つくばエクスプレスで筑波神社

IMGP1828.jpg 臨海亭東雲師匠の企画で、「TXで行く筑波山紅葉狩りの旅」がきのう行われました。

 個人的に、つくばエクスプレス(TX)とJR常磐線の特別快速に“そのうち”乗ろうと思いつつ、結局行かないままでいたのと、ちょうど休みの日だったので加わることにしました。


 秋葉原駅のTX改札口に8:50集合。
 東雲師匠と神楽橋かなめさんとの3人で、さて……というところで師匠が取り出したのは明治サイコロキャラメルと6つの行き先を書いたボード。

 神楽橋さんはえええーという顔をされているのですけれども、実は「水曜どうでしょう」を見ていない私には何やらさっぱり。
 ……いえ、番組の存在そのものは、3年半くらい前から耳にしていたのですけれども、見たことはないんです、はい。すみません。。


 9:00の快速つくば行きに乗って出発。6両編成の一番後ろに陣取ります。ワンマン運転なので車掌はいません。
 北千住まで各駅に停まるんですけど、電車が止まってからドアが開くまで5〜7秒くらいかかるんですね。ホームドアがあるとはいえ、ホームドアが開くのに4〜6秒くらいかかるのです。

 既存の路線ではごくまれに車掌さんがあわててホームの反対側のドアを開けてしまう事故を耳にしますが、こういうのに乗っていると、別にあわてなくても電車が止まってから5秒くらいドアが開かなくたっていいんだなぁ、と思えてきます。
先日の東武東上線もそうでしたし)


 北千住を出ると、後ろの運転室の速度計を見ればいつのまにやら130km/hになっています。
 あんまりスピード感はありません。

 スピード感はありませんが、たったの45分で終点つくば駅に到着。
 駅は高速バスのつくばセンター停留所と同じ場所にあります。
 高速バスだと1時間以上かかるイメージがあったつくばにもう着いているのです。

 さて、今回は紅葉を見に来たわけですから、筑波神社方面へのバスに乗り換えます。
 師匠の情報にあったシャトルバスに乗るわけですが、やってきたバスの行先幕には「貸切」の文字。

 何らかの団体がチャーターして運行しているようです。
 ……貸切バスで運賃を取って乗合運行して道路運送法に抵触しないのかと薄々思っていたら、乗るときに「会員券」を渡されました。
 運賃表の部分には貼り紙がしてあり、「つくばセンター⇔筑波神社入口 会費(片道) 大人700円 小人350円」と。

 あくまで運賃ではなく「会費」。

 こんなのがまかり通るようでは道路運送法もへったくれもありませんが、ケースバイケースで当局も黙認しているのでしょうか。
 旅行業法に基づくツアーバス、ということにしているとしても、それはそれで旅行業法第12条に基づいて取引条件等を書面で交付しなければならないはずです。……もしや、「会員券」がその「書面」なのか、と思うものの、「会員券」には「関鉄観光・関東鉄道」とは記載されていても、「旅行業務取扱管理者の氏名」が書いてありません。
(↑いちいち細かいことにうるさい奴)


 さて、到着した筑波神社ですが、期待していた紅葉はさほどでもなく、ちょいと拍子抜けの感。
 まぁ今日のメインはつくばエクスプレスですから、私にはどうでもいいのですけれども。

 筑波山のケーブルカーとロープウェイの切符を買い、まずはケーブルカーで男体山に登り、徒歩で女体山へ移動。
 登山のような格好の人が目立ちましたが、スーツ姿の人もいました。(←旅行会社の人?)


 ロープウェイで「つつじヶ丘」へ着いたところで、13時ごろ。
 一行から別れて再びつくばセンター行きのバスに乗ることにします。
 もう一つの目当てだったJR常磐線の「特別快速」は土浦14:57発が最後だからです。


 つくばセンターで土浦駅行きのバスに乗り継ぎ、土浦駅に着いたのは14:40ごろ。
 15両編成の特別快速に乗り込みます。

 先頭車に乗っていたら、やはり運転席の後ろは一目で鉄道マニアとわかる人たちが。
 JR東日本が普通列車で初めて130km/h運転をはじめた列車ですから、その瞬間を見たいのも分かります。(……私も見たいですし)

 いろいろ噂に聞いてはいましたが、取手まではやはり各駅に停まることもあってさほどスピードを出しません。
 取手を過ぎたところで、運転席の後ろの一群に加わって運転席のモニターを見ます。

 TXと違ってずっと130km/hで走るということはないものの、カーブがあればブレーキ、直線があれば加速をくり返し、一度だけ128km/hが出ました。


 TXの130km/hもそうでしたが、思っているほどスピード感がありません。
 乗ってしまえばあっけないものです。


 とはいえ、競合路線さえあればJR東日本もこういうことをやり出すわけで、群馬方面の高速バスにはもうちょっとがんばってほしいなぁと毎度のことながら思うわけであります。
author by よんなん
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