すし屋へ行く

IMGP2110.jpg すし屋と言ったって、回転寿司です。

 念願の職場へ異動して、初の給与明細をもらいました。
 ……異動は先月初めでしたが、先月の明細は前の職場での実績が反映されたものですから、実質的に今月分が最初ということになります。


 こういうときくらい、少しは夕飯を奮発したいものです。


 群馬へ来てまだ行ったことがなかった回転寿司へ行ってみることにしました。

 かろうじて徒歩圏といえそうなエリアに2軒あるうちの1つ、「すしおんど」へ。
 こちらは1皿105円なので、値段をあまり気にしないで食べられそうです。
(結局14皿=28カン食べました)


 こうして回転寿司へ1人で入るのは2回目です。

 前回は、いつだったか北海道からの帰り、浜松町駅にあった「うず潮」。
 2300円くらいしましたが、それなりに満足したのを覚えています。


 しかし、今回は1470円で済んだものの、満腹になった以外はちょっとがっかりでした。
 なにせ、一番おいしいと思ったのはサービスのお茶でしたから。


 店員さんの接客水準は、なかなかよかったように思いましたけれども。


 きっかけがきっかけですし、明日は休みですからお酒を飲んでもいいよなぁ、なんて思ってましたが、暖房のききもよくなく、寒々としたなかではメニューにあった発泡酒(310円)はさすがに飲む気も起きず。。

 室温とビール系飲料の売り上げは相関があるのだそうで、ドーム球場の冷房のききが悪いのは売り子さんのビール売り上げを伸ばすため…とかいうまことしやかな話も聞きます。
 だとすれば、店内を暖めておいたほうが売れる、ということになります。

 きっと、エアコンをきかせすぎると、回っているすしがひからびてしまう、とか、クルマ社会の群馬であんまり気軽に飲まれても困る、とか事情はあるのかもしれません。



 毎度のことながら、群馬でおいしい魚を食べようと思ったのが間違いだったのか。
 はたまた、1皿105円のチェーン店に期待をしすぎたのか。


 そのうち、もう1軒の回転すし屋にも行ってみようかと思います。
(↑懲りない奴)
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13年前の記憶

 そして部屋の片付けに突入しています。

 で、何年も中身を見ていなかったダンボールを開けると、「トリプレット・イングリッシュ・スクール」の入塾案内が出てきました。


 中学2年のときだったかあまりに英語の成績が悪いので、よくダイレクトメールが来ていたこの塾の「ためしレッスン」を受けて来いと親に言われてしぶしぶ行ったときのものです。

……こんなのがとって置いてあるから部屋が散らかるのですね。


 当然ながら捨てることにするのですが、当時あまりに驚愕の内容だったので(だから捨てないで箱にしまったのでしょう)、書き留めておこうと思います。


 「ためしレッスン」へ行って「つまずきテスト」を受けて、その結果、あなたのおすすめ授業コースはこれです、みたいな資料を渡されたのですが……

>モデル通塾プラン
>1位 Bコース 48H/M  6.1ヶ月
>2位 Aコース 12H/W 10.4ヶ月

 おそらく、Bコースは「月48時間」、Aコースは「週12時間」のことなのでしょう。
(月48時間も週12時間も同じように見えましたが、よく読んでみると週12時間のは「固定制」、月48時間のほうは「予約制」とあるので、月48時間のは別に決まった曜日や時間ではなく、都合のよいときに行けばよいようです)

 6.1ヶ月とか、10.4ヶ月というのは、成績がよくなるまでこれだけの期間通ってくださいという意味だったと思います。


 ちょっと待て、いくら英語の成績が悪いといったって、週12時間ってことは、英語1科目のために月曜から土曜まで毎日2時間通えってことかい! と、その時点で私の頭から「入塾」の2文字は消え去ったわけです。
(もともと塾なんか行くつもりもありませんでしたし)


 さらに、

> お月謝等
>入塾金 30000円
>教材費 (3ヶ月毎) 3000円
>冷暖房費年各1回 3000円
>月謝
>週12時間 70000円
>月48時間 70000円
>いずれの場合も、月謝は3カ月前納制になります。

