川崎近海フェリー初体験

DSC04808.jpg 八戸から苫小牧へのフェリーです。

 乗船名簿の記入欄に、「東北新幹線『はやて』をご利用になりましたか」という項目があって、(新青森からだけど)確かに乗ってきたのでマルをしておきました。

 八戸駅からのアクセスに難儀した(前項)身としては、八戸駅からバスが出てくれるようになると嬉しいです。

 ただ、東北新幹線でやってきて北海道へ夜行便で渡るなら、急行「はまなす」号が真っ先に候補に挙がるはずで、今日みたいに「はまなす」号が運休、なんてことがなければ東北新幹線からの乗り継ぎ客は残念ながら多数派にはならないだろうと思いますが。


 今回は「はまなす」号のカーペットカーが取れなくてドリームカー(指定席)だったのと、5:01着の苫小牧で降りる予定で寝過ごしが心配だったので、2等船室で横になって寝過ごす心配もなく眠れるのは却ってよかったかもです。

 あと、広い風呂に入れるのと、堂々と電源が使えるのもフェリーならではです。……このご時勢、スマホの充電ができるのは大きいです。(早い時間に乗船しないとコンセントに近い場所は取れませんが)


DSC04809.jpg 毛布は有料。300円。

 暖房が効いているだろう……と心は揺れたものの、結局借りました。夜は意外と船室が冷えたので借りてよかったです。

 学生時代ならコートをフトン代わりに寝たかもです。足元は覆えませんが。


DSC04810.jpg 23時の消灯前にさっさと寝るのに、この手ぬぐいがアイマスク代わりに役に立ちました。

 寝付くまで寝返りを打てませんが、カバンに忍ばせておいてよかったです。

 ……座席夜行だと目元に載せただけではずり落ちてきてしまうので、フェリーの2等船室で結果オーライでした。
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八戸駅からフェリーふ頭が遠かった!

DSC04802.jpg 八戸駅は新青森駅と同じで市街地からは離れた場所にあり、八戸市の中心部に近いのは八戸線の本八戸駅です。

 八戸〜苫小牧のフェリー(22時発)に接続するバスも、本八戸駅から出ています。

 新青森駅で解散して八戸駅まで新幹線でやってきたあと、八戸線を待ちました。

 この時間は八戸に19:01に着いてから28分待ちです。(19:29発)

 下りの新幹線も、青い森鉄道の上下線も19時前後に相次いで到着するのに、何でこんなダイヤ設定なのかよく分かりませんが、しょうがなく待ちます。

 本当は本八戸でゆっくり夕ごはんを食べたいと思っていたので、店内でもう30分のんびりできるのが、こういう待ち時間というのはあほらしいです。


DSC04805.jpg で、発車する19:29になったところで、

「この先で踏切事故がありましたので発車までしばらくお待ちください」

というアナウンスが入りました。……30分近く待たされた挙げ句にこれかよ〜と思いましたが、バスが本八戸駅を出るのは20:45なのでまだ1時間以上あります。

 それに列車が事故を起こしたわけではないようなので、夕飯はあきらめることになりそうですが、あわててもしょうがない程度に考えてました。

 車掌さんはこまめにアナウンスをしてくれて、警察が着いた、JRの係員が着いた、警察の現場検証が始まった、現場検証が終わった……と、着々と運転再開に話が進んでいると思ったら、、

「踏切の遮断竿が損傷したとのことで、交換する係員がこれから出発します、交換を終えるまで発車ができません」

な、なんだってー。

 それでも、降りるそぶりを見せる乗客は誰一人としていませんし、こちらもまだ時間はあるさと思って待っていたら、ついにこの列車は運休が決まりました……とのこと。orz


 改札口の係員は青い森鉄道の人で、八戸線のことはモニターでしか分からないようです。……とりあえず、次の列車になる車両は本八戸駅に停まっていて、これがやってこない限り次の列車は出ないことだけは分かりました。o..rz

 いよいよのんびりしていると船に置いていかれますぞ! 八戸駅まで来ているのに!


 中心街へはバスが出ています、とのことで、こんな地方都市(失礼)で夜8時ごろにバスなんてどのくらいの頻度で出ているのやら……と駅前に出ると、意外にも10〜20分おきに出ているのでありました。

 バスの所要時間は20分で、次の20:30発のバスに乗ったのでは、フェリーふ頭ゆきのバスには乗り継げませんが、ここからタクシーに乗るよりはマシでしょう。

 中心街(八日町)でバスを降りて路上で客待ちしていたタクシーに乗り継ぎ、港が近づいてきたぞ……というところで、南部バス(というバス会社)名物「すみません回送中です」の表示を出したバスとすれ違いました。たぶんあれが本八戸駅から出たバスです。残念。

