クレジットカードの海外旅行保険

 先週の上海旅行で使った旅行保険は、損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」で3日間1660円だったんですけど、よく考えたら、クレジットカード付帯の旅行保険があるんですよね。

 自分で加入する旅行保険と、クレジットカードに自動的についてくるのと重複して加入していたらどうなるんだろうか、とか特に知らなかったんですよ。

 で、調べてみると、クレジットカード付帯保険と任意加入の保険で支払われる保険金は合算されるのだそうで。


 ……じゃぁ、クレジットカード付帯保険でまかなえない部分だけ任意に入っておけばよかったわけですか。ふむ。


 クレジットカードを複数枚持っている場合も、それぞれの補償額は合算されるんですね。(「死亡・後遺障害」だけが合算ではない)

 クレジットカードって、なんだかんだいって何枚か持ってるんですよ。

・ビックカメラSuicaカード(ビューカード)
・ルミネカード(ビューカード)
・TSUTAYA Wカード(アプラスカード)
・東京六大学野球オフィシャルカード(NICOSカード)
・ワタミふれあいカード(イオンカード)
・JMBローソンパスVISA

 このうち、イオンカードとローソンパスには付帯の旅行保険がありません。

 あと、同じカード会社のカードを2枚以上持っている場合、ビューカードは合算されますが、NICOSカードは1枚分だけという違いがありました。

 確か、NICOSカードの家族カードを1枚持っていたような気がします(家族カードも本人同様の旅行保険がつく)が、そういうわけで、どのみち関係ありません。


 で、各社のWebサイトで調べてみると…

・傷害死亡・後遺障害 2000万円(←最高額のNICOSカード)
・治療費用 500万円(各カードの合算。以下同様)
・賠償責任 4000万円
・携行品 40万円
・救援者 400万円

これらが、私が海外旅行へ行けば自動的についていることが判明。


 任意に加入する保険は、これで足りない部分に入っておけばよかったわけです。

 ちなみに今回は…(カッコ内は保険料)

・傷害死亡・後遺障害 500万円(100円)
・治療費用 2000万円(1220円)
・疾病死亡 500万円(120円)
・賠償責任 1億円(10円)
・携行品 20万円(150円)
・救援者 1500万円(60円)
(保険料合計=1660円)

携行品損害なんて、明らかにつける必要ありませんでしたね…。

 旅行前、治療費用2000万円も要るんかい! とも思いましたが、これ、100万円でも保険料が1160円なので、60円しか違わなかったんですよ。……仮にここを削るとすれば、任意は0円にしてクレジット付帯だけをあてにするかどうかですね。
(ただし、損保ジャパンの「off!」だと治療費用なしでは契約できないので、違う保険商品をあたる必要がある)


 あと、携行品のように帰国後に自分で請求するものはよいでしょうが、万が一命を落としたりして家族が請求するときはそれはそれは面倒でしょうね。
(家族は、どの会社のクレジットカードを何枚持っているかまでは把握していないでしょうし)

 保険は自動的に付帯されるとはいえ、事が起こったときばかりは向こうからお金を持ってきてくれるのではなくて、請求しないと支払われないですから。
author by よんなん
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