この数字を見たときの母の声のトーンが変わったような気がしたのを覚えています。


 で、じゃぁどんな指導かといえば、先生1に生徒5〜10人、生徒が黙々とプリントをやって先生が答え合わせをしたり質問に答えたり………

……私が思うに、公文式と同じです。


 この塾のウリは、教材に各私立中学校の授業内容を反映させていることだったように記憶しており、それが公文式との違いなのでしょうけれど、どう考えたって毎年違う各担任の指導傾向まで事細かに外部から把握するのは困難では、と私は思います。

 推測ですが、生徒に授業ノートやテスト問題を持ってこさせる程度が限度だと思うのです。……だとすれば、同じ学校から何人も通っていないと、その学校についてはあまり当てにならないことになります。


 結局、当時の公文教室が1科目5000円/月程度だったのと、小学生だった妹も通っていたので、そちらへお世話になりました。

 公文式で、苦手だった英語の構文も身につけられたように思います。
(大学進学後は1年ほどその公文教室でスタッフのアルバイトもさせてもらいました)


 で、その「トリプレットイングリッシュスクール」って、今でもあるのかな、と、google検索してみると、公式サイトを持ってはいないものの、今でも営業しているようです。
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帰ったはいいものの

 このあいだ書いたように今回の休みでは浦安へ帰ってきたものの、結局は部屋の片付けもせずに出歩いたりぼーっとしたまますでに2日目の午後です。

 茶の間にコタツとテレビがあるのが諸悪の根源です。
(と、相変わらずヒトやモノのせいにする)


 明日は午後から出勤ですから、明日の朝まで浦安にいられるわけで、それまでに部屋の片付けに着手しようか、などなど思っているところへ、高崎での飲み会の誘い。

 昨年、一度高崎へ配属された後に東京へ転勤した同期が高崎へ遊びに来るのだそうで、こちらが浦安にいるときに限って相変わらずの間の悪さです。


 できれば顔を出したい、しかしここで高崎へ帰ってしまっては何のために浦安へ帰ってきたのか……と悶々とするのです。

 そんなの、昨日から片づけをしていればよかっただけの話なんですが。
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早稲田で6年も学生をやったのに

 早稲田大学応援部のチアリーディングステージを見に、早稲田を訪れました。

 新宿で予定していた買い物を済ませ、早稲田に着いたのは17時。

 開場が17時半なので、夕飯を食べようと思うわけです。
 いつもの「三品食堂」は土曜16時までのはずですし、最近行っていなかった「わせだの弁当屋」(ワセ弁)へ。

 近くにあった早稲田実業学校も、早稲田大学の学生会館も移転してしまい、すっかりさびれた感じのワセ弁で、相変わらずのおばちゃんから「唐揚げ弁当」(400円)を購入。


 どこかで食べようにも、学生会館は移転してはるか遠くですし、どこか適当な空き教室というのも思い当たらなかったので、キャンパス内にいくつもあるベンチで食べることにします。


 3号館の中庭で一人ワセ弁を食べていると、なぜだかいまだに学生のような気分。


 学生時代にキャンパス内のベンチで弁当を食べた記憶などほとんどないのですけれども。(たいてい、部室やラウンジや教室で食べていました)


 さて、応援部のイベントも終わり、同席した人たち(=慶應出身)に「早稲田らしい店で飲みましょうよ」と言われ、はたと困ってしまうのです。

 実は、私の飲み屋レパートリーは非常に貧困なのです。

 サークルでの同期だった“藩主”氏にいくつか連れて行ってもらいましたが、そういうふうに飲みに行ったのも学生時代の終わりのほんのわずかな時期でしたし。。

 「わっしょい」「清瀧」「だるま」「一休」……いくつか思い浮かぶものの、個人的に自信を持ってお連れできる店(たとえば、この店に入ったらこれを頼むべし、みたいなのをきちんと知っている店)というのは一つもありません。

 同行者は、早稲田6年のキャリアに期待をしているはずで、散々迷った末、「鳥やす」へ。

 「鳥やす」に入るのはこれで通算3回目、、などとは言えるはずもなく。
(↑数えられる、という時点でおかしい)


 「“こんな飲み屋”に入るのは久しぶり」と、一応ご満足いただけたようですけれども、6年も学生をやっていながら私は何をしていたのだろう、と思ったのでした。
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吾妻渓谷5880円と、筑波山5200円

