Xデー

 とうとう来ました。NTTドコモのPHSユーザにとってのXデーが。

 「NTTドコモ PHS撤退発表」

 3月1日の朝刊各紙を飾った(はずの)この記事、私は旅行先の北海道で読みました。
 道内にはあまりユーザーがいないのか、北海道新聞(道新)では小さなベタ記事でしたが。


 新規申し込みは4月末で終了し、PHS事業そのものも2年後をめどに廃止・撤退、と、道新は報じています。

 先日、一部のメディアで報じられた同様のニュースはNTTドコモが公式には否定していましたが、結局同じでした。


 一方、3月2日付東京新聞に、ウィルコム(旧・DDIポケット)の八剱社長のインタビューが掲載されていました。

 事実上携帯電話と兼営だったKDDI傘下時代と比べ、PHSに集中できるようになったメリットが述べられていて、PHS派にとってみれば頼もしい限りです。

 ドコモが完全撤退するまでは、ファミリー割引等々が使えるので今のPHSを使い続けますが、ドコモの携帯電話サービスには移行せずに、ウィルコムに乗り換えるつもりです。


 八剱社長のインタビューから。

「意外と知られていないが、電磁波が携帯電話の20分の1から30分の1と弱く、人体に優しい」

そうです。PHSという選択肢がある以上、携帯電話はなるべく使わずにいたいものです。
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周遊きっぷ

 週末と月・火の休暇を利用して北海道へ行ってきました。


 今回の旅行で使ったのはJRの「周遊きっぷ」。

 全国37箇所で設定された「周遊ゾーン」に乗り放題の「ゾーン券」(5日間有効)と、行き帰りのJRの乗車券(2割引)をセットにしたきっぷで、道内の「ゾーン券」は片道を飛行機にすることも可能です。


 今回、行程を考えてそれにあわせて安いきっぷを探していたら、周遊きっぷの「札幌・道北ゾーン」が9000円というのを見つけ、安っ! と真っ先に飛びつきました。

 札幌近郊は新千歳空港、小樽まで、そのほか旭川、稚内はもちろん、富良野線の富良野、石勝線の夕張、新得、留萌本線の増毛までが乗り放題エリアに含まれていて、5日間は特急に乗り放題で、たったの9000円というのですから驚きです。

 ちなみに、他の割引きっぷと比較すると、「北海道フリーきっぷ」が24000円(7日間有効)、「Sきっぷ」(特急自由席の往復きっぷ)の札幌〜名寄が7900円。

 今回は名寄までしか行きませんでしたが、帰りの新千歳空港までのきっぷも含まれていることを考えると、単に名寄まで往復するだけでもほとんど損はしないのです。おまけにそれが5日間使えて乗れるだけ乗っていいのですから、使わない手はありません。


 ネックは、少なくとも片道はJRで行かなくてはいけないこと。

 今回は、秋田や青森に住む知人も訪ねながら北上したので特に気にしませんでしたが、いまどき北海道まで鉄道で行くなんて、という気もします。

 ところが、新幹線が八戸まで延びて、決しておかしな話ではなくなりました。


 金曜の夜、勤務が終わってから

 たとえば航空機だと、AIRDOの新千歳行き利用なら羽田19:10発、21:00発があります。
 運賃は45日前予約で10000円、21日前で13000〜16000円(出発日による)、前日までで17000円(21:00発)・20000円(19:10発)で新千歳まで飛べます。
 19:10の便に乗れば22時前には札幌駅に着きます。

 一方、鉄道でも

東京17:56発→(はやて25号)→21:00八戸21:18→(つがる25号)→22:42青森22:45→(はまなす号)→6:18札幌

と、土曜の朝には札幌にいることが可能です。

 運賃・料金は、東京都区内→南千歳(=ゾーン入り口の駅)の13750円が2割引で11000円、特急券などが7580円(通常期)、合計18580円。

 東京発が18時前だったり、運賃・料金も航空券を45日前に買うのと比べれば8000円以上高かったり、少々条件が悪いですが、

・「周遊きっぷ」は出発間際でも買える
・「はまなす」号にはカーペット車があって、横になって眠れる
・札幌での宿泊費が要らない

などを考えると、選択肢の一つに挙がっても悪くない話だと思います。


 帰りは飛行機として、土・日をほぼフルに使えますし、休暇を取れればさらに楽しみは広がります。

 今回は道内に2日間しかいませんでしたが、次回はこのルートで旅行してみるのも悪くなさそうです。
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