思えば…という気もします。

 なにしろ、りそなの他行宛て100円というのは、かなり良心的な設定です。
(三井住友が420円、三菱東京UFJが315円…など)


 とはいえ、ここで手数料に対する財布のヒモを緩めてしまうと、消費者として負けを認めるようなものです。(←素直じゃない奴)

 勤務先が、郵便局やネット銀行にも給料を振り込んでくれれば済む話なんですけどねぇ。
author by よんなん
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箱根を見るでもなく

 夜勤明けで10時半ごろ寮に戻りました。

 明日、あさってが休みなのでさっさと浦安へ帰ろう、と思っていたものの、結局夕方まで寝ていました。

 箱根駅伝など正月ならではのテレビを見るでもなく、正月気分とは無縁です。


 唯一、寮の郵便受けに、昨日届いていた年賀状が6通ありました。
……例年なら数十通受け取るので、残りはおそらく浦安に届いているのだろう、と、思いながら目を通すと

1通目:A君から。「結婚しました」
2通目:B君から。「結婚しました」

 入社同期のA君はともかく、高校の同期で同業他社に勤めるB君の話は寝耳に水。
 こちらからの年賀状に仕事の話を書いてしまったのがバカみたいじゃないですか。

で、

3通目:Cさんとかいう心当たりのない人からの年賀状

一瞬、誤配かと思ったものの、あて先は寮の所在地と私の名前です。

 郵政公社が今年の年賀状配達から、「○○町のみなさんへ」とあて先を書けば地域の全員へ配達してくれるサービスを始めたと新聞で読みましたが、あれはたしか政令指定都市だけだったはずです。

 気味が悪いな、と思いつつ、差出人をgoogle検索すると、高崎市の市議会議員がひっかかりました。

 住民票は浦安にある(=高崎市の住民基本台帳を閲覧しても載ってない)のに、いったいどういうこと……と、余計に気味が悪いです。
 おそらく、寮の自治会→町内の自治会を経由してのことなんでしょうけど。

 こんなヤツには絶対投票しないもんね、と思っても、浦安の住民なので意味がありません。


 まともな年賀状は残りの3通だけで、正月気分を味わうにはちょいと物足りないです。
author by よんなん
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元旦から出勤

 24時間、365日営業の職場なので、通常のシフトが繰り返されるなかに正月があるだけです。


 9時前に寮を出て出勤すると、電車の中ですでに買い物袋を広げて互いに中身を披露している中学生だか高校生の姿。

 後で職場の先輩に聞いた話だと、高崎駅前のビブレが朝7時から初売りをやったのだとか。


 それ以外には、別に晴れ着の人が電車に乗っているでもなく、普段の日曜日と特に変わりません。


 せっかく元日なのに正月気分が出ないなぁ、と思っていたら、昼食を食べに高崎駅東口の「餃子の王将」へ行ってみるとなんと休み。

 ああ、正月か、と、このときばかりは思いました。
author by よんなん
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