IMGP1967.jpg ここ数日急に冷え込んできたのと、きのうはちょうど休みだったので吾妻渓谷へ行ってみました。

 吾妻渓谷はJR吾妻線を川原湯温泉駅で降りてすぐのところです。
 川原湯温泉は高崎から電車で1時間15分ほど。

 ……それにしても、今年はいつが紅葉の見ごろなのかよくわかりません。
 電車で一つ先の駅からバスで行ったところにある草津温泉なんて、1か月くらい前の天気予報で「今週末が見ごろ」と言っていたのですけれど。

 きのうの吾妻渓谷も、とっくに葉が散ってしまった木もあれば、まだ緑色の葉をつけた木もあったり、どうも期待していたような見事な紅葉ではありません。

 どういう気候の影響かはよく分かりませんが、山全体が一斉に赤くなる、という紅葉とは今年はどうもどこへ行っても無縁のようです。


 でも、渓谷の遊歩道を歩いていて、風が吹くたびに落ち葉がまるで花見シーズンの花吹雪のようにワーッと降ってくるのには、嬉しくなりました。


 さて、先週末は筑波山へ行きました。
 つくばエクスプレス(TX)が開業して気軽に行けるようになった気がするのですが、実際に行ってみると近いようでいて意外と費用がばかにならないのです。

 まず、つくばエクスプレス往復で2300円。
 つくば駅から筑波神社までのシャトルバスが往復1400円。
 ケーブルカーとロープウェイが往復1500円。

 これだけですでにおとな1人5200円。
 家族で紅葉を見に行きたいとせがまれるお父さんはたまったものではなさそうです。

(…TXと競合するJRハイウェイバスの割引きっぷを活用する方法もありますが)


 吾妻渓谷なんて、東京からだと新宿・上野から湘南新宿ライン・高崎線で終点まで乗って、さらに乗り換えて……ずいぶん遠くまで行くようなイメージがありますが、東京山手線内からのJR往復運賃は5880円と、+700円程度でしかないんですね。

 新宿駅から川原湯温泉駅まで4600円で往復できるJRのハイウェイバス「上州名湯めぐり号」もあります。


 おまけに、川原湯温泉と吾妻渓谷はいずれダムに沈むことになっているからか、妙な開発の手が入っていないのも魅力です。

 私も群馬に来るまで知りませんでしたし、平日だった昨日はもちろん、このあいだ週末に吾妻線に乗ったときもそれほどの人出ではありませんでしたから、どちらかといえば穴場の部類に入るのではないかなぁと思います。


 目的が「つくばエクスプレスに乗る」ではなく「紅葉を見る」のであれば、たいして費用も変わりませんし、吾妻渓谷はおすすめです。
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さらばウエザーキューブ

IMGP1921.jpg 東芝のウエザーキューブという製品がありました。

 気圧の変化をもとに6時間後の天気予報が表示される製品で、時計やら温度やら湿度の目安(「カラリ」「さわやか」「ジメジメ」)も表示されます。


 我が家は何かのいただきものでこれをもらい、リビングに飾ってありました。
 で、去年、高崎へ来るときに部屋に温度計がほしいと持ってきたのです。

 このところ表示がかなり薄かったので、電池切れか、と、電池を交換したとたん、表示がおかしくなりました。(写真)

 最初は、電池を交換したから時間やらを再設定しないといけないのか、と、かすかな記憶を頼りにボタンをいくつか押してみるものの、うんともすんともせず。

 東芝の「東芝家電ご相談センター」は24時間営業なので、電話して訊いてみると、その現象はきっと基板がダメになったのでしょう、という話。

 親切にも説明書の電池交換の部分をFAXで送ってくれましたが、天気の表示などは8時間程度ほうっておけば正常に動き始める、とあります。
(手元のは1か月近くこのままです)

 すでに部品の保有期間も終了しており、修理は不可能、とのこと。


 グッドデザイン賞も受賞してますが、値段が13000円とあっては、受賞したのが1989年(平成元年)というのも合わせて、バブル華やかりし頃の製品だったのだなぁ、と窓からふと空を見上げて想いにふけるのです。

 このところは温度計と湿度の目安を見るのにしか使っていませんでしたが、なんだかんだいって天気予報もかなり当たっていましたし、惜しいものをなくした、という気分です。
author by よんなん
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浦安へ帰らない日々

 浦安へ帰るのが延び延びになっています。
 いいかげん、入社以来そのままになっている部屋を片付けないといけないのに。
(↑まだやってない)

