クルマも便利なんですが

 きのうは午前中に仕事が終わったので、午後から日帰り温泉へ行くことにしました。

 休みとなれば温泉へ行ってばかりの気がしますが、それもそのはず、今月末まで温泉スタンプラリーをやってるんですね。

 温泉好きにはたまりません。


 ……で、きのうは前橋市の北隣の北橘村にある「ばんどうの湯」へ。

 利根川が見下ろせる場所に建っているのでこういう名前なんでしょうね、きっと。


 寮を出てクルマを運転すること1時間、やっとたどり着きました。

 が、地図を見ると、3〜4kmほど離れたところにJR八木原駅があります。
 電車だと高崎から八木原までっておよそ20分の距離なんですけども。


 なんで電車の3倍もの時間がかかるのか、といえば、高崎と前橋の市街地を通り抜けるまでの渋滞。

 大学の卒業論文は「コンパクトシティ」(=徒歩と公共交通でほぼ用が足りるコンパクトな街づくり)でしたが、クルマ社会の現状として文献やら写真でしか見たことがなかった光景が目の前に展開されているわけです。

 混雑している道に、ほとんど人の乗っていないバスが「環境にやさしい アイドリングストップバス」とレタリングされて混じっています。

 環境にやさしいといったって、こんなにガラガラなのではむしろムダな排気ガスを出すだけでは……と思うとともに、そりゃぁこちらだって運転も面倒ですしバスに乗って行きたいものですが、目的地まで行ってくれないのではやむを得ません。


 こういう目に遭うと、行政は何をしてるんだとかいう気もしなくはないですけれども、不満を言うだけで世の中がよくなるのなら世話はありません。

 勤務先での仕事を通じて何らかのアプローチができないものか、とりあえずは「コンパクトシティ」についてもう一度勉強してみようかなと再び思い始めるのでした。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析