コンバットマーチでのメガホン

 コンバットマーチでのメガホンは、叩くのではなく前後に振るんですよ。ひたすら。

 「コンバットマーチ」は早稲田大学の代表的な応援曲のひとつです。

 コンバットマーチの間は、メガホンは前後に振るものなんですが、早慶戦のときは「早慶戦の時にしか神宮に来ない」人が多いので、知らない人が他の応援曲と同じように曲に合わせて叩いているのが見受けられます。


 例年なら、これって早慶戦の時くらいだと思っていたんですが、今年はどうしたことか、大学選手権でも「コンバットマーチでメガホンを叩く人」がかなりの割合を占めていました。

 東京六大学リーグ戦じゃなくて、大学選手権にまで応援に来る人って、これまでならコアな部類に入っていたんですけどね。

 そうした、コアなはずの面々ですから、「早慶戦の時しか来ない」ような人とは違うはずで、今シーズンはほぼ毎試合来ていたのではないかと思うんです。

 なのに、対関西国際大学戦も、対創価大学戦も、ブラスバンドの内野寄り(=行列の先頭がまず誘導される一角なので、比較的熱心な人がいるはずの場所)の一区画はほぼ全員がコンバットマーチでメガホンを叩いてましたね。


 おそらくは、話題の新人投手か何かがきっかけで今シーズンから神宮に通いだした人たちなんでしょう。

 例年なら「従来から来てる人>通い始めた人」に違いありませんが、今年は「通い始めた人>従来から来てる人」だったのかもしれません。

 そうすると、何も知らない人が集団でやっていたことが多数派になって、いずれスタンダードになってしまいそうです。

 本当なら、左右のブロックに一人ずついる応援部の2〜3年部員がリードするんですけど。
 今年はリーダーの3年部員が1人しかいないので、2年生には難しいのでしょうか。

 あの場所の2〜3年部員のリードと言えば、最近は「あと一人」「あと一球」コールをやめさせませんね。(一時期、「あと一人」コールが始まると違う掛け声をやってやめさせていた)


 …まぁ、私も神宮に通い始めたころはブラスバンドに近いこの場所で応援したくて球場に早く行っていたものですが、慣れてくると、ブラスバンドの上が、試合も、指揮台もよく見えるうえに、上段は(例年なら)すいていることが分かって最近はひたすらそっちです。(応援部OB・OGや家族などの関係者席も、この場所)

 なので、ブラスバンドの内野寄り(1塁側ならブラスバンドの左)を占めている面々は初心者ゆえ、、、という気もしなくはないですが、1ブロック固まってコンバットマーチでメガホンを叩いていると、大丈夫かなぁ、他の応援曲と同じように叩くのが普通になっちゃうのかな、と思ってしまったりするんですね。


 ちなみに、何年前だったか、チアリーダーの振りが「♪ホームラン」とコールする部分で審判のホームランのジェスチャーだった年があって、応援部でもスタンドの学生に同じようにするようPRしていたからか、それ以来(チアの振り付けが変わっても)その部分だけはメガホンを頭上で回す人がほとんどになりました。(私も回す派です)
author by よんなん
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