 前回帰ったのは10月最終週の日曜日。

 きょうも、午前9時ごろに仕事が終わり、明日が休み、明後日は午前10時過ぎに出勤なので、このタイミングで帰ろうと思ったのですが、寮に戻って少し昼寝をするつもりで横になればもう午後4時。

 冷静に考えれば、昼寝なんて高崎線の車内ですればいいのですけど。


 今から帰ってもなぁ……などと思ううち、明日は紅葉を見に吾妻渓谷へ行こうか、などと思い始めました。

 次の休みは今週末の土日です。今度こそ。
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ノートPC復帰

 ノートPCが修理から戻ってきました。

 お代は123000円。
 ヨドバシの延長保証は100632円までなので、2万円+少々分を手持ちのポイントで支払いました。

 ……どうせ1度しか保証がきかないのなら、と、日頃感じていた不具合(コネクターの挿さり具合がよくない)も全部申告したからか、修理内容には「マザーボード交換」とも書いてあり、このあたりが値段を引き上げたのでしょう。


 購入価格は125790円でしたから、延長保証さえなければ文字通り「新品を買ったほうがマシ」な修理価格です。
 まぁ、ノートPCで液晶とマザーボードを交換したら、ほぼ新品のようなものですけれど。


 ただ、購入時は今使っているノートPCと、NECの(確かこれ)とで、価格差4万円程度のところを迷っていました。

 今回の修理の自己負担を考えると、やっぱり安物買いのなんとやら、だったのかなぁという気もしなくはありません。


 ……というのは、資金力のある社会人になった今だからこそ思うことなのであって、当時学生だったあのときの選択が間違っていたとは思いませんけれども。
(負け惜しみ)


 3ヶ月間の同一箇所の故障は保証される、というのはどのメーカーも同じようで、今回もそうです。
 どうせまた壊れるのなら3ヶ月以内に…なんて思います。

 そうはいっても、今のうちは腫れ物をさわるように持ち運んでいますが、おそらく3ヶ月を過ぎる頃に慣れてきて忘れてしまい、そういうタイミングで……というふうになるんだろうなぁ、という気もします。
author by よんなん
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つくばエクスプレスで筑波神社

IMGP1828.jpg 臨海亭東雲師匠の企画で、「TXで行く筑波山紅葉狩りの旅」がきのう行われました。

 個人的に、つくばエクスプレス(TX)とJR常磐線の特別快速に“そのうち”乗ろうと思いつつ、結局行かないままでいたのと、ちょうど休みの日だったので加わることにしました。


 秋葉原駅のTX改札口に8:50集合。
 東雲師匠と神楽橋かなめさんとの3人で、さて……というところで師匠が取り出したのは明治サイコロキャラメルと6つの行き先を書いたボード。

 神楽橋さんはえええーという顔をされているのですけれども、実は「水曜どうでしょう」を見ていない私には何やらさっぱり。
 ……いえ、番組の存在そのものは、3年半くらい前から耳にしていたのですけれども、見たことはないんです、はい。すみません。。


 9:00の快速つくば行きに乗って出発。6両編成の一番後ろに陣取ります。ワンマン運転なので車掌はいません。
 北千住まで各駅に停まるんですけど、電車が止まってからドアが開くまで5〜7秒くらいかかるんですね。ホームドアがあるとはいえ、ホームドアが開くのに4〜6秒くらいかかるのです。

 既存の路線ではごくまれに車掌さんがあわててホームの反対側のドアを開けてしまう事故を耳にしますが、こういうのに乗っていると、別にあわてなくても電車が止まってから5秒くらいドアが開かなくたっていいんだなぁ、と思えてきます。
先日の東武東上線もそうでしたし)


 北千住を出ると、後ろの運転室の速度計を見ればいつのまにやら130km/hになっています。
 あんまりスピード感はありません。

 スピード感はありませんが、たったの45分で終点つくば駅に到着。
 駅は高速バスのつくばセンター停留所と同じ場所にあります。
 高速バスだと1時間以上かかるイメージがあったつくばにもう着いているのです。

 さて、今回は紅葉を見に来たわけですから、筑波神社方面へのバスに乗り換えます。
 師匠の情報にあったシャトルバスに乗るわけですが、やってきたバスの行先幕には「貸切」の文字。

 何らかの団体がチャーターして運行しているようです。
 ……貸切バスで運賃を取って乗合運行して道路運送法に抵触しないのかと薄々思っていたら、乗るときに「会員券」を渡されました。
 運賃表の部分には貼り紙がしてあり、「つくばセンター⇔筑波神社入口 会費(片道) 大人700円 小人350円」と。