 結局、バス(300円)とタクシーを乗り継いで、フェリーふ頭まで2000円近くかかりました。……社会人やってれば出せない額ではなかったけれど、、、フェリー代4500円に対して市内の交通アクセスでこんなに使っちゃった、と思うとちょっとね〜。。


 八戸駅〜中心街のバスがこんなに頻発しているなら、もっと早く行動を起こせばよかったです。本八戸駅からバスに乗れれば300円+300円=600円で済みました。ぬーん。


 最初に書いたように、本八戸駅まで所要15分のところへ新幹線から八戸線に30分も乗り継ぎ時間があっては不満な人も少なくないのではと思いましたが、バスが頻発しているのを知っている人はさっさとバスに乗って行っちゃうのでしょう。たぶん。

 まぁ、ほかにもローカル線のダイヤ設定には大人の事情ってものがたくさんあるのだろうとは思いますけれども。
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冬の青森市内(クルマで)散策

 最初は「酸ヶ湯温泉行こうZE!」などと言っていた我々でしたが、青森君の家を出るなりこんなことになったのを反省して、市街地を中心にまわることにしました。


DSC04775.jpg まずは朝食を兼ねて「のっけ丼」の青森魚菜センター(古川市場)へ。

 え、「のっけ丼」って八戸のパクr…ふじこ! とgoogle先生に聞いてみたら、そんなことないようです。失礼しました。
(八戸や釧路の市場にも同じようなシステムの丼飯があるのは確か)

 市場内のお店が、「のっけ丼」用に100〜200円分に小分けされた商品を用意していて、気に入ったのを(最初に買った)食券と引き換えるしくみです。

 欲張って1000円分の食券を買いましたが、500円のでもネタさえ賢く選べば十分満足するものが食べられそうです。(自分は最後に200円分ほど持て余した)



DSC04787.jpg 午後は、駅前の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。

 展示大型ねぶたコーナーへさしかかると、ちょうどお囃子の生演奏(写真右奥)の時間で、何も音がなければただ飾ってあるだけなのが、室内で大迫力でしたよ。

 その後は、解説の方に話しかけていただき、マンツーマンでいろいろ教えてもらいました。

 話の内容が盛りだくさんで自分は途中からついていけなくなりましたが、左右から向き合っている二人は決して戦っているのではないのだ、というのを知っただけでも大収穫でした。

DSC04781.jpg ほかに「ワ・ラッセ」で面白かったのが、この体験コーナー。

 手元のタッチパネルに絵を描いていくと、頭上にそれが投影されるという仕組みです。

 時間制限があるなか、同行の名古屋君が何の資料も見ずに即興でそれっぽく描いていくのがすごかった!

 ちなみにここは、千葉県発行の手帳で自分と介添人1人が無料でした。


DSC04794.jpg 次はクルマで移動して、幸畑の「八甲田山雪中行軍遭難資料館」へ。

 遭難事故から学ぶところは多いにせよ、同じルート(向きは逆)を別の部隊が無事行軍していた、というのでは不名誉に過ぎる話だなぁ……というのが直感的な感想です。

 職業軍人ではなく平時の兵役を務めていた国民が、左の装備(右は現在の自衛隊の装備)でこんな冬山に放り込まれたのではかなわん話です。。。

 こちらは上の手帳を見せたら入館料が半額(学生と同じ)になりました。


DSC04797.jpg 最後は、新青森駅近く(←クルマなら)のカブセンター西青森店へ。

 大きな大きなスーパーマーケットで、当たり前ですが地場のものが日用品価格で買えます。

 青森駅前のお土産屋で箱に入って1本500円近くしていた「スタミナ源たれ」が198円ですよ! あほか!(←土産屋が)

 自分も土産にJAアオレンのりんごジュース(これ)を1ケース(195g缶×30本)買って配送を頼みました(2279円+配送550円)。……お店で買ったものを発送すれば、ゆうパックや宅急便が(個人で発送するより)信じられないほど安く使えるのもよいです。

#後日10本ほど職場へ持っていって配ったら好評でした。

 帰りがLCCなので、自分で持ち帰る土産の量にはシビアにならざるを得ませんが、むしろ送ってしまえる品なら楽ちんです。

DSC04798.jpg そのあと新青森駅まで送ってもらって解散となりました。……クルマでやってきて駐車場から駅へ向かうと、まるで空港のような雰囲気です。

 いまどきの新幹線は地方空港と同じで、駅までマイカーでやってきて利用する乗り物、という側面があるのも確かです。。
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「はまなす」運休…だと…

DSC04777.jpg きょうは札幌ゆきの夜行列車「はまなす」号で青森を出発する予定でした。

 「あけぼの」号は例年と同じく冬の連日運休が続いていますが、「はまなす」号は「あけぼの」号に比べれば走る日のほうが多いです。

 ここ1〜2週間、運行状況をチェックしてましたが「はまなす」号が運休になった日はなく、安心してました。


 で、浦和さんが「あけぼの」号で帰る予定だったところ案の定「あけぼの」の運休が決まってしまったのでひとまず青森駅に来たところ、


「津軽海峡線終日運休のおしらせ」


も貼ってあってびっくりです。

 夜行は走るだろうか、、と望みをかけて手元のスマホでJR東日本の運休情報を見たら、「はまなす」号もちゃんと載ってました……。orz


 浦和さんは「あけぼの」号で帰るだけなので今日の新幹線に振り替えてもらってましたが、自分は、明日の朝「はまなす」号を降りてから旅を続ける予定なのですよ!


