江戸東京博物館

DSC04644.jpg 江戸東京たてもの園には何度も行っているのに、通勤の途上である両国にある本館には一度も来たことがありませんでした。
(たてもの園は、江戸東京博物館の分館)

 こういう博物館の類は無料で入れるようになったので、元気だった頃の自分なら休みのたびに通い尽くしたのかもしれませんけれども、そういう手帳をもらえるということはそれなりなわけで、世の中はそういうふうにできています。。。

 3連休でどうにかゆとりができたきょう、やっと行ってきました。


 江戸東京たてもの園同様にガイドツアーがあり、まずそれに加わりました。

 江戸時代から東京オリンピックまでを対象に、人々の暮らしを展示対象としたもので、「お宝」はほとんどありません、とのこと。

 ボランティアのガイドさんは、自分でしゃべったネタに自分で笑っている、鉄道マニアにもよくいるタイプの方でしたが、なかなか分かりやすかったです。


 鈴木都政の最末期にこんなハコモノ作っちゃって……という評判を聞いたことはあるものの、展示物は全体的によくできている印象でしたし、5階と6階の吹き抜けにある日本橋は、5階の床が水面になる高さで再現してある、というのが面白いつくりです。

 よくも悪くも「本物」がないので、お殿様が乗る籠や、千両箱や、火消しの纏や、肥桶(模型)などを実際に持ったり乗ったりできるのは楽しいです。


 江戸ゾーンでは当時の商業の代表として「三井越後屋」がなかなかのスペースを割いて展示してあって、三井といえば江戸東京たてもの園にも「三井八郎右衞門邸」があるし、特定の民間企業(?)をこれほど前面に出すのもめずらしいです。


 そんなふうに面白い博物館でしたが、ガイドツアー1時間少々と、企画展示(≠特別展示)を見たらすっかり疲れ果ててしまいました。。。

 特別展示は尾張徳川家のお宝だそうですが、とても混雑しているという掲示があって、とても行けませんでした。


 特別展示もただで入れるので、「東京の交通100年博」のときに来ればよかったな……と調べたら、まだ手帳をもらう前の展示でした。

 どうにも時系列があやふやになっていけないです。
author by よんなん
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