 あくまで運賃ではなく「会費」。

 こんなのがまかり通るようでは道路運送法もへったくれもありませんが、ケースバイケースで当局も黙認しているのでしょうか。
 旅行業法に基づくツアーバス、ということにしているとしても、それはそれで旅行業法第12条に基づいて取引条件等を書面で交付しなければならないはずです。……もしや、「会員券」がその「書面」なのか、と思うものの、「会員券」には「関鉄観光・関東鉄道」とは記載されていても、「旅行業務取扱管理者の氏名」が書いてありません。
(↑いちいち細かいことにうるさい奴)


 さて、到着した筑波神社ですが、期待していた紅葉はさほどでもなく、ちょいと拍子抜けの感。
 まぁ今日のメインはつくばエクスプレスですから、私にはどうでもいいのですけれども。

 筑波山のケーブルカーとロープウェイの切符を買い、まずはケーブルカーで男体山に登り、徒歩で女体山へ移動。
 登山のような格好の人が目立ちましたが、スーツ姿の人もいました。(←旅行会社の人?)


 ロープウェイで「つつじヶ丘」へ着いたところで、13時ごろ。
 一行から別れて再びつくばセンター行きのバスに乗ることにします。
 もう一つの目当てだったJR常磐線の「特別快速」は土浦14:57発が最後だからです。


 つくばセンターで土浦駅行きのバスに乗り継ぎ、土浦駅に着いたのは14:40ごろ。
 15両編成の特別快速に乗り込みます。

 先頭車に乗っていたら、やはり運転席の後ろは一目で鉄道マニアとわかる人たちが。
 JR東日本が普通列車で初めて130km/h運転をはじめた列車ですから、その瞬間を見たいのも分かります。(……私も見たいですし)

 いろいろ噂に聞いてはいましたが、取手まではやはり各駅に停まることもあってさほどスピードを出しません。
 取手を過ぎたところで、運転席の後ろの一群に加わって運転席のモニターを見ます。

 TXと違ってずっと130km/hで走るということはないものの、カーブがあればブレーキ、直線があれば加速をくり返し、一度だけ128km/hが出ました。


 TXの130km/hもそうでしたが、思っているほどスピード感がありません。
 乗ってしまえばあっけないものです。


 とはいえ、競合路線さえあればJR東日本もこういうことをやり出すわけで、群馬方面の高速バスにはもうちょっとがんばってほしいなぁと毎度のことながら思うわけであります。
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クルマも便利なんですが

 きのうは午前中に仕事が終わったので、午後から日帰り温泉へ行くことにしました。

 休みとなれば温泉へ行ってばかりの気がしますが、それもそのはず、今月末まで温泉スタンプラリーをやってるんですね。

 温泉好きにはたまりません。


 ……で、きのうは前橋市の北隣の北橘村にある「ばんどうの湯」へ。

 利根川が見下ろせる場所に建っているのでこういう名前なんでしょうね、きっと。


 寮を出てクルマを運転すること1時間、やっとたどり着きました。

 が、地図を見ると、3〜4kmほど離れたところにJR八木原駅があります。
 電車だと高崎から八木原までっておよそ20分の距離なんですけども。


 なんで電車の3倍もの時間がかかるのか、といえば、高崎と前橋の市街地を通り抜けるまでの渋滞。

 大学の卒業論文は「コンパクトシティ」(=徒歩と公共交通でほぼ用が足りるコンパクトな街づくり)でしたが、クルマ社会の現状として文献やら写真でしか見たことがなかった光景が目の前に展開されているわけです。

 混雑している道に、ほとんど人の乗っていないバスが「環境にやさしい アイドリングストップバス」とレタリングされて混じっています。

 環境にやさしいといったって、こんなにガラガラなのではむしろムダな排気ガスを出すだけでは……と思うとともに、そりゃぁこちらだって運転も面倒ですしバスに乗って行きたいものですが、目的地まで行ってくれないのではやむを得ません。


 こういう目に遭うと、行政は何をしてるんだとかいう気もしなくはないですけれども、不満を言うだけで世の中がよくなるのなら世話はありません。

 勤務先での仕事を通じて何らかのアプローチができないものか、とりあえずは「コンパクトシティ」についてもう一度勉強してみようかなと再び思い始めるのでした。
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