DSC04778.jpg 浦和さんがみどりの窓口から戻ってくるまで、ひとまず青森駅のミスドに入って考えます。

 選択肢は

1.北海道をあきらめて青森から引き返す
2.フェリーで渡道して旅を続ける

無難なのは「1」です。こんな天候のなか無理して渡道しても、道内が平常運行とは限らないですし。

 ならば新千歳からの帰りの飛行機をどうやってキャンセルするか……とエアアジア公式サイトを探してもキャンセル方法が見つかりません。
(後日調べたら、エアアジアは予約の変更はできてもキャンセルはできないことが判明……って、知らずに予約してた)

 新千歳までのJRは、「はまなす」号の運休で旅行を取りやめるので「はまなす」号だけでなくその後の行程もJRが全部お金を返してくれますが、エアアジアに乗らないのは「自己責任」で1円も戻ってこない、となると悔しいものです。

 JR北海道のサイトを見ると、今日時点で不通なのは海峡線だけのようなので、フェリーを使って翌朝の行程に飛びつける行程を『道内時刻表』と首っ引きで探します。


 旅先で旅程がひっくり返る、なんてのは、中学生の頃に北海道のJR線を乗りつぶしていたとき以来でしょうか。(あのときは夜行列車を途中で降りるつもりが寝過ごした)

 どうにか簡単な旅行には出られるようになってきたとはいえ、まだ療養中で頭の回転も鈍い中ではなかなかしんどい作業でした。。。


 「あけぼの」号ほどではないにせよ、運休の可能性が低くはない列車を使うのだから、運休したときの「リスク旅程」もあらかじめ用意しておくべきだったでしょうか。。。


 それにしても、青森ではバスも飛行機もフェリーも通常運航(運行)してるのに、止まってるのはJRだけ、ってのは「JR離れ」のもとだよなー、と思いました。。。
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「玄関開けたら2分でスタック」

DSC04771.jpg 「♪玄関開けたら2分でごはん」というパックごはんのキャッチコピーが昔ありましたが。

 大学同期君の車で青森散策に出発……と社宅の駐車場を出たら、社宅の目の前で動けなくなってしまいました。

 男3人がかりで雪をかいても、男2人で押しても引いても(一人は運転席)、タイヤの下にマットやタオルを敷いてもタイヤは空回りするばかりでびくともしなくなってしまいました。


 もうこれは動力で引っ張ってもらうしかない、と思ったところへ社宅にクロネコの配達トラックが来ていて、これは頼もしいと思ったものの、ロープを持ってないと断られてしまいます。

 「小さな親切運動」やってる会社なのにな…。


 社宅の別の方の奥様からロープを借り、さらにもう一人様子を見に来られた方がクルマを出してくださり、それで引っ張ってようやく脱出しました。。


 奥様に「きょうどこへ行くの? よして家でお茶でも飲んでいたほうがいいよ」と聞かれて、まさか「酸ヶ湯温泉へ行くつもりだった」とは答えられませんでした。。。

#酸ヶ湯温泉は翌日の朝刊に積雪記録を更新した(529センチ)記事が載った
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寒冷地仕様

DSC04761.jpg 大学同期君の社宅は、古い公的住宅がほぼオリジナルの内装建具のまま残っていて、風呂以外もなかなかいろいろ興味深いです。

 窓は、アルミ+木製の二重サッシになっていました。

 内側の古い木製サッシには最新の内窓のような機密性までは期待できず、外側のアルミサッシの窓は写真のような結露祭り状態でしたが、木のサッシには障子くらいの断熱性があるはずなので一定の効果はあるのだと思います。

 そのほか、階段室に扉がついていたり、いろいろと雪国仕様だなと思いました。


DSC04769.jpg さて、社宅の敷地内とおぼしき場所に自動販売機があったので、会社が設置したのかなー、とベンディング事業者を見ようとしたら近づけませんでした。。

 たぶん、ベンディングの時に除雪してもあっという間に埋もれてしまうのでしょう。

 ……それとも冬の間はベンディングそのものに来ないのでしょうか? でもそれなら電気を切って営業していない旨の表示くらいはしそうなものです。
(昨晩は電気が点いていたので、お金を入れてボタンを押せば商品は取出口に落ちる……